ガンダム試作1号機/試作1号機フルバーニアン

登録日 :2010/02/23(火) 22:49:44
更新日 : 2017/10/18 Wed 17:59:20
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ガンダム試作1号機/試作1号機フルバーニアンとは『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場するガンダムである。

コードネームはゼフィランサス。
コードネームの「ゼフィランサス」は、同名のヒガンバナ科の植物から付けられている。花言葉は「清き愛情」など。

が、普通にGP01で通じるためか、 誰もその名前で呼ばない。
劇中の呼び方ももっぱら“一号機”
まぁ開発中のコードネームだしね

デザインはマクロスのバルキリーのデザインも行っている河森正治。



ウラキ少尉、吶喊します!


◆ガンダム試作1号機


型式番号 RX-78GP01
所属 地球連邦軍
製造 アナハイム・エレクトロニクス社
全高 18.0m
全備重量 65.0t
出力 1,790kw
推力 108,000kg
装甲材質 ルナ・チタニウム合金

武装
60mmバルカン砲×2
ビームサーベル×2
ビームライフル
90mmマシンガン
シールド

搭乗者 コウ・ウラキ


ガンダム開発計画によって作られた機体で、一年戦争で凄まじい戦果を挙げたRX-78-2ガンダムをベースに開発された新しいガンダム。
コンセプトは「 MSとしての性能を極限まで引き出すこと 」。

機体には初代ガンダムと同じく『コアブロックシステム』を装備。ガンダムのようにファイターを縦に収納するのではなく、垂直に変形させてスラスター部をそのままMSのスラスターとしても使う方法が取られている。

そのため合体前には中心部が僅かなフレームのみとなってしまうため、「本体側からの駆動」から「四肢側からの駆動」に改めた新型の機動システムが装備されている。
この設計思想はのちに『ムーバブルフレーム』へと発展、以後のMS開発に貢献したとされている。



□武器


  • ビームライフル
Eパックを使用した初めてのビームライフルであり、後のほとんどのビームライフルの資本となった名銃。
砲身下に「ジュッテ」と呼ばれる小さなビームサーベルを出せ、とっさの防御に使える。


  • ビームサーベル
コアファイターの時にはビームガンになる
が、ほとんど威力なし。


  • 90mmマシンガン
連邦軍の一般的な武器。
初期の陸上戦はよくこれを使用していた。


  • シールド
伸縮して空気抵抗を減らせる。
裏にライフル用Eパックの予備が取り付けられている。後のガンダムMk-Ⅱにも影響が見られる形状。
また青い部分は対ビームコーティングがされておりビームライフルの直撃も1、2発なら耐えられる。



□劇中の活躍


オーストラリア・トリントン基地試作2号機と共に実験のために戦艦『アルビオン』によって搬送されていた。

しかし試作2号機は核弾頭を積んだままの状態でジオン公国軍残党のアナベル・ガトーによって奪取される。
残った1号機は偶然居合わせた新人テストパイロットのコウ・ウラキが無断で乗り込み起動させた。

そのまま2号機と戦うも経験の差から圧倒されて防戦一方となり、2号機はそのまま逃亡。アルビオンと共にガンダム奪還任務に就く。
途中でモンシアに1号機パイロットの座を狙われたりする等の なんやかんや があったが、無事コウがパイロットを務めることになる。

その後、宇宙に上がるもコウが独断で宇宙用の装備への換装や調整をしないまま『シーマ・ガラハウ』率いる部隊と交戦。
コウが自力で調整したOSで出撃するが、それはニナの指摘を無視したことも祟りまともに動くことも静止することもままならないないポンコツOSに仕上がっていた。
敵1機を奇跡的に撃墜したものの、そのまま格好のカモにされてしまいシーマのゲルググマリーネによって大破してしまう。
危うくそのまま撃墜されかけるが、1号機の余りにも頑丈な装甲とバニングが治っていない怪我を押して強引に出撃・介入した事により事無きを得た。




貴様が忘れても、オレは忘れはしない!


