ガンキャノン

登録日 :2009/09/07(月) 00:50:35
更新日 : 2016/12/13 Tue 19:14:52
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※創作大廳



GUNCANNON


ガンキャノン
GUNCANNON
型式番号:RX-77-2
所属:地球連邦軍
製造:地球連邦軍
生産形態:試作機
全高:17.5m
本体重量:70.0t
全備重量:144.8t
出力:1,380kw
推力:51800kg
センサー:不明
有効半径:6,000m
装甲材質:ルナ・チタニウム合金

武装
240mmキャノン砲×2
スプレーミサイルランチャー×2
60mmバルカン砲×2
ビームライフル(ガンキャノン専用)
ハンドグレネード(ファイア・ナッツ)

搭乗者
カイ・シデン
ハヤト・コバヤシ(劇場版)
リュウ・ホセイ
アムロ・レイ(緊急時に一度)


一年戦争のV作戦により開発されたガンダムガンタンクと同じRXシリーズモビルスーツ(MS)の一つでコア・ブロック・システムが採用されている。

地球連邦軍初のMSガンタンクは、次世代の主力戦車(MBT)として開発が進められていたRTX-44を急遽転用したものであったため、MSとしては機動力が低く種々の問題を抱えるであろうことは明らかであった。
このため、続くこの機体では、ガンタンクにおいて発生した機動性の問題を解決すべく二足歩行型として開発に着手した。

このとき地球連邦軍では二足歩行型試作ロボット「RXM-1」が開発されていたため、このデータを基に開発が進められた他、鹵獲したジオン公国軍ザクの実戦データも反映された。
こうして完成したガンキャノンは、ジオン公国軍のMSと比べてもひけをとらないものとなり、初期試作型のRX-77-1に続いてRX-77-2として本機がジャブローで6機製作され、そのうち3機がテストのためにサイド7へ送られた。
その後、テスト中にジオン公国軍の強襲を受け、2機が破壊され、残った1機がホワイトベースで運用されることとなった。

TV版では主にカイが搭乗し、ガンダムの影に隠れながらもハヤトのガンタンクとともにそれなりの活躍を果たす。
キャノンによる砲撃はもちろん、時にはそのガッシリとした体格と装甲を生かして敵MSに肉弾戦を仕掛けたり(一応言っておくが白兵戦用のサーベルなどは装備していない)、そのへんの岩を持ち上げてぶん投げたりしていた。
一度だけ、セイラがガンダムを持ち出して勝手に出撃してしまった時には、救出に向かうためにアムロが搭乗。ザクをステゴロで完封し、パイロットのコズンごと鹵獲に成功するという功績を上げる。
一部ゲーム作品のパワーファイターぶりはこのあたりが元になっている。
その後戦いの場が宇宙に移り、それなりに活躍してそれなりにやられながらア・バオア・クーの最終決戦まで戦い抜いた。
最後はタンクとホワイトベースの防衛にあたるが足をやられて身動きがとれなくなり、脱出に際しそのまま放棄された。

劇場版でも基本的にTV版と同様だが、「めぐりあい宇宙」で宇宙へ移るにあたってもう一機が搬入、ガンタンクの代わりにハヤトの乗機となる。(宇宙でタンクはどうなんだという理由)
小説版からの逆輸入でカイ機が108番機、ハヤト機が109番機とされた。これと別に203が存在する。
やはりア・バオア・クーで大破、放棄される。

ゲーム等では機体の鈍重なイメージやゲームバランス上無視されることも多いが、実はキャノン砲は連射可能な設定になっており実際結構な速度で連射している場面が頻繁に見られる。あまり当たらないけど
ただアニメではキャノンの描写がビームのようにもなっていたので単に設定が曖昧だったか、後付の可能性もある。

【バリエーション】

●RX-77-1A ガンキャノンA
試作機の一つ。
機動力を維持しつつ防御力を高めるための実験機と言われる。


●RX-77-3 ガンキャノン重装型
その名の通り重武装。機体色は青。
基本構造はそのままに装甲が強化され、火器も性能が上がった。
しかし、コストが高くなり、機動力も改善されないままだった上に戦争が早く終わったので数機しか生産されなかった。

機動戦士Ζガンダム』ではジャブローの防衛部隊としてザクタンクジム・スナイパーカスタムと一緒に出撃。ネモに飛び蹴りをくらわせた。


●RX-77-3D ガンキャノン重装型(タイプD)
重装型を更に改造。色は黄色。
背中と脚にスラスターを増設し、機動力を向上。おかげで汎用機としても運用できるようになり、それに合わせてシールドも追加された。

その高い性能が認められて制式採用され、北アフリカ戦線などに投入された。


●RX-77-4 ガンキャノンⅡ
両肩のキャノンを片肩のみビームキャノンに取り替え、もう片方の肩をセンサーに変更した機体。
頭部周りも変更され、背部スラスターも強化されて重力下での短距離ジャンプが出来るようになった。

