フローゼル

登録日:2012/07/04 Wed 13:49:11
更新日:2024/01/11 Thu 22:38:27
所要時間:約 5 分で読めます




フローゼルはポケットモンスターシリーズでダイヤモンド・パールから登場するポケモン

■データ


全国図鑑No.419
分類:うみイタチポケモン
英語名:Floatzel
高さ:1.1m
重さ:33.5kg
タマゴグループ:水中1/陸上
性別比率:♂50♀50

タイプ:みず

特性:すいすい(雨の時、素早さが2倍になる)
隠れ特性:みずのベール(やけど状態にならない)

種族値
HP:85
攻撃:105
防御:55
特攻:85
特防:50
素早さ:115
合計:495

努力値:素早さ+2

ブイゼルがレベル26で進化

■ブイゼル


全国図鑑No.418
分類:うみイタチポケモン
英語名:Buizel
高さ:0.7m
重さ:29.5kg
タマゴグループ:水中1/陸上
性別比率:♂50♀50

タイプ:みず

特性:すいすい
隠れ特性:みずのベール


■概要


首元に浮き袋を付けたイタチやカワウソのような姿をしたポケモン。
2本の尻尾をスクリューのように回転させることで海を泳ぐ。
オレンジ色の身体に黄色の浮き袋が付いており、水中の獲物を追いかけるうちに発達した。
浮き袋を膨らませると人を乗せることができ、海難救助で活躍する。
漁師町に多く暮らしており、取った獲物を運んでいる。


■ゲームでのフローゼル


進化前のブイゼルは205番道路や、たにまのはつでんしょに出現する。
フローゼルは213番道路や𝟤𝟣𝟪番道路などで出現する。

秘伝技も多く覚え、「なみのり」「たきのぼり」「かいりき」「いわくだき」が使えるため秘伝要員として便利。
さらに序盤ポケモンの中でも種族値が高いため、普通に終盤まで戦力として使っていける。
バトルでもそれ以外でも有能なポケモンのため、ストーリー攻略でお世話になった人も多いはず。

ノモセシティのジムリーダーであるマキシが切り札として使う。
比較的倒しやすいが、草タイプのポケモンは「こおりのキバ」に注意。

また最初の御三家選択でヒコザル以外を選んだ場合、エンペルト系の代わりにライバルのジュンが使用する。

レジェンズでは最序盤にいける黒曜の原野でブイゼルと共に登場する。
ただしフローゼルはこの時点ではレベルが非常に高い31のオヤブン個体しかいないので、最初は基本的にスルーしてブイゼルを捕まえることになるだろう。
捕まえた段階から既に他より一歩抜き出た素早さを持ち、「アクアジェット」「ダブルアタック」などで行動順を早められるので、相手の攻撃を許さずに一方的に攻めることができる扱い易いポケモンである。
因みに序盤から受けられるサブ任務『ブイゼルの背比べ』がかなりの鬼畜クエストとして有名。
村の門番のトオマに高さ0.8m以上のブイゼルを渡すことでクリアとなるのだが、運が悪いとブイゼルを何十匹捕まえても達成できない。
オヤブン個体のブイゼルを捕まえればクリアは確実だが、やはりオヤブンなだけあって捕獲は難しい上にそこでも出現率の運が絡んでくるのでどちらにしろめんどくさい。


■対戦でのフローゼル


高い素早さに加えて特性「すいすい」で更に素早くなれるのが最大の特徴。カマスジョーが登場するまではすいすい持ちでブッチギリの最速であった。
元々の素早さが115とかなり速く、コレにすいすい発動が加わると、並大抵のポケモンでは例え「こだわりスカーフ」を持ったとしても追いつけない。
一方耐久はHPこそ並以上だが防御・特防の低さもあって紙。

種族値上特攻より攻撃の方が高いのだが、(第8世代までは)技の威力の関係で特殊型の方が火力は高い。
例:ガブリアス相手に「れいとうパンチ」だと乱1に対し、「れいとうビーム」だと確1。
ただし、サブウェポンは比較的物理の方が優秀である。そのため、両刀型もあり。

技候補は物理なら「たきのぼり」や「アクアテール(BWから)」「アクアジェット」「れいとうパンチ」「こおりのキバ」「けたぐり」「かみくだく」等。
特殊は「なみのり」や「ハイドロポンプ」(BW2)、「れいとうビーム」「きあいだま」「めざめるパワー」等。
めざパの候補は電気あたり。
どちらにせよ、比較的みず・こおり・かくとうに寄った技習得をする。

