カオスヘッダー(ウルトラシリーズ)

登録日 :2012/03/11(日) 18:39:03
更新日 : 2017/03/12 Sun 14:18:21
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コスモス…お前が憎い…


お前を倒す!!



特撮作品『ウルトラマンコスモス』に登場する、TVシリーズ全話を通しての敵。

「光のウイルス」とも呼ばれる発光生命体。
生物などに憑依してカオス化させ、支配する能力(憑依された怪獣はカオス○○○と呼ばれる)を持つ。
宿主をカオス化から解放して救うことができるのは、基本的にコスモスの浄化技のみ。

また生物からエネルギーを吸収してその姿をコピーし実体化する事も出来、憑依やコピーなしでも光弾などの攻撃手段を有している。
またこいつらが直接手を下さなくても、存在するだけで周りの星の核にも異常を与え生態系を狂わせ死の星と化してしまう。

カオスキメラやソアッグ鉱石といった弱点も多いが、一度突かれた弱点は即座に克服する凄まじい適応力も持ち合わせている。
そのため基本的にコスモス以上の力を得た終盤での戦いは、

EYESや防衛軍に弱点を突かれてその隙にコスモスに倒される→弱点を克服して復活、再登場→EYESや防衛軍に違う弱点を突かれてその隙にコスモスに倒される→弱点を克服して復活、再登場→EYESや防(ry

という壮絶な血を吐きながら続けるマラソンの様相を呈していた。

実際には戦いの中で進化したり攻撃に耐性を身につけたりする奴は割りと存在するが、 劇中でそれを完全にやってのけたのはのはイフとこいつだけだったりする


中盤からは人間を取り込んで解析、感情を知ることで「心」を宿し、自らの邪魔をするコスモスに対して強烈な「怒り」と「憎しみ」を覚え、
そのエネルギーで生物をコピーせずともイブリースやメビュートなどの姿で実体化する能力を入手。
さらにコスモスに取り憑いたことでその能力までもをコピーし、ウルトラマンの姿となって立ちふさがることもあった。

当初は怪獣に取り付いて徹底的に抗戦する邪悪な侵略者として認識されていたが、終盤カオスヘッダーが集結していた宇宙座標P87ポイント付近の小惑星の記録媒体によりその真相が明らかになる。
元々カオスヘッダーは争いが続き混沌と化したとある星によって作られた人工生命体であり、その目的は「秩序」をもたらすために全ての生物を一体化させる事だった。
しかし増殖し強大な力を得て暴走し創造主や他の生命のいる星を次々と滅ぼしていった。

この設定は過去のシリーズに登場したゴーデススフィアとよく似ているが、人間を見下し強大な侵略者や障害という面が強かったゴーデスやスフィアとは異なり、
彼ら自体は「 創造主の意思で作り出されあくまで創造主通りの意思で動いていた犠牲者 」という点でありこいつら自体は善でも悪でもない存在である。
それまでにもシリーズにも対立した悪の存在は登場していたがヤプールやガタノゾーア、根源的破滅招来体などの「人間を脅かす邪悪」という背景しか描かれてなかったが
後続のシリーズからはダークザギやデロス、エンペラ星人といったストーリーや設定上などで黒幕が元々悪の存在ではなく何らかの要素で敵対したり闇に堕ちるパターンが多くなった。

ちなみにダークザギとは割りと共通点が多い。元々平和(≒秩序)を守るために作られた存在だったり、自我に目覚めてウルトラマンの敵となったりなど。ついでに両方とも無限進化能力や怪獣(ザギはビースト)を操る能力を持つ。
但しザギ側はほとんどが劇中で明かされなかった裏設定。倒された後復活する事もなかった

終盤ではムサシに取り憑いてその心を読み取ることで、ムサシが掲げる「怪獣と共に生きる世界」という理想を、
全ての怪獣をカオス化させる 事で実現させようとした。

因みに序盤にムサシは怪獣達が鏑矢諸島に閉じ込められている現状に疑問を抱いていたが、
後に鏑矢諸島のシールドを破壊して怪獣達を解放したのは他ならぬカオスヘッダーだったりする。




【実体】

カオスヘッダー・イブリース
人間の感情を学習したことで得た最初の実体。

◆カオスヘッダー・メビュート
さらにパワーアップを遂げた実体。
一度はコスモスを倒したが、エクリプスモードの力を手に入れたコスモスに敗れた。

カオスウルトラマン
コスモスの能力をコピーした実体。
必殺技の数々や、複数の怪獣をカオス化させる能力を持つにせウルトラマン

◆カオスウルトラマンカラミティ
さらにパワーアップしたカオスウルトラマン。
エクリプスモードのコスモスすら倒した強敵。

カオスダークネス
最強の実体にして本編のラスボス。
詳細は項目参照。

◆カオスヘッダー0
カオスダークネスがコスモス達によって浄化された、白く神秘的な姿。
ムサシの息子のソラと仲が良いようだ。 


【シリーズでの登場(正史)】

◆『ウルトラマンコスモス』本編
メインの敵として、コスモスや人類と戦いを繰り広げる。
上記の通り人間の「心」を手に入れたことでよりパワーアップするが、
「心を手に入れたのなら怒りや憎しみ以外の感情も得たはず」「憎しみが理解できるのなら、争いを憎む気持ちもわかるはず」
と考えたムサシや彼に賛同する地球怪獣の体を張った説得で揺らぎ、コスモスの浄化を受けてカオスヘッダー0に生まれ変わる。
和解後、コスモスと共に宇宙へと旅立っていった。

◆映画『ウルトラマンサーガ
春野ムサシの回想で登場。
開拓を終えた惑星ジュランで怪獣達を慈しみ、死亡したパラスタンに代わってジュランを見守っている。

余談ではあるが絵コンテ段階ではコスモスが地球に来た理由はバット星人にさらわれたカオスヘッダーを追って来た事になっており、
ルナモードで戦ってた理由もハイパーゼットン(ギガント)に取り込まれたカオスヘッダーを解放する為である。

映像まで作られていながら没になったとの事で、実現してほしかったという声もある。
但し、解放した直後ギガントの非情な攻撃を喰らいカオスヘッダーは絶命してしまう。
実現してしまうと本作のコスモスの報われなさが更にひどくなってしまう為、没になって良かったのか悪かったのか難しい所である。



【シリーズでの登場(パラレル)】

◆『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth
ストーリーにも関わっており、原作再現よりもオリジナル要素が強い。
キリエロイドやワロガといった原作にない怪獣とのカオス化を見せた他、ウルトラ兄弟を模した「カオスロイド」と呼ばれるカオスウルトラマンが光の国を襲撃した。

終盤では、黒幕であるメフィラス星人と融合させられラスボスの「ネオカオスダークネス」としてウルトラ戦士に立ちふさがった。




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