スーパーマリオブラザーズ3

登録日:2011/03/15 Tue 23:37:21
更新日:2024/04/20 Sat 21:10:19
所要時間:約 9 分で読めます







■概要

本作は任天堂から1988年10月23日にファミリーコンピュータ用ソフトとして発売したアクションゲーム。
後に「スーパーマリオコレクション」に収録され、「スーパーマリオアドバンス4」としてGBAでも発売。Wiiが発売して1年後にVCで配信される。
ファミコン用ソフトでは2番目に売れた。


クッパ達が7つの国から魔法の杖を奪って悪事を働いているのでマリオが彼らを懲らしめる物語。
今回ピーチ姫はさらわれず、各国の城へマリオ宛に攻略のヒントとアイテムを送っている。
…が、マリオがワールド7をクリアする頃にやっぱりさらわれる。

当時としてはかなりの大容量で前々作や、それの高難易度版だった前作と比べるとグラフィックは大幅に進化、新要素も沢山あり、アクションゲームの基礎を再び作り上げた。
前作までは左から右への一方通行スクロールだったが本作では全方向スクロールが可能になり、右から左に進むコースや縦方向に登ったり降りたりしていくコースも存在する。

大ボリュームにもかかわらず初期のファミコンゲームの例に漏れずセーブはできない。
また、前2作は途中まで進んでミスした後にコースの途中から再開できたが本作では中間ポイントが存在せず、前作ほどではないにしても難易度の高さに拍車をかけている。
一応は救済措置としてあるアイテムを特定のコースで入手する事ができる。

海外版とリメイク版ではファイアマリオ等でダメージを受けてもちびマリオではなくスーパーマリオに弱体化するようになった。


■本作から登場した新要素

  • マップ
本作はコースをクリアしてもすぐに次のコースに行かず、マップ上を移動してコースを選ぶ形式になっている。
このため、必ずしも全てのコースをクリアする必要はない。
マップ上ではアイテムを使って変身が出来る。
アイテムはキノピオの家から貰ったりマップ上をウロついているブロス系の敵を倒して手に入れる事ができる。
一部コースでコインをたくさん集めると貴重なアイテムをくれる隠れキノピオの家が出現したり、条件を満たすとブロスが宝船に変化する。
砦をクリアする事で通れる道が増え、ゲームオーバーになっても楽に進めるようになる。
スロットゲームによって残機を増やすチャンスがある他、一定のスコアになると神経衰弱が出現する。
2人プレイの時、マリオとルイージのマスが重なった時にどちらかがAを押すとバトルモードが始まる。内容は
「マリオブラザーズ」「マリオブラザーズと同じコースでのコイン集め」「中央の土管から炎と共に吹き出すコイン集め」
勝った方が先に進めるので、残機を減らさずに交代するのにも使える。

  • 物を持つ
前作まで甲羅は、その場にあるものを蹴飛ばすだけだったが、本作からは持って移動することが可能になり、任意のタイミングで蹴飛ばせるようになった。
ただし、あまり長く持っていると、甲羅の中に引っ込んだノコノコが復活してダメージを受ける。
白ブロックも投げられるが、敵のリフトメットも放物線を描いて投げてくる他、こちらもあまり長く持っていると消滅してしまう。
アメリカ版マリオ2から継承した点だろうか?

  • 水面からジャンプ
今ではごく普通のアクションに思えるが、前2作および「USA」での池や海などの水がある地帯は、溶岩同様に落下死地帯だったのである。
これにより「泳いで渡る」というアクションの幅が増えた。

  • ゴールにスロット
ゴールにスロットがあり、1つのコースにつき1枚パネルがもらえる。3つコースクリアすると3枚絵柄が揃い、その絵柄に応じて残機が増える。
スターを揃えると5UP、フラワーは3UP、キノコは2UPする。絵柄がバラバラの場合は1UP。
なお、ゴールの黒い部分より前からダッシュをしジャンプゲージMAXの状態にして、1回目のジャンプで必ずスターがでる裏技がある。2回ジャンプするとキノコ。
2人プレイのバトルモードでは、相手を踏むなど攻撃すると持っているパネルを落とすので、奪い取ったり、互いに協力して絵柄を揃えることもできる。
スーパーマリオメーカーでは仕様上スコアに変更され、絵柄に1UPキノコが追加されている。

コースによっては傾斜があり坂の上でしゃがみ動作をすると坂を滑り敵を倒す事ができる。オリジナル版では平地に達した瞬間に攻撃判定が切れるので注意。
スーパーマリオメーカーでは坂は作れなかったが続編の2で実装され2種類の角度から選べる。

