シモン(グレンラガン)

登録日:2011/01/22(土) 18:55:55
更新日:2023/10/06 Fri 17:13:06
所要時間:約 5 分で読めます




「俺は信じる…ドリルは俺のぉ…魂ぃぃだぁぁぁぁぁ!!」


CV:柿原徹也、菅生隆之(壮年期)
年齢:14歳(第一部開始時)
乗機:ラガン、グレンラガン
名前の由来:「下」



出身地はジーハ村。
おとなしく、気弱で引っ込み思案だが、仲間想いの優しい少年。

洞察力もあり、穴掘りの際に土が柔らかい場所を見付けたり、暴走するカミナを諌める事もしばしば。

何かと器用で、カミナの彫像をドリルで作った事も。


兄貴分のカミナを慕っている。
彼の行動(無茶振り?)に引っ張られ、後押しされたりしながらも、彼の存在が後のシモンに影響を与える事になる。

両親は7歳の時に地震で亡くしている。

愛用のハントドリルでジーハ村で村の拡張作業ばかりしていた為に「穴掘りシモン」というあだ名が付いた。

このあだ名は周囲から、「穴掘りばかりで気味が悪い」と付けられた蔑称だったが(本人も卑下するように使っていた)、あるきっかけから、彼を良い意味で象徴するものになった。

ペットにブタモグラのブータが居る。まだ子ともなのでちっちゃい。
シモンの肩に乗っかっていたり、ヨーコの胸の谷間に居たり、神出鬼没。
人懐っこく、行動力は強いようで、シモンを元気づけたり、ヨーコを励ましたり、アニキの大事な部分を隠したり……。
とにかくいい子なのだ

ちなみにブータの尻尾は中々の美味。
それゆえに、腹ペコで死にそうだったカミナに食べられそうになった事もっていうか食われた



ある日、偶然掘り当てた「ラガン」と天井から落ちて来た謎のデカブツ、そして謎の美少女・ヨーコがシモンとカミナを地上へと誘う……。



【作中での活躍】

―以下ネタバレ注意―


★第一部


「無理だよ……」

「あんなの、勝てっこないよ……」

地下に存在する小さな集落、ジーハ村に住み、村の拡張工事を生き甲斐にしていた。

ある日土の中から小型のガンメン「ラガン」を発掘しカミナと共に地上へ進出。
螺旋王の配下「獣人」と戦う事となり、最初は怯え、戦いを拒んでいたがカミナの一喝と彼の勇気により戦いを決意、カミナの無茶とラガンの力によりカミナの操る「グレン」とラガンが合体したガンメン、「グレンラガン」を操縦する。
しかし、片想いしていたヨーコがカミナと相思相愛だと知って激しく動揺し、そのまま螺旋四天王チミルフに戦いに挑むが……。


★第二部


「俺は、俺だ!」

「穴掘りシモンだぁああああ!!!!」

戦いの中でカミナを失い失意に沈むが、螺旋王に捨てられた王女ニアと出逢い、少しずつ心の傷を癒していく

彼女が螺旋四天王の一人グアーム(劇場版の最は四天王同時に)に捕らわれた際助けに現れ、カミナの影にこだわり続ける過去の自分を「俺は俺だ!」と一喝しカミナから受け継いだ必殺技「ギガドリルブレイク」を放ちニアを救出。そして完全に立ち直ったシモンは、仲間たちから大グレン団のリーダーとして迎え入れられる。
その後全ての四天王を撃破し、仲間たちと共に螺旋王ロージェノムに挑む。


★第三部


「諦めるな、ロシウ!」

大グレン団がロージェノムを倒してから七年。

王都テッペリンはカミナシティへと姿を変え、シモンは忙しいながらも幸せに暮らしていた。


ある日シモンは発展した街を見ながらニアにプロポーズする、紆余曲折ありながらもニアはそれを了承。飛び上がるシモンだったがその直後、侵略者アンチスパイラルがカミナシティを襲撃。

更にニアが突如「アンチスパイラルのメッセンジャー」に変貌。戦いを余儀なくされ、なんとか勝利するも街を巻き込んでしまい戦犯として裁かれ死刑を宣告される。

アンチスパイラルの手により月が落下していく中、独房の中でかつての好敵手ヴィラルと再会。
ヴィラルといざこざを起こしながら「俺の役目は終わった」とうなだれるが、救出に来た大グレン団の仲間たちと共に、グレンラガンを駆って宇宙へと月を止める戦いに向かう。そして……。


★第四部


「ああ…今度こそ、本当に“あばよ”だ…行けよ、兄弟」


「“あばよ”じゃねえ、一緒だろ?」


「ああッ!」


「「「「「「「おぉう!」」」」」」」


「行くぜ、ダチ公!」



弩級ダイガン「アークグレン」とグレンラガンを合体させ、スペースガンメン「アークグレンラガン」を誕生させたシモンは、月の落下を食い止めニアの自我を取り戻す事に成功したが、ニアはアンチスパイラルの元へ召喚されてしまう。

