ファントム(無限のフロンティアシリーズ)

登録日:2011/09/15(木) 00:20:53
更新日:2022/11/02 Wed 01:48:37
所要時間:約 5 分で読めます




「イイヤツだな、ミスター。」




PTと言っても、18mクラスの機動兵器ではなく3mクラスの無人兵器である。



#機体説明
型式番号 不明


  • 主な武装

【グラン・スラッシュリッパー】
背部ユニットに二つ装備した巨大なスラッシュリッパー。
よく飛ばすがどうやって戻っているかは不明。


【グラン・プラズマカッター】
巨大なエネルギー刃を発生させるプラズマカッター。
ファントムはこれをよく回しながら使う。


【プラズマサイズ】
二つ装備されており投擲専用の武装。
尚、グラン・プラズマカッターと合わせてこの3つをプラズマステークとして扱うことも可能。


【ニュートロンブラスター】
胸から出すビーム。
前作で名前は分からなかったが『EXCEED』で判明。


【究極!ゲシュペンストキック】
説明不要のネタ技。
ハーケンとの連携攻撃で繰り出す。



エンドレスフロンティアのいたるところに出現し、ハーケン一行とも幾度か戦うことになる謎の機動兵器である。
名前は「ファントム」や機体色から「ブラックゴースト」、「黒き亡霊」(あと「げすぺんしゅと」)等と呼ばれているが、正式名称、開発目的、行動目的のいずれも物語当初は不明であった。

その形状からゲシュペンストと何らかの関係があると思い起こさせる。






【無限のフロンティア】

今作が初登場。
上記の通り、ハーケン一行の前に度々姿を現し戦うことになる。
中盤で援護専用ユニットとしと仲間に加わる。

仲間に加わってからハーケンに「究極!ゲシュペンストキック」の新特殊技(ネタ技?)が追加される。
また、電子戦用の装備が施されているらしく、ハーケンの何気ない発言を命令と受け取ってアルトアイゼン・ナハトとヴァイスリッター・アーベントをハッキングして仲間に加えるといった活躍も見せる。



今作ではブロウニングファミリー入りしており、序盤に転移してきたアクセルアルフィミィをハーケンと一緒に迎え撃つ。
その後は、鞠音博士の要請を受け、博士の護衛のため一時離脱。

中盤になり、W03であるピート・ペインに操られて敵となったナハト、アーベントと対峙した時に復帰。
本来はこいつもピートに操られていたはずだったのだが、ハーケンの「コール!ゲシュペンスト!」の掛け声により颯爽と主人であるハーケンの危機に現れる。
まさに忠犬ファントムである。
まあ若干のタイムラグがあったが、そこは気にしてはいけない



主人ハーケンとその嫁神夜と共に参戦。
序盤の暴走もまた健在である。
今回はドロシーに余計な部品を付けられたための暴走なので一回倒す必要がある。なんということをしてくれやがったのでしょう



【性能】

味方の時は操作ユニットではなく、あくまで援護専用ユニットである。
援護攻撃は癖がなく、敵をこぼすことはまずない優秀なユニットである。
ハーケンはこの機体の加入により「究極!ゲシュペンストキック」、更にEXCEEDではファントムとの連携全体必殺技「ファントム・ホールデム」が追加され更に火力が伸びる。

浪漫としてはハーケンを援護させたいが、毒舌ロボウナギ姫によく取られがち。
EXCEEDではシステム上援護に付けたキャラクターにはクリティカル率上昇補正がかかるため、クリティカルヒットにより爆発的に火力が上がるキャラの方が戦いを有利に進められる。



余談だが、スパロボファンの間では割と好意的に思われている。

理由としては、ガワラデザインをリスペクトした造形にお約束のプラズマカッターやスラッシュリッパーの強化版を装備し、
S型お馴染みの胸からビームことニュートロンブラスター、ジェットマグナムまで使え、
極めつけは「究極!ゲシュペンストキック」さえ繰り出す。

これでもかとゲシュペンストという記号を散りばめている。


更にはご主人であるハーケンに文句一つ言わず(もちろん喋れないが)付き従い、呼べばどんな状況だろうが駆けつけてくれる姿は可愛くさえ写るため、
彼にファン達の間ではナハトやアーベントと同じくOGへの逆輸入を望む声も小さくはない。

