登録日:2010/04/25(日) 04:08:39
更新日:2024/11/15 Fri 11:50:31
所要時間:約 15 分で読めます
画像出典:勇者王ガオガイガー©サンライズ,米たにヨシトモ
【概要】
外宇宙から飛来したメカライオン〈ギャレオン〉がもたらした情報により判明した、地球外知性体〈
ゾンダー〉の侵略の危機に対抗するために造られた
スーパーメカノイドである。
ギャレオンが持ち込んだオーバーテクノロジー、記録されていたデータ、および無限情報サーキット『
Gストーン』を用いて建造されている。
ギャレオンが人型に変形したメカノイド〈ガイガー〉を核にして、ライナーガオー・ドリルガオー・ステルスガオーの三機の
ガオーマシンが
合体する事で誕生する。
主役機のガオガイガーは、ギャレオン内部にあったオリジナル機体である〈
ジェネシックガオガイガー〉のデータを元に開発された地球製
コピーである。
ギャレオンも、それに接続してジェネシックガオガイガーを構成するジェネシックマシンも、地球よりもはるかに優れた異星の科学技術の結晶で、完全再現は不可能だった。本編で合体する3機のガオーマシンは地球の技術でなんとか再現を試みたものである。
解明しきれていない技術を無理やりコピーし、機械的にも未完成(仕方ないこととはいえろくに実機テストも出来ない)のまま実戦投入したものだから物語開始時は到底万全とはいえず不具合が続出していた。
合体自体が超不安定、合体の度に各部がぐしゃぐしゃ、
必殺技で内部にダメージ…そして敵もその辺を容赦なく突いてきた。
本編ではそういったマシーンの未熟さと敵との技術差を技術のアップデートと新勇者ロボの参加などで補うといった展開が見られた。「勇気」や「ガッツ」という言葉がしばしば飛び交う「勇者王ガオガイガー」の物語であるが、人類の英知と不断の努力によって強大な敵に立ち向かう
テクノロジー競争という側面があった。
【ギャレオン】
全高:9.8m、重量:112.5t
最大出力:120,000kw
最高走行速度:440km/h
最高飛行速度:マッハ2.5
天海護こと『緑の星』の子供“ラティオ”を地球に連れてきた黄金の
獅子。
ガオガイガーの中核を成しファイナルフュージョン時は眼が光る。
護を天海夫妻に託した後は姿をくらませていたが、
獅子王凱がEI-01と接触した際再び出現。
EI-01にダメージを与え、ガイを救出した。その後は〈ゾンダー〉が活動開始するまで
GGG内で沈黙を保っていた。
護の実の父である『緑の星』の指導者“カイン”の人格のコピーを持っているが、EI-01との戦闘でデータが破損してしまっている。
護を守るために行動するため、護の危機を感知すると隔壁を破壊してでも現場に向かおうとする。
またギャレオンの咆哮には
バリア分解能力があり、この技術が
ボルフォッグのメルティングサイレンに応用されている。
合体状態ではガイの身体を破壊する恐れがあるため、ギャレオンの時しか使用できない。
◆ガイガー
フュージョォォォォンッ!
ガイッガァァァァァッ!!
サイボーグガイは、ギャレオンとフュージョンすることにより
メカノイド・ガイガーに変形するのだ!
全高:23.5m、重量:112.6t
最大出力:185,000kw
最高走行飛行速度:350km/h
最高飛行速度:マッハ1
ギャレオンがサイボーグガイとフュージョンし、
変形して誕生するメカノイド。
等身大ヒーローとメカが融合し、メカノイドになる行為は『
勇者指令ダグオン』の「融合合体」を踏襲している。
それとは違う点は、
憑依するようなものではなく(描写ははっきりしていないが)コックピット内に乗り込むような形となっているところである。
主に格闘戦を行う。
固定武装はなく、武器らしい武器はギャレオンの爪を展開して拳に装備する〈
ギャレオンクロー(ガイガークロー)〉のみであるが、ドリルガオーを両腕に装備して武器として使用可能である。
ファイナルフュージョン中にも装備可能であり、EMトルネード内に敵が侵入した際には足に合体予定だったドリルガオーを装備して迎撃したこともある。
また、ステルスガオーを背面に装備すれば
飛行能力を得る事もできるのだ。
企画段階では銃を武装し、この形態のみで戦う予定だった。
【ガオーマシン】
〈
ジェネシックガオガイガー〉に使われる〈ジェネシックマシン〉のデータを元に開発した地球製
合体用マシン。
ガイガーと合体する事でガオガイガーを形成するパーツとなる。