  • オートスクロール
一部のコースは画面が勝手に進み壁に挟まれるとミスになる。俗に言う強制スクロール。
基本的に左から右にスクロールするが上下に揺れたり斜めにスクロールするコースも。
あるコースは本作でも屈指の難関コースとして有名。
スーパーマリオメーカーではゲームをやりこむとタイム設定と同時に解禁され、速度を3段階から選べる。
2段階目の速度は例のコースと同じくらいだが3段階目はさらに速い。
続編の2ではメインエリアのみスクロールの動きや速度を調節できるカスタムスクロールが実装された。

  • 縦長エリア
ワールド5やワールド7の一部コースなど縦に長いコースもあり左右がループしている。
スーパーマリオメーカーでは続編の2で実装。
サブエリアのみで左右はループしないがオートスクロールも下から上またはその逆を3段階の速度から選ぶ事ができる。

■マリオの変身

新たにファイアマリオ以外にも変身出来るようになりゲームの幅が広くなった。
もっとも、ファイアマリオとしっぽマリオ以外はアイテムを入手できる場所が限られる。

  • ファイアマリオ
毎度お馴染みファイアフラワーを取ったマリオ。ファイアボールで遠距離攻撃が可能。
ファミコン版では従来からイメージが一新され、全身が炎のようなオレンジ系統の服装に変更された。
ただしリメイク版では従来通りの白と赤のデザインに戻っている。
前作までとの差別化を図るためか、本作ではファイアフラワーがワールド1の序盤では出現せず、後半から初めて登場する。
また、新たにファイアボールで凍ったコイン等を解凍できるという性能が追加されている。

  • しっぽマリオ
スーパーこのはを取った事で尻尾と耳が生えたマリオ。尻尾で近接攻撃が可能。攻撃としては頼りないが甲羅無しで横のブロックを叩けるのが便利。
空中でAボタンを連打することでゆっくりと降下することが可能。また、ダッシュジャンプからのAボタン連打で、一定時間飛行ができる。
パッケージにも描かれている本作の代表的な変身であり、ファイアに先駆けて1-1からいきなり登場するなど非常に目にする機会が多い。
また、アイテム「パタパタの羽根」を使うと1コース内のみPメーターが常に満タンで時間制限なしに飛び続けられる特別なしっぽマリオになれる。
当該コースをクリアすると普通のしっぽマリオに戻る。

  • タヌキマリオ
タヌキスーツを着る事で変身出来るしっぽマリオの強化版。しっぽマリオの能力に加えて、下+Bで地蔵に変身する能力がある。
地蔵に変身すると、動けない代わりに無敵になる。
地蔵に攻撃力はないが、空中で変身して落下すると素では踏んで倒せない敵も倒せる。
ストーンでは無い。
パタパタの羽根状態でコース中のタヌキスーツを取ると、その状態を引き継いだタヌキマリオになれる。
似合いすぎるせいか、王様から「親切なたぬきさん」と認識される。

  • カエルマリオ
カエルスーツを着る事で水中での性能が上がるマリオ。水流にも逆らえる。カエルのコスプレをしたヒゲのおっさん
地上では四足歩行で、飛び跳ねるようにしか移動できないが、物を持つと二足歩行になり、普通に走れるようになる。
王様から「魔法の杖でカエルに変えられてしまった」と認識される。
スーパーマリオメーカー2ではVer.3.0アプデで追加。
上記の性能に加え、ジャンプ力が増して物を持った状態でダッシュすると森スキンの水面も走る事ができる。

  • ハンマーマリオ
ハンマースーツを着る事でハンマーを投げられるマリオ。
ハンマーは放物線を描くため慣れるまでは当てづらいが、ファイアやしっぽより倒せる敵が多く攻撃力も高い。
ドッスンやテレサ等も倒せてしまう圧倒的攻撃力を持ち、クッパすら4~6発ほどで沈める事が出来てしまう*1。でもコクッパには通じない。
更にしゃがむとコウラに篭ってファイアボールから身を守ることができ、攻守にわたって隙が無い。知る人の中では歴代最強マリオとの呼び声も。
ただし坂道で十字キーの下を押しても防御のモーションが優先され滑ることはできない。*2
王様が欲しがるが、あげることはできない。

  • くつマリオ
W5-3でのみ変身…というかくつクリボーの靴を履いたマリオ。厳密には独立した変身状態ではなく、上記の変身マリオと複合可能。
どんな敵でも踏む事ができる。
アドバンス版ではカードe+コースでも出現する。


■マップアイテム

マップ画面で使用することで効果を発揮するアイテム。
単純なパワーアップアイテムの他にも移動に役に立つアイテムなどがある。
7×4枠の全部で28個までアイテムを持つことが出来、それ以上は上書きされて無くなってしまうので注意。
  • スーパーキノコ
  • ファイアフラワー
  • スーパーこのは
  • カエルスーツ
  • タヌキスーツ
  • ハンマースーツ
それぞれのアイテムに応じたマリオに変身する。

