カエルの為に鐘は鳴る

登録日 :2011/03/21(月) 11:19:15
更新日 : 2017/05/16 Tue 00:11:10
所要時間 :約 6 分で読めます




「カエルの為に鐘は鳴る」とは、インテリジェントシステムズと任天堂が開発し、1992年に発売されたゲームボーイ用ソフトである。
2012年9月5日に3DSのVCで配信されている。

〇あらすじ


サブレ王国の王子とカスタード王国のリチャード王子はライバル同士。サブレ王子は剣術の試合に臨むが、いつも通りリチャード王子に負ける。
そんな中2人はミルフィーユ王国が魔王デラーリンによって侵略され、ティラミス姫が捕らえられたという知らせを受ける。それぞれ先を競うようにミルフィーユ王国へ向かうが、サブレ王子はリチャード王子より先に姫と国を救うことができるだろうか。


〇概要


ジャンルはアドベンチャー・アクションRPG。
また、アクションパズルの要素もある。
操作方法は2つあり、町の中・フィールドなどでは上から見下ろしたマップになり、RPGのように上下左右に移動する。
また、ダンジョンなどでは、真横から見たマップになりアクションゲームのように左右移動・ジャンプを使って移動する。
主人公は人間・カエル・ヘビの3つの姿に変身する事ができ、それぞれの特徴を生かして冒険する。

人間 - 基本の姿。カエルやヘビの状態で、しあわせの果実を食べることによって人間に戻れる。
         3つの姿の中で一番攻撃力があり、それなりにジャンプ力もある。基本はこの姿で行動する。

カエル - 水に入ることで変身できる。高いジャンプ力(人間時の2倍)を持ち、虫の敵に触れても戦闘にはならず、食べて体力を回復できる。
            ただしヘビには弱いうえに攻撃力もかなり弱いので普通の戦闘には不向き。

ヘビ - おんせんたまごを食べることによって変身できる。なんで温泉卵でヘビになるのかと突っ込んではいけない。
         狭い所を通り抜けたり、弱い敵をブロックにする事ができる。しかしジャンプ力が極端に落ち、攻撃力も人間時ほどではない。


〇システム


このゲームは経験値の概念が無く、主人公は剣や盾を装備したり、ライフストーン(体力の最大値が増える)・パワーストーン(攻撃力が上がる)・
スピードストーン(自分のターンでの攻撃回数が増える)を取ることで強くなる。
ストーリー上で現れるボスはそれぞれ常にその時までに手に入る最強の剣と盾、そしてすべてのストーンが揃っていなければ勝てない仕様になっているので、
もし勝てないのなら何かしらが足りていないことになる。
また、もし途中で投げ出してやり直しても、RPGによくある、「どこまで進んだっけ…」という事はなく、
日記を見れば次に何をすればいいか分かる親切設定になっている。
更に、いつでもセーブできるという便利だけどアクションゲームとしてはどうなのよ、といった機能もついていたりする。


〇主な登場人物


・サブレ王国の王子(サブレ王子)
このゲームの主人公で名前はプレイヤーがゲーム開始時に付ける。フルネームは"(付けた名前)・デ・サブレ"。
物凄い金持ちで、何でも金の力で解決できると思っている。カナヅチ。あと何故かゲーム画面では肌に色が塗られてるせいで褐色キャラに見える。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii Uにてようやくアシストフィギュアとして参戦。小林ゆうボイスがかわいいと評判。

・リチャード王子
カスタード王国の王子。サブレ王子とは幼なじみで良きライバル。主人公と同い年で、ルックス、スタイル、おつむの程度もほとんど同じ。
しかし、剣術の腕はサブレ王子よりも上。実はかなりいいやつ。
ゼルダの伝説夢を見る島にもゲスト出演しているのでそちらで会った方も多いのでは?(ただ夢島の設定的にあれは本人では無いはずだが)

