携帯電話投げ(スポーツ)

登録日:2011/08/19(金) 04:16:56
更新日:2020/04/27 Mon 22:49:35
所要時間:約 3 分で読めます




携帯電話投げとはその名の通り携帯電話を投げてその飛距離やテクニックを競うスポーツ?でアルンダナ。

発祥の地は、奥様運びやらエアギターやらサウナ大会やら、
泥サッカーやら奇怪なことばっかやるあのスオムスことフィンランド

公式な世界大会が始まったのは2000年とまだ歴史は浅いながらも、国際的に認知されているスポーツであり、
特にヨーロッパでは盛んで、イギリス、ドイツ、オランダ、スイス等の諸国でも全国大会が催されてイルンダナ。

もちろん世界大会は発祥の地であるフィンランドで行われルンダナ。

今も日夜練習に勤しむ投げリストが地球には沢山いると言うことである。

なお、大会で優勝すると新しい携帯電話が貰える。その携帯電話で優勝すればまた貰える。
永久機関の完成である。


■携帯電話投げの誕生
フィンランドは携帯電話の生産量が世界一の国である。
故に携帯電話もいっぱいある。

携帯電話は今なお進化を続けている。
余ったのは大量の古い携帯電話。

何かで再利用出来ないかな……そんなことを考えていた1人のフィンランド人。

ある日、彼は色々あって虫の居所が悪かったのか、怒りに身を任せ手に持つ携帯電話を力一杯投げ捨てた。

精密機械をぞんざいに扱うという不道徳な行為。しかし彼の心は晴々していた。背徳感に勝る快感。
彼は叫んだ。

「これだ!」と……。

その後なんやかんやで大会とか行われるようになり世界でも有名なスポーツになった。



みたいなエピソードがあったのかも知れない。
まあフィンランドだしこのスポーツのルーツなんてのは別に気にしなくても良いだろう。

実際にフィンランドの携帯電話の生産量は世界一
フィンランドは町興しならぬ国興しの為に、変なことばっかやってるのでこんなスポーツが生まれたのは必然であったのかも知れない。

なお、このスポーツの大会の多くには携帯電話リサイクル団体がスポンサーになっていて、
リサイクルの宣伝に一役買っていてあんまり苦情とかはないらしい。


■カテゴリー
大体4つくらいのカテゴリーに分けられる。

  • トラディショナル部門
上手投げでの飛距離を競う。

  • トラディショナル・チーム部門
最高3人までの競技者がそれぞれ1度だけ投げ、その合計飛距離で競う。

  • フリースタイル部門
投げる際の振り付けの美しさと独創性を競う。花形である。

  • ジュニア部門
12歳以下限定で飛距離を競う。

使う携帯電話は200グラム以上なら何でも良く、1人の選手が複数の携帯電話を使用することもままある。
なお、現在の携帯電話は小型化、軽量化が進みルール改正も視野に入れているとか。

ここだけの話、ふざけた大会に思われがちだが、投げリスト達は極めて真摯にこのスポーツに取り組んでいる。
投げる前にはウォーミングアップをしたり、投げる携帯電話の選定に真剣だったり、
投げた後に叫んだり、チーム部門だと円陣を組んだりとガチである。



世界記録は2005年の94.97m。



追記・修正は携帯電話をぶん投げてからお願いします。

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最終更新:2020年04月27日 22:49