マスターリーグ(ウイニングイレブン)

登録日:2011/04/10 Sun 21:22:26
更新日:2023/11/15 Wed 22:01:23
所要時間:約 6 分で読めます




マスターリーグとはワールドサッカーウイニングイレブン4から登場したモード。
ウイイレで最も重要かつ人気のモード。

試合に勝ち資金を貯めて選手を獲得してオリジナルチームを作り世界一のクラブになるのが本モードの内容。
監督、マネージメント両方をしつつ実際に操作できる面白みやまだまだ無名な若手選手を発掘しスター選手にすることが魅力である。

◆マスターリーグの歴史
  • PS1時代(4〜2002)
最初の作品だが現在のベースはできていた。

当時は自動的に2部からのスタートとなり、クラブ数の関係から1部2部ともに1つのリーグ戦のみだった。
(偽名ではあるがバルセロナやインテルといったビッグクラブのみ参加)
ユニフォームやクラブロゴの編集
参加クラブの変更
カップ戦などの要素はまだない
さらに、交渉期間、レンタル移籍、トレード移籍などがないため選手獲得は試合後に資金さえあれば自由に出来た。
当時は選手の成長もないため金でラウール、カーン、ロナウドなど強い選手を集めれば余裕で優勝できた。
その代わり、強豪国やビッグクラブの主力選手は当時から獲得資金も高い
しかし、所属クラブがゲームに存在しない選手やクロアチア、ナイジェリア、チェコなどの中堅国の主力選手は平均的な能力値に低価格なためそれらを集めれば1シーズンで実力の高いチームができる。これは今と変わらない仕様
ラパイッチ、ババンギダ、若き頃のスタンコビッチやロシツキーなどにお世話になったプレイヤーも多いのでは
ポジション適性、サイド適性もないためスピードとシュート力がMAXのロベルト・カルロスをFWに起用したプレイヤーも沢山いるはず

  • PS2版初期(5〜7)
交渉期間、レンタル移籍、トレード移籍
PS2の能力で実現したユニフォーム編集
カップ戦など少しずつ現在の形が出来た
6では何故か3部リーグまであったが…
選手の成長はないため強い選手を集めることに変わりはないが交渉が失敗可能性も搭載された。
ポジション適性も出来たためロベルト・カルロスをFWで使うことも出来なくなった。
そのため、前作よりも低コスト・高パフォーマンスの選手が求められるようになった。

地味ではあるが5と6の頃は同時期発売のPS1版より少しだけ登場クラブが多かった。
7になるとさらに増え一部クラブは実名になり、現在の架空クラブ(実質オリジナルチーム作成枠)が加入した。
  • 現在のPS2版、PSP版、PS3版(8〜)
8で遂に選手の成長が搭載された。
今まで重要だった低コスト・高パフォーマンスの選手も獲得したら落ち目だった。ということもあるためほとんどのプレイヤーの補強が若手重視になった作品。
とはいえ、8の頃は成長期から落ち目を迎えるのが早く多くのプレイヤーを悩ますことになったため9から現在に近い成長期間の仕様となった。
また、試合や各種カップを優勝することで獲得するWENを使うことで隠し選手の追加、開始時の資金、参加クラブの編集が可能となった。
スタート時もオリジナルチーム、デフォルトチーム、実在チームの3つから可能
デフォルトチームは同じみ弱小クラブ
オリジナルチームはチーム名、ユニフォーム、資金を使用すれば所属選手を設定できる
これと資金MAXと参加クラブの設定で1部から始めれば1年目からチャンピオンズリーグ争い+長期的な育成が可能となる
デフォルトの参加クラブも大幅に増加し、10まではイタリア、フランス、イングランド、ドイツ、オランダ、スペインの1部所属クラブが実名・偽名で参加した
他にも一部南米とヨーロッパのクラブが使えるため使用可能選手が大幅に増えた。
しかし、2008からドイツブンデスリーガが無くなり多くのプレイヤーがバイエルンを再現した。2011から復活した

選手成長システム搭載初期はクリスティアーノ・ロナウドを筆頭にスナイデルフェルナンド・トーレス、パク・チソン
通好みではハイティンガ、アキンフェエフ、グレン・ジョンソン、などにお世話になった方々もいるはず

現在の選手人気やクラブランキングで獲得が左右されたりオフのトレーニングもこの時期で9当たりから現在のウイイレが出来たと言える
10からはPSP版とのデータ交換もできるようにやりこめる時間も増えた

2008からはついにプラットフォームにPS3が加わりリアリティが増加し、2010からはUEFAチャンピオンズリーグも再現されるようになった。(PS2版では南米のクラブもちゃっかり出ちゃうけどね)

