オーベム

登録日:2012/03/17(土) 01:50:12
更新日:2023/10/23 Mon 05:22:24
所要時間:約 8 分で読めます




イッシュには未確認のポケモン。体はサイコパワーを放つ未知の金属で出来ている。

オーベムとはポケットモンスターシリーズにブラック・ホワイトから登場するポケモン

■データ


全国図鑑:No.606
種類:エイリアンポケモン
英語名:Bralien
身長:3.0m
体重:90.0kg
タマゴグループ:不定形(性別不明)

タイプ:エスパーはがね
特性:ふゆう(じめんタイプの技と「まきびし」「どくびし」「ねばねばネット」が無効)

種族値
HP:105
攻撃:30
防御:55
特攻:180
特防:75
素早さ:95
合計:540

努力値:特攻+3


突如イッシュ地方で発見されたポケモン。一説によるとかつて目撃されたエイリアンの末裔ではないかとされている。

未知の金属で出来た体からは無数のサイコパワーを放出しており、特に腕部分のパワーが強いという。
その両手から光線を発射し、相手を跡形もなく消し去るため、接触を厳重に禁止されている。


【性能】


180という驚異的な特攻を誇る特殊アタッカー。さらに特性のおかげで炎タイプ以外に弱点が存在しない。
レート最強と名高いガブリアスのタイプ一致技を両方半減以下に抑えられ、同条件のポケモンの中でもアタッカーとしての能力が高い。

その高い特攻により、「サイコキネシス」だけでも凄まじい火力を叩きだす。
加えて「サイコショック」も会得するため、天敵のはずのハピナスも軽々突破できる。
「ラスターカノン」もXYフェアリータイプ出現により需要が上がった。

サブウェポンとして「あくのはどう」「シャドーボール」「シグナルビーム」「チャージビーム」も使用可能。
同じエスパータイプは元より、苦手なあくゴーストにも有利に渡り合えるため、攻撃範囲に隙が無い。XYからこの二つが弱点になったためさらに需要は高まった。
補助技も「さいみんじゅつ」「でんじは」「みちづれ」「あやしいひかり」「おきみやげ」と充実し、アタッカー型もメジャーなので「ちょうはつ」も撃たれにくい。
めざめるパワー」は等から選択したい。

一方で物理技は貧弱の一言。「はがねのつばさ」くらいしか目ぼしいものはないが、どっちみち特攻型でいいので使う機会はない。

持ち物は更に火力が上がる『いのちのたま』や『こだわりメガネ』、先手を取りやすくなる『こだわりスカーフ』等が良いだろう。


追記・修正はオーベムを目撃して生還してからお願いします。




オーベムが強いのは
月島さんのおかげじゃないか!


















こんな奴いねーよ!本物はこっちだぜ!


■データ


相手の記憶を操作する。3色の指を点滅させて仲間と会話しているらしい。

全国図鑑:No.606
英語名:Beheeyem
種類:ブレインポケモン
身長:1.0m
体重:34.5kg
タマゴグループ:人形
性別比率:♂50♀50

タイプ:エスパー
特性:シンクロ(どくまひやけど状態にさせられると相手も同じ状態異常になる。先頭にすると50%の確率で同じ性格の野生ポケモンに出会える)
  /テレパシー(ダブル・トリプルバトル時、味方の全体攻撃を受けない)

隠れ特性:アナライズ(ターンの最後に攻撃すると技の威力が1.3倍になる。相手の交代時にも適用される)

種族値
HP:75
攻撃:75
防御:75
特攻:125
特防:95
素早さ:40
合計:485

努力値:特攻+2

リグレーがLv.42で進化

■リグレー



全国図鑑:No.605
英語名:Elgyem
種類:ブレインポケモン
身長:0.5m
体重:9.0kg

タイプ:エスパー

■概要


いかにも宇宙人な見た目から埴輪のような姿になった。
三色の指を持ち、その点滅で仲間たちと会話するらしいが、未だにそのパターンは解読できていない。
サイコパワーで相手の脳を締め付けて頭痛を起こし攻撃する。