  • スーパースター
スターを取った時の状態でコースを開始することができる。

  • オルゴール
マップ上のブロス(パックンコース)を眠らせる。
ブロスは接触した時点で戦うことになるため、戦いを避けたいときに。土管やキノピオの家、ボーナスゲームを含め二回コースに出入りすると起きる。
使用するとマップBGMが、前作までの地上BGMでもお馴染みの曲のアレンジ版になる。

  • ハンマー
アイテムのハンマースーツとは別物。
マップ上のマスとマスの間にある岩を破壊して通れるようにすることができる。
主にマップのショートカットや塞がれていて入れないキノピオの家に入るのに使用する。

  • ジュゲムの雲
未クリアのコースを素通りして進める。
苦手なコースはこれでスキップすると良いだろう。
ただし、その先のコースでミスすると当然飛ばしたコースの手前まで戻される。飛ばしたコースの次が土管だったなら土管を出た先のコースでミスしても戻されるのが出てきた土管になるので安心して使える。

  • イカリ
偶数ワールド(ワールド8を除く)の隠れキノピオの家で入手。
ミスする度に移動する飛行船が移動しなくなる。
最初の1回でクリアした場合は全く意味がなくなるが。

  • パタパタのはね
しっぽマリオになるのはスーパーこのはと同じだが、こちらは常時パワーメーターが満タン状態で、最初から自由自在に空を飛び放題になれるという今作屈指のチートアイテム。天井が低い地下コースや水中コースでもこれがあれば楽が出来る抜け道が用意されていることが多い*3
高難易度の高速飛行船をこれのおかげでクリアできたプレイヤーは少なくないはず。

ワールド1と2のとある場面で入手できる。
使用するとワープゾーン(ワールド9扱い)に移動して好きなワールドを進めるようになる。
ワールド1で使用するとワールド2~4、ワールド2~6で使用するとワールド5~7、ワールド7~9で使用するとワールド8まで行ける。
あまり意味はないがワールド6で使用して敢えてワールド5に戻る事も可能。


■本作から登場したしかけ

  • Pスイッチ
踏むと一定時間コインがブロック、ブロックがコインに変わる。
一部コースではブラックパックンがコインに変化したり、砦コースは踏んだ時のみ出現するドアも。
原作では出現したブロックから固定されてるがスーパーマリオメーカーではワールド同様に持ち運ぶ事ができる。
また、アップデート以降はパーツを振るとカギに変化する。
スーパーマリオメーカー2では天井にも設置できるようになった。
Ver.2.0アプデでPスイッチを踏むと出現または消える絶対に壊れないPブロックが追加された。

  • 音符ブロック
初代に登場したジャンプ台(本作には登場しない)のように踏むと跳ねてタイミング良く飛ぶと大ジャンプできる。
隠れたものもあり中にはボーナス面に行けるオレンジ色のものも。
スーパーマリオメーカーでは振るとピンク色に変わり、敵やアイテムなど種類によって乗った時の音が変わる楽器ブロックも登場。

  • ドア
土管のように別のエリアへ移動する事ができる。
出た先が宙に設置されているドアは戻る事ができない。
スーパーマリオメーカーではメインエリアとサブエリアで2個1組で4つまで設置できる。
アップデート以降は振るとPスイッチを踏んだ時やカギを持っている時のみ入れるドアに変更する事もできる。

  • トゲ地形
床や壁などに設置され触れるとダメージを受ける。
一部の砦コースは天井に設置されているが天井が下がる場面も。
アドバンス版のカードe+コースではマリオの状態に関わらず触れると即ミスになるトゲも登場する。

  • レール
初代にも登場したリフトが一部コースはレールに沿って動くものも登場する。端に留め具が無いとリフトがそのまま落ちるので注意。
スーパーマリオメーカーでは敵やアイテムもレールに沿って動かす事もできる。
続編の2ではON/OFFスイッチの連動でレールの切り替えも可能になった。

  • リフト
上記のレールタイプのリフトの他、
一定時間おきに回転と停止を繰り返すもの、常に回転しているもの、マリオの乗った側に傾くもの
の3種類がある、くるくるリフト。
乗ると一定時間、矢印の方向に進む不思議リフトが存在する。
不思議リフトは移動方向が固定されたものと、乗った状態でジャンプするごとに矢印の向きが変わるものの2タイプがある。

