ドモン・カッシュ

登録日 :2011/10/08(土) 22:21:41
更新日 : 2017/03/17 Fri 21:44:01
所要時間 :約 7 分で読めます





俺のこの手が真っ赤に燃えるぅ!
勝利を掴めと轟き叫ぶぅ!!

ぶわぁぁぁく熱ッ!!
ゴッドォゥ! フィンガァァァァァーッ!!!


アニメ『機動武闘伝Gガンダム』の登場人物。
CV:関智一


《プロフィール》

生年月日:F.C39年7月24日
年齢:21歳
星座:しし座
身長:180cm
体重:78kg
血液型:O型
出身:ネオジャパン
搭乗機:シャイニングガンダムゴッドガンダム

学者の家系に生まれながら、父ライゾウと兄キョウジに反発し家出。東方不敗・マスターアジアに弟子入りし、流派東方不敗とキング・オブ・ハートの紋章を受け継ぐ。
その後アルティメットガンダムを奪い地球へ降下したキョウジを追うために、ネオジャパン代表のガンダムファイターとして第13回ガンダムファイトに参戦。
キョウジを捕まえるため、そして事件の責任を取らされ冷凍刑にされたライゾウを救うため、パートナーのレイン・ミカムラと共に地球に降下する。

物語序盤はぶっきらぼうで身勝手、またどこか他人を寄せ付けないところがあったが、それは上述の事情で心がささくれていたためであり、本来は真面目で明るいお人好しの正義漢。またアニメシリーズでは珍しく成人している主人公でもある。
拳を交わし認め合った多くの強敵(とも)とは固い友情で結ばれている。また、多くの戦いや修行、様々な人達との出会いと別れを通して人間的に成長していく姿も見られた。
さらに面倒見も良く、アクの強い新シャッフル同盟メンバーのまとめ役であり、子供にも慕われるタイプ。現在連載中の島本和彦氏による漫画版ではアニメよりかなり丸く、かつ明るくコミカルになっている。
ただしメンタル的には未熟かつ純情。幼馴染のレインのパンチラに赤面するなど、戦闘以外の事に関しては年齢未満の情緒のようだ。

歴代ガンダム主人公では、生身での戦闘力がぶっちぎりで最強である。というのも単純明快で、こいつは生身でモビルスーツを破壊できるからである。
何を言っているのか分からない人のためにもう一度言おう。

生身でモビルスーツを破壊できるからである。

作中では刀を素振りするだけで三機のモビルスーツを撃破し、漫画版においてはラスボスのデビルガンダムの一部であるガンダムヘッドを石破天驚拳で破壊するといった、おおよそ人間業とは思えない偉業(?)を成し遂げている。
おまけに2000倍の重力に耐えたり、モビルファイターの一撃を真正面から受け止めたり、岩を素手で破壊したり、師匠と共に100メートル以上の(しかも地下深くに埋まっていた)廃ビルを文字通り蹴っ飛ばす等々、正直こいつらガンダムいらねぇだろと突っ込みたくなるような事を何度もやらかしている。
挙句の果ては、最終回のあの恥ずかしい告白シーンする前にコックピットから出てくるシーンをよく見ると「デビルガンダムのビームを腕で払っている」というとんでもないことやっていたりする。もはやドラゴンボールとかの世界である。

そしてガンダムに乗った場合も歴代主人公では最強クラスに位置すると思われる。
Gガンのガンダムはモビルスーツではなくモビルファイターと呼ばれる代物であり、パイロットの動きをそのままトレースして動く物なので、単純な話本人が巨大化してそのまま戦っているようなものなのだ。
モビルスーツを生身で粉砕するような変態が巨大化したらどうなるかは想像に難くなく、下手すりゃアムロやメタル刹那ですら一撃も当てられず轟沈する可能性が高い(別作品なので比較は難しいが)。



作品のノリから脳筋野郎と思われがちだが実際のところはそうでもなく、ガンダムの整備やボートの運転など一通りの事はこなせ、わずかなやり取りから相手の癖を見抜くなど頭脳戦も得意。

しかしやはりどこかぶっ飛んだ思考をしているのか、対チボデー戦にて「お前が10発のパンチを放つのならば、俺は10体のガンダムで受け止める!」と言い出しやってのけてしまう。
要は頭より先に体が動くタイプ。

