ガグン・ラウズ

登録日 :2010/03/21 (日) 02:10:06
更新日 : 2017/03/20 Mon 23:38:23
所要時間 :約 2 分で読めます





無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガの登場人物。

CV:小野健一

EXCEEDの敵勢力の一つ、アグラッドへイムを治める王。

波国を相手に戦争を繰り広げていたが、ハーケン・ブロウニングによってヴァールシャイン・リヒカイトが倒され、エンドレス・フロンティアが統合された際の衝撃で国の中枢たる霊樹ヴェルトバオムが暴走。アグラッドヘイムの自壊を食い止めるため身を呈し、結果アグラッドヘイムと波国の一部がEFに転移することとなったが、反動で肉体が消滅し、魂だけになってしまった。

ロックたちはガグンの新たな器を探してEFで暗躍、ネバーランドからWシリーズを持ち出したが、最終的には他者の人格を移植して稼動する試作タイプの一つ、W05「ギムノス・バシレウス」が適合、以後はその状態で行動することになった。

なお、前作に名前のみ登場したフォルミッドへイムの前王「シュタール・ディープ」は彼の元部下である。

モチーフは北欧神話の「オーディン」の呼び名の一つである「ガグンラーズ」から。


【ギムノス・バシレウス】
アシェン・ブレイデルやカルディア・バシリッサ、ピート・ペインと同じWシリーズのうちの一体。コードナンバーはW05。

他者のパーソナリティを移植することを前提とした非人格タイプで、デフォルトでは機械的な思考すら無い。
後継型は『OG』シリーズに登場したウォーダン・ユミルであり、外見もそっくりである。

使う技は以下。

◇リニア・ミサイルランチャー
背部に搭載した小型ミサイル。

◇スラッシュ・リッパー
腰に内蔵されている。「向こう側」のPTに使われている武器のダウンサイジング版と思われる。

◇ヘビー・マシンキャノン
右腕に内蔵した機関砲。

◇ヴェセル・スライサー
手持ち武器。ギムノスの武装かガグンの武器かは不明。外見はまんまスレードの斬艦刀だが比率が違い、柄に比べて刀身がちょっと短い。なので剣というよりナギナタ。ヴェセル=戦艦、スライサー→薄切り機なので、意訳すると「斬艦刀」になる。

◇シャイニング・クラウズ
大技。ミサイルで牽制した後スライサーで回転斬りをかまし、マシンキャノンで追撃、トドメに振り下ろし→突撃で突破。ガグンの最強技だが通常技扱いなので強制回避でしのげる。



以下ネタバレ

















ヴェルトバオムよ! その力を我に与えよ!!


より多くの、より強き魂をその身に宿らすために!!


このかりそめの身体に、新たな命を吹き込むのだッ!!




【スヴァイサー】
EXCEEDのラスボス。ヴェルトバオムの魂の力を限界まで取り込んだ結果、ギムノスのボディが変貌した姿。
外見はスレードゲルミルに酷似しており、体躯の大きさは3倍近くに跳ね上がっている。

この時点でヴェルトバオムは転移能力が起動する規定ラインのまさにギリギリまで力が高まっており、アレディ達が倒れても、スヴァイサーが倒れても、その命を喰らうことで転移する、という八方塞がりの状態となっていた。

その巨体から繰り出される絶大な威力の攻撃でアレディ達を苦しめたが、ダメージの蓄積で動きが止まったところにハーケンの追撃を受け、トドメにアレディの掌底を喰らってヴェルトバオムの幹に吹き飛ばされ、完全に機能を停止した。

アレディが放ったのは、機神拳奥義「封魂の掌打」である。これは、羅刹機の動力である覇気を機体内部に封じ込めて行動不能に陥れる技で、生身の肉体を持つ人間には全く意味がない。しかし、ガグンはギムノス・バシレウスという機械の身体に魂を宿していたためにこの技の対象となり、スヴァイサーの機体内部に魂を縛り付けられてヴェルトバオムに自分の命を喰らわせることが出来なくなってしまった。

最終的には何も出来ないところに神夜とネージュによる二重封印を受け、ヴェルトバオムごと完全沈黙させられる結果に終わった。


キャラクター的には以上だが、ラスボスだけあってステータスもかなり高い。
使用技は以下。

◇ブレード・インフェルノ
額から伸びているブレードで切り刻む。スレードの斬艦刀の刀身と同じ形をしている。

◇ゴールド・バングル
両腕に内蔵されているマシンキャノン。スヴァイサーの攻撃でもっとも面倒なのがこれで、対複数攻撃バージョンを連発してくることがある。

◇ディバイン・ドリラー
肩のパーツを合体させて完成する螺旋回転突撃槍。要するに超巨大ドリルである。スレードの斬艦刀と違い二つで一本になるので二刀流には出来ない。

◇星穿の神槍(ほしうぎのしんそう)
必殺技。ブレードでカチ上げた相手をドリラーで木っ端微塵に粉砕する。スレードばりの咆哮カットインあり。総ダメージはKO確定クラスのとんでもないレベルだが、モーションの気合いの入り方が違うので一度は見ておこう。