進化前のリグレーは50年前、UFOが墜落したと噂される砂漠の彼方から突如として出現したという。
ガラル地方では、オーベムが現れた牧場からは、バイウールーが1匹いつの間にか姿を消してしまうと言われている。
宇宙人のような生態を持つが、その真相は依然不明である。


そしてコイツの図鑑をご覧いただきたい。
  • あいての きおくを そうさする。
  • サイコパワーであいての のうみそを あやつり きおくする えいぞうを ちがうものに かきかえてしまう。
…早い話がコイツは他人の記憶を書き換える事が出来る。
上の偽記事もそれを元にしたネタである。

その気になれば全人類を自分の支配下に置く事が出来そうだがそこまでするつもりはないようだ。
コイツを使って気になるあの娘の記憶を書き換えて…なんて考えてる人はプラズマ団にポケモン解放されたらいいと思うよ。

…しかし記憶操作…はて、どこかで聞いたような?


モデルは初期のSFで使われた宇宙人の総称「ベム」からか。リグレーのモデルもよく創作に使われる宇宙人「グレイ」だろう。


■ゲームでのオーベム一族


野生のリグレーはタワーオブヘブンに出現する。
ヒトモシと比べると若干出現率が低いが、階層が進む毎に出現率が上がる。

同じエスパー単としては特攻に特化したユニランよりもバランスが良く使いやすい能力。
レベルアップで覚える「めざめるパワー」のタイプが有用なものだったら主力にしても良いかもしれない。

特攻の努力値稼ぎの為にヒトモシ諸共虐殺される事もある。
使用する著名なトレーナーはおらず、四天王カトレアの手持ちからもハブられている。

ORASではミクリに勝利した後、おくりびやまに出現するが、忍び歩き限定。
…なぜリグレーは墓場にしか現れないのか。

オーベムはイッシュ地方14番道路に生息。


トレーナーではBW2アクロマが使用する。


■対戦でのオーベム


鈍足特殊アタッカー。特防もある程度高いが他の能力は平均クラス。


…しかしエスパー単の中では没個性的でマイナーな部類。埴輪のような見た目的にじめんタイプぐらいついても良かったのだが…。

そもそも同期であるランクルスの存在が最大の壁。特攻は同じだが耐久は向こうが上でさらに覚える技も多彩。
きあいだま」「くさむすび」「だいばくはつ」等はランクルスは覚えるが、オーベムは覚えられない。

シンクロ厳選では便利だがそれでも性能はムシャーナの方が上という…もはや産まれた時から悲しみを背負ってる状態である。


基本的には特性『テレパシー』を生かしたダブル・トリプルでのサポート役が有効な使い方だろう。
全体攻撃の「なみのり」「じしん」等をリスク無しで使えるのはやはり便利。
また、「シンプルビーム」を駆使しての補佐も有能。ただし鈍足なので「ちょうはつ」対策は必須。

タイプ一致技は「サイコキネシス」か特殊受け対策の「サイコショック」。
サブウェポンは「シャドーボール」「あくのはどう」「エナジーボール」、補助技は「でんじは」「じこさいせい」等。
特に「10まんボルト」「わるだくみ」「かなしばり」等はランクルスが覚えられず、オーベムが覚えられる技なので検討の余地アリ。
「めざめるパワー」のタイプは炎・氷・格闘等から仮想敵に応じて選びたい。
鈍足を生かし「トリックルーム」の始動役も出来る。

持ち物は『たべのこし』『ラムのみ』等がいいか。

そして隠れ特性は『アナライズ』。
遅くて火力がもうひとつのところだったオーベムには相性バッチリである。

どのくらい火力があがるかというと、同条件ならアナライズオーベム>ミュウツーとなるほど。
特攻特化して『こだわりメガネ』を持たせれば、「サイコキネシス」で耐久無振りガブリアスが確1、「サイコショック」でB補正極振り奇石ラッキーを確2。
エスパータイプの中でも専用技「プリズムレーザー」を持つネクロズマに次いで高い火力を発揮できる。

