ドクター・オクトパス(SPIDER-MAN)

登録日:2009/09/06 (日) 23:41:13
更新日:2024/03/11 Mon 13:15:36
所要時間:約 3 分で読めます




ドクター・オクトパスはMARVEL COMICS出版のアメリカンコミックスパイダーマンに出てくる敵キャラ。

体に取り付けられた4本のアームを持ったヴィラン。スパイダーマンの永遠の敵。

2004年に公開された映画『スパイダーマン2(Spider-Man2)』にも登場。
キャストはアルフレッド・モリーナ、日本語吹替を銀河万丈が務めた。


【プロフィール】

本名:オットー・オクタビアス(Otto Octavius)
別名:ドック・オク(Doc Ock)
身長:175.2cm
体重:111kg
出身:ニューヨーク州スケネクタディ


【能力】

背中から伸びた4本の金属アームが特徴だが、本人は特殊能力を持たない普通の人間。
アームは神経に直接繋がっており、本人の意思で体の一部のように自在に動く。
俊敏な動きもでき、最大速度は秒速28m。
通常の長さは1.7mで最大全長は7.6m。
パワーは3tの物まで運べ、コンクリを楽にぶち抜く。


【経緯】

天才科学者であるオクタビアスは、体に害のある放射能を扱うために遠隔から自由に研究ができる4本の触手を開発した。

そのアームは力仕事から精密な作業まであらゆる機能を搭載し、それこそ優秀なものだった。
しばらくはそれを使って研究をしていたため、「ドクター・オクトパス」といった呼び名がついた。

彼は、ある実験中に事故を起こし放射能を全身に浴びてしまう。
4本のアームは放射能の影響で溶けて彼の体に文字通りくっついてしまい、体の一部と化してしまった。

それが影響し、彼の性格もがらりと変わってしまった。
わがままな性格は元々であるが、大胆に人が変わってしまい
地味な研究生活を捨てて犯罪に乗り出し、その資金で世界を我が物にする研究に乗り出してしまう。

プライドの高い彼は研究を邪魔するスパイディに度々に恥をかかされ、何度も復讐を重ねるようになった。

性格が変わっても明晰な頭脳は保っており、スパイディの弱点を見つけては踏み込む厄介な存在となった。

高い知能の上に正気も保った彼は、たまに足を洗おうとするがそれも演技だったり、
他の悪人を集めて集団でスパイディを襲ったり、
ピーターの叔母のメイおばさんを結婚詐欺に仕掛けたりと卑劣な作戦は絶えない。


一度死んだ身だが、生き返った。その辺は知らん。




【映画版において】

スパイダーマン2

原作の設定と同じく科学者であり、妻もいる。穏やかで温厚な心優しい性格で、妻を心から愛し、ピーターともすぐに意気投合した。
バイトとヒーロー稼業で大学の単位が危ない状態のピーターは教授の薦めで彼と知り合う。

オズコープ社の協力の元、新しいエネルギー資源の開発をしており、その実験の為に知能を持つ高性能のアームを開発、公開実験の場においてそのアームを背中に装着。
実験は順調に進み、成功したかに思われたが……暴走し、実験は失敗。
妻もその事故で死亡し、アームと一体化したうえに、アームの人工知能を制御していたチップが壊れた事で、彼は凶悪化したアームの人工知能に洗脳されてしまう。
そして再び、実験を成功させる為に彼は犯罪に手を染めるようになってしまう。性格も人工知能の影響でガラッと変わり、残虐非道なものになってしまった。最期はピーターの説得で一時的に理性を取り戻し、罪を償うべく、核融合装置と共に川に沈んで溺死した。


アメイジング・スパイダーマン2

スタッフロールの途中で、四本のマシンアームが登場。
次回作でドクター・オクトパスおよびシニスター・シックスの登場が示唆されていたが、再リブート&MCU参戦の余波を受けシリーズは打ち切り。以降の展開も白紙となった。


スパイダーマン:スパイダーバース

オットー・オクタビアスは未登場だが、女性版ドクター・オクトパスがキングピンの部下として登場。
本名はオリヴィア・オクタヴィアス。
アルケマックス社に勤務する量子物理学者で、陽気で好奇心旺盛だが研究の為なら手段も選ばないマッドサイエンティスト。
その研究心はとどまることを知らず、自身が開発した次元転移装置がマルチバース同士を侵食・破壊していくのを知りながら満足するまで止めないという危険な女。

CVはキャスリン・ハーン(原語版)/渡辺明乃(日本語吹替)。


スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム

三度目のリブートであるMCU版スパイダーマンにまさかのサム・ライミ版のドクター・オクトパスが参戦
ドクター・ストレンジの魔術により、MCUの世界にやって来た。彼の時系列はスパイダーマン2の終盤で死亡する直前。再びアームの人工知能に支配されていた事で暴走し、MCUのスパイダーマンのスーツを構成するナノマシンを奪うまではよかったが、そのナノマシンを介してスパイダーマンにアームの制御権を奪われた事で身動きが取れなくなり、大人しく彼に従う事に。その際に同じ世界から来た住人であるサンドマン/フリント・マルコから、自身がスパイダーマンと戦って命を落としてしまう事を知る。同じくそれを知ったピーターは彼を救う為に新たな制御チップを作り直す事にする。その結果、制御チップの開発に成功し、彼はアームの人工知能から解放されて本来のオクタビアスに戻る事が出来た。その後はピーターの味方として活躍し、元の世界へと帰っていった。



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最終更新:2024年03月11日 13:15