  • 砲台
飛行船に装備されており一定の間隔で弾丸を発射する。
基本的に台座や壁に固定されて斜めに発射されるが回転しながら2方向に発射されるものも。斜め向きのタイプはボム兵を射出するものもある。見た目で区別できないのが難しい。
ワールド8では横に発射されたり巨大な弾丸も発射される。
スーパーマリオメーカーでは5方向に向きを変えられ、振ると砲台が赤くなり弾丸の勢いが増す。

  • ちくわブロック
一定時間乗り続けると落下してしまう。上でぴょんぴょんすれば落ちない。
足場がほとんどちくわブロックしかないコースも。
原作では下からすり抜けられないがスーパーマリオメーカーでは下からすり抜ける事ができる。
スーパーマリオ3Dワールド」のスキンでは原作と同じく下からすり抜ける事ができない。

  • バーナー砲台
ワールド3の飛行船から登場する。
一定の間隔で炎が吹き出す。横タイプと縦タイプの2種類がある。
砲台によっては地蔵マリオで炎を踏む事もでき、炎が吹き出されなくなる。
スーパーマリオメーカーでは振ると炎の吹き出すタイミングを変える事ができる。

ワールド6のほとんどのコースで登場する。
足場が滑りやすく操作が難しい。一応カエルマリオなら滑らずに済む(が、デメリットも多い)。
コインやブラックパックンが凍っている氷もあり、ファイアマリオで氷を溶かす事もできる。
スーパーマリオメーカー2ではVer.2.0アプデでこおったコインが追加。
ファイアマリオ以外にバブルやクッパの炎など他の炎属性でも氷が溶ける。

  • ベルトコンベア
ワールド6の3番目の砦とワールド8の砦に登場。
乗ると方向に合わせて流されてしまう。
スーパーマリオメーカーでは振ると速度を変える事ができる。
スーパーマリオメーカー2では斜めにしたりON/OFFスイッチと連動する事も可能になった。

  • POWブロック
マリオブラザーズ」や「スーパーマリオUSA」に登場する敵を一掃するブロック。
本作では道中には登場しないが、2人モード中にマップでマリオ及びルイージが重なった状態でAボタンを押すとマリオブラザーズ風のミニゲームが始まり、そこでPOWブロックが出現する事もある。
スーパーマリオメーカーでも性質は概ね同じで続編の2ではスーパーマリオ3Dワールドスキンでは性質が異なる「あかPOWブロック」も登場する。

  • たつまき
ワールド2の砂漠コースでのみ登場。
コース中盤で発生しており触れると一定距離まで戻されてしまうがダッシュ状態で突っ込めば大ジャンプできる。
スーパーマリオメーカーでは続編の2で登場。
性質は原作といろいろ異なっている。

  • 連続スター
普通に叩いてもただのコインが出るブロックだが、無敵状態で叩くとスターが出てきて無敵状態を継続することが出来るというギミック。本作以降もちょくちょく登場している。
起点となる普通にスターが出るブロックはコース中にあったりなかったり。無い場合はマップからスターを持ち込む必要がある。

■本作から登場した敵キャラ

前作までに登場した敵キャラの亜種も増えた。

各ワールドのボスを務める。
現在はクッパ7人衆として活躍してるが当時はクッパの子供扱いだった。なお、名前はまだなく、W1から7まで順に「コクッパ1~7」あつかい。
詳しくは個別項目で。

  • ブンブン
各ワールドの砦の最後に待ち構えている。
3回踏むと倒せるが踏まれるたびにトゲだらけの甲羅を上に向けて数秒間丸まり、1回踏むとたまに大ジャンプして2回踏むと猛烈な勢いでマリオに迫る。
今ではお馴染みの「3回踏んで倒すボス」で、コクッパのチュートリアルを兼ねていると思われる。
一部の砦では1回踏んだ後に羽が付いて上昇してたまに下降して強襲する。
しかし、慣れたプレイヤーにとってはすぐに倒される事も…。
Newスーパーマリオブラザーズ Uのスキンのみ1回目と2回目に踏んだ時の挙動が逆になっている。
スーパーマリオメーカー2ではパーツとして実装。
ひとつのエリアで最大5体まで配置できる。
もちろん羽を付ける事もできる。
スーパーマリオ3Dワールドスキンでは回転して攻撃してくるが回転しすぎて目を回して動きが止まってしまう。
また、ダメージを与えると透明化するが、他のスキンと異なり羽を付けないと段差を越える事ができない。

  • ファイアパックン
1-1から登場する炎を吐けるようになったパックンフラワー
パックンもだが赤と緑がおり赤は茎が少し長い。
マリオがミスすると動きに会わせて顔を向く。
スーパーマリオメーカーではパックンフラワーのパーツを振ると使用できる。
続編の2ではパックンと共に天井や壁にも設置が可能になった。
スーパーマリオ3Dワールドスキンでは体色が異なる。