基本的に自動で動くが、コックピットも備え付けられており、有人による操縦も可能になっている。
◆ライナーガオー
全長:24.6m、重量:55.4t
最大出力:50,000kw
最高走行速度:526km/h
500系新幹線を模したマシン。ガオガイガーの両肩と両上腕部を形成する。
実車と比べると、キャノピー周囲の黒枠がライトを囲んでいないのが最大の差異。
全ての路線に対応しており、また全ての車両と対応する連結器を持つ。短時間の飛行も可能だが、線路のない場所にはステルスガオーで空輸される。
唯一ガイガーの装備としての機能を持たない。
ちなみに合体後はいつの間にか車輪が消えているが、これには
毎回合体時の衝撃で吹き飛んでいるという
裏設定が存在する。
他にもヘル・アンド・ヘブンで負担がかかり、ブロウクンエネルギーを使う右腕部分は序盤の整備シーンでの破損個所の定番であった。
列車型なのは(ジェネシックガイガーの時点での仕様ではあるが)ガイガーの内部に謎のレールが敷かれているためかもしれない。
number.15(第15話)では凱の父である獅子王麗雄博士が搭乗。
老体でありながらもマニュアル式ファイナルフュージョンに耐え切った。
FINAL(
最終回)では
竜型ビークルロボである氷竜&炎竜の超AIを搭載。最後のファイナルフュージョンに挑んだ。
◆ドリルガオー
全長:18.2m、重量:298t
最大出力:110,000kw
最高走行速度:120km/h
二本の
ドリルを装備したマシン。戦車型だが唯一モデルになる実在の乗り物が存在しない。
ガオガイガーの両足を形成する。また、ガイガーの両腕に装備する〈ドリルアームモード〉も可能になっているがガオガイガーでは足の部位で削るためのものである。
地面の下を通じてどこにでも現れ、
ドリルを持つため合体しなくても若干ながら戦闘力がある。
number.15では
GGG整備部オペレーターの牛山一男が搭乗、マニュアル式ファイナルフュージョンに挑んでいる。
FINALでは竜型ビークルロボの風龍&雷龍の超AIを搭載している。
◆ステルスガオー
全幅:34.7m、重量:164t
最大出力:80,000kw
最高飛行速度:マッハ0.95
ステルス戦闘機を模したマシン。ガオガイガーの翼、下腕部、頭部、ボディ側面を担う。
ガイガーの背面に装備され、
飛行能力の付加も行う。だがガイガーは短時間飛行が出来るのは秘密だ。
後述のステルスガオーⅡ開発後も地上戦では基本的にこちらを使用する。
number.15ではGGG参謀の火麻激が海パン姿のまま搭乗、マニュアル式ファイナルフュージョンに成功している。
◇ステルスガオーⅡ
全幅:34.7m、重量:250t
最大出力:28,000,000kw
最高飛行速度:マッハ0.95
後半で宇宙用パーツを増設されたステルスガオー。
パーツを
パージして通常状態に近い状態に戻る事もできる。
なお、初代とⅡは別機体でもあるようで、Ⅱを
ガオファイガーや
ガオガイゴーが使用している場合は初代を使用することもできる(ただし宇宙での機動力は劣る)。
【ガオガイガー】
全高:31.5m、重量:630t
最大出力:7,500,000kw以上
最高走行速度:172km/h
最高飛行速度:マッハ3
ガイガーとガオーマシンが〈ファイナルフュージョン〉して誕生するスーパーメカノイド。
ガイガーが真っ白だったのに対し、カラーリングはほとんど黒に覆われている。
中盤で『ウルテクエンジン』を搭載されてバージョンアップ。出力が上がった。
ちなみに、前半と後半で背中(ステルスガオー)の
GGGマークの色が異なる(初期=黄、後期=緑)。
これは黄色(というか金色)が『ガッツィー・ジオイド・ガード』のエンブレムで、翠が『ガッツィー・ギャラクシー・ガード』のエンブレムのため。
《ファイナルフュージョン》
ガイガーとガオーマシンが合体し、最強の勇者王となるために必要なシークエンス。
合体には
GGG本部に合体要請を送り、それを
長官が許可し、その後合体プログラムの実行ボタンを押さなければならないという
お約束がある。
ダ・ガーン以降の
勇者シリーズにあった、合体発動のトリガーを他者に委ねるパターンを踏襲しつつ、よりリアリティを持たせたものとなっている。
実行ボタンはガイの彼女である卯都木命が担当。
命「長官、ガイガーからファイナルフュージョン要請シグナルです!」
↓
長官「よし、ファイナルフュージョン承認!」
↓
命「了解! ファイナルフュージョン――プログラム……ドラァァァイブ!!」
↓
バキンッ!!