◆ガンダム試作1号機フルバーニアン


型式番号 RX-78GP01-Fb
所属 地球連邦軍
製造 アナハイム・エレクトロニクス社
全高 18.0m
全備重量 74.0t
出力 2,045kw
推力 234,000kg
装甲材質 ルナ・チタニウム合金

武装
60mmバルカン砲×2
ビームサーベル×2
ビームライフル
シールド

搭乗者 コウ・ウラキ


シーマ艦隊との戦闘で大破したGP01を、アナハイムで宇宙仕様にすると共に改修した機体。
元々試作1号機は簡単な調整で宇宙戦闘が出来る機体であったが、機体が大破したために大幅な修理とそれに対応した計画の変更がなされた。
そのためフルバーニアンは当初の宇宙用試作1号機とは異なる機体になっている。


最大の特徴は機体各部に装備されたスラスターである。
コアファイターは翼を取り外し巨大な「ユニバーサルブースターポッド」を2基増設。
肩や足も改修され元々の物とはかなり異なる形状になった。
また胸にもバーニアを内蔵し、急激な制動が掛けられるようになった。

その推力故の機動力はまさしく圧倒的であり、全身のスラスターを駆使した跳ね回るような機動はシーマに「バッタか!?」と言わしめたほど。


一方、経緯と出来上がりを見れば分かる様に、悪く言えばその場凌ぎの設計変更&突貫工事によって宇宙に完全特化させているため、地上戦をまともにこなせるのかは怪しい。
余裕のある状況では無かったため、地上戦まで考えた設計・シミュレーションなどはそもそもしていないと思われる。
地上でもスラスター噴射時だけ見れば単純な移動性能だけは向上していてもおかしくないが、
燃料問題やパーツの重みに足を付けた時の挙動・小回りなどを考えると元の1号機よりも地上性能は落ちていると見た方が自然である。
(これで良いならそもそも最初からフルバーニアンに似た形で地上戦装備を組んでいると思われる)
そのため、媒体によって(というよりゲーム上の都合で)地上でも使える・地上でも元の機体よりパワーアップしているケースもあるが、
地上ではフルバーニアンは使えないとしているケースもある。



□活躍


月面のアナハイム本社で修復・改造され、コウに戦いを挑んできた元ジオン兵『ケリィ・レズナー』操るヴァル・ヴァロを分離機構を使って見事撃破する。
ケリィとの戦闘前のテストにおいて、本人は「上半身だけで動きまわるのって気持ち悪いな」と若干気持ち悪がっていたが、その機構に助けられた。

以後は「星の屑」作戦阻止に尽力するも、ガトーの試作2号機は観艦式開催前の強固な警戒網を強行突破。

旧「ソロモン」・コンペイトウに核を発射し、連邦軍艦隊は殲滅されてしまう。
その後離脱しようとする試作2号機と交戦。
激闘の末、ビームサーベルで刺されるも胸部バーニアの噴射でできた隙を衝いてサーベルを突き刺し、相討ちに持ち込む。
だが激闘と無茶なバーニアの噴射で機体全体が限界に達しており、小説版ではコアファイターで脱出を試みるがシステム回りも破壊されており止むを得ず機体を放棄。

コウとガトーが脱出後、試作2号機と共に爆散して宇宙に散った…。



□バリエーション


ガンダム試作一号機(ティターンズ仕様)

ゲーム『ガンダムトライエイジ』にて登場。
ガンダム開発計画が抹消されず(デラーズ紛争でGP01が失われなかったら)に予定通りに進んでいた場合の姿。
姿は機体色が単純にティターンズカラーになっただけである。


機動戦士ガンダム0083 REBELLION

漫画版『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』においては2号機とのバディ機として設定され、耐核装備としてチョバムアーマーを装備し頭部の装甲によってジムカスタムのような頭にもなっている。
また、アクアジムのパーツを流用した水中仕様やGファイターⅡによるGアーマーⅡなど様々なオプションが用意されている様子。



□余談


設定上のフルバーニアンの推力は異常に高く、かなりのハイスペックとされるΖガンダムよりも高く設定されている。
しかも「 ウェーブライダーよりも高い。
その為、もっぱらオーパーツ扱いされている。

実際、カタログスペックだけで見ればグリプス戦役の新MSに対して終始戦い抜けるポテンシャルがある。

「星の屑」事件終結後、『ガンダム開発計画』は闇に葬り去られ、3機の試作機は全て登録抹消されたために本機で使用された技術も継承されなかった、というのがどうやら公式側の見解らしい。かなり苦しいが。
その際に予備パーツ等も廃棄されたらしいが、リック・ディアスの機体構成やガンダムTR-1[ヘイズル]のユニバーサル・スラスター・ポッドなどに僅かながら開発思想は受け継がれている模様。


尚、OPで試作一号機は地上用装備のままカタパルトで颯爽と出撃してガトーの駆る試作二号機と戦っていたが、
実際地上用装備でもOSの書き換えと多少の機体調整だけで、それなりに宇宙で戦えるという設定がある。
劇中シーマにフルボッコにされたのは前述の通り換装どころか、コウがいじっていたOS構成や計算が間違っていた事に加え、調整までも無視して出撃したため。
そんな状態でまともに戦えるわけがない。