・ティラミス姫
ミルフィーユ王国を治める姫で、絶世の美女との噂がある。聖なる力で国の平和を保っていたが、デラーリンに城を占領され行方不明になり、捜索されている。

・ゲロニアン兵
デラーリンの手先。

・デラーリン
ゲロニアン軍を率いてミルフィーユ王国を侵略した魔王。その正体はヘビ。ラスボスだが、はっきり言って弱い

・マンドラ
眼鏡をかけた正体不明の怪しい魔女。ただで怪しいくすりをくれたり、更に怪しいくすりを高額で売りつけたりする。その正体は…

・ポルナレフ
マンドラのペットのハゲワシ。別に「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!」とか言ったりしない。
鳴き声は「しゃげーっ。しゃげーっ。」

・アルフレド・じんべぇ
自称”じゃぱにーず・びじねすまん”と名乗る男。金(ゴールド)を持っていけば、スプリング・ヒルの「春を告げるベル」を直してくれる。
こいつの店のBGMを3分聴き続けるとけけソングが聴けたりする。

・アレヲ=シタイン博士
ナンテンドウの研究員。美食家で、寿司にわさびが無くてキレている。すうどん食え
わさび一つで軍手(ハイパーグローブ)や色々な発明品をくれる太っ腹な人。
何故か「ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝」にも所々で出演している。

・赤ずきん
エスキモー村に住む幼女。サブレ王子を「おぢさま」と呼ぶ。親方にいじめられて店を逃げ出す。具体的には鞭百叩きに、あんな事やこんな事らしい。 

・おやかた
赤ずきんの店の親方。いきなり賄賂をくれたりする。赤ずきんにあんな事やこんな事をしていた張本人。おい、ちょっと変われ。
しかしその正体はなんとゲロニアン兵だったのさ!しかし幼女に手を出す必要があったのかは謎である。

・カザンオールスターズ
金山発掘のプロ集団でリーダーはヘースケ。
ヘースケ以外のメンバーは、コータ・マーシー・トディ。
こいつらと一緒に敵と戦うと敵をリンチにしてフルボッコにしてくれる。


〇パロディ


この作品の魅力の一つ。
この作品には盛大にパロディネタが盛り込まれている。しかし、当時はパロネタが分からないで大人になってから気付いて笑った人もいるであろう。
またキャラクターの名前や、ミルフィーユ王国の地名の多くはお菓子の名前が付けられている(詳しくは本家参照)。

〇出オチ


この主人公、最初から一千万クリ(このゲームでの通貨)持っているのである。
これがどれくらいかというと、だいたい5000クリあればゲームでは困らない。最早チートである。
だが冒頭にリチャード王子に船から追い出され、他人の船を900万クリで買収という主人公にあるまじき行為をする。
しかも、その後子供にワインをもらい感動のあまり100万クリを渡す。これで無一文かと思えばどこからともなく100万クリを取り出すサブレ王子…
ここまでで開始僅か10分の出来事である。
結局この100万クリはスられるが。

〇その他



北 東 北 西 北
1 1 2 3 1

これはババロア山の森でこの順番に行けば目的地にたどり着けるのだが、子供が東西南北が分からず、ここで詰んだり親に聞く人が続出した。
これで東西南北を覚えた人はいるはず

このゲームはストーリーも評価は高いが曲も良く、特にフィールド、ナンテンドー、スタッフロールあたりは名曲だと言われている。
しかし、今では評価されているものの、当時の売れ行きはあまり良いとは言えずあまり生産されていなかったのも相まってか、他のGBソフトに比べると少し値段が高かったりする。
EDで放置すると「''See you again''」と出るので、もしかしたら続編案もあったのかもしれないが、誠に残念ながら未だ続編の動きはない。
VC配信中なので、機会があればぜひプレイして欲しいところ。



 ついき・しゅうせいぼしゅう である
 そなたも リッチになってはみぬか!
かんたんな しごとで
 ゆめのような こうしゅうにゅうを!
れんらくさき サブレ王国
           サブレ王子まで


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