↓
凱「よっしゃぁあああああああああああ!!」
↓
ファイナルフュージョン
毎回保護ガラスを破壊してボタンを押すので、観てるとだいたいの人は「もうガラス要らなくね?」と思う(しかしお約束である)。
もっとも毎回合体しているのでそう思わないかもしれないが、本来
ファイナルフュージョンは長官の許可が必要なほど重要かつ危険が伴うもの。
なので、この一連の流れを行う必要があるという状況自体が現状の深刻さを物語っているとも言える。
余談だが保護ガラスは怪我防止で割ってもバラバラにならない。一応、ガラスではなく保護プラスチックという設定のようだが……。
テイク2の場合、命の
腕時計のガラスが割れる。
18話のみ命が医務室で眠っていたためスワンが代行している。
合体する際はガイガーが周囲に電磁竜巻「EMトルネード(Electoro Magnetic Tornado)」を展開して合体の妨害を防ぐが、敵機のパワーによっては突破される事もある。
というかシリーズ通して一番合体に失敗している
ロボットで、他の勇者ロボや護の援護がないと大体失敗する。
当初は合体プログラムが不完全であったため成功してもガオーマシンが破損していたが、回を追う毎にプログラムは更新されるため次第に問題はなくなっていった。
ちなみに失敗すると衝撃でサイボーグガイやガイガー、ガオーマシンはバラバラに砕けてしまう。
というか成功してもガオーマシンのパーツが吹っ飛ぶぐらいの衝撃はある。ほんとうにやばいのだ。
初期の合体成功率はほぼ0%である。
ほぼ0%である。
滅茶苦茶大事な内容で敢えて二度ツッコむ要素でありガオガイガーにとって重大な事である。
だが、勇者はこんな事では止まらない。
なぜなら「確率なんてのは単なる目安だ。足りない分は勇気とガッツで補えばいい!」からである。
ガオーマシンが自動制御出来ない、合体プログラムを消去されたなどの非常事態には、各ガオーマシンにパイロット及び超AIを乗せて〈ファイナルフュージョンマニュアル〉を行なった。
合体完了時、当初、凱は一息で「ガオガイガー」と呼んでいたが、次第に「ガオ、ガイガー!!」とガオの部分でワンクッション置いてから名乗っている。
実は
合体機が登場する
ロボット物の創作物の中でも非常に珍しいものだが、ガオガイガーは任意で合体どころか分離すら出来ない。
分離するにはGGG基地内にある合体解除(フュージョンアウト)用の設備で行う必要がある。
前半、ファイナルフュージョン時の衝撃やヘル・アンド・ヘブンの負担でボロボロになったライナーガオーを引き抜くシーンが印象に残ってるものも多いだろう。
戦闘能力は高いのだが、様々な危険性があるせいか扱うのが不便になってしまっている。
なお、凱だけをフュージョンアウトすることも可能であり、その場合はガオガイガーやガイガーは合体・変形を維持したままにできる。
ガオファイガーや
ガオガイゴーも同様でフュージョンアウトする余裕や設備がない場合は片膝をついた状態等で駐機させている。
もっともガオガイガーの場合はギャレオンに負担もかかるため、ファイナルフュージョンの危険性も考慮すると本来なら早急に分離させておくべきであり、凱のフュージョンアウトはあくまでも非常手段である。
《武装》
基本的には前衛での格闘戦を担当。
ブロウクンマグナムも動作が大きいので、メイン
飛び道具は
炎竜・氷竜ほかの仲間達に任せる。
◆ブロウクンマグナム
回転有りの
ロケットパンチ。
高速回転した右腕を撃ち出すというガオガイガーの基本技であり、高い貫通力を持つ。発射後腕は自動で戻ってくる。
水平軌道を保つため拳と腕部装甲は逆回転する。
バリア貫通用装備だが、描写される大抵の
バリアに対して弾かれることが多かった。
◆プロテクトシェード
左腕から発生させる
バリア。受けた攻撃がエネルギー系だった場合、五芒星の形に収束させて
跳ね返す事ができる。
ただし威力が高過ぎると反射できない。自機は防げても、受け切れなかったエネルギーが拡散して周囲に被害を広げることもあった。
また全身に纏うように発動させたり(深海などを長時間は無理)、応用だが
ディバイディングドライバーのように海の水を押し広げることも一時的にだが可能。
ちなみに合体しているギャレオンが任意で発動可能である。
◆プラズマホールド
左腕から電撃を発生させ、相手を捕縛する技。
プロテクトシェードの機能を反転させて行うためシステムに負荷がかかる。そのせいでTV版では2話と最終話しか使用されなかった。
◆ドリルニー