戦闘スタイルは高いDEFとHP、重量による落としやすさと60%の強制回避率、回数の多いブロックで守りを固めつつ、精神コマンドを併用した連続攻撃でひたすら力押しを仕掛けるというもの。
問題は、コイツの使用する精神コマンドには「戦慄」と「再動」があること。

「戦慄」はOGでは敵全ての気力をわずかに下げるコマンドだが、EXCEEDでは敵専用となっている。
その効果は、
「再動(全員の行動終了時に精神使用不可で追加行動)」
「電瞬(次のターン最初に行動)」
「熱血(次に与えるダメージが全て1.5倍、クリティカル発生率0%)」
「必中(次の攻撃がMISSにならない)」
「不屈(次に受ける攻撃が全てGUARDになる)」
が同時にかかる というもの。

恐ろしいことにこの効果でかかる「再動」は単独版のほうと重複するので、もしコイツがラウンド最後に行動する場合、通常の行動→「戦慄」による追加行動→単独版の「再動」による追加行動→次のラウンドの冒頭に割り込んで行動、と 4回連続で行動されることがある。 これは巷では「戦慄再動祭り」と呼ばれ恐れられている。
コマンド使用時の「震えよ!!」のボイスに本当に震えた人は挙手。

ゴールド・バングルには対複数攻撃の特殊技バージョンがあり、スヴァイサーはこれを連発してくるため、祭りの最中にこのパターンが発生したらほぼ全滅するしかない。

それでも、攻撃パターンを掴めばわりと簡単に対処できるので、1度倒しただけなら「割合ぬるめのラスボス」と評価しがち。しかし、コイツの真の力はストーリーではなくやり込み要素の方にある。そこに挑んだプレイヤーは、スヴァイサーの真の力によって本物の地獄を味わうことになる。



2周目以降に挑戦できるEXダンジョン「覇龍の塔」では、最上階に幻影が現れて戦うことが出来る。
当然のごとくステータスが大幅にアップしている上、 HP500000超えのアルクオンとフェイクライドを引き連れている という冗談としか思えない布陣である。
行動パターンが一切変わっていない=戦慄再動祭りがそのままなので、対複数攻撃を乱射するフェイクライド、防御の上からでも落としかねないフルコンボを叩き込むアルクオンと相まって、ここまで上ってきたのに全滅でやり直し、という憂き目を見たプレイヤーは数知れない。正直、ファッティ・ヘンゼルの精神コマンドのお菓子があってようやくまともに遣り合えるか否か、というレベルである。

幻影を見事倒すと、専用ドロップ「星穿の神槍」が手に入る。SPD・TEC-125、CRT-15、ATK+250という極端すぎる能力補正がかかる。攻撃力は上がるものの順番が遅くなる、MISSが発生しやすくなりCRTも出にくくなる・喰らいやすくなる。ハーケンならば「切り札」でデメリットを全て無視出来るが。


長年名前の由来が謎(アグラッドヘイムの幹部達や技の名前から北欧神話がモデルだとは推察されていた)であったが、近年最高神オーディンの偽名の一つ「スヴィズル(槍を持つ者)」が由来ではないかという説が提示された。綴りが「Svizur」なので、これを英語風に読んでネーミングしたのであろう。


専用BGMは「無限の“刻”が交わる場所で(Orche)」、「無限の“刻”を越えた地で(Orche)」。





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  • こいつのおかげで、小野ボイスのマシンキャノンやスラッシュリッパーが聞ける。まぁ、本編でゼンガーをグルン系以外に乗せてもらえるのが一番なんだが… -- 名無しさん (2014-01-28 05:37:19)
  • 本来ならラスボス戦はアレディ達が死んでもスヴァイサーが死んでも、樹がその魂で臨界点に達し稼働してしまうという絶望的な戦いなのだが、アレディがまさかの完全メタ技(機械生命体の機械と魂の繋がりを封じ込める技。元々は羅刹機用)を修得していたせいで敗北した。
    その性質上死ぬことを必要としていた樹の計画に対し、部下達は皆彼に忠誠を誓い作戦を完遂していた。
    それに加えて身体を失おうとも自らの国を護ろうとしたことに関しては、間違いなく王であったといえる。 -- 名無しさん (2014-01-28 07:04:29)
  • 戦慄の旋律って言う響きがすごくいい -- 名無しさん (2016-06-21 13:58:58)
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