スティーブ・ロッケンフィールド

登録日:2011/05/29(日) 13:48:02
更新日:2023/04/03 Mon 21:45:41
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からくりサーカスの登場人物。
からくり編のサハラ砂漠最終決戦において家族を守る為に召集に応じ参戦した。
使用マリオネットはペンタゴナ・ノッカー。
テント内部へ入る選抜メンバーに選ばれていることから、しろがねの中でも実力者だと思われる。


上述のように彼はしろがねでありながら「家庭」を持ち、大学で教鞭をふるうという、加藤鳴海とは違った意味で「しろがね」らしくないしろがね。
ただしトーアは彼について「生物的な男性をも捨ててしまった」と語っているので、性的な欲求はあまり持っていないらしい。
妻のメアリとの夫婦仲は円満で、妻の連れ子の息子たちとも仲が良い。ただし家族はしろがねということは知らない。

しろがねの特徴である冷酷さや冷たさといったものがなく、穏やかで親しみやすい人格者。
そのため、初めてルシールギイ以外のしろがねと会い、困惑して悩んでいた鳴海に、トーアと共に自動人形(オートマータ)を破壊するだけではなく、一般人と同じように生活をしているしろがねもいるという事を伝えて安心させた。

そのため鳴海からの信頼も厚く、また、仲間を大切にし感情表現が豊かな鳴海に対して彼自身も好意を抱いたため、関わったのは短期間だが
決戦に参戦したしろがね達の中で最も鳴海と強固な絆があった。

鳴海に強い影響を受けた一人で、押されていたティンババティから鳴海を救えと言われた際に「これはその鳴海君から教わったのだがね…人間はイヤな時にワケは必要無いらしいよ」といって増援に向かうシーンは彼の名場面の一つ。


その後コロンビーヌを倒し、鳴海の手術中に死んでしまったトーアから治療を引き継いで鳴海を復活させる。

その後鳴海が偽物のフランシーヌ人形を倒すのだが、その顔から全てを察した彼は
「鳴海にすべてを背負わせたくない」として目が見えなかった振りをして普通の生活に戻ることを促した。
そのためあと二人しか乗れない脱出ポットに鳴海とミンシアを押し込み、息子であるアルとリッチーの学芸会を見る約束を託して「最後の打ち上げ花火」あげると同時に真夜中のサーカスの本拠地に向けられた照射レーザーと共に消えていった。

この最後のシーンは決戦の終焉、ロッケンフィールドの涙と満足した笑顔、そして新たなる絶望といった物が一気に詰め込まれてるシーンであり名場面の一つである。



【ペンタゴナ・ノッカー】
ボディの各所に五芒星があしらわれたデザインが特徴の懸糸傀儡。
卓越した脚力と内部に搭載されたエンジンの推力による空中戦を得意とする。

武器は両手に持つ棍棒で、攻防に優れている。

必殺技は人形にとっても重要な関節部を竜巻のように振るう棍棒で粉砕するペイン・トルネード。

サハラの戦いで幾度となくボス戦、雑魚戦問わず活躍する。
ティンババティ駆るマンバの毒牙の塔(自動人形にとって毒となるしろがねの血をそそぎ込まれる)を受けて機能障害を起こしたコロンビーヌと戦いペイン・トルネードで破壊するも、
同時に純白の手を受けて大破し、残った右脚が四肢を失った鳴海に移植された。




これはその鳴海君から教わったのだがね…追記・修正する時にワケは必要無いらしいよ。

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最終更新:2023年04月03日 21:45