ドリルガオーのドリルを使った膝蹴り。
作中では割と多用しているのだが、技名を叫ばないためか凱役の檜山氏には「あまりテレビでは使われなかった地味な武器」と言われてしまっていた。
◆ヘル・アンド・ヘブン
右腕の破壊のエネルギーと左腕の防御のエネルギーを合わせたガオガイガー最強の
必殺技。
二つのエネルギーを両手に集めた上で両掌を組みエネルギーを融合させた後、電磁竜巻で相手を拘束。
そのまま磔状態の相手に向かって突撃して腕を叩き込み、核(コア)を抉り出す。
ゾンダー核は人間を使用しているため、救出するためにはどうしてもこれを使わなければならない。
攻撃と防御の力を同時に使用するという無茶な技である上に、ギャレオンのデータが破損していたため発動呪文の最後の一章節が分からず、不完全な形で使われている。
そのため
使用する度に凱の身体に強い負担が掛かる諸刃の剣である。
両腕を使うため片腕を破壊されると使用不能。発動してしまうとゾンダー核を引き抜いた後は完全な無防備と化してしまう。
また引き抜いた後に発生する大爆発による街への被害も甚大なもので、これの解決には
ディバイディングドライバーや後述の
ゴルディオンハンマーの開発を待つ必要になった。
あまりやらないが、一応、二つを同時に引き抜くことも可能ではある。
本来のヘル・アンド・ヘブンはラティオやペイ・ラ・カインが使用した場面から光線状に放射する技である可能性が高い。
『
覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』での、縒り合わされたエネルギーを纏い攻防一体となった状態でそのまま敵に突っ込むという現在の技は、凱が考案したものとしている。
多くの設定と謎を秘めている、単なる
必殺技にとどまらない存在。詳しくは
独立項目を参照のこと。
◆ハンマー・ヘル・アンド・ヘブン
ハンマーヘル! ハンマーヘブン!!
光になれぇえええええええええええええっ!!
ゴルディオンハンマーを使って放つ新
必殺技。
従来のヘル・アンド・ヘブンとは違いガイの身体には負担が掛からず、かつ絶大な威力を誇る。
ただしその圧倒的破壊力からガオガイガーの機体を保護するために、専用ツールロボ「
ゴルディーマーグ」が変形した「マーグハンド」を右手に接続しなければならない(通常の右腕部はステルスガオーに収納)。
ゴルディーマーグが未竣工だった時に、そのままハンマーを使用した際は機体の右半身がボロボロになってしまった。
次にプライヤーズが合体した「ディメンジョンプライヤー」を保護ツールに転用して使用したが、ガオガイガーは無事だったもののDプライヤーはただの一撃の使用で中破してしまった。
「ハンマーヘル」でエネルギーの釘を打ち込み、
「ハンマーヘブン」にて核を掴んだ釘を引き抜く。核は最大二つまで対応。
残った敵機体は
ゴルディオンハンマーを叩きつけ光の粒子に変換してしまうため、爆発による被害を心配する必要はない。
またマーグハンドを装着するためブロウクンマグナムが破損しても使用可能である。
これまでの
勇者シリーズ主役機の主力武器は剣が殆どだったが、本作では
ハンマーというのも珍しい要素である。
◆ゴルディオンマグナム
PSの
ゲームで登場した技。通常の右腕の代わりにマーグハンドを撃ち出す。
ブロウクンマグナムのような貫通力はないが、大質量故に重い一撃。
基本的に
ゴルディオンハンマーのほうが威力が圧倒的に強いので緊急時以外にわざわざ使用する必要はない技。
例外はブロウクンマグナムやファントムでは突破できない大質量が必要な防御を突破するとき等か。
【スターガオガイガー】
全高:38.5m、重量:716t
最大出力:38,000,000,000kw以上
ステルスガオーⅡで合体した状態。機動力がアップしている他、翼の左右に〈ファントムリング〉〈ウォールリング〉という追加装備を備えている。
ちなみに劇中での呼称は「ガオガイガー」のまま(もしくは宇宙用ガオガイガーなど)。
宇宙用だが、
最終決戦ではブロウクンファントムとプロテクトウォールを使用するためにこちらに合体した(もしくはありったけ燃料を詰め込めるのがこちらだった)。
その合体時には物質昇華によってプログラム・ドライブもファイナルフュージョン・マニュアルも行えなかったため、勇者ロボ軍団の超AIと、艦内に残されていたありったけの燃料とGSライドを詰め込んで合体した。
ドラマCD「帰ってきたマモル」ではファイナルフュージョンシーンで「スターガオガイガー」と呼称される非常に珍しい場面がある。
