マッギョ

登録日:2010/10/07(木) 19:24:12
更新日:2023/09/26 Tue 17:44:57
所要時間:約 7 分で読めます





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■データ


イッシュ図鑑No.124
全国図鑑No.618
分類:トラップポケモン
英語名:Stunfisk
高さ:0.7m
体重:11.0kg
タマゴグループ:水中1/不定形
性別比率:♂50♀50

タイプ:じめん/でんき

特性:せいでんき(接触技を受けた時、3割の確率で相手をまひ状態にする)
   じゅうなん(まひ状態にならない)
隠れ特性:すながくれ(天候が砂嵐の時に回避率が1.25倍になり、タイプに関係なく砂嵐のダメージを受けない)

種族値
HP:109
攻撃:66
防御:84
特攻:81
特防:99
素早さ:32
合計:471

努力値:HP+2

×2:くさ/みず/じめんこおり
×1/2:ひこう/いわ/どく/はがね
×0:でんき

ガラルのすがた

全国図鑑No.618
ガラル図鑑No.226
高さ:0.7m
重さ:20.5kg

タイプ:じめん/はがね

特性:ぎたい(フィールドの状況に応じてタイプが変化する。フィールドが解除されるとタイプも戻る)

種族値
HP:109
攻撃:81
防御:99
特攻:66
特防:84
素早さ:32
合計:471

×2:ほのお/みず/じめん/かくとう
×1/2:ノーマル/ひこう/むし/エスパー/ドラゴン/はがね/フェアリー
×1/4:いわ
×0:でんき/どく


■概要


泥の中に埋まり、近づいた者に電流を流してしびれさせる。おそらくモチーフは電気ナマズ
ナマズンとは違います。


主にセッカシティ周辺で出現するが、色々な意味でインパクトを受けた人も多いはず。

まず、顔がウザい。普通だとぬぼーっとした無表情だが、時折ニヤニヤ笑う
今作から動くようになったのが、これには殺意が沸く人もいるとか…。
図鑑によると、この笑い顔は電気を流す時になるらしい。


モチーフも魚のはずなのだが、水タイプと思って電気技を放つと、地面タイプで無効にされて返り討ちにされる。初見殺しされた人もいた?
しかし魚のくせに水タイプは弱点になっているという。

分類がトラップポケモンという大仰な名前。
図鑑では皮膚が丈夫なので相撲取りが踏んでも平気とあるが、泥に紛れていたのを踏んでしまったのだろうか。とんだトラップである
因みにタイプの地面・電気も地・雷で地雷ととれなくもない。





これらの要素から、オタマロと並んで色々とネタにされている。
ちなみにセッカシティ周辺ではオタマロの進化形のガマガルも出現する。何なのこの生態系。

ちなみにマッギョのデザインを担当したのはオノノクスヒヒダルマブルンゲルビクティニ等のデザインを手掛けた当時新人の井部真那氏である。
杉森氏も「彼女は中々変わったデザインを考える」とのこと。


逆にむしろマッギョマギョにされて信奉してしまう人もあり、マッギャー(またはマギョラー)と呼ばれたりする。
GTSでひたすらマッギョを交換したりする等、日夜活動しているらしい…

ポケモン関係の掲示板では既にAAまで作られている。

なんなんだ、あんた

また、ビクティニ道場が出来ない場合、HP努力値稼ぎに使われることがある。
しかし、レベルが足りないとなかなか倒せず麻痺状態になったりするので面倒くさい。

色違いは尾や模様の色が淡い青
爽やかマッギョさんである。


余談だが、寝顔が天使のように可愛い
ここからマッギャーに目覚める人もちらほら。


以上のように妙な人気や下記の通りアニメでサブレギュラーだったからか剣盾ではガラル地方に適応した新形態であるリージョンフォームが追加された。
ガラルの姿は黄色い部分が黄緑色で鳥の足跡のような形となっており、口はモンスターボールのような赤と白の色合いになっている。
尻尾と先端はトゲトゲした形になっており、主人公が踏むと挟もうと泥の中から出て襲ってくる…つまりトラバサミをモチーフにした形態になっている。

ガラル地方の泥は鉄分が多いらしく、原種の電気タイプを失った代わりに新たに鋼タイプが付属している。
…のだが相変わらず薄っぺらなためか体重は9.5キロしか増えていない。ネギを装備したネギガナイトは100キロぐらい増えてるのだが。
ハードがSwitchになったことで大画面でその薄っぺらさを堪能することが可能になった。キャンプで他のポケモンと並ぶと非常にシュールである。
それでもトラバサミになった分だけまだ厚みがあるほうで、原種と比べればその差は一目瞭然である。

ちなみにリージョンフォームの色違いは緑色の部分が黄色くなる。先祖返りである。


■ゲームでのマッギョ


BWやBW2ではセッカシティの水辺やそこに繋がる8番道路で出現。
アタッカー向きの専用タイプと素早さ以外はバランスの良い能力を持つポケモン。
さらにレベルを上げれば自力で「10まんボルト」を覚える。

…が、連戦が前提の旅パでは弱点が多いのに先手を取られまくるのは難点。
また地面技に関しては「だいちのちから」がタマゴ技なので「マッドショット」や「どろばくだん」で戦い続けることになる。
そのためでんきならデンチュラゼブライカ、じめんならドリュウズワルビアル等の方が使い勝手は良い。

剣盾では第二鉱山などに固定シンボルでリージョンフォームが登場し、ワイルドエリアの草むらにもランダムエンカウントで出現することがある。
固定シンボルの個体は上を歩いたトレーナーに襲いかかってくるようになっており、原種よりもトラップ度が増した。
上を通ってから襲ってくるまでに僅かなラグが生じるので、素早く走り抜けると回避できる。
また、口笛を吹いたり自転車のベルを鳴らすと上を通らなくても反応してくる。

