球磨川禊

登録日 :2010/08/24(火) 06:03:11
更新日 : 2017/06/26 Mon 13:48:27
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くまがわみそぎ
(CV:緒方恵美

めだかボックス』の登場人物で初登場は第20箱の冒頭、善吉の回想。
かつてめだか達が通っていた中学の生徒会長で、めだかに影響されなかった唯一の人物とされている。
名字の由来は熊本県南部の川、球磨川から。


善吉曰く「大胆に破綻した人生そのものが荒唐無稽な破滅型」。

結果的に彼はめだかの逆鱗に触れ(乱神モード)力づくで学校から排除されてしまう。
だが彼の存在はめだかや善吉、阿久根に大きな影響を残しており回想にも度々登場している。

実は幼少期に異常(アブノーマル)を選別する施設でめだかと会ったことがある。
その時めだかに対して自身の人生観を語り、めだかも彼の考えに共感していた。
が、その後めだかは善吉と出会うことによってその考え方を改めることとなる。

もしめだかが善吉と出会わなければ彼と似たような道を歩んでいたのかもしれない。
フラスコ計画の視察を終え、裏の六人とチーム負け犬の戦いを止める為に地上に戻って来ためだか達が目にしたのは、巨大な螺子に貫かれ壁や床に磔にされている彼等の姿――
そしてその惨状の中心に佇む彼の姿だった。




『やぁ、めだかちゃん。久しぶり!』
『僕だよ。』




箱庭学園
三年−十三組(マイナス十三組

球磨川禊(くまがわ みそぎ)

備考 転校生


『フラスコ計画がめだかに凍結させられてしまうことを予期した不知火理事長が計画の軌道修正を余儀なくされ、発動した−十三組計画』
『その計画によって最初に召集されたのがよりによって彼、球磨川禊だった』

『という訳でまさかの再登場を果たしてしまった』
『現在、不知火理事長の思惑は不明だが球磨川はそれとは関係なしに』


『十三組の生徒を皆殺しにします。』
『だって、あいつら気持ち悪いでしょ?』


『という目的の為に動いている。また、十三組に限らずエリートの集団は皆殺しにするとも公言している』

性格



『一見、人畜無害で穏やかそうな人物に見えるが、嘘か本心か解らない挑発、他者の心を平気で踏みにじって絶望に追いやる言動をする』
『だが、中学時代の阿久根や江迎等自分の部下(駒?)には優しい一面も持つ』

『阿久根曰く、「良いものも悪いものも一緒くたに混ぜて全て台無しにしてしまう」』


過負荷(マイナス)

大嘘憑き(オールフィクション)


『パッと見はどのような外傷、損壊でも一瞬にして壊れる前の状態に戻してしまうというチート能力』
『本人曰く「すべてをなかったことにする」「取り返しがつかない」能力らしい』

『第69箱で能力の詳細が判明した』
『治癒や破損前に戻るというのはあくまで使い方の一つで、現実(すべて)を虚構(なかったこと)にするというのが彼の真の能力』
『傷が治っていたのは「殴られていたという現実」を「虚構」にしたから』
『多分その気になれば本当に世界を滅ぼしかねない能力で、そのヤバさは同じジャンプの某ヨン様を彷彿とさせる』

『更に第71箱にて、手で触れなくても使える事』

『因果律に干渉する事』

『そして死後に「大嘘憑き」を発動させる事で、死すらなかったことにして蘇生できる事が判明した』
『……が、江迎の「小さな頃から家族みたいに一緒に育った過負荷」をなかったことには出来なかった(スキルは人格と密接に絡み合っているから。球磨川が人間の人格を虚構にすることを躊躇しているかららしい)』
『一度なかったことにしたことは、二度と元には戻せないらしい』

『もともとは、安心院なじみが持っていたスキルの一つ 「手のひら孵し」(ハンドレット・ガントレット) を譲り受け、それが球磨川の人格と結びついて「マイナス成長」したもの』
『この能力と引き換えに、球磨川は』
『自分の「はじまりの過負荷」を差し出した』

却本造り(ブックメーカー)