《武装》
◆ブロウクンファントム
ファントムリングを腕に装備したブロウクンマグナムの強化版。
ブロウクンマグナムが通じなかった原種の
バリアも易々と突き破る。
◆プロテクトウォール
ウォールリングを腕に装備したプロテクトシェードの強化版。
防御力が上がった代わりに反射機能が失われた。
【覇界王~ガオガイガー対ベターマン~】
無印本編が終わり、その続編のFINALで真のガオガイガーとも言えるジェネシック・ガオガイガーが登場したため、この機体の登場はもうないと思われていたものの、物語終盤でまさかの再登場を果たす。
2005年のガオガイガーが初戦闘を行ったEI-02戦直後の時空から、ベターマンによって2017年の時空へとギャレオンのみが連れて来られ、
エヴォリュダーガイと2017年製の初代ガオーマシンと合体し、始まりの勇者王であるガオガイガーが再びその雄姿を現した。
オービットベースを襲撃しようとしていた覇界王
キングジェイダーをベターマンと合体した夢装ガオガイガーで退ける。
その後も、残る敵である覇界王ジェネシックに備え、リスクはあるものの運用をされることとなり凱が搭乗することとなる。
ギャレオン自体は2005年の初戦闘直後のため
ブラックボックスや各部が損傷したままの状態であり、2017年の今なら修復も可能ではあったがタイムパラドックスが発生する恐れがあるため、あえて修復は行わずに運用されることになった。
それでも性能自体は、搭乗する凱がサイボーグではなくエヴォリュダーとなったため、性能の最適化が可能になったこと。初代ガオーマシンも2005年当時よりも進歩している2017年の技術で建造されているため、2005年当時のガオガイガーよりも高い性能を発揮している。
なお地球製ガオガイガーはコアマシンも含めて地球製のガオーマシンなのでテクノロジーが混在している初代ガオガイガーよりもパイロット・機体共に安定性が高く、安全な設計となっているのだが、テクノロジー不足を補うためにエヴォリュアルウルテクパワーやリンカージェルを補助動力としているため、初代ガオガイガーより瞬間的な出力アップに優れる代わりに継戦能力が著しく低下している。
旧式の設計がベースではあるが、継戦能力だけでみればオリジナルのジェネシック・ガオガイガーに次ぐものがある。そしてガオーマシンにしても、ナンバリングでスーパーメカノイドの性能に与える影響は小さく、あくまで最適化のために設計を変えてきた結果であり、大きく出力が変わった要因としては原種大戦でGGG各機やGBRシリーズに搭載されたウルテクエンジンがガオーマシンに搭載されたことが最大の恩恵なのでナンバリングが古いから弱いということも実はなかったりする。線路を利用する前提で戦闘するなんて限定戦況がパスダー戦役の頃のように頻繁に来ることもないだろうし、それ以外の状況では明らかに機能面で全面的に劣るライナー・ガオーは全部IIにしてもよくね?とか言ってはいけない。
覇界王ジェネシックとの戦闘終了後は、この時代のギャレオンであるジェネシックギャレオンを奪還でき、(その時点では)トリプルゼロの脅威は去ったと思われたことから、ギャレオンは2005年の時代へと帰されることとなった…が帰還前に近い未来でもう一仕事し、危機一髪な事態になりかけたが、勝利のきっかけを作った。
【玩具】
玩具もそれなりに発売されており、タカラトミーやバンダイ、
コトブキヤ等が販売し、種類もプラモ、ガレージキット、食玩など様々。
中でも最も高い知名度を誇ったのは超合金シリーズであろう。
このシリーズだけあり出来栄えは完璧。
特に超合金魂は塗装や変形機構のギミックは勿論、各種オプションパーツも完備。
全長25cmを超える迫力は飾り映えする。
後にスター換装パーツやゴルディマーグも発売し、ほぼ全ての要素が揃うことに。
ちなみにこのシリーズはガオガイガー以外にも他の勇者ロボが沢山販売されている。
ただこのシリーズ共通の難点としてはとにかく高いということ。
この出来栄えなので当然と言えば当然なのだが、只でさえ数万するガオガイガー本体にスターのオプションパーツとゴルディマーグは別売りなので、
超合金魂を全部揃えると5万は愚か10万近くいくという驚異のお値段。
手が出せなかった人も多い筈である。
しかし2022年にて遂にバンダイが(非食玩の)
プラモデルのガオガイガーを販売!
これには多くの勇気ある者たちが大歓喜
しかもブルーバンダイ製で、なんと企画は
RG!
