マリオサーキット

登録日:2012/01/06(金) 14:11:28
更新日:2024/04/08 Mon 19:50:05
所要時間:約 7 分で読めます




「マリオサーキット」とは『マリオカート』シリーズに登場する、代表的なコースである。


概要

今の所、シリーズ皆勤コースの一つで、「クッパキャッスル」、「レインボーロード」と共にマリオカート御三家コースの一角を担っている。
シリーズ通してドライビングテクニックを重視した作りになっているため、主に中級者向けのコースとして位置づけられ、「フラワーカップ」で登場する事が多い*1

ちなみに、マリオ名義のコースで「マリオサーキット」以外のコースは『マリオカート7』まで登場しなかった*2
しかし、『マリオカート8』では「マリオサーキット」だけでなく、「マリオカートスタジアム」というコースが登場。
そのため、マリオ名義のコースはサーキットのみということは無くなった。


各作品のマリオサーキット


この作品のみ4種類あり、スペシャルカップ以外の全カップに登場する。
オレンジ色の空の下、4色のブロックで区切られたコース。2以降はオイルが撒いてあり、踏むとスリップしてしまうので注意。
また、DS以降登場したレトロコースで、いずれかのコースがリメイクされている。*3

マリオカートアドバンスではある条件を満たすと「おまけ」としてSFC版の全コースが登場。
SFC版の4種類のマリオサーキットもすべて収録されている。周回数は原作と同じ5周
スーパーマリオ3DワールドにはSFCマリオサーキットを意識したステージがある。


マリオサーキット1(DS,Tour)

キノコカップの第1コースに登場。シリーズの始まりとなったコース。
最初のコースということもあって直線が多く走りやすいが、道中の土管に割と当たりやすい。

DSでリメイクされた。コース全体が大きくなっているが時代に合わせて3周になっているのでかなり短い。

マリオサーキット2(3DS,Tour)

キノコカップの最終コースに登場。シリーズで唯一同じカップにマリオサーキットが2つある。
コース途中にあるジャンプ台が特徴的。SFCのみジャンプに失敗して落ちるとそこからまたやり直しになる。

7ではショートカットが追加された他、ジャンプ台がグライダーボードに変化。しかし短時間しか滑空できない。

また、スーパーマリオオデッセイのミニゲーム『ミニカー』ではこのマップが再現されている。

マリオサーキット3(Wii,Tour,8DX)

フラワーカップの最終コースに登場。この辺りからコース全長が長くなる形状をし始める。
コース途中にあるヘアピンカーブは曲がりにくい。8DXではウルトラミニターボが溜まるくらい曲がっている。
ゴール前に加速板が置いてあり、これで一発逆転…なんてこともある。

Wiiではサンダーカップ第1コースに登場。12人でのレースになったためコースが結構広くなった。全体的に薄暗く感じる。

8DXのコース追加パスで3度目のリメイク。カブカップ第2コースに登場。
大体Wiiと同じでグライダーも反重力も起伏もジャンプアクションもないという8DXでは希少な時の流れを感じるコース。
基本的にマリオカートシリーズでは大幅なアレンジがされることのないSFCマリオサーキットのbgmだが、今作はメロディーは原作そのままにベースが生演奏にアレンジされた。

ちなみにスペインにある「ヘレス・サーキット」と形状が酷似している。偶然かは不明。

マリオサーキット4(未リメイク)

スターカップの最終コースに登場。
カーブと障害物が増えた影響で全体がかなり長く、長丁場になりやすい。

今のところ、こことWiiのマリオサーキットだけリメイクされていない。



フラワーカップの最終コースとして登場。
コース内で回転するマリオの看板はアイテムのスーパースターで吹き飛ばすことが可能。
また、あるバグッぽい手段をつかうことで強引なショートカットが可能。bgmは他のサーキットと共通。
また発売前に「試遊台のマリオサーキットで一定のタイムレコードを達成すると証明書を進呈」というキャンペーンをしていた。

後にWiiで再登場。コースのデザインはほぼ同じ。
Tourでは土管内部の縁でジャンプアクションができるように。


フラワーカップの第1コースとして登場。
道中にSFCマリオサーキット3並のヘアピンカーブがある。意外にも、公式では一番簡単なサーキットとして紹介されている。bgmは他のサーキットと共通。

