宿題

登録日:2011/08/31(水) 11:25:05
更新日:2024/01/09 Tue 19:12:44
所要時間:約 4 分で読めます




宿題とは、学校・塾等で生徒に出される課題。
主に授業で学んだ内容を復習する為や自主学習を促す為に教員から生徒に課せられる。





種類
筆記教科
各授業でうけた内容の復習・予習
これが一般的であり馴染み深いと思う。
教科書の練習問題だったりプリントの応用問題だったりととにかく幅が広い。

これを出さないと教員の側からしても期限内に授業を進められない為双方にとって宿命といえる。

自力で解くか、友達に写させてもらう等対処をしよう。ぼっちは知らん。


また長期連休のドリル・問題集等は破いてページを減らす等の手段もある。
教師とて何十人の宿題を延々とチェックするので、作業が機械的になり見逃す場合が多い。
ただしやりすぎると流石にバレる。




音読
主に小学校低学年でだされる。
恐らくは一番楽な宿題。
サボってもバレないしチェック用紙にレ点書くだけですむ。

しかし親に聞いてもらう等の対策が加えられることもある為油断は出来ない。教師バカではないということである。



作文
長期連休でよく出される宿題のひとつ。
読書感想文だったり将来の夢等のお題が決まっていたりと、形を変えて我々にのしかかってくる。

攻略法としては読書感想文はマイナーな本を選ぶ、自分で勝手に本を創作する等がある。

夢の方は公務員になりたいとでも書いとけ。



実技教科
図工
配布されたキットを組み立てる等宿題が出される。

しかしながら子ども心をくすぐるものは少なく実用性もない為市販のものより数段劣る。

完成してもなにこれ?ゴミ?といったものになることも多く製作過程で出たゴミ・文化祭の展示後の返却された本体は奥様方の頭を悩ませる。



家庭科
エプロン・ナップサック等の簡単な縫い物が出される。

ママンに頼めば一発のように思えるが最近の親は裁縫等しないことも多い為アテにはならない。
裾上げはお店でやってくれるし、雑巾は百均で売ってる時代である。仕方がない。





美術
課題にそった絵を書くただそれだけ。

だが絵心のない者にとっては地獄

現在はネットの普及により大抵の宿題の答えを調べられるようになった。

他の実習教科も説明書を見れたり人に聞けばある程度のものになる。










絵だけはどうにもならない









課題に添うとはいえ自身で構成を考え、線を引き、色を塗る…

友人に写させてもらうわけにもいかずリア充でもぼっちでも苦しむことになる。

これほどまで美術室に飾られている肖像画の画家達を尊敬する瞬間はないのではなかろうか。

絵心のある身近な大人に描いてもらう手もあるがうっかり本気を出させようものなら表彰台行きである。

シャイなアニヲタ市民は羞恥心と罪悪感がハンパないことだろう。





体育
一昔前ならラジオ体操、プール等。

だが近年は減少傾向にあるらしい。
貴重な褐色スク水ロリっ娘を守る為是非とも推進してほしい宿題である。





その他
【レポート】
小論文・自由研究等が含まれる。
主に長期連休・実習等々で課せられる宿題。
工業高校や大学なんかだと毎週の相棒である。

ポケモン』をやったことがある者なら一度は書いたことがあるだろう。
研究・実習の内容をまとめ自身の考え・言葉で書く為、ある意味項目を立てる行為に似ている。

練習がてら立ててみるのもいいかもしれない。
そので自身の文章構成力がわかるだろう。

宿題代行ビジネス
今もいるかもしれないが、その昔、近所に住んでいる大学生や浪人生、あるいは年上の従兄弟に宿題を代わりにやってもらった人がいるかもしれない。
宿題を頼まれる大学生にとってはちょっとした小遣い稼ぎにもなり、暇を潰すいい道具にもなった。
そんな古き良き時代も今は昔。

現在は宿題代行が一つのビジネスとして成立している。子供同士がお菓子やゲームソフトの貸し借りで済ませるとかじゃなく、きちんと法人登記された企業が人を雇って、日本円で対価を支払うという形で。