RGは2010年に作られた新規格で出来栄えもMGに匹敵する程に良く、
ガンプラでも販売されていない有名機体が数多くあるというのに、それがまさかガオガイガーで出るということに驚愕し喜んだファンも多い筈。
その出来栄えもRGの技術を惜しみなく積み込んだ素晴らしい代物。
まず一番の要素はなんといってもガイガーとギャレオン、各種ガオーマシンがそれぞれ独立して揃ったトンデモ仕様。
つまりガオガイガー単品で組み上げるのではなく、各種マシンを組んで、それを最後に変形させてガオガイガーが出来上がるのである。
超合金ならいざ知らず、これがプラモで出来ることには驚愕である。
またそれぞれのパーツに最適化したシールも付属しており、これを貼るだけで塗装せずとも十分な迫力と完成度を誇るガオガイガーに仕上がる。
各種オプションパーツも充実しておりプロテクトシェードや
ディバイディングドライバーも完備。
というか
ディバイディングドライバーは金属使用であり、まんまマイナスドライバーだったりする。
そしてポージングも完璧に再現出来、シェード展開やマグナム発射、
必殺技のヘル・アンド・ヘブンも迫力十分である。
難点としてはやはりRGの宿命なのか変形させたり合体させたりするとパーツが外れることがしばしば。(まあ
かのZより大分技術が進み改善されている)
特に手が
アドバンスドMSジョイントエモーショナルマニュピレーターなので油断すると指が直ぐにすっぽ抜ける。
変形合体メカのため、パーツ数の多さも相まって組み立て難易度は並みのHGやMGよりも高い。特に合体の難度は高く、ここで組み間違いに気づいた場合、合体前に戻して修復しなければならないので
説明書の熟読は必須である。
なお、合体用のジョイント部分にはABSやKPSといった剛性の高い素材は使用されていないため、無理やり動かそうとすると捩じ切れる危険性が高い。
また残念だがスターパーツはついていないし、今のところ販売される予定もないし、プラモの出来的にも着けることは無理そうである。
あとはRGなので、6600円とそれなりのお値段がする。
後にゴルディマーグも別売りで販売され、ハンマー・ヘル・アンド・ヘブンも出来る。
こちらも4000円以上、二つ合わせると10000円を超えるが迫力は十分なので、是非とも欲しいところである。
【余談】
勇者シリーズには主役ロボ(所謂1号ロボ)と合体するロボ(所謂2号ロボ)が共に合体する、グレート合体が定番になっていた。
しかし、ガオガイガーにはグレート合体するための2号ロボは存在しない。
これは「合体を繰り返すと1号ロボの存在感が弱くなるから」という米たにヨシトモ監督の意向によるものであり、
強化も外見はそのまま、かつウルテクエンジンに換装されて出力がアップする程度に収められた。
勇者シリーズコラム「俺と勇者」によるとスターガオガイガーは当初、
ガオガイガーが一度退場して2号ロボである
天海護が操縦する『スターガオー』という宇宙空間用の龍型メカと合体する予定だった。
結局スターガオーは登場せず、ステルスガオーⅡとの合体にとどめられたという。
もしも実現していたら、
初代勇者である勇者エクスカイザー以来のライオン+ドラゴンのグレート合体が実現していた(グレートゴルドランは空影も合体するため割合とする)。
なお、パーツの改良やOSの更新は常に行われているため、number.01とFINAL時点では外見は同じだが中身は完全な別物と(なっている。
後にスターガオーは
ガオファイガーのファントムガオーのアイディア元となった。
また、企画当初はギャレオンがガイガーに変形した時点で
ロボットが完成していることを考えると、
ガオガイガーこそが既にグレート合体であるという見解もある。(DVDボックスの解説書より)
実際、ガイガーをコアにして各機が強化パーツのように合体するし、ヘルメットパーツを被るなど、勇者シリーズのお約束は概ね踏襲しており、グレート合体という解釈も決してこじつけとは言えないところがある。
次回も追記・修正、承認!