リージョンフォームは鋼複合なので耐性は多いが、鈍足なのとレベル技の貧弱さは変わらないので旅パでは相変わらず扱いづらい。


■対戦でのマッギョ


じめん・でんきという専用かつ攻撃面では極めて優秀な複合タイプの持ち主。
種族値もHPや防御が高く、特攻や特防もそこそこと、素早さ以外に目立った欠点はない。
しかし弱点が水草氷地面の4つと多めかつメジャーどころで、耐性は比較的マイナー気味。
なので鈍足で先に攻撃を食らうリスクが高くなってしまう。

メインウェポンは、電気が「10まんボルト」or「かみなり」、地面はタマゴ技だが「だいちのちから」(これがないと「どろばくだん」程度しかない)。
サブウェポンは「なみのり」or「ねっとう」、「ヘドロばくだん」or「ヘドロウェーブ」ぐらい。
めざパを入れるなら氷あたりがオススメ。
補助技は「でんじは」を始め、タマゴ技なら「あくび」「のろい」「いたみわけ」辺りと中々トリッキー。これらをうまく使いたい。
「じわれ」と「ねむる」、タマゴ技だが「ねごと」も使えるのでねむねご一撃必殺型も使える。一応効かない飛行には電気技を打てる。
ニタァ…と笑いながら地割れに叩き落とす姿はまさにトラップポケモン。


特性は基本的に「せいでんき」か隠れ特性の「すながくれ」。触れた相手をニタァ…と笑いながら麻痺らせるのはまさに(ry
というかXYから「でんきタイプは麻痺状態にならない」仕様になったため、「じゅうなん」は殆ど意味のない特性になってしまった。


実はタイプ上電磁波無効&飛行半減とトゲキッスにやけに強かったり。
くさむすび」も軽いので何のその。
オタマロと違い無進化なので、インパクトそのままに対戦で使うことができる。
しかも見かけに寄らず中々のやり手、流石はトラップポケモン。
耐久極振りで守る覚えさせて食べ残し持たせて、最後の一匹になったスカーフエアスラトゲキッス相手に出せば
トゲ「俺の側に近寄るなァァァーーーーッ!!」
な事態になるので、機会があったら存分に楽しもう。 

隠れ特性は「すながくれ」。すなおこしのターン制限があるためうまく使いこなすのは難しいが、ねっとうやあくびのために特性を「せいでんき」にしたくない場合は消去法でこちらとなる。

因みに彼(彼女)の一致範囲を見ればすぐに分かるだろうが、ランドロスに一致両方を無効化されるという、環境を考えれば致命的と言うべき欠点が存在する。特にダブルバトルでは居場所がないだろう。

一応彼(彼女)の名誉のために言っておくと、「ほうでん」「じしん」といった一致技で全体攻撃ができるため、バトルロイヤルでは利用価値がある。

ガラルのすがた

原種の攻撃と特攻、防御と特防が入れ替わった種族値をしている。
特性はフィールドに合わせてタイプが変わる新特性「ぎたい」固定で第二特性は存在しない。
本作では相手のダイマックス技で目まぐるしくフィールドが変わる上、電気・草・エスパー・フェアリーいずれの高火力な攻撃技も無いので少々使い道に悩む特性。
というか鋼複合故の優秀な耐性があるためなるべくタイプが変わらない方が都合がいいのだが…。

また、専用技として「トラバサミ」を覚える。威力35のくさタイプ物理技で、「しめつける」などのように5ターンの間相手は逃げられなくなり、ターン終了時に最大値の1/8だけHPが削られる。
草技だがグラスフィールドとの相性は非常に悪く、特性と合わせて一発目の威力は強化できても回復効果のせいでスリップダメージを半減される。
グラスフィールドが切れるタイミングに出せれば面白いかもしれない。

トラバサミ、ステルスロック、あくび、てっていこうせんといった技で起点作り+退場を行っても面白いだろう。


・アニメでの活躍


状態になったポケモン達を治す為、しれっと水草がある池にて登場。仲間のガマガルと共にしれっと水草を採るサトシ達の邪魔をした。




しかしデントの釣りによる吊り上げからのぶん回しにより気絶し、デントがゲットした。そしてサトシはガマガルをゲット。この展開は誰もが読めなかったであろう……




ゲット後もドンバトルでルークのメラルバと対戦。熱湯を放ったり宙を舞ったりと奮戦したが、メラルバの火炎放射でこんがり焼かれてしまった。


■ポケモン立体図鑑BWでのマッギョ


まず何よりも薄い。
デフォルト視点では目をちゃんと見ることができない。
デフォルト視点から視点を縦に移動させて顔部分を見ても目がこっちを見ていない。

そのまま視点をぐるりと反対側に回し、後方から顔部分を覗き込むとこっちを見ている。
固有モーションは顔部分がこちらに見えるように浮かび上がり、あの顔をしながら尻尾にバチバチと帯電を発生させる。

本当になんなんだ、あんた
そして遂に公式がそのネタキャラ性を理解したのか

大量のマッギョグッズ発売を決定
遂に公式までが悪のりを始めてしまった。

発売されたグッズは、スリッパ、箸置き、ぬいぐるみ、ポスターと豊富。
発売日一部のポケモンセンターには行列ができたとか…。



追記・修正お願いします ニタァ…
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BW2のネタバレ】









BW2ではサンヨウシティを侵食していた。
ポケウッドにもマッギョを主役にした映画を撮り、マッギョと共にポケウッドスターを目指すマッギャーがいたりする。

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最終更新:2023年09月26日 17:44