リゼル(MS)

登録日:2010/04/01(木) 15:45:59
更新日:2024/02/04 Sun 11:44:52
所要時間:約 6 分で読めます





テロリスト相手に……人質なんか取ってさっ!



小説及びOVA『機動戦士ガンダムUC』に登場するモビルスーツ(MS)。
リ・ガズィの系譜のRGZ系列に連なる機体で、「シャアの反乱」後のロンド・ベル隊に隊長機を含め8機の配備が確認されている。




【性能諸元】

型式番号 RGZ-95
所属 地球連邦軍
開発 アナハイム・エレクトロニクス社
全高 20.5m
本体重量 25.8t
全備重量 57.6t
出力 2,220kw
推力 81,500kg
センサー有効半径 14,920m
装甲材質 ガンダリウム合金
武装 ビームライフル
グレネードランチャー
ビームサーベル
頭部バルカン ×2
メガビームランチャー
シールド
ビームキャノン
主なパイロット リディ・マーセナス
エンデ・アベニール
デラックス・プレイ(アロー1)
ベッキー・チェスカ(アロー2)
ピンク・キャンディ(アロー3)
ファオナ・オブリガン
地球連邦軍一般兵



【機体解説】

Ζガンダムの量産を目的に開発されたRGZ(リファイン・ガンダム・ゼータ)シリーズの1機。
ΖプラスR型やリ・ガズィのようなバックウェポンシステムによる準可変機構ではなく、可変機構の弾力的運用を前提に、グリプス戦役時に廃案となったΖⅡの設計をリファインする形で一応の量産化を成功させた可変式MS。

巡航形態はΖガンダムのウェイブライダー(WR)とは異なり、ΖⅡと同様、メタス系のMAに近いものとなっている。
構造が比較的簡易なメタス系列の可変機構を参考とし、内装の一部をジェガン系列と統一化することによって、従来の可変機の多くにあった高コスト故の生産性の低さをある程度クリアしている。

加えて、新型OSによって両形態での操作感を統一するなど、Ζ系列機特有のピーキーな操作感も幾分緩和されており、新兵でも難なく扱う事ができる。
しかしそのために各スラスターにリミッターをかけるなど、限界性能をあえて引き下げる調整が施されており、歴戦のΖ乗りからは不満の声も上がっていた。
隊長機、コマンダータイプとも呼ばれるRGZ-95C リゼルC型はそのようなエース向けに開発されており、リミッターの解除とムーバブルフレームの補強を施すことで、操作系を犠牲にする代わりにΖ系に迫る性能を手に入れている。
ちなみにリミッター解除は一般機でも可能で、3人の女性パイロットから成るMS小隊「スリーアローズ隊」のリゼルはリミッターを解除した一般機に搭乗している。

腰部から脚部スラスターにかけての形状はΖΖガンダムFAZZ(ファッツ)等のMSZ-010系列に酷似している。

まさに本機は様々な系列のアナハイム製MSの機構的ノウハウがフィードバックされ結実した形となっている。

頭部の形状はΖ系のガンダムフェイスではなく、多くの連邦軍量産機に見られるゴーグル式カメラアイ(ジム頭)を採用している。
このカメラアイは確認されている物で赤、緑の2パターンがあり、基本的には緑色が隊長機、赤色が一般機に分類される。


名称は「リファイン・ゼータ・ガンダム・エスコート・リーダー (Refine Zeta Gundam Escort Leader)」の頭文字の略称 (ReZEL) 。
スラスター推力に余裕があり、その名が示すようにバックパックにMSを牽引できるグリップが設けられ、サブフライトシステムとしても運用できる。
これは同時期のアンクシャにも共通する付加価値増加により可変MSというカテゴリを延命させる手段である。

リゼルは宇宙世紀0110年代後半に至るまで強襲部隊での運用が確認されており、可変MSとして非常に長くコンセプトの有用性を示し続けた機体の1つである。
2024年現在、リゼル以降のΖ系の制式採用例は公開されていない。宇宙世紀110年代に開発されたハーディガン Gカスタムの部品の流用元の1つにΖ系小型可変機が存在したが、その機体自体がどうなったのかは不明。


デザイン発注時の仮称は「ΖⅢ(ズィードライ)」。



【武装】

  • 頭部60mmバルカン砲
MS基本武装の一つ。主に牽制用。


  • ビームサーベル/グレネードランチャー
両前腕部に2基ずつあるウェポンラックに装備する。
収納部は兼用で、基本は片腕にグレネード×2、もう一方にサーベル×2という風に装備するが、状況に応じて内容の変更が可能。