だが、中には「無限のフロンティアは無限のフロンティア、スパロボはスパロボ」と分けて考えている人もいるので、やたら声を大にして主張するのは控えよう。
攻略本のインタビューによると、公式側も同じ考えのようである。

万が一、参戦した際に一緒に喜ぼうじゃないか。


【ゲシュペンスト・ハーケン】

『スーパーロボット大戦OG2』にて「向こう側の世界」から転移をしてきた連邦軍所属の特務隊「シャドウミラー」が開発を計画していたパーソナルトルーパーの一つ。
潜在的にパーソナルトルーパーの操作技術を刷り込まれたW00「ハーケン・ブロウニング」専用機として開発される予定だったが、計画の方針変更に伴い開発が凍結される事となった。

『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』において本格的な参戦が決定。
正式名称は「ゲシュペンスト・タイプH」。シャドウミラーの開発プランを手に入れたマリオンがそれを気に入り、ハロウィン・プランのてこ入れとして初期型ゲシュペンストの一つである今まで何故かずっと出番がなかったゲシュペンスト・タイプSをベース機として作成されており、タイプSの固有装備はしっかり継承されている。タイプRの特性も加えており、PTとしては高水準の性能を持つ。
この機体の登場により、初代ゲシュペンストはタイプR・S・Tの全てが新たな姿となって生まれ変わったことになる。よって形式番号はタイプRVにならえばPTX-002Hとなる。

クロガネに積み込まれて鋼龍戦隊に移送されていた(テストパイロットはキョウスケを想定していた)のだが、レーツェルがちょうど予兆の調査に来ていた転移現象でハーケンが転移してきたことで、据え膳(以下略)という感じでゼンガーらのフォローのために持ち出された。
携行武器は、ハーケン・ブロウニングの所持品である複合マシンガン「ナイトファウル」のアップサイジングバージョン(設計図どおりの組み上げなのでこちらがオリジナルと思われる)。

開発はテスラ=ライヒ研究所であり、担当はマリオン・ラドム博士*1。あれこれいじる余裕がなかったのか、普通に設計図通りに作られている。
サブパイロットはアシェン・ブレイデルで固定されているが、メインパイロットは乗り換えが可能となっている。
本作のゲシュペンストキック枠(アシェンとの掛け合い付き)。



勘違いしやすいが、この機体はシャドウミラーが設計しながらも組み上げられずに終わった機体をマリオンがテスラ研で再現したもので、ファントムと同じく純粋なコピー機である。
また、当初からW00とW07による複座操縦を想定して作られている(逆に言うと、このためにアシェンは白兵戦型のゼロ・ナンバーズでありながらPTの操縦技術を持たされている)。



  • 主な武装

【グラン・スラッシュリッパー】
背部ユニットに二つ装備した巨大なスラッシュリッパー。

【グラン・プラズマカッター】
巨大なエネルギー刃を発生させるプラズマカッター。

【プラズマサイズ】
二つ装備されており投擲専用の武装。

【ニュートロン・ブラスター】
胸から出すビーム。タイプSのブラスターキャノンの強化型に当たる。

【ナイト・ファウル】
実体剣・パイルバンカーを備えた複合マシンガン。専用武装として設計されていたが、ファントムの場合はこれのデータがロストエレンシア側にあったためコピーされなかった。
しかし、それだとジョーン・モーゼスがこれを持っていた理由がない。データはあるにはあったがAIには複雑すぎるためファントムは使わなかった、と言われた方がしっくりくる。
ハーケンが転移後にいきなりタイプHで戦闘を行えたのは、生来の刷り込みもあるだろうが、何より扱いなれたこれが装備されていたことも大きいと思われる。

【フェニックス・ショウダウン】
連続技。グラン・プラズマカッターで連続攻撃をかまして空中に吹き飛ばしたところに、コクピットから飛び出したアシェンがファンタズム・フェニックスを叩き込んで打ち上げ、ゲシュペンストキックで叩き落したところにニュートロン・ブラスターをぶっ放してトドメ。







「アシェンもファントムもアークゲインも…破壊するつもりなんてさらさらない。」


「みんな、大切な俺のファミリーだからな。」


ミスターのために追記・修正ヨロシクな

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最終更新:2022年11月02日 01:48

*1 アルトアイゼン等の開発を担当していたことで有名な方