そのため、そんな状態で出撃するぐらいならバニングのジム・カスタムで出撃した方が良かった。



ちなみにGガンダム最終回のガンダム連合の中にこっそり混ざっている。

かつて松戸にあったガンダムミュージアムにはGP01のコクピットの実物大模型があった

最近発売されたムック本にて一号機が表紙を飾ったのだがなんとサブアンテナが書き忘れられていた



□ゲームでの活躍


ガンダムVS.ガンダム
家庭版の隠し機体として登場。
GP03とは違い、こっちはニナがよく喋る。
被弾する度に紫豚に怒られてビキビキする人もいる。

撃墜されると以後はフルバーニアン形態で復帰する。
かなり特殊な挙動やコストを持ち、続編のNextではゼフィランサス時のコストが1000に下がった。


EXTREME VS
独特の挙動がなくなり、初心者でも扱いやすい機体に…と言いたいが。
ダウンをとれる武装が少ないが、単発150ダメージのCSである程度カバー出来る。
だが 物凄~~~~~く当てづらい のでかなりの慣れが必要。
アテヌッ!!

横格闘からの前派生で、敵を掴み上昇後 イズナ落とし が発動。
『しぃぃずめぇぇぇ!!』
他にも格CSによるスーパーアーマー利用も可能。
弾数の多さから射撃の回転率も良い部類。

一方で機動力は初代などと同じで低くキャンセルルートもほぼ無く、火力は大きいものの攻撃の当てにくさ、ビーム依存などが響き、
一般的には2000コストの中では最弱の片割れという扱いになった。


次作のFBでも影は薄かったがAC終盤で怒涛の上方修正を受け、一転して2000としては上から見た方が早い程の強さになり、かなり戦える部類の機体となった。
具体的には相変わらずの火力・SA利用可能、2000トップクラスの総合的な機動力・それなりの射撃回転率・豊富なキャンセルルート・オバヒでも多彩な動き可能になり、
ビームに依存している部分をあることを除けば、2000としては隙が無い機体となった。
途方もなく強そうに見えるが、これで当時の環境としては実に丁度良いバランスとなったため、良調整と言われている。
ただ、他機体の数が増えたりして使用者が少なかったためか、前作の様に弱いという誤解を持ち続けたプレイヤーも多かったり、うっかり忘れられがちで評価されないといったケースもあった。


最新作のMAXI BOOSTにてゼフィランサスが復活。
しかしこのゼフィランサスは明らかに弱い上に最初はこちらの形態を強制される(一定時間後に換装可能)。
すぐ修正されたが当初は落ちた後の復帰後も強制される産廃っぷり。
フルバーニアン自体はほぼ据え置きということと周囲の強化っぷりと合わさり、
稼動初期から最後まで2000コスト最弱の一機と当然の様に言われるとてつもない弱体化となった。


このためか、次作のMBONではゼフィランサス形態はオミットされた。
何とも言えない形だが、FBと同等の形となったおかげで普通に強い。


Gジェネレーションシリーズ
武装は「ビームサーベル」「60mmバルカン砲」「ビームライフル」とごく基本的な物のみ。
特別な思い入れがない限り、図鑑埋め及び他のGPシリーズ初代ガンダムを開発するための機体と言える。
フルバーニアンは元の1号機とは別に開発する必要があったが、『WORLD』から換装パーツ扱いになった。


スーパーロボット大戦シリーズ
シリーズ初期の作品では武装が貧弱で火力が乏しすぎるため、数合わせか中盤までの繋ぎ程度の存在でしかなかった。
しかし、『第2次α』で「ビームライフル(連射)」追加、『IMPACT』で地形適応が陸A宇宙Sに、『A』で「ロングバレルライフル」追加とシリーズが進む毎に強化されている。


ガンプラでのGP01


当時、1/144でキット化された際、当時のファンはがっかりさせられた。
何故かイロプラではなくて二色成型でまるでΖ、ΖΖシリーズに先祖帰りしたような出来だったためである。
だが、パーツ追加でフルバーニアンが登場したときはイロプラになったためそこそこ評価がある。

後にMG、HGUC、PG化。
HGUCは初のガンダム系機体でありMGは初の内部フレーム再現キット。

PGは地上用と宇宙用に換装可能で余剰パーツは付属するハンガーにマウントしておける。
しかしパーツ数が 1200 と凄まじい事になっており値段もやや高め。
そしてなにより ものすごいガチムチ体型である
いやマジで。比べる2号機がいないがすごく 威圧感 がある。




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