エーリカ・ハルトマン

登録日:2010/08/17 Tue 14:23:20
更新日:2023/05/21 Sun 01:06:26
所要時間:約 6 分で読めます



Erica Hartmann





身長:154cm
年齢:16歳
誕生日:4月19日
使い魔:ダックスフント
原隊:カールスラント空軍JG52(経歴について詳細はページ下方)
ストライカーユニット:(一期)メッサーシャルフ Bf109G-6(二期)メッサーシャルフ Bf109 K4
武器:MG42、MP40(本人は威力もあり最大250発撃つ事ができるMG42を好んで使う事が多く、映像作品でMP40が使用されたのは劇場版のみ)
愛称:フラウ(Frau)ドイツ語で女性への敬称で使われる
元ネタ:エーリッヒ・アルフレート・ハルトマン(撃墜数350機以上のギネスを持つスーパーエース)
声優:野川さくら
固有魔法:「シュトルム」
大気のエーテルを操り、自分の周りに強力な風を発生させる。「Sturm(シュトゥルム)」は英語の「Storm」に相当するドイツ語で「嵐」「暴風」の意味。
前は補助魔法という設定だったが、後に身体に旋風を纏い体当たりする事でネウロイの装甲さえもブチ抜く程の威力を持つ設定となった。
劇場版で掌に旋風を集中させ、直接叩き付ける様はほぼ螺旋丸であった。
第3期では一時的に竜巻を起こす程のパワーを発揮している。


ゲルトルート・バルクホルン大尉(以下バルクホルン)と並ぶカールスラントのスーパーエース。
1期当初では200機撃墜(バルクホルンは250機)で、ストライクウィッチーズのブリタニアでの解散からロマーニャ再集結までに300機撃墜を記録した。
カールスラント空軍最強たる「カールスラント四強」の1人に数えられるエースウィッチであり、文句なしに世界最強ウィッチの1人。
作中人類史上第2位の撃墜王であり、各国からエースばかりが集められた第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」においても撃墜数No.1。

しかしそんな輝かしい経歴とは裏腹に、私生活は非常にズボラで掃除すらめんどくさがるため、部屋はゴミ屋敷のように散らかっている。
コンビを組むバルクホルンにはそんなズボラなところをよく注意されているが、
マイペースなエーリカは基本的に聞き流しており、そんな態度も含めて彼女を苛立たせている。
しかし仲が悪いわけではなく、むしろ相手の足りないところをフォローし合える理想的なパートナーとして強い信頼関係で結ばれている。
そのため、よく堅物なバルクホルンをからかっているエーリカだが、他人にバルクホルンをバカにされると「トゥルーデ*1をバカにすんな!」と激怒する他、
彼女が履いて死にかけたジェットストライカーを毛嫌いしている*2
バルクホルン役の園崎未恵氏曰く「バルクホルンとハルトマンは夫婦」とのこと。

双子の妹にかつて「スオムス義勇独立飛行中隊」に参加していたウルスラ・ハルトマン中尉がいる。
眼鏡を掛けている以外見た目と声はそっくり(どちらも野川さくら氏が演じている)だが、性格は対照的。
現在はノイエ・カールスラント技術省に所属し、技術開発を行っているが、当人もウィッチであり、必要な時には銃を持って戦場にも立っている。
ウルスラはコンプレックスからエーリカを疎んでいた時期もあったが、
現在はウルスラがスオムスでの経験でコンプレックスを解消したために基本的には仲の良い双子の関係。
OVA『サン・トロンの雷鳴』では双子で息の合った連携を見せ、ミーナが苦戦していたネウロイを撃破する戦果を挙げており、
その連携の精度は、普段エーリカと阿吽の呼吸で連携を取るバルクホルンも「あれは双子だからできること」と脱帽するほどのものだった。
ちなみにモデルとなったのはエーリカの元ネタであるエーリッヒの妻、ウルスラとのこと。


1期ではあまり目立っておらず、人気も(彼女のファン自体は熱狂的)あまりなかった。そんな所から2期では彼女のひととなりがピックアップされています。


1期での主な活躍

最初に声が聞けるは4話でお姉ちゃんを助けた宮藤にお礼を言うところ。5、6話ではほとんど出番は無く、その次の7話「スースーするの」が担当回となっている。特に出番はないけれど…。
その後の11話でトラックにヒッチハイクしてもらおうとセクシーポーズを披露した。まぁ、悩殺だよね。無視したトラックェ…。
自機はおろか僚機さえも一度たりとも撃墜されたことがない。戦いの上では、仲間を守る事を一番に考えているのかもしれない。