ニアを取り戻す為、シモン達は「超銀河ダイグレン」に乗り込みアンチスパイラルの元へ向かい、戦いを繰り広げるが、敵の罠に落ち次々と仲間が散ってゆく(劇場版では生存)。
シモンは散ったキタンの思いを受け取り超銀河ダイグレンとグレンラガンを合体、「超銀河グレンラガン」を駆りアンチスパイラル軍を圧倒する。

その奮闘もつかの間、シモン達はアンチスパイラルの手により多元宇宙迷宮に落とされ平行世界をさ迷う事になってしまう。
しかし迷宮の奥でシモンはカミナと再会。迷いを断ちきり、再びグレンラガンに乗りとうとうアンチスパイラルの元へたどり着く。超銀河大グレン団の面々全員が力を合わせ生まれた「天元突破グレンラガン」に乗り、最後の戦いに挑む…。
なお、劇場版では強大な螺旋力を吸収し、天元突破した超銀河大グレン団のガンメン達と合体し究極の機体「超天元突破グレンラガン」に進化を遂げる。


★ゲーム

  • スーパーロボット大戦

版権の問題から、ファンからは参戦を望まれつつもしばらくは無理だろうと思われていたが、『第2次スーパーロボット大戦Z』にてグレンラガンが初参戦。
作品の注目株なだけあってストーリーの核の一つにグレンラガンが据えられ、第1部から第4部の冒頭までしっかりと描かれた。

シモンもグレンラガン編の主人公として扱われ、『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』の流竜馬や、『獣装機攻ダンクーガノヴァ』の飛鷹葵などと交流。
カミナの最期がフルボイスで再現されたり、落ち込むシモンをグレンラガンの着想の元の一つである真ゲッターの竜馬や葵が叱咤し、覚醒させるシーンはプレイヤーの心を熱くした。
青年期に入り、ニアが敵に回った第二部からも竜馬をはじめとした他作品の主人公たちとは友好な関係を築き、ニアを取り戻すために一致団結するシーンも見所と言える。

なお、『マクロスF』の歌姫二人ではランカ・リー派であり、純朴な二人のやり取りはとても心温まるが、一方でどっちつかずな早乙女アルトに「泣かせたら許さない」というシーンも。
その他にも、元来素直で偏見をもたないシモンは様々なキャラクターから信頼されており、素直じゃないキャラ筆頭の『コードギアス 反逆のルルーシュ』のゼロ(ルルーシュ)からも信頼されていた。

ユニットとしては固有能力の『螺旋力』と最初から所持している『サイズ差補正無視』も合間って非常に高い攻撃力でボスにも風穴を空けるスーパー系主人公のホープ。
とにかく熱いシモンの性格を考慮してかABでは気力アップが追加され、開始早々螺旋力を発動させて並み居る雑魚を蹴散らすという光景が見られる。
離脱期間も短く、最終的に最強クラスのユニットに成長するグレンラガンのポテンシャルもあって作中最強ユニットの一人。しっかり育て、『ギガドリルブレイク』等でガンガン相手に風穴を空けたいところ。

ちなみに、きな臭いごたごたが多い第2次スーパーロボット大戦Z再世編では、その煽りを受けてか投獄されたのはアロウズとのやり取りが原因となったのだが…
  • (高圧的だが)一応国際交渉で来ているアロウズの、反発した獣人への威嚇射撃に対して、ガチ反抗
  • 国の長なのに顔出し&国の象徴ともいえるグレンラガン使用、というコンボによって彼の行動は国の総意扱い(さらに民意無視)
  • ついでに、突如現れた反抗勢力(ジロンたち)と仲良く行動しており、テロリスト幇助の現行犯
と、リアルに彼の行動を鑑みると、元々の投獄理由である被害を拡大させたことなどどうでもいいレベルで国際犯罪の実行犯と化している。
また、これだけのことをやっては最早アロウズがいかなる不平等条約を提示しようとも鵜呑みにするしかなく、国益としても超マイナスであることが予想できる。さらに、重大戦力のグレンラガンも(公には)破棄する羽目に。
シンたちは彼の投獄に文句を言っているが、正直その場で殺されなかっただけマシといえる。

続く『第3次スーパーロボット大戦Z』では第四部の最終決戦も描かれる。

スーパーロボット大戦X』では、第三部からのスタートであるため、最初から青年の姿であるが、かつてのグレン団の戦いはアル・ワースにおいて「解放戦争」として伝わっており、
アンジュ主人公にも噂が知られている。
また、今作ではブルーウォーターのおかげでニアの寿命も改善され、幸せな終わりを迎えられる。


★余談
シモンは7年毎(7~21歳まで)に、大切な人を亡くしてしまっている(本編中で明言・描写されている人物のみだが)

辛い別れを経験し、その仲間達の想いを背負いながら、次の世代に託した世界を、螺旋の力を宿した瞳で彼は見守っていく。



追記した者の願いと、後から修正する者への希望……。

二つの思いを二重螺旋に織り込んで、

良項目へと続く道を掘る!


それが天元突破!

それがWiki篭り!!


俺のドリルは、新項目を創るドリルだあああぁあ!!!!!

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最終更新:2023年10月06日 17:13