後に8で再登場。なんとコースの一部がジャッキアップ&反重力化されているというとんでもないリメイクがされている。グライダーでのショートカットも追加された。
原作プレイヤーの中にはbgmに違和感を感じた人もいるかもしれないが、このbgmはGBAマリオサーキットの未使用bgmのアレンジとなっている。
製品版のアレンジはTourのGBAピーチサーキットまで待つことになった。

ちなみにDLC発売までは唯一のGBAコースだった。


フラワーカップの2番目のコースとして登場。
ワンワンやクリボー、パックンフラワーといったおなじみの敵キャラが多数登場する。
Wii版では、「このはカップ」のラストコースとして再収録された。
道中の凸凹でジャンプアクションができる。

建設場所がピーチ城周辺になったのは今作からである。


スターカップの第3コースとして登場。
スターカップということで他の作品と比較しても、だいぶ複雑な作りになっている。
炎を吐いてくるファイアパックンが名物。bgmはエイトクロスサーキットと共通。

長らく音沙汰が無かったが8DXのコース追加パスで18年ぶりに復活。
コース途中が森になり時間経過で歩きだすでかハナチャンが追加された。
ファイアパックンもそのまま登場。炎を吐くときの口がなんかキモいと評判。

ちなみに「エイトクロスサーキットのほうが8にふさわしいのでは?」という意見もあったようだ。


フラワーカップの第1コースとして登場。ピーチ城前の城下町を走るコースになっている。
コースの形状は8の字型という、歴代マリオサーキットの中でもかなりシンプルな作りになっている。bgmはルイージサーキットと共通。
ちなみにこの作品にはレトロコースを含めるとマリオサーキットが4つ(SFC,N64,GC,Wii)あるため、「マリオサーキットカップ」なんてこともできる。

意外にもツアーでリメイクされていない。


フラワーカップの第1コースとして登場。
通れる土管やキノコトランポリン、ゴール前のJAなど、過去作で見られた仕掛けがある。
本作では、ついにピーチ城の中がコースの一部に。
桜吹雪が舞うカーブの所では是非、3DS本体の立体視機能をオンにしてみよう。
bgmはキノピオサーキットと共通。


フラワーカップの第1コースとして登場。
コース全体が空中に浮かんでおり、ピーチ城も浮かんでいる。
コースは短い「8の字」型であるが、本作で搭載された反重力の機能により、コース両面を走ることで一周となる形になっている。さながら「メビウスの帯」。
ゴール前のグライダーでゴールを飛び越すのは誰もが通る道。
bgmはマリオカートスタジアムのアレンジ。

8DXではWiiと同じくマリオサーキットが4コース(SFC,GBA,DS,WiiU)あるので「マリオサーキットカップ」が可能。

ステージのひとつとして登場。コースの一部で闘う事になる。
コース上をヘイホーの運転するカートが数台走っており、触れるとダメージを受ける。
カートは吹っ飛ばす事が可能だが、しばらく経つと復活する。

Wii U版では上記のマリオカート8のマリオサーキットがステージのひとつとして登場。
スマブラXと同じくヘイホーが登場するが、F-ZEROシリーズのステージのように専用の足場が移動しながら一定時間、特定の場所に止まってフィールドが変わるので壁ができたら落下地点がなくなる事も。
Xのマリオサーキットも収録され、マリオサーキット(X)となっている。

上記の2ステージが収録。Xのマリオサーキットが「エイトクロスサーキット」に修正改名された。


余談


サーキット系のコースはマリオサーキット以外にも様々なバリエーションがある。

ルイージサーキット(N64*4,GBA,GC,Wii)
ピーチサーキット(N64*2,GBA)
ヨッシーサーキット(GC)
エイトクロスサーキット(DS)
デイジーサーキット(Wii)
キノピオサーキット(3DS)
ハイラルサーキット(WiiU)


追記修正はマリオサーキット4のリメイクを待ち望む方がお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • マリオ
  • マリオカート
  • 任天堂
  • サーキット
  • マリオサーキット
  • コース
  • スマブラ
  • 皆勤賞
  • フラワーカップ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月08日 19:50

*1 例外はSFCとDS

*2 『7』では「クッパキャッスル」の他に「ネオクッパシティ」が登場。「レインボーロード」に関しても、アーケード版でコースターやダウンヒルといった派生が登場している

*3 8ではリメイクされなかったが8DXのコース追加パスでリメイクされた。

*4 海外では「Royal Raceway」になっている。