2期での主な活躍

  • 4話…ジェットストライカーを使用した疲れで制服のまま寝てしまったバルクホルンに自分の上着をかけてあげたり、戦況を彼女に伝えるためにインカムをつけてあげたりと、仲間思いな所が印象深かった人も多いんではないだろうか。
  • 5話…バルクホルンの要望で目覚まし時計を買って来られた。自身が要望したお菓子はバルクホルンには却下されたが、宮藤達が買ってきてくれた様である。
  • 6話…エイラと喧嘩して悩むサーニャに会いに行き、両者(←ここ重要)同士で相談に乗ったりした。マジ天使。
  • 7話…朝はいつも通り(?)ベッドから頭から落ちて寝ていた。頭に乗ってた本は"TONTTU"、小人の意。話の後半にはズボンを履かずに出撃し、あの「スースーするー」も飛び出した。
  • 9話…水着回で期待していた通り水着姿はまじ天使でした。彼女のおかげ(?)で坂本さんは酒乱になったが、「ワインだね」と言った所の座り方が女の子っぽくないとか何処のドリクラ0のせっさんだ?とか言ってはいけませんよ(キュッ
  • 10話…エーリカの個人回。マルセイユとバルクホルンが喧嘩するのを見兼ねて、自らマルセイユとロッテを組み、作戦を行う事を志願した。しかし、訓練でも息が合わず暫く一つの部屋で2人一緒に過ごす事に。
    その後、バルクホルンの妹であるクリスが欲しがっているマルセイユのサインを巡って、マルセイユとは勝負する事になってしまう。
  • 11・12話…

天使が現れた

天使が現れた
大事な事なので(ry

魔力を使い切った宮藤を真っ先に助けに行ったのもリーネちゃんとこの子である。


RtBでの主な活躍

祖国の首都奪還戦という事でバルクホルン・ミーナ共々気合が入っている……かと思いきや結構相変わらず。
新基地の自室もロマーニャ基地から引き続きバルクホルンと同室だが早速自分用スペースはゴミの山と化してしまった。

メイン回はバルクホルンと共に第6話。
キール軍港奪還の為の事前調査としてバルクホルンと共にハンブルク近辺を飛行中に中型ネウロイと遭遇、
その途轍もない運動性を前にバルクホルンとの二人掛かりでありながら散々翻弄された挙句、一瞬の隙を突かれて撃墜されてしまう
本人は怪我も無く無事だったが通信機とストライカーが破損してしまったたためすぐには動けず、
救援が到着するまでストライカーを応急修理しつつ板チョコ1枚と川の水だけを食糧に2日間のサバイバルを強いられるハメになる。
またネウロイの目を誤魔化すべく、墜落時の衝撃と倒れた木の下敷きになって死亡した様に見えるダミー人形を製作したため、
サバイバル中は終始下着姿だった。
3日目にしてサウナに篭って減量したバルクホルンが件のネウロイを撃破するも、
うっかりバルクホルンもダミー人形をハルトマンの遺体と誤認し、ショックのあまり新たなネウロイを前にしながら戦意喪失してしまったため、
大急ぎでチョコの銀紙の反射光で生存を知らせつつ、片肺飛行状態でありながら飛び上がりバルクホルンとの連携で撃破に成功、生還を果たした。
なおこの間ハルトマンの通信機は通話こそ不可能になっていたが受信機能だけは生きていたため、
バルクホルンがショックで弱気になっている間色々口走っていたのを全部聞いていたが、敢えて聞かなかった事にしてあげたEMT!