- ゾヌーダ戦の一分三十秒はカッコよすぎる -- 名無しさん (2013-10-30 22:59:35)
- 初期の凱のボロボロぶりは要するに、良く解らない技術を良く解らないままで再現して良く解らないまま実戦投入したら乗ってる人に馬鹿みたいに負担のかかる不良品(言い方悪いが)に乗ってた結果なんだよな。 -- 名無しさん (2013-10-30 23:07:49)
- 凱「オレもグレートになりたかった!!」 -- 名無しさん (2013-10-31 00:22:37)
- よく『黒いロボット』と表現されているけど、ばらついたカラーリングのせいでそうは見えない。リアル重視のガオファイガーは浅黄色とグレーだしw -- 名無しさん (2013-10-31 02:41:53)
- ↑ガイガーが白かったから、素の対比ってことで納得してたな。後ろからだと黒いロボットにしか見えないし -- 名無しさん (2013-10-31 05:37:37)
- パスダー戦とゾヌーダ戦の凱はかっこ良すぎた -- 名無しさん (2013-10-31 08:02:51)
- ↑あの月をバックにハンマーコネクトするシーンは最高にカッコイイと思う。 -- 名無しさん (2013-10-31 09:08:23)
- サポートなしだと(格闘能力除いて)シリーズ最弱級勇者。常にサポートあったからこそ最後まで戦い抜けた一人一人の勇気の象徴。 -- 名無しさん (2013-11-28 09:44:53)
- そりゃまぁ、仕方ない
他の勇者シリーズと違って完全に外宇宙の超技術産じゃなくて
合体の中心はところどころブラックボックスなせいで肝心な部分が不明の機体に、大幅に科学力が劣る地球の技術で作ったサポートマシンだし
最初からガオファイガーやジェネシックだったらむしろオーバーキルすぎた -- 名無しさん (2013-12-04 20:16:17)
- たがしかしジェネシックだとゾンダーとゾヌーダ倒せないのよね -- 名無しさん (2013-12-04 21:59:08)
- この物語の裏シナリオが「ベターマン」だと思うと有る意味凄いな。 -- 名無しさん (2013-12-14 22:35:21)
- 世界は多様性を内包する大きな器だな -- 名無しさん (2013-12-14 22:45:16)
- スターガオガイガーが地上で戦ったのが最終話だけだったのは、元々宇宙戦用装備でその重量やらが地上戦でどれだけ影響するかわからなかったから
だからスターガオガイガー以降も地上戦は通常のガオガイガーがだった
最終話でスターガオガイガーだったのは、地上戦でも使えるみたいなデータでも揃ったんだろうか -- 名無しさん (2013-12-16 18:50:50)
- ↑いや、使用自体はできるんだが、なにぶん宇宙用なのでね。最終決戦はオービットベースが実質占拠されちゃった状況だからステルスガオーⅡしか用意できなかったんだと思う。 -- 名無しさん (2013-12-16 19:03:44)
- 宇宙用とはいえ対原種装備積んでるんだから、使えるなら地上でも普通に使ってたと思うよ
ブロウクンファントムじゃなきゃバリア破れないし、プロテクトウォールじゃないと攻撃防げないのにわざわざ使わなかった意味がわからない -- 名無しさん (2013-12-16 22:04:53)
- ↑だよなあ。何だかんだでファントムリングの恩恵はでかいよ。 -- 名無しさん (2013-12-16 22:17:57)
- 後付け追加装備にしては優秀過ぎるよなファントムリング -- 名無しさん (2013-12-16 22:31:26)
- ジェネシックマグナムほどの威力はないブロウクンマグナムの威力を大幅に上げるからな。撃っただけで街が壊滅するレベルになるみたいだし。ガオファイガーでエネルギー製になったのはすばらしい改良だと思う -- 名無しさん (2013-12-16 22:32:44)
- 子供の頃は氷竜・炎竜・風龍・雷龍と合体してグレートガオガイガーになるとばかり思ってた。 -- 名無しさん (2014-07-28 00:24:27)
- 対ゾンダー用装備みたいなもんだからボコボコにされるのも納得。兵器というより解体道具みたいなもんだし -- 名無しさん (2014-07-28 00:32:54)
- 超合金キタな! -- 名無しさん (2014-08-27 19:01:34)
- トンデモ科学設定のせいか、建造費、修理費、維持費も設定されていそうに感じられる不思議。 -- 名無しさん (2014-10-21 05:36:22)
- ガオガイガーの時点でグレート合体・・・その発想があったか! でもパワーアップして欲しかった -- 名無しさん (2014-12-19 22:27:57)
- 設定知らない子供のころ見てて毎回『何で両手でブロウクンマグナム撃たないんだろう』と不思議に思ってた -- 名無しさん (2015-12-10 15:32:41)
- ↑3 国連総予算の70% -- 名無しさん (2017-01-04 00:12:02)
- ステルスガオーってIとIIが別に存在するの?てっきり単に換装してるだけかと思ってた。最終決戦でパージして元の姿になってたし -- 名無しさん (2017-07-02 05:53:10)
- ↑描写から見るに予備パーツが数機あって、出撃可能なパーツにGストーン搭載して発進みたいな感じじゃないかな? ただⅡのブースターは急造品でTV版では一組しかない感じ。 -- 名無しさん (2017-09-17 19:30:24)