『球磨川禊の』『はじまりの過負荷』。
『大嘘憑きのベースになった「手のひら孵し」と引き換えに安心院さんに渡していたが』
『黒神めだかに勝ちたいという一心で取り返した』

『普段使っているのとは逆の マイナスの螺子 を相手に突き刺し、相手の力を封印する』
『刺された相手は物理的なダメージは受けないが』
『身体能力・精神状態その他全てを 球磨川禊と同じレベル にまで落とされ、その結果心を折られる』

『全能の存在である安心院さんを封印し続けたという事実から』
『封印の強固さ だけ で言えば 作中最強レベル と言っていいだろう』
『だがあくまで「同じレベル」までしか落とせないので』
『球磨川禊が成長したり幸せになったりするとその分スキルの効力は弱まり』
『かけた封印も次第に緩んでしまう』

劣化大嘘憑き(マイナス・オールフィクション)


『球磨川が宗像形に「殺された」際に』『その場で作り出した新しい過負荷』
『戦挙編で「却本造り」を取り戻すために、大本の「てのひら孵し」を返却してしまった球磨川は』
『「大嘘憑き」が使えなくなった』
『だが、球磨川は』
『自分の精神の中に残っていた』
『「てのひら孵し」を改造したパーツの残りカスを適当に組み合わせ』
それらしいスキルをでっち上げる ことで大嘘憑きを強引に復活させた』
『ただしでっち上げた劣化版のため』
『強い思いのこもった物体や現象は「なかったこと」にできなくなった』
『マイナスなんだから劣化したら強くなる気がしたけど』『そんなことはなかったぜ』

安心大嘘吐き(エイプリルオールフィクション)


『不知火不知編に登場』
『安心院さんが返してくれた「てのひら孵し」を戻した完全な「大嘘吐き」に』
『3分間あらゆるスキルを使えなくするスキル「実力勝負(アンスキルド)」を混ぜ合わせたもの』
『これまで使っていた螺子が先の潰れた物に変化する』
『その効果は、「なかったことにしたものが3分後に元に戻る」というもの』
一応、「取り返しのつく」能力に劣化した』

虚数大嘘吐き(ノンフィクション)


『最終回後の「グッドルーザー球磨川」に登場した』
『球磨川禊最後のスキル』
『これまで「大嘘吐き」で「なかったこと」にしたことを「なかったこと」にできる』
『これで水槽学園の時のあれを戻そうとしたんだけど』

作中での活躍


『上記の通り、裏の六人達を螺子伏せたり、不知火理事長を殺しかけたり、人吉母と戯れたりしながら現在は−十三組が出揃うまで様子見をしていた』
『だが、前生徒会長の日之影空洞に強襲され大嘘憑きを本気で使おうとした所を部下の二人に全力で止められている』

『その独特なキャラクターと圧倒的な強さ(弱さ)から人気は高い模様』
『だが、現実でこんな人間が居たら関わりたくない』

『ちなみに箱庭学園に転校して来る以前にも、複数の(異常なり過負荷を擁すると思われる)学園を壊滅・廃校させており、特に水槽学園での一件は色々な伏線になっている……のかも』

ジャンプは逆さまにして読む派。

『名言』


『人間は無意味に生まれて』
『無関係に生きて』
『無価値に死ぬ』
『世界には目標なんてなくて、人生に目的なんてない』

『僕は悪くない。だって、僕は悪くないんだから』

『甘ぇよ』
『だが、その甘さ嫌いじゃあないぜ』

『ぬるい友情・無駄な努力・むなしい勝利』
『それが僕達マイナス十三組のモットーだよ』

『現実(すべて)を虚構(なかったこと)にする』
『それが僕の「大嘘憑き(オールフィクション)」だ』

『え―――モブキャラのみなさんこんにちわ』

『あ』
『それではみなさんご唱和ください』
『It's All Fiction!!』

『お前なんだか』
『トランプとか武器にして戦いそうな顔だよな(笑)』

「あいつらに勝ちたい
格好よくなくても 強くなくても 正しくなくても 美しくなくとも 可愛げがなくとも 綺麗じゃなくとも
格好よくて強くて正しくて美しくて可愛くて綺麗な連中に勝ちたい
才能に恵まれなくっても 頭が悪くても 性格が悪くても おちこぼれでも はぐれものでも 出来損ないでも
才能あふれる頭と性格のいい上り調子でつるんでるできた連中に勝ちたい
友達ができないまま友達ができる奴に勝ちたい
努力できないまま努力できる連中に勝ちたい
勝利できないまま勝利できる奴に勝ちたい
不幸なままで幸せな奴に勝ちたい!
憎まれっ子でも!
やられ役でも!
主役を張れるって証明したい!!!」