塗装は黒を主体にした暗い色だが『オレら連邦愚連隊』にはトリコロールカラーの機体が登場。


●RX-77D 量産型ガンキャノン(ガンキャノン量産型)
ポケットの中の戦争』に登場。その名の通りガンキャノンの量産機。
装甲材質がルナチタニウム合金からチタン合金セラミック複合材に変更されてコストの削減に成功。背中のキャノン砲が収納できるようになった。
尻にはキャノン砲発射時に使用する駐鋤があり、携行武器はジム・コマンドと同じ90ミリマシンガンを装備。

劇中では戦艦グレイファントムのスカーレット隊の機体として颯爽と出撃した…が、すぐにケンプファーに撃墜された出オチ機体であった。

ゲーム『コロニーの落ちた地で…』には灰色に塗装された量産型ガンキャノンを入手できるミッションがある。

漫画『俺ら連邦愚連隊』ではネメシス隊カラー(ブラックブルー)の量産型ガンキャノンが登場。

また「ガンダムバトルシリーズ」では割と早くから使え、必殺技が反応弾・MGの威力・弾数が高い等なかなか良い機体。


●RGC-80 ジム・キャノン
ガンダムの量産機がジムであるように、ガンキャノンの量産機はジム・キャノンである。
右肩にのみキャノン砲を装備。
一年戦争中に約48機が生産され、投入された。


●RGC-83 ジム・キャノンⅡ
ジム・キャノンだが見た目がかなりガンキャノンっぽい機体。
基本フレーム等はジム・カスタムとの共用化が図られており、武装もジム・カスタムと同じジムライフルとシールドを装備。
見た目はFAアレックスっぽい。

劇場版Ζガンダムにもエゥーゴに渡った機体がジム・カスタムと一緒に出演している。


●MSA-005K ガンキャノン・ディテクター
名前こそガンキャノンだが、正しくはメタスの兄弟機。
背中にキャノン砲、赤いボディとフォルムは確かにガンキャノンだが

メタスの兄弟機である。

大事な事なので二回言いました。

詳しくはメタスの項目を参照。


●キャノンザク
ザクキャノンではない。繰り返すが ザクキャノンではない。

THE ORIGINにて登場。捕らえたコズンのザクに ガンキャノンの頭をくっつけて 改修した機体。連邦・ジオンの驚異のメカニズムである。
首から下はまんまザクなので、ガンキャノンの項目に書くべきかどうか……。
こんなナリだがビームライフルを使うことが可能。

マゼラアタックを撃破した直後、旧ザクに頭部を破壊される(余談だが、以前やられた時にトラウマになっていたのか、カイは悲鳴を上げていた)。

最終的には、ガンダムたちと一緒にギャロップを押し出したところで出番は終了、以降どうなったかは不明である。
まあ十中八九廃棄されたのだろうが。ただの首のないザクだし。


●CB-0000G/C リボーンズキャノン
●CBY-077 GNキャノン
それぞれ『機動戦士ガンダム00』シリーズに登場する機体。
詳しくは項目参照。


●戦士ガンキャノン
(CV:子安武人)
ガンキャノンだが、キャノン砲はついていない。
ブラックドラゴンに憑依されたりした。



【ゲームでの活躍】

  • VSシリーズ
格闘武器は持っていない為、蹴り主体で戦う。
メイン射撃はビームライフル、サブ射撃は240mmキャノン。
特にサブ射撃はリロードが早く、威力も高い為、実質メイン射撃として扱える。
また、精密射撃も可能。



ガンプラ
放映当時、1/144、1/100で発売されただけでなく、1/250の情景シリーズでも発売された。
HGUCではガンダムを差し置いてシリーズ第1弾を務める。
お馴染みの両手をついた発射ポーズを再現するための平手が付属するなど、トップバッターながら高い完成度を誇る。
現在では当たり前になっているが、頭部バイザーにクリアパーツが使用されていないのが欠点。

MGガンキャノンは、ガンダムVer2.0と比べてもヒケを取らない名キットである。

HGUC第一弾として発売されてから16年の月日が流れ、 完全新規 によるリメイク版が発売された。
現在の技術を用いただけはあり、可動範囲は凄まじく、劇中のあらゆるポーズが可能。
バイザーはちゃんとクリアパーツで再現されているので、バイザー内部はガンダムマーカーシルバーで塗ってやろう。
更に、マーキングには「108」「109」でけでなく、あの「203」も付属する。
残念ながら、一般販売版では旧HGでは付属していたスプレーミサイルランチャーは付属しておらず、プレミアムバンダイ限定のリアルタイプカラーに付属する。
どうしても一般ルートで欲しければ、旧HGの物を加工して取り付けよう。ただし、一筋縄では行かないので、腕に自信があればの話だが。
勿論、平手は両手付属しているのだが、角度までは調整されていないので、人によっては若干気になるのが玉に瑕。
それでもガンプラとしては高水準な完成度を誇るキットなので、旧HGと並べてガンプラの進化を堪能するのも良いだろう。




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