ガンダムファイト予選にあたるサバイバルイレブンでは、11ヵ月に渡って地球全土を周りながら各国のガンダムファイター達と激闘を繰り広げた。
基本的にガンダムファイトに持ち込むまでは手段を選ばないが、ガンダムファイト自体はクリーンな正攻法で闘う。

序盤は戦う前や戦いで勝利を確信した時、または戦いが終わった後で「この男を知っているか?」とキョウジの写真を突き付けるのがパターンだった。

ネオアメリカ代表チボデー・クロケット、ネオチャイナ代表サイ・サイシー、ネオフランス代表ジョルジュ・ド・サンド、ネオロシア代表アルゴ・ガルスキーらとは闘いの中で互いを認め合い、奇妙な友情を結んだ。
なお、サイ・サイシー、アルゴ・ガルスキーの二人とは引き分けている。

そして廃虚と化した東京を訪れ師匠マスターアジアと再会、共にデビルガンダムと闘う。
その最中、DG細胞に侵されたかつてのライバル達と再会。そしてマスターアジアがデビルガンダムと繋がっていた事を知る。
その後、旧シャッフル同盟とシュバルツ・ブルーダーの介入、そしてシャイニングガンダムの怒りのスーパーモードの発動によって、デビルガンダムをあと一歩で破壊できる所まで追い詰めたが、コックピットで廃人と化したキョウジを見て衝動的にコックピットではなく頭部を攻撃。
破壊どころか自身のエネルギーをデビルガンダムに与え取り逃がしてしまう。

さらにシュバルツとの戦いでガンダムファイト初の敗北を喫する。
シュバルツに自身の弱さ、甘さを指摘されたドモンは、シャイニングガンダムのスーパーモードを使いこなすため、かつて師匠と過ごした思い出の場所・ギアナ高地で修行を行うことに。
この地で再びチボデー、サイ・サイシー、ジョルジュ、アルゴらと再会。修行を重ねて明鏡止水を体得。

そしてマスターアジア、デビルガンダムと再戦。真のスーパーモードを使いこなしてこれらを撃破するものの、シャイニングガンダムが限界を迎えてしまう。
レインによって送り届けられたゴッドガンダムに乗り換え、追いすがるマスターアジアを振り払い、ガンダムファイト決勝大会が行われるネオホンコンにタイムリミットギリギリで到着した。

開会式での全勝宣言、アレンビー・ビアズリー、チャンドラ・シジーマ、キラル・メキレルといった新たなライバルやシャッフルの紋章を受け継いだ仲間達との熱戦の中、ネオホンコン首相ウォン・ユンファの陰謀に苦しめられながらも勝ち進む。
そしてマスターアジアの真意を知って流派東方不敗の最終奥義「石破天驚拳」を伝授され、シュバルツとの再戦に勝利。

ランタオ島での決勝バトルロイヤルを迎えるが、ギアナ高地からウォンが回収して復活させたデビルガンダムが出現。
そこでシュバルツがドモンを助けるために産み出された兄のコピーである事を知る。
デビルガンダムとの三度目の戦いで、シュバルツは自らを犠牲にしてデビルガンダムの動きを止め、自分ごととどめを刺す事を促す。
ドモンは涙と共に石破天驚拳を放ち、キョウジとシュバルツごとデビルガンダムを再び倒した。

そして迎えたマスターアジアとの最終決戦。師匠と弟子が己の全てをぶつけ合い、拳と拳で語り合ったこの戦いは、ドモンの勝利に終わる。

デビルガンダム、マスターアジアとの宿命に決着をつけ、第13回ガンダムファイトを制したドモン。これで全てが終わったと思われたが、デビルガンダムの残骸を回収したネオジャパンのウルベ少佐は、レインをコアにしてデビルガンダムを再起動。ネオジャパンコロニーをデビルガンダムと融合させる。

一連の事件がウルベとレインの父であるミカムラ博士によって仕組まれていた事だと知ったドモンは、ネオジャパンコロニーに向かう。
そしてシャッフル同盟の仲間達と共に、全世界のガンダムファイターの援護を受けてコロニー内部に突撃。
シャッフル同盟拳でウルベを撃破した後、ついにデビルガンダムのコアユニットと化したレインと対峙する。

父の犯した罪に対する自責の念からドモンを強く拒絶するレイン。成す術もないドモンだったが、自らに好意を寄せてくれていたアレンビーやミカムラ博士の最期の贖罪によって冷凍刑から解放されたライゾウのアドバイスもあり、宇宙一熱く恥ずかしい告白でレインをデビルガンダムから解き放つ。