「のいて」



「戦うよ。
僕はめだかちゃんと戦う。
……もとより僕はそのためだけに箱庭学園に転校してきたんだ……」

「よかった。不利じゃなきゃ過負荷が勝ったことにならない。」



『財部ちゃんのパンツ?』
『見せてくれるの?』
『財部ちゃんが?』
『見たい見たい!』
『見せて見せて!!』

『女子は裸エプロンで僕にかしずけ』

『また勝てなかった』
『どうして勝てないんだ』
『僕は』

『ハリーアップ!』
『ただし今なら特別にナースキャップの着用は認めよう――』

『また勝てなかった。』

『めだ関門…?』
『うわあ…』
『それはないわあ……』

「それでもヘラヘラ笑うのが過負荷(ぼくたち)だ!!」

庶務戦で既に戦挙に出馬していた為参加資格が無いかと思われていたが不知火の1ヶ月に亙る根回しにより再び参加資格を手に入れ会長戦に出馬。
新たなる過負荷(球磨川曰く「はじまりの過負荷」)『却本作り(ブックメーカー)』を手に入れ、中学校時代からの因縁の相手、黒神めだかと決着をつける事になる。

真正面から水面に立つようなめだかに立ち向かうという愚策とも言える戦法で瀕死レベルまで落ちるがその中で幼少期からのめだかへの好意を自覚し、全てのスペックを自分のレベルまで落とす『却本作り』を正面から受ける事で決着をつける事を提案する。

この時めだかに「愛してる」と伝えめだかも「愛してる」と返答したが、その「愛してる」が自分個人ではなく人類全てに対するものである事を自嘲しながら能力を発動しめだかの心を−にしようとする。
しかしめだかのスペックは落としたが心を落とす事はできなかった。

何故なら、マイナス十三組という仲間の為に足掻き続けた球磨川の精神は成長して(しまって)おり、
その結果、同じレベルにまで堕落させる『却本造り』はもはや無用の長物に成り果てていたのである。

それでも負けを認めず悪足掻きをし殴り合うも『命を狙う敵ですら応援しに来る』めだかの姿を見て「自分もいつかめだかの応援に駆けつけたい」と告げてそれを了承され倒された。



会長戦の結果、球磨川は敗けを認め、改心。さらに副会長に就任した。今後は新たなる敵、悪平等(ノットイコール)に対する切り札になる。
そして、女子中学生のパンツを見ることができた勝ち組。
ちゃっかりフラグも建築するという、何てみそぎボックス。

〜余談〜

彼の原型はいーちゃんと密かに言われている。
奇しくも彼もAB型。

ネタバレ












だが、唐突に闇落ちフラグが建ってしまった。

かと思ったら次の週にスタイリッシュ☆裏切り→めだ関門に瞬☆殺のコンボを僅か数ページで決めてくれた。





そして…
第2回人気投票にて、2位のめだかと4倍近い差を付けて堂々1位を獲得!!!
カラー見開きで裸エプロンのランクイン女子キャラ(+平戸ロイヤル)と共に涙を流す球磨川さんが…

まさにみそぎボックス。
そこに痺れる憧れるゥ!

尚、後に宗像に殺される。

『「大嘘憑き」!』『僕の絶命を』『なかったことにした!』

『しかし、将来的にめだかの為に死ぬと明言されている。尚、制服もその時に新調するらしい』
『とか言われていたがそんなことはなかったぜ!』

『最近喜界島や中学生達と裸エプロン同盟を設立。クマーは僕らに夢を見させてくれる真の漢であった』


『項目を追記・修正する』
『それが僕の「大嘘憑き」だ』

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