《他知っておくといい事》


  • 朗らかな人柄で誰からも愛されており、いつも仲間達の中心にいる。全方位愛されガール

  • 愛称の"Frau"は成人女性に使われる敬称だが、JG52入隊当時、「早く大きくなれよ」という愛情を込めてそう呼ばれた。
    元ネタのエーリヒが童顔だった事から「ブービ(坊や)」の通称で呼ばれていた事とは真逆である。

  • 部隊でNO.2の貧乳だが、本人は「自然体です」と気にしていない。

  • 「もともとお父様と同じ医者になるのが夢だったんだ」(秘め声CDより)

  • 母親もウィッチであり、「母様の飛ぶ姿を見て、私もウィッチとして飛びたかったんだ」(秘め声CDより)

  • ガリアからのネウロイ撤退の後はお姉ちゃん、ミーナ旧隊長と共にカールスラント奪還の為に戦っていた。

  • 上に記した通り、原隊はJG52(カールスラント空軍第52戦闘航空団)。航空師団に志願後、訓練兵を経て、東部戦線本土防衛戦線ガリア撤退と、お姉ちゃんと共にずっと同じ部隊に所属。
    その後501stJFW、ストライクウィッチーズに入隊。
    ガリア解放後、カールスラント空軍に復帰するも、約半年して{ロマーニャ方面に飛来するネウロイの迎撃を目的として再設立されたストライクウィッチーズに旧隊員として入隊する。

  • 今やスーパーエースと呼ばれる彼女だが、新米の頃は教導係だった僚機のエディータ・ロスマン曹長(アニメ当時は502thJFWブレイブウィッチーズ所属)をネウロイと間違えて逃げ回る等と散々だった。
    このことから、階級では既にロスマンを追い抜いているエーリカだが、未だに彼女には頭が上がらないという。
    この新米の時のミスは、元ネタであるエーリッヒ氏が同じく新米の頃にやらかしたことをそのまま反映したもの。
    ちなみにいらん子の作者は、エーリカをスオムスに送り込むつもりだったらしい。

  • ストライクウィッチーズ乙女ノ巻④「ハルトマン消失!?」では新しい水着を買いに行こうとしたリーネに宮藤と一緒に付いて行く。
    しかしリーネのついでに水着を試着した間にズボンが飛んでってしまい…(続きは買って読む事推奨。宣伝ではない。簡単なまとめを知りたい人はこちら→「ストライクウィッチーズ乙女ノ巻」

  • 漫画「キミとつながる空」では相変わらずズボンを穿き忘れ、バルクホルンと夫婦喧嘩をしている。
    ちなみにハルトマンのズボンを洗濯し、たたみ、箪笥に仕舞うのはお姉ちゃんの役目らしい。妻とかすっとばして完全にお母さんである

  • ベルギガに現れたウィッチの幽霊調査任務において、討ち漏らしたネウロイを撃墜すべく孤軍奮闘していたハイデマリーの脇腹を戦闘中に背後から擽るといった暴挙に及んだ。

  • 漫画「第501部隊発進しますっ!」ではメイン格として(主にギャグ要員として)シャーリーと共に大暴れし、キレたバルクホルンやミーナに顔面を凹まされるなどの制裁を受けては宮藤に治療されている。
    もっさん「最近お前ら治ると思ってやりたい放題だな」






バルクホルン「ハルトマン!早く起きて追記・修正せんか!」

エーリカ「え~? もうあと100分~」スヤスヤ

バルクホルン「くぅぅぅッ!寝るな!さっさと起きんかー!!!」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ストライクウィッチーズ
  • 501stJFW
  • 帝政カールスラント
  • JG52
  • 野川さくら
  • スースーするの
  • 5hundredovers
  • ゲルトの嫁
  • EMT
  • エーリカマジ天使
  • ハァ~イ☆
  • 蒸し芋
  • 黒い悪魔
  • ボーイッシュ
  • 双子
  • エーリッヒ・アルフレート・ハルトマン
  • エーリカ・ハルトマン
  • エーリカ
  • 撃墜数NO.1
  • カールスラント四強

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年05月21日 01:06

*1 バルクホルンの愛称で、エーリカの他にも二人と付き合いが長いミーナもバルクホルンをこの愛称で呼んでいる。

*2 元ネタのエーリヒ・ハルトマンは戦後のドイツ軍がジェット戦闘機F-104を導入する事に反対していた事に因むと思われる。その理由が「最新鋭機をいきなり導入するより、技術蓄積を待った方が安全確実」という点も似通っている(実際F-104は未亡人製造機と揶揄される程信頼性に問題があったため結果的には間違っていなかった)。ただしジェット戦闘機そのものに対する嫌悪ではなく、この時は代わりに旧式のジェット戦闘機であるF-100などの採用を勧めていた。