  • パタクリボー
1-1から登場する羽が生えたクリボー
赤は地上でたまに跳ねながらマリオを追尾する。
黄色は勢いよく飛んだ後に上空からマメクリボーを降らしマリオにまとわりつく。この状態ではジャンプ力が低下する。
スーパーマリオメーカーではクリボーに羽のパーツを付けて使用でき、挙動は赤と同じ。

  • マメクリボー
上記のパタクリボーが降らしてくるものの他、ブロックの中に潜んで体当たりしてくるものがワールド2に登場。
ファミコン版ではポーズ画面では消滅したり、通常のブロックと異なり光っていなかったりと見分ける方法があったのだが、リメイク版では通常のブロックと変わらなくなってしまった。

  • ブーメランブロス
1-3から登場するシリーズの強敵でもあるハンマーブロスの亜種。
武器のブーメランは投げても戻ってくるのでかわしたり倒した後でも油断は禁物。

  • カロン
1-砦から登場する骨だけのカメ。
踏んでも一定時間で何度も復活してしまう上に、ファイアが効かなくなった。完全に倒すならハンマーで。
この頃はノコノコと同じ四足歩行だが以降の作品ではノコノコ同様二足歩行になりカートパーティなどプレイアブル化の機会も増えて活躍の場を広げている。
スーパーマリオメーカーではスーパーキノコで巨大化させると一部のアクション以外でビクともしなくなる。
続編の2ではフィッシュボーンと分離したので水中スキンでも配置できるようになった。
また、カロンこうらというアイテムが追加され、溶岩や毒沼など水面を渡れたり地蔵マリオのように死んだふりで一定時間無敵になれる。
さらに空中でヒップドロップするとクッパですら一撃で倒せる。

2-砦から登場する石のお化け。
マリオが近づくと勢いよく落下して押し潰そうとしてくる。
ワールド4から横に動く個体も現れワールド8の砦のみ斜めに動く個体もいる。
一時期はトゲがなく四角く青いデザインに変わってたが現在は元のデザインに収まっている。
スーパーマリオメーカーでは落下で足場のブロックも壊す事ができ、巨大化させると破壊力が増す。
続編の2では横にも動かせるようになった。地味に表情が追加されている。
スーパーマリオ3Dワールドスキンでは触れてもダメージを受けないが潰されると即ミスになる。
その他の活躍は個別項目で。

2-砦から登場する白いお化け。
マリオが背中を向けると追うが顔を向けると動きを止める。
この時の恥ずかしがって顔を隠す仕草は非常に可愛く、マリオシリーズの敵キャラでも屈指の人気を集めるようになりファンも多い。
スーパーマリオ3Dワールドスキンでは壁に埋まると見えにくいが青白く光り顔を隠す時は赤くなる。
詳しくは個別項目で。

ワールド2の砂漠コースに登場する。
一見、背景に見えるが実は…。
詳しくは個別項目で。

2-5から登場する顔のついた鉄球のようなキャラ。
非常に凶暴で鎖に繋がっているが近くで待っていると……?
詳しくは個別項目で。

  • 逆さメット
  • 逆さトゲゾー
メットとトゲゾーは初代から登場しているが本作では天井を這う個体もおり、マリオが近づくと落下して突撃してくる。
スーパーマリオメーカーではメットとトゲゾーを天井に設置すると逆さになる。

  • プー
ワールド2の飛行船から登場するモグラ…に見えるが実は甲羅があるのでカメらしい。
床に隠れて一定の間隔で顔を出し、スパナを投げて攻撃してくる。
倒しても何度も復活するが、ワールド8では戦艦を除き色が赤くこちらは倒すと復活しない。
スーパーマリオメーカーでは羽を付けると勢いよく飛び出し空中でスパナを投げる。

  • 子連れゲッソー
3-1から登場する水中の強敵でお馴染みゲッソーの亜種。子が列を成して親について行く。
子に触れてもダメージを受けるのでゲッソーよりかわしにくい。
さらに一部の個体は点滅した後に子を散らす事も。
スーパーマリオメーカーではゲッソーのパーツを振ると使用できる。
スーパーマリオ3Dワールドスキンでは登場せず、ゲッソー単体も他のスキンと異なる挙動をする。

  • 巨大プクプク
みんなのトラウマ
大きなプクプク。マリオを追いかけるように水上を移動し、食べられると無敵マリオ以外は一撃でミスとなる。
水中のコースにいる個体は小さいプクプクを吐いてくる。

  • しびれくらげ
3-5と7-4のみ登場するクラゲ。
その場から動かないが触れるともちろんダメージを受けるので敵というより障害物に近いか。
スーパーマリオメーカーでは3の水中スキンでトゲ地形のパーツを配置するとしびれくらげに変化する。