「トリックルーム」との相性は悪いが、相手が交代した時にも適用されるので一長一短ではある。

BW2の教え技では「シグナルビーム」や「トリック」も習得した。


XYではなぜか「はがねのつばさ」を覚える。
翼がないのになぜ!? と突っ込んだプレイヤーも多いだろう。
宇宙人モチーフのため空飛ぶ円盤=はがねのつばさと言う強引な解釈が可能ではある。
ちなみに「はがねのつばさ」のわざマシンナンバーは51。これは第五世代では「サイドチェンジ」だった。
そしてオーベムは「サイドチェンジ」を覚える……
つまり、『わざマシン習得技のチェックミス』で片付きそうな話……こいつについては

というのも、XYで「はがねのつばさ」を覚えられるポケモンにはもっと不可解なヤツがいるのである……。

なお、リグレーは「コスモパワー」を遺伝させるのが面倒くさいことでも有名。というのも、ピッピ→エネコ→ミミロル→リグレーととても長いのである。楽をしたいのならORASの図鑑サーチを使おう。剣盾ではわざレコード習得に変更されている。


アニメでの活躍】


進化前のリグレーが30話にて、UFO研究家のイモリ博士と暮らす個体が登場するのだがこの子がやたらかわいいのだ。
リグレーの見方が変わる…かもしれない。

また廃人の兄貴と同じ名前(レイジ)の自称サイキッカーによるリグレー詐欺の片棒を担がされていた。

デコロラアドベンチャーでは、「おまもりこばん」にそっくりな円盤の部品を探していた。
その時にニャースを捕らえて、小判を取ろうとしたり、アイリスデント、町中の人たちに暗示をかけて探していた。
その後、サトシロケット団が暗示にかからなかった理由を「バカは暗示にかかりにくい」と何気に酷いことを伝えた。

アニメ第8シリーズではエクスプローラーズのメンバーであるスピネルの手持ちとして登場。
リコのペンダントを奪うべく、不意打ちで襲いかかりリコの記憶を抹消して奪われたことにも気づかせず、その能力を存分に悪用した。第14話ではリコとニャオハ(スマホロトムも含む)の一部の記憶を奪った(しかし、続く第15話での様子で「第1話の旅立ち前後からの記憶」を奪ったことが判明し、後に紆余曲折を得て記憶を取り戻す事になる)。使用する技は「サイコキネシス」(第14話から使用)、「あくのはどう」(第14話から使用)、「メテオビーム」(第14話で使用しかけたが、発射直前にフリードのにリザードンがあくタイプにテラスタルし、「テラバースト」を放たれたことで失敗した)、「テレポート」(第14話から使用)。


ポケットモンスターSPECIALでの活躍】


ゲーム同様、第10章にてアクロマの手持ちとして登場。
多彩な技を持っており、アクロマが正体を隠して参加したポケモンリーグでは、相性不利なシズイブルンゲルを撃破したが、チェレンケンホロウには敗れた。

しかし、本章におけるオーベムの役割は単なるバトル要員ではなかった。
プラズマ団の教義に説得力を持たせるべく、記憶操作能力を最大限に行使し、ゲーチスの演説を聞いた者達に「ポケモンを手放す意思」を植え付けていたのだ。
記憶操作能力は捕らえたジムリーダー達にも使っており、捕縛前後に白紙の記憶を上書きすることでプラズマ団アジトの発覚を遅らせていた。

更に、ゲーチスがブラックに敗れた際も手助けし、ゲーチスをテレポートで救出した挙げ句、念力でブラックを吹き飛ばしてそのままライトストーンへと閉じ込めてしまった。

戦闘後の不意を衝いたとはいえ、伝説でもないのに主人公を葬るという、仮面の男デリバード並の凶悪さを見せた。



追記・修正する際は記憶を書き換えられないように。

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最終更新:2023年10月23日 05:22