- 放送当時のDX玩具でもスターガオガイガーを出してほしかった。 -- 名無しさん (2017-09-17 19:33:23)
- 合体シーンは非常に臨場感がある。まるで自分がガイガーになった気分になるくらいだ。 -- 名無しさん (2018-05-30 12:49:07)
- マグナムのパワーアップバージョンがファントムなのはリングにかけろ!が元ネタか。 -- 名無しさん (2018-05-30 13:34:57)
- 今思うけどブレストファイヤーのない俺マジンガーって感じ。ブロウクンマグナム=ロケットパンチ、電磁竜巻=ルストハリケーン、ドリルニー=ニーインパルスキック(これはグレートだけど)、ステルスガオーⅡ=ジェットスクランダーって感じで -- 名無しさん (2018-09-13 18:10:32)
- 大気圏内でスターガオガイガーになるメリットはあるのかな? -- 名無しさん (2018-09-13 18:17:09)
- まさかブキヤが勇者ロボまで擬人化する日が来るとはな…! -- 名無しさん (2018-12-27 16:16:41)
- ファイナルフュージョンマニュアルは怖すぎる -- 名無しさん (2020-02-21 13:25:27)
- 今回の話のラストに出てきたギャレオンはなんなんだろう? 2005年から、当時のガイに頼んで、ギャレオンだけ貸してもらったのかな? まさか、覇界ギャレオンなんてことはないよね?; -- 名無しさん (2020-07-24 18:28:01)
- ついに(ある意味)グレート合体するとは -- 名無しさん (2020-09-06 01:32:42)
- プロテクトウォールが反射できないって気づかなかった -- 名無しさん (2021-02-21 02:52:02)
- EI-15はニチアサ的に言えばアナザーガオガイガーだと思う -- 名無しさん (2021-08-17 13:49:32)
- サポートなしだと最弱?ほんとか?というか、サポートがどこまでなのかわからんぞ、相手が相手だから、いちいち倒し方拘らないとダメだし。 -- 名無しさん (2021-10-10 19:14:40)
- 他の勇者シリーズと違ってていうけど、ダ・ガーンは一応地球産(地球人製ではない)だし、マイトガインとジェイデッカーに至っては完全に純地球産なんだけど -- 名無しさん (2021-10-15 14:31:00)
- 原種にボッコボコにされた時もプロテクトシェードだけはちょっと効いてた時はなんかすごい安心感を覚えたので好きな技 -- 名無しさん (2021-10-15 15:25:31)
- リアルグレードでも発売……どんどん増えるなぼくらの勇者王!! -- 名無しさん (2022-03-14 19:27:27)
- ちょうど「世代」の人がそれなりの役職についている時期だから、かな。数年前のマジンガーとかゲッターの位置なのだろう -- 名無しさん (2022-09-07 19:18:47)
- 「めっちゃ必死にあの姿してるんだ、さっさと解除しないとヤバいんだ」と子供心にも理解できる説得力よ -- 名無しさん (2022-09-07 20:24:21)
- ギミックの再構成とか、他作品とのコラボとかして、ガオーマシンのみで人型ロボットに合体できるモノを、玩具でもプラモでもいいからまた作ってほしいと思ってしまう。 -- 名無しさん (2023-05-08 03:51:58)
- 各ガオーマシンの「FINAL(最終回)では~」のところ、続編のガオガイガーFINALと紛らわしいから、「本編最終回では~」あたりにしたらアカンか? -- 名無しさん (2023-05-30 16:07:53)
- 最初はグレートどころか、ラーメンの屋台が変形するというスポンサー困惑な案だったらしいけど、あれ考えたのも米たに監督?それとも高橋監督? -- 名無しさん (2023-07-08 23:58:30)
- クロスフレーム・ガールにも、ガオガオガイーが登場!RGのと一緒におもちゃ屋に置いてあったのには感激した! -- 名無しさん (2023-08-18 14:28:37)
- ↑×2 シリーズ構成の五武冬史さんだったはず -- 名無しさん (2023-08-18 15:13:26)
- ↑デザインとかに関することって脚本関係ないと思ってたから意外だった。新作漫画ソーグレーダーのロボはキッチンカーが変形するけど、ついに時代が五武先生に追いついたのか? -- 名無しさん (2023-08-19 21:44:39)
- ガオーマシンのナンバリングは影響はそんなにないって書かれてるけど、小説で明確に旧より新の方が性能が上って書かれてるよ。搭載されてるウルテクエンジンの世代や装甲とかも違う -- 名無しさん (2024-01-14 22:56:58)
- 主題歌の歌詞が記載されている部分を削除させていただきました -- 名無しさん (2024-07-16 10:58:59)
- ↑ワンフレーズ程度なら殆ど問題にならない可能性が高いけど、まぁリスクを最小限に抑えたいならそれまでアリとしか… -- 名無しさん (2024-09-06 01:25:25)
- 毎回ものすごい銭が飛ぶが、新しい特許が毎日レベルで生まれて地球経済テラカオス(ベターマンにミラーコーティングを応用したプラスチック鏡が登場する。一般市販されている) -- 名無しさん (2024-11-13 20:12:32)
最終更新:2024年11月15日 11:50