  • ビームライフル/メガビームランチャー
メインウェポン。
どちらを装備するかは隊長機・一般機問わず選択できる。

前者は通常出力からモード切替が可能で、高出力モードでの照射は敵機を斬撃のように焼き切ることから「ギロチン・バースト」と呼ばれる。
Ζと同じくロングビームサーベルにもなる。Eパック方式で予備はシールド裏に格納。

後者はΖのハイパーメガランチャーの系統にあたる高出力ビーム兵装。
MS本体からのエネルギー供給に加え、砲自体にもジェネレーターが内蔵されている為安定した運用が可能となっている。
連射は不可能で、再チャージには多少の時間猶予*1が必要。
ただしアニメ版のep.1では弱めのビームを1~2秒くらいの間隔で発砲しているシーンがあるので、出力次第で調整出来るものと考えられる。


  • シールド / ビームキャノン
先端に3点バースト方式のビームキャノンを装備し、WR時の主武装となる。
また打突兵器としての運用も考えられており、後部にハンマーブレードを備えている。


連邦軍規格の武装は概ね使用可能。
劇中で確認出来るのはジェガン用ビームライフル2種(UC6話)、コンロイジェガンのハンドガン(アロー1・ラストサン登場時)、ハイパーバズーカ(アロー2・ラストサン登場時)、ハイパーメガランチャー(アロー3・ラストサン登場時)などなど。
ハイメガランチャー以外いずれも2挺持ちしているのはリゼルの優れた性能故か。



【劇中での活躍】

ロンド・ベル所属の戦闘艦ネェル・アーガマの艦載機として登場。8機+予備機数機が搭載されていた。
インダストリアル7へ臨検のため派遣され、不意打ち気味にネオ・ジオン残党である袖付きのMSギラ・ズールに一機やられ、次いでクシャトリヤと交戦。数の上では圧倒的な差ではあったが、あっという間にほぼ壊滅状態へ追い込まれてしまう。
その後周辺宙域でシナンジュと交戦。一機はカタパルトから出撃中に狙撃され大破し、隊長機はシナンジュとの交戦の末撃破される。残るリディ機は右脚を失い、最終的に推進剤切れで戦線離脱を余儀なくされた。

その後、補給を受けパラオ攻略戦やラプラス遺跡周辺宙域での戦闘に挑む。OVA版ではそこそこ数がいたようだったが、小説版では2機しか補給されず圧倒的に戦力不足だった。
目立った活躍こそ無かったが、エコーズ隊を牽引する姿が見られSFS要素をアピールしている。

回り回って再度インダストリアル7へ針路を向けた時に、迫るバンシィ・ノルンから迎撃のため2機が出撃。1機はジェガン用のビームライフルを2丁装備しての出撃だったが、敢え無く全機無力化されてしまった。
その後の袖付き部隊との交戦では、先鋒として数機が参加。ガザDを撃破するなどの戦績を収めるが、逆にバウに撃破されるなど一進一退の攻防を続ける。内一機は、かなりの損傷を負った上でユニコーンガンダムに牽引されている姿も映し出された。



【バリエーション】

バックパックは複数種設定されており、基本的にはボックスユニットかウイングユニットで運用される。

ボックスユニットはメタスやΖⅡのような箱型のバックパックで宇宙専用。航宙機として必要十分な性能を持つ。

ウイングユニットは名の通りウイングバインダーを持ち、大気圏突入や圏内飛行を可能としている。
ボックスタイプに比べて推力が強化されている為、宇宙においてもこちらを使用する者も居たとか。

また、UCの漫画版『バンデシネ』ではディフェンサーユニット(後述)が登場。
ジェネレーターやブースター、スラスター、武装が追加され、武装の種類によりa・bの2種に分かれる。


リゼルC型(コマンダーカスタム)

型式番号 RGZ-95C
所属 地球連邦軍
開発 アナハイム・エレクトロニクス社
全高 20.5m
本体重量 27.0t
全備重量 60.5t
出力 2,220kw
推力 85,400kg
センサー有効半径 14,920m
装甲材質 ガンダリウム合金
武装 ビームライフル
グレネードランチャー
ビームサーベル
頭部バルカン ×2
メガビームランチャー
シールド
ビームキャノン
主なパイロット ノーム・バシリコック
地球連邦軍一般兵

指揮官やエースパイロット向けに再調整されたリゼル。単に「隊長機」とも呼ばれる。
先述の通り、誰でも扱えるようリミッター付きで運用されていた通常機に対し、それに不満を持つ熟練者・上級者向けとして開発された。