そして「二人の初めての共同作業」として 石破ラブラブ天驚拳 を打ち込みデビルガンダムを撃破。
今度こそ全てに決着を付け、全宇宙の人々に祝福されながらレインと共に兄とシュバルツと師匠の愛した地球へと凱旋。希望の未来を勝ち取ったのであった。


《余談》

▼普段の兄に対する呼び方は「キョウジ」だが、本来の呼び方は「兄さん」。
▼ランタオ島でのデビルガンダムとの戦いで、とどめを促すシュバルツに「"僕"にはできない」と漏らすが、これは関氏のアドリブ。ドモン本来の繊細な性格がよくわかるだろう。
▼媒体によっては極度のツンデレである(アニメ本編で既にその片鱗は見せていたが)。島本和彦版の第一話では敵の攻撃から街を守り、赤面しつつ 「街を守るためにわざと受けたわけじゃないんだからな」 という名言を残した。
▼コミックボンボン増刊号に掲載された後日談『機動武闘伝Gガンダム外伝“ザ・ネクスト・ジェネレーション”』ではユウゴ・カガミという高い実力を持つ弟子をとったようだ。
▼父は無実の罪での永久冷凍刑(後に解放)、母の死因はウルベによる射殺、兄はアルティメットガンダムの軍事転用を阻止する為に逃亡したが逃亡先で暴走したガンダムに"取り込まれた"。この一連の原因がウルベ少佐とミカムラ博士の陰謀と知るまで、幻覚も相まって兄を全ての原因として憎悪していた。なんだか遣る瀬無いというか。島本版では真相を知った際に「俺はそんなでっち上げを信じてレインを巻き込んで1年間戦い続け、多くのファイターを地獄に落としてここまで来てしまったのか」と絶望しかけている。
ガンダムビルドファイターズトライにてOPに出ている主人公カミキ・セカイの師匠らしき人物のシルエットがどう見ても彼だったので、ファンの間で「あれってドモン・カッシュじゃないかな」と囁かれていた。
そして最終回において修行の出直しで戻ってきたイノセ・ジュンヤの先に見える“師匠”の影が薄くなり、遂に顔が露わになるが…。 まちがいなくドモンです。ありがとうございました

《アニメ以外の活躍》
スパロボ、Gジェネ共に当てる、避ける、高火力を兼ね揃えたキャラクターとして安定した強さを誇る。
射撃値は極端に低く設定されているが、そんなもん必要ないくらいに強いので問題なかったりする。
スパロボ補正で師匠やシュバルツを生存させ共闘する事もできるため、スパロボで救われた人物とも言える。


絡みが多い他作品キャラクターとしては空手家仲間である『闘将ダイモス』の竜崎一矢やOVA版『ゲッターロボ』シリーズにおける流竜馬、弟分として『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジや『GEAR戦士 電童』の銀河、『覇王大系リューナイト』のアデューなど。

また、『宇宙の騎士 テッカマンブレード』のDボゥイや『獣神ライガー』の大牙剣といった 親しかった者を討つ宿命 を持つキャラと絡む事も。
さらにタカスギ・サブロウタによる宇宙一恥ずかしい告白の暴露シーンは必見(MXより)。

その分かりやすい熱血格闘バカ的なキャラや、前半のなりふり構わないファイトを相手に要求する短慮思考からか
90年代のゲームのアンソロでは「義務教育レベルの問題も分からない脳筋」のようにされたことも多い。
しかし上記にあるように、ガンダムの整備や運転も出来るし、そもそもアニメでそこまでの
無知・無学・無教養であるとは描写されていない。むしろ本来は繊細で陽気な兄ちゃんであり、子供への対処も上手い。

だが女心に疎いというのはもっともで、イボルブのアニメでも嫁を放置して修行行脚していたらレインが激怒してケンカになっていた。 *1
スパロボでもソーシャルゲームの「スパクロ」における単発イベントでは、女心に悩む少年達に混じってたりと
この手のネタで弄られる事が多い。


ガンガンではコスト3000のゴッドガンダムで、師匠と共に参戦。中々にアレなスペックなため、対戦で使う時は相手に気を使いましょう。





人の項目直さぬ奴はぁ!

馬に蹴られて追記・修正ーっ!!

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