補助技は「あまごい」「「みがわり」「ちょうはつ」「すりかえ」(BWから)「さきどり」ビルドアップ」等か。
耐久のなさもあり、あまり補助技を重視して立ち回るようなポケモンではない。


物理型の場合、教え技の為「けたぐり」と「れいとうパンチ」の両立に過去作が必須だったが、BW2で教え技が復活し可能になった。
じしん」や「ストーンエッジ」等を覚えないこと等や、雨パ以外だと火力不足に陥りがち。
苦手なポケモンも多いので、そういった相手からは素直に引いたほうがいい。

また、雨パでの速さは魅力だが、耐久はまさに紙であり、ちょっとした攻撃でコロリと逝ってしまうのも痛い。
特に先制技には要注意。

隠れ特性は水のベール。
「おにび」等で火傷にならず物理型が安定するため、雨パ以外ではこちらを推奨。
能動的に活かすには「すりかえ」や「なげつける」で「かえんだま」を押し付けたい。

SVではみずタイプ版すてみタックル、「ウェーブタックル」を習得。天気が雨なら威力270という高火力を圧倒的な素早さから出すことができ、さらにみずタイプにテラスタルすれば威力360にまで上昇する。ここに「こだわりハチマキ」まで加わると威力540と大抵のポケモンは一撃で沈んでしまう超火力に。
サブウェポンの方も「こおりのキバ」「れいとうパンチ」より威力が高く追加効果も強いこおりタイプの新技「アイススピナー」を習得。ただし習得はわざマシンかつ入手・作成は終盤になってからなのでストーリー攻略の繋ぎとしてなら前者2つも出番はある。

同じ特性で種族値が完全上位互換であるカマスジョーに役目を奪われる事が懸念されていたが、いざ蓋を開けてみるとカマスジョーが上述の新技を習得しなかったため無事に差別化に成功、特性でブーストした素早さとテラスタルによる威力強化を生かし上から高火力を叩き込む雨パエースとなった。
逆に言えば雨パくらいでしか活躍の芽がないとも言えるが……

ポケモンHOME解禁後はヒスイ地方からイダイトウが登場。特性「すいすい」を持ち、みず・ゴーストタイプの技範囲や高い火力のおはかまいりを使うことができるが、素早さが78と低い上に環境では特性はすいすいではなくてきおうりょくの採用が多いため、素早さと言う面で差別化ができている。ちなみに使用率はイダイトウの方が圧倒的に高い

■アニメでのフローゼル系


DP編では進化前のブイゼルがレギュラー出演(CV:古島清孝)。
サトシヒカリノゾミ(ポケモン)による競争の末、ヒカリがゲットした。
バトル好きで負けず嫌いだが、強気かつ荒々しい性格なので誰とも慣れ合おうともしない。
ポッチャマとは険悪の仲であり、バトルでもヒカリの指示を無視して勝手に戦う事が多かった。
後に性格が少しずつ丸くなったが、コンテスト派のヒカリとは方向性が合わず、サトシとエイパムも嗜好が正反対だった事からノゾミの提案で交換。ブイゼルは自分と同じ派であるサトシ側に加入。
その後はスモモルカリオと引き分け、マキシ戦では自身の進化先であるフローゼルに勝利したり、ジム戦等でなかなかの活躍を見せる。
さらに、「アクアジェット」で相手の「れいとうビーム」に突っ込んでのカウンター攻撃やカウンターシールドとヒカリのコンテスト技を応用した戦法も駆使している。

進化態はフローゼルはゲームと同じくマキシが使用。
マキシがアホみたいに鍛えまくった結果、浮き袋を膨らますだけで並の「ギガインパクト」なら楽に跳ね返す超防御力を会得したイカレ性能で、まずはサトシのブイゼルを一蹴。
交代したピカチュウも攻めあぐねて大苦戦を強いられるが、ピカチュウの戦いを見て逆転の策を閃いたブイゼルに敗れた。

終盤ではヒカリのライバルであるケンゴもフローゼルを使用。
グランドフェスティバルの予選(パフォーマンス審査)でエンペルトとコンビを組むが、演技で失敗。ケンゴは予選落ちになってしまった。



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最終更新:2024年01月11日 22:38