PS3版は隠し選手の出現条件が各リーグ、カップモードなどの優勝なのだが現役選手と共に引退した選手が出てしまうため引退選手を使いたくないプレイヤーには優しくない仕様だったが、2012はPS2と同じポイントで追加システムになった。(ただし、OBしかいないためロナウジーニョなどがいない仕様になった…)
参加リーグは作品を重ねるにつれて増えていき
最新作にあたる2014ではイタリア・オランダ・スペイン・イングランド・フランス・ポルトガル・ブラジル・アルゼンチン・チリリーグがデフォルトで参加
そこに昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ・リベルタトーレスカップ・アジアチャンピオンズリーグの出場チームがデフォルトで参加。

他に架空リーグがあるがこちらは公式からドイツを追加してねと言ってるようなものであり猛者が作ったデータをネットで落とし使う人が大半であり、ヨーロッパ・南米・アジアの3大陸あるためここにエディットモードを利用することで課金及び蒼き侍の挑戦にてデフォルトでいるJリーグの選手を移せばかなりのクラブが使用可能となる。


◆成長タイプ
このモードで最も重要なシステム
成長タイプは
早期型
早期・持続型
普通型
普通・持続型
晩期完成型
晩期・持続型
2段階成長型の7種類に分かれる

早期型は22歳頃がピークで10代でスタープレイヤーになった選手に見られる。
普通型は25歳頃がピーク
晩期完成型は28歳頃がピーク
ピーク時以降は全て緩やかに落ちていく
持続型は全て3年、4年ほどピークでいられるため長い目で使用できる。
2段階成長型は23歳頃をピークに2年ほど下降し、その後3年は成長するため下降期を乗り越えればかなりの強さとなる。

現在のシリーズで強力な若手選手はバロテッリ、ミュラー、G・ドスサントス、ネイマール、ベイルなどがあげられる。

◆お馴染みデフォルト選手(国籍、主なポジション)

ミナンダ(ポルトガル OH) 絶対的司令塔、彼が不調だったらもはや絶望。
バーチャット(オーストラリア WG) ドリブルもセンタリングもシュートも下手だが、魅力は圧倒的な俊足。スーパーサブとして使った人多い。初期メンバー人気ランキングを企画したら、たぶん1位。
カストロ(ブラジル FW) 上背は低いが、能力値が高めの万能型FW。
ホイレンス(オランダ FW) 控えFWだが、決定力が高い。スタメン起用もあり。
エスピマス(フランス SH) ハードワークに定評のある右サイドの鉄人。ボランチ起用も面白い。魅力は世界クラスのシュート力だが、枠内に収まらないことが多い。ただ、それがロマンではある。
ヒメネス(スペイン SH) 貴重なレフティー。ドリブル能力が高い。ミナンダ不調時にはプレースキックを任せてもいいかも。
マッコ(ウェールズ SH) 中盤ならどこでもこなせるユーティリティ性がある。デフォルトでは控え選手。
チェルニーリ(イタリア DH) デフォルトでキャプテン。ダブルボランチでも1人ボランチでも卒なくこなす。
ハーティ(アイルランド DH) 控えボランチ。守備力が高めでCB起用もありかも。ただ、おそらく初期メンバーの中で最も影が薄い。
フォルネンダー(ドイツ CB) チーム最年長、190㎝の長身はセットプレイで頼りになる。が、スタミナが低すぎる。
ヴァレニ(フランス CB) 動けるDF。守備力が他のセンターバックに比べて低いのでボランチやサイドバックで起用する人も多い。
ストリーマー(スウェーデン CB)、セシウ(イングランド CB)ストリーマーがデフォルトではスタメンだが、どちらを使うかぶっちゃけ好みって感じで能力が似通っている。
エディンソン(スコットランド SB) チーム随一のスタミナを持つ左SB。ハゲ頭が特徴。
ナハデカル(デンマーク SB) ドリブルはまあまあだが、サイドバックとは思えないほどスタミナに難があり、おそらく初期メンバーで最初にプレーヤーの構想から外れる。
イヴァロフ(ロシア GK) 守護神。ケルゼンやザメンホフを抑えてレギュラーの座にいる。

◆マスターリーグでよくあること
スタート時に平凡な数値の選手が3年目で90だらけ
疲労度を考慮しカップ戦用のサブチームを作る
シーズン終了後に選手を大量に獲得して赤字
最初期に現実的な再現でかつてのスター選手を獲得
年俸が釣り合わない選手でも節約のために無理矢理トレード
自由契約選手を獲得→他チームに売るorトレード
実質ヨーロッパカップに参戦したくてもチャンピオンズリーグでグループリーグ突破してしまう
若手選手発掘のためにサッカー雑誌の若手選手特集を見る
チームの平均年齢が20代前半 成長グラフは全員成長中かピーク

などなど


マスターリーグの世界で各クラブのオーナーの方々追記・修正頼みます。

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最終更新:2023年11月15日 22:01