  • ガボン
3-7から登場するたらこ唇のカメ。
その場をうろうろしているが、マリオが近づくと口からシューリンガンという鉄球を吐いて真横に投げてくる。
Newシリーズではその場から動かず、鉄球は重力の影響を受けて坂では傾斜で勢いが変わる。
近年はパーティやテニスなどでプレイアブル参戦している。
スーパーマリオメーカー2ではVer.2.0アプデで追加。
初代と3スキンでは原作、ワールドとUスキンではNewシリーズの性質に変わる。
また、雪原スキンにすると鉄球が雪玉になり触れてもダメージは受けないが弾かれる。

  • シューリンガン
ガボンが投げる他にワールド6以降でパックンの仲間・フーフーパックンが土管の出入りをせずに吹き続けたり、中には左右に歩く個体も。
スターの無敵状態でシューリンガンに触れるとなぜかパックンも一緒に倒せる。
スーパーマリオメーカー2では地上スキンで夜にするとマリオを追尾するように動く。

  • ネッチー
3-砦2から登場するお化け。
白い床の上下から表れて右往左往する。
スーパーマリオメーカーではテレサを床や天井に設置すると使用できる。
羽を付けると速度が増すだけでなく床の反対側や段差を移りながら動く。

  • ボムへい
3-9から登場する歩く爆弾兵士。
踏むと一定時間後に爆発する。
ワールド8では砲台からも発射され、こちらは踏まなくてもすぐに爆発する。
スーパーマリオメーカーでは硬いブロックも壊す事ができるのでしかけに活用される事も多い。

  • ヒマンブロス
ワールド4のマップ上及び4-3とワールド8に出現する太ったハンマーブロス。
ハンマーブロスと同じくハンマーを投げるがジャンプすると地響きを起こしマリオが地面にいるとしびれて一瞬動けなくなる。
Newシリーズ以降は名前がメガブロスに変更された。
スーパーマリオメーカーではハンマーブロスを巨大化させると使用できるが巨大化でデザインが変わるのは彼らのみ。

  • Uターンキラー
4-5から登場するキラーの亜種。
一部のキラー砲台から発射され、通常キラーと異なり点滅しており、マリオがかわしてもUターンして戻ってくる。
スーパーマリオメーカーではキラー砲台を振ると赤くなり、発射されたキラーはマリオを追尾するが、挙動は「New スーパーマリオブラザーズ Wii」で登場したサーチキラーと同じである。
また、キラー砲台には敵やアイテムを入れる事も可能で砲台の色によって発射の勢いが変わる。

  • くつクリボー
5-3のみ登場する靴を履いたクリボー。
跳ねながらマリオを追ってくるが、ブロックの上にいる状態で下から叩くと靴を奪うことができる。
スーパーマリオメーカーでは初代と3スキンのみ使用でき、性能は後述で。

  • プチパックン
5-1から登場する小さく白いパックンフラワー。
パックンフラワーの子供とされ、まだ根づいてないためか、飛び越えようとするとジャンプして噛みつこうとしてくる。
7-8ゴール手前にはファイアボールを吐き出してくるファイアプチパックンが存在する。全コースこの一体しか存在しないレアキャラ。


  • ブラックパックン
5-3から登場する小さく黒いパックンフラワー。リメイク版では何故か赤い。
一切動かない代わりに、マリオのどんな変身でも倒す事はできない(無敵状態でも上を通り抜けるのみ)が、Pスイッチでコインにして取ると復活しなくなる。
ワールド6では氷漬けの個体もおり、ファイアボールを当てると復活する。
ワールド7ではマップにいるパックンのコースにも出現するが、こちらは一定の間隔で土管の出入りを繰り返しさらにポーズ中も動くというかなり特殊な仕様に。
実はしっぽで叩くと普通の空ブロックになる(7-7が試しやすい。またアドバンス4ではしっぽで叩いても変化しない。)。Pスイッチでコインになるのも合わせて考えると、内部ではブロックの一種として扱われているようだ。
スーパーマリオメーカーでは倒す手段はいくつかあるが、やはり基本的に無敵でマリオどころかクッパすら一撃で倒してしまうので敵パーツでは最強との声も。

  • ケロンパ
5-5から登場する火の尻尾が生えた鉄球。空を飛びながら火を吐いてきて、火が無くなると爆発する。某女優とは無関係。

  • パタメット
5-6のみ登場する羽が付いたメット。
マリオが乗ると少し沈んだ後に上昇する。
メットと異なり踏んでも簡単にコウラにはならずビクともしない。
マリオはそんな彼らの上を乗り継いでいかなければならない。
スーパーマリオメーカーではメットに羽を付けると使用できる。