主に依頼するのは楽をしたい子供……ではなく、受験を控えた子供を抱えた親。本来は子供に率先して宿題をするようアレコレ言うべき親が代行を率先して頼んでいるのだ。よもまつ。
その理由は子供を受験勉強に専念させるため。特に夏休み・冬休み期間中はまとまった受験勉強が出来る貴重な期間で、学校の宿題は受験勉強の邪魔でしかないからだという。
相場だが、小学生の場合で
  • ドリル:1ページ500円~、1冊5000円~
  • 作文:1文字6円~、1枚3000円~
  • 自由研究→応相談
中学生の場合
  • 問題集:1ページ600円~
  • 英文翻訳:1単語10円~、1文100円~
  • 作文:1文字7円~、1枚3000円~
  • 絵・ポスター:1万8000円~
となっている。もし今後代行ビジネスを始めたいと考える人がいたらこの値段を参考にしよう。

代行サービスの利用には賛否両論あり、文部省としては宿題代行?認められないわァというスタンス。期限までに何かを終わらせる一つの手段として代行ビジネスは存在し続ける。

タイプ別宿題対処の仕方

  • バランス型
一番最適かつ(教師側から見て)理想である形。そもそも余程のことがない限り終わらない量の宿題を出すことは少ない。
長期休みでもちゃんと早起きして1時間程度やれば終わるころには丁度商業施設が開く時間となる。そうすれば思う存分遊んでいい。
読書感想文や自由研究など期間を通して継続する課題や1日割くような宿題もあるとはいえ、長期休みの中ではたった1日。時間は十二分にあるはずだ。

  • 前半集中型
プリント物は「1日1枚程度のペース」のような形で設定されているが、何も律儀に守らなくていい。夏休みの序盤に一気に片付ければあとは気にせず遊び放題だ。
欠点としてはやはり読書感想文など時間を割く物とは相性が合わない事。特に絵日記が問題。一気に夏休み分の絵日記を書いちゃう「あらかじめ日記」スタイルも良いが、エピソードを考えるのに苦労したり、天気やイベントの整合性が取れなかったり、珍しいエピソードを書き過ぎると提出した時に問い詰められて困ることも。

  • 後半追い込み型
程の人間がここにハマるであろう形。夏休みならお盆が終わった当たりの残り2週間、冬休みなら三が日終わりから登校日までに全てを片付けようとした人も多いだろう。とはいえ1日でこなさなければならない量はバランス型に比べて倍以上となる。特に時間かかる系の宿題をこなすに苦労した人も多いのでは。

  • あきらめる
最終手段。先生に催促されても何かと理由をつけて出さなかったりして引き延ばしに引き延ばしたら9月の中頃になれば流石に諦める。先生方もいつまでも夏休みの宿題に拘る事はない。
だが当然成績への影響はもちろん、工作発表会などがあれば公開処刑を喰らう事になる。
そもそも宿題の意義は学習の補強だけでなく「きちんと成果物を期日に出せるか」「与えられた期間で無理せず取り組みクオリティを高められるか」の力をつけることもである。
高校までであれば成績が落ちるだけで済むが、大学に入って「課題を提出できない」「卒業論文・卒業制作が間に合わない」となれば単位を落とし留年することに繋がる。
社会人になればもっとシビアだ。大事なプレゼン資料を作ってこないで「間に合いませんでした(てへぺろ)」で許される世界はない。
そういった意味でもあがいてでも「完成させる力」を付けるのはその先の人生においてもとても大事となる。

アニメ作品内での宿題

主に国民的アニメにおいては「夏休みの宿題が片付かない」というエピソードが毎年夏休み最後のあたりの恒例エピソードとなっている。
ぐうたらなまる子、勉強が苦手な磯野カツオ、そしてその両方である野比のび太が夏休みのほぼ終盤まで宿題を放置し、両親に怒られながら家族なりドラえもんなりに手伝ってもらう姿は子どもとしては反面教師であり、大人にとっては「自分もあんな感じだったな…」と懐かしむ要素でもある。とはいえサザエさんが放送されている時点でまだ宿題を残している子は見てないで宿題を片付けなさい。
基本的に主人公以外の人物は秀才キャラのみならず普通の子でも既に宿題を終えているか最後の仕上げ段階といったことが多い。が、意外な所では花輪くんが「字が汚い」というコンプレックスから書初めの宿題を使用人に書いてもらうというズルをしている。もっとも、この事が自分の首を絞める結果になるのだが…
中学生以上が主人公となる作品となるとこれらのエピソードは少なくなるが、『プリキュアシリーズ』でも度々登場する。
また、高校が舞台となる『涼宮ハルヒの憂鬱』ではあるエピソードにおいて「夏休みの宿題」が大きなキーポイントとなる。

りどみ「BBS内での年齢晒し・学生アピールは自重しましょう。」

りどみ「それがこの項目も見た者に課せられた宿題です。」









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最終更新:2024年01月09日 19:12