主な変更点はスラスターのリミット解除とムーバブルフレームの補強。
リゼル本来の性能をフルに発揮出来るようになった一方、併せて操縦系の反応速度も向上させた為に操作性がピーキーなものに戻ってしまった。
しかしこのC型に乗る者は必然的にエースか指揮官となる為、その殆どが却ってピーキーな操縦性を好んだという。

装備は共通で外見も殆ど変わらないが、識別の為にセンサーをグリーンに変更している。


ディフェンサーaユニット

追加武装は大量のマイクロミサイルと、ΖΖでお馴染み極太のハイパービームサーベルが2本。
後者はΖΖにはあったビームキャノン機能は削られたものの、通常のビームサーベルより出力50%増しで、一度に複数のMSを薙ぎ払える。
携行火器はビームライフルとシールドで、ユニット全体として近・中距離戦闘に適した広域拡散型の武装を揃えた前衛型。


ディフェンサーbユニット

追加武装は左右のバインダー先端に備えられたメガ粒子砲。
携行火器のメガビームランチャーはジェネレーター増設の恩恵を受け、2基同時に運用できるようになっている。
盾の物と合わせてビームキャノンを5つ持ち、ユニット全体として中・遠距離戦闘に適した一点集中型の武装を揃えた後衛型。

ディフェンサーユニットは他機種との連携ではなく、MSの個としての機能強化を目的としたものである為、SFS用のグリップを持たない。
運用時はディフェンサーユニット2タイプを役割に応じて装備させたリゼル3機小隊が基本となる。
ディフェンサーユニット装備としては女性パイロット三人組「三本の矢(スリーアローズ)」が有名。


リゼルC型(ゼネラル・レビル配備機)

ガンダムUC時代の新型旗艦ゼネラル・レビルの艦載機として、グレーと橙のカラーリングが施されている。
C型の性能は通常タイプのリミッターを外した状態が恒常化されたもので、ディフェンサーユニットかウイングユニットを選択している。

ガンダムUC劇中では、宇宙で合流したネェル・アーガマとガランシェールに攻撃を仕掛けるも、ローゼン・ズールに先行部隊が無力化され、シナンジュの狙撃で一機大破している。
EP7終盤でメガラニカへ迫るも、ユニコーンガンダムによって核融合炉を停止状態にされまたも無力化された。

機動戦士ガンダムNT』では、Ⅱ・ネオジオングの迎撃のため出撃。
しかし圧倒的火力に押し負け全滅している。

外伝漫画『星月の欠片』では第5話に登場。
第5話の主役の一人、ジュン・ビオレッタ中尉がローゼン・ズールに行動不能にされたリゼル隊の小隊長という設定。
この時は袖付きが手加減していたので一命を取り留めたが、先述のようにゼネラル・レビル隊はⅡネオ・ジオング戦で全滅しているので転属でもしていない限り彼女はそこで戦死したことになる。
「家族をジオンに殺され、死に場所を求めて戦い続けたジュンが文通を通して生き抜くことを誓う」というのが第5話の肝なので、何らかの形で難を逃れたと思いたいが……


リゼルN型

型式番号 RGZ-95N

スマホアプリゲーム『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』に登場するオリジナルMS。

シャアの反乱で得られた戦闘記録から、サイコフレームが敵味方の両陣営にあった場合、総量が多い陣営が戦況的有利性を得ることが判明した。
そこで、「UC計画」の発動に伴い、リゼルC型をベースにユニコーンガンダムの随伴機として開発されたものがこのN型である。

同じユニコーンガンダムの随伴機として開発されたジェスタとの違いは、ジェスタが露払いを役目とするのに対して本機は直接ユニコーンと連携を行う点にある。
先の戦訓からコックピットとバックパックにサイコフレームを搭載しており、機体の質・サイコフレーム総量の両面から支援を行う。
なお、サイコフレーム搭載機でありながらパイロットは必ずしもNTの搭乗を想定しておらず、いざという時はユニコーンがサイコフレームを介してコントロールを奪いビットMSのように操ることも想定していたようだ。

ちなみに暗いグレーに黄色いセンサーとサイコフレームというカラーリングなのはバンシィの随伴機としての運用を前提に開発されていた為だとか。


リゼルN型 ディフェンサーgユニット

リゼルN型の装備バリエーション。

N型の専用装備であるディフェンサーgユニットはバンシィが使用したアームド・アーマーVNの技術を組み込んだVNインコムを装備したもので、これは通常のインコムと同様に有線式の遠隔射撃兵装として使用される以外にも疑似NT-Dが発動した際に超振動破砕兵装として使用することが可能となるという特徴を持つ。
オールレンジに対応した装備ではあるが、疑似NT-D発動時のパイロットへの負荷が大きいことから強化人間の搭乗が前提であるとされる。