  • ファイアブロス
ワールド8で登場する炎を吐いて攻撃するブロス。
炎はマリオのファイアボールそのままに速いのでブロス最強との声も。
実はワールド2でも会えるがこちらは2体同時に出現するので開始早々に炎の餌食にされる事も少なくない。


■冒険の舞台

全8ワールド。ワールド8以外はそれぞれのワールドで動物(リメイク版ではマリオキャラ)に変えられてしまった王様に会いに行き、飛行船に乗ったコクッパを懲らしめて次のワールドに向かう。
ワールド毎にマップのBGMが異なる。

◆ワールド1 草原の国 GRASS LAND

オーソドックスな作りのコースが多いワールド。しかし、オートスクロールやトゲ付き天井が降りてくるなど、斬新なしかけが多くあり、当時のプレイヤーを驚かせた。
コース3と砦には笛があり、マップ上で使うと他のワールドにワープする事ができる、
マップの敵はハンマーブロス1体。
ボスはラリー(コクッパ1)、奪った杖の色はオレンジ
王様の姿は犬/ガラゲーロに変えられている。
FC版における背景は朝。

◆ワールド2 砂漠の国 DESERT HILL

舞台は砂漠になりマップが一気に広大になった。
竜巻が発生している中でみんなのトラウマ太陽に襲われたり、ピラミッドにも入ったりする。
ここにも笛が1つあるがちょっと分かりづらい。後のワールドクリア時にピーチ姫が手紙でヒントをくれる。
マップの敵はブーメランブロス2体、ある場所にはファイアブロスも。
ボスはモートン(コクッパ2)、奪った杖の色は
パターンはラリーと同じだが、床に凸凹がついているため、少し難易度が上がっている。
王様の姿は毛虫/ターペン。
FC版における背景は昼。

◆ワールド3 海の国 OCEAN SIDE

今度の舞台は海になり、水に関する場面が多くなる。
ここでカエルスーツが登場するので水中が苦手な人は試してみよう(実はワールド2でも入手できるが)。
マップBGMはどこかで聞いた事があるかも。
巨大プクプクが登場する水上コースは本作屈指のトラウマ。
パイポやキラーで無限増殖できるコースがいくつかある。
特定の岩をハンマーで除去すると、先に小舟がありキノピオの家やボーナスがたくさんあるが、舟の上で笛を使ってはいけない。
マップの敵はハンマーブロスだが、水面で接触するとフィールドも水面に変わり、ちびマリオ状態の時は要注意。
このワールドの城は日本列島らしき島に存在し、城の位置も任天堂本社が所在する京都付近にある*4
ボスはウェンディ(コクッパ3)、奪った杖の色は
ダメージを与える度に、壁に反射するリングを放ってくる。
王様の姿は河童/ライタ*5
FC版における背景は夕方。背景の流れ的におそらくこの国で一夜を明かしたと思われる。

◆ワールド4 巨大の国 BIG ISLAND

ブロックや土管が巨大になり、大きなクリボーやノコノコが歩いてるが図体だけで強さは変わらない。
横移動するドッスンや天井から落ちるトゲゾーなど敵の攻撃も執拗になる。
マップはヒマンブロスになり、ジャンプ後の着地で地響きを起こす。
タヌキスーツはここから登場する。
ボスはイギー(コクッパ4)、奪った杖の色は黄色
ラリーやモートンとパターンは同じだが、踏んだ後に大ジャンプして回数に合わせて増えるので注意。
王様の姿は怪獣/ドンキーコングJr.。
FC版における背景は朝。

◆ワールド5 空の国 THE SKY

開始直後は地上だが、塔を登ると空が舞台になる。
地上の砦はスルーしがちだが、クリアすればゲームオーバー時に5-1、5-2をショートカットできる。
空中面は足場が不安定な場所が多く難易度は高い。
マップの敵はハンマーブロスで地上に2体、空に1体が徘徊している。
ボスはロイ(コクッパ5)、奪った杖の色は
ジャンプして着地する度に地震を起こしてマリオの動きを封じる。
王様の姿は鳥/トンドル。
FC版における背景は朝から昼。

◆ワールド6 氷の国 ICED LAND

雪国になり、走ると滑って敵に当たったり穴に落ちたりする危険がある。
コースは10、砦が3つと全ワールド最大の広さを持つ。
ここでハンマースーツが登場。かなり強力なのでなるべく温存したいところ。最初のキノピオの家で手に入るので、ゲームオーバーを繰り返してハンマー軍団にするのも手か?*6
コース5はしっぽかタヌキでないとクリアできない。
コース8のみ氷が存在しない。
マップの敵はハンマーブロスだが足場が氷で滑りやすい。
ボスはレミー(コクッパ6)、奪った杖の色は
サーカスの曲芸のように玉に乗っている。ダメージを与える度に玉を出してくる。この玉にはマリオも乗ることができるが、横から当たるとダメージになる。
王様の姿はアシカ*7/チョロプー。
FC版における背景は曇り空なので分かりづらいが、昼から夕方だと思われる。

◆ワールド7 土管の国 PIPE MAZE

北国から南国のようなワールドに。名前の通り土管が多く、パックンも異常繁殖しており、ブロスの代わりにマップ上にも現れる(さすがに歩いたりはしない)。土管が多いので移動に時間がかかる。飛行船に逃げられるとかなり面倒。
迷路を筆頭に縦スクロール、オートスクロールの水中、一面ブラックパックンなど終盤のワールドだけに高難易度なコースが多い。
前半の砦はブンブン以外の敵が存在しないが、しっぽかタヌキでないとクリアできない。
ボスはルドウィッグ(コクッパ7)、奪った杖の色は
ロイと同じ地震攻撃を使うが床の凸凹の高低差が増している。
王様の姿はファイアパックン/ヨッシー。
FC版における背景は夕方。

◆ワールド8 暗黒の国 CASTLE OF KUPPA*8

ピーチをさらったクッパとの決戦の地。
キノピオの家がなく戦車、戦艦、マリオを強制的に引きずり込む渦などかなり難しい。
特に渦の先の高速飛行船はスクロールが異常に早く足場も少ないためマリオ3で最も難しいコースとして有名。
ただし戦艦はうまく艦の下に潜り込めればゴールまで雑魚を一切相手にすることなく進むことができるためカエルスーツが役に立ったり、高速飛行船はパタパタの羽根で飛び続けることでゴールまでスルー出来る。
ボスはクッパ。炎のブレスと、ジャンプからの踏みつけで攻撃してくる。踏みつけを行うと足場のレンガが少しずつ崩れていくので、
これを繰り返して下に落とすのが基本戦法。飛び道具でもダメージが通る。
FC版における背景は夜。

◆ワールド9 ワープゾーン WARP ZONE

笛を吹くと行けるワールド。
土管を選んで他のワールドにワープする。
このワールドで笛を吹くとワールド8の土管に入れる。


■スーパーマリオメーカー

自分でコースを作って遊べる作品で3のグラフィックと仕様を選ぶ事もできる。
物が持てない初代よりできる事が多く、上投げや壁キックなどがあるワールドとUのような高度なテクニックがないのである意味ゲームバランスは一番かもしれない。
お化けやしきスキンのみ本作オリジナルの背景とBGMである。
続編の2ではさばく、雪原、森、空のスキンが追加。
さばくと森のBGMは地上スキンと同じだが雪原スキンのみオリジナルのBGMになっている。
リメイク版を含め原作では限られた出番しかなかったくつマリオも自由に使う事ができる。
羽を付けたり巨大化させると次作から登場する恐竜のようなアクションもできる。
また、パーツを振るとクイーンくつクリボーに変化して巨大化させると特定のアクションでくつより倒せる敵や壊せるブロックが多い。
余談だがパーツには例の白い足場もありこの上でしゃがみ続けると…?


■余談

本作のBGMや効果音はクイズ番組である「平成教育委員会」や「ダウトをさがせ!」でも使用されており、「平成教育委員会」のほうは2006年にバンダイナムコゲームスから発売されたゲームにも任天堂のライセンスを取得して使用されている*9




ありか゛とう! やっと
このこうもくにも へん
しゅうか゛されました。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
   おしまいっ!  

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最終更新:2024年04月20日 21:10

*1 ハンマー1発のクッパに対するダメージ自体はファイアボールと同じに設定されているが、ハンマーは何かに当たっても消えず、クッパに接触し通り抜けている間も多段ヒットでダメージが入り続けるので、数回投げただけでクッパの撃破に必要な35回分のダメージを与えられてしまう。

*2 但し、あるステージの隠しエリアで滑りながらハンマースーツを取ると、坂道を滑るハンマーマリオを見ることが出来る。尤も、敵はいないため実用性は皆無。

*3 ある水中面では水中への入り口となる土管があるだけの画面で右側の壁を飛び越すとそのまま水中に入ることなくゴールというケースも。助走するスペースが無いのでパタパタの羽専用の抜け道である。

*4 ついでに言うと王様もマリオそっくりである。

*5 何故か紫。

*6 このワールドのキノピオの家は全て確実にハンマースーツが手に入る。

*7 アシカ姿の王様は王冠で遊んでいる為、かわいい、このままで良いとの声もあった。

*8 ファミコン版のみでコレクション及びアドバンス4では現在のKOOPA表記になっている。

*9 なお、両番組は共にイースト・エンタテインメントが制作に関わっている。