ガンプラ

一般機と隊長機、及びC型(ディフェンサーbユニット/ゼネラル・レビル配備機)がHGUCで一般発売。
変形は流石に差し替え式ではあるが、保持力は悪くなく色分けもセンサー部分以外はそれなり。
後にプレバン限定で、一般カラーのディフェンサーbユニット装備とC型ゼネラル・レビル配備機*2が発売。
残念ながらディフェンサーaユニットはHG化ならず。

更にMGで一般機と隊長機、及びC型(ディフェンサーa+bユニット/ゼネラル・レビル配備機)が一般販売。こちらは差し替え無しの完全変形を実現している。
C型はディフェンサーa、b両ユニットにも換装可能な代物で、可動域や色分けは十分な仕上がりである。



【ゲーム】

ワールドから登場。一般機をリーダーに置くと隊長機に変化する。
3D・オーバーワールドでは別機体として開発できるようになったが、ジェネシスではワールド同様の配置による変化に戻った。
一般機は変形できる以外は普通の量産MSという感じだが、隊長機になるとメガビームランチャーで射程と火力が強化される。
また、ジェネシスではゼネラル・レビル配備カラーの機体や、ディフェンサー装備の機体も登場。
a装備は連続攻撃のマイクロミサイル、b装備は貫通効果かつ長射程のメガビームランチャーが強力。
量産機縛りなら移動力や地形適応力に優れた主力候補に。

初代からデルタプラスのアシストとして登場。両脇に一機ずつ召喚され、ビームを3連射してくれる優秀なアシスト。
EXVS2からはユニコーンガンダムのアシストとして登場。メガ・ビームランチャー照射かロングビームサーベル突撃かを選べる。後者は特に判定・範囲・追従性能が高く使いやすい。
EXVS2XBではビームガン三連射に変更され、突撃も低性能化していた。2022年9月の調整で二機召喚され、ビームライフル連射と腕部グレネード一斉射か、格闘連撃に変更。当時の流行りに乗った修正ながら、以前よりかはマシな性能に落ち着いている。

PS4専用ゲーム『GUNDAM VS.』ではプレイアブル機体として参戦。コストは最低の200でパイロットはリディ少尉とトライスターの面々。
扱い易い射撃をビームと実弾の両方で装備しているが、コスト相応程度の威力しか持たないため若干心許ない。またお世辞にも回転率が良いとは言えず、無駄弾を使いすぎると苦労する。

ガンダムUC初参戦となるZ3時獄篇に初登場。自軍ユニットとして使用可能だが、隊長機しか存在しない。
劇中では原作同様リディが搭乗するほかにカミーユも搭乗する。
ただ、後にΖガンダムやデルタプラスが登場し、そちらの方が使いやすい(しかも両機ともに改造を引き継がない、というか本作には改造を別機体に引き継ぐ複数人乗り換え可能な機体が存在しない)ので倉庫番にするプレイヤーが多い。

Z3天獄篇では上記の隊長機に加え、C型(ゼネラル・レビル配備機)のMA形態が敵ユニットとして登場。移動力重視型のやられ役である。
エンジンの共通性が多い『V』でも続投。デフォルトで搭乗機が設定されていないモンドかイーノが乗っているだろう。
30でもC型が敵として登場する…が、今回は基本的に連邦軍は終始味方ポジションなのでそもそも出番が少ない
プレイによっては、最初に出会うのがガオガイガーのシナリオでバイオネットに乗っ取られた状態ということもあるだろう。
その代わりかはわからないが艦内ミッションのウェーブバトルではやたらと登場する。
他にもフリーミッションの演出にて連邦軍の戦力して登場する事もある。

なお、『BX』では世界背景の都合でクランシェ(AGE)とブレイヴ(劇場版00)あたりにコンペで敗れたのか登場しなかった。


  • 機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
2022年4月実装。600コスト汎用機で、Ζ系列おなじみのポジション。
武装は専用ビームライフルとビームサーベル、Ζと同一モーションのロング・ビーム・サーベル、腕部グレネードランチャーとシールドビームキャノン。
位置づけとしては耐久力を微減して射撃戦への対応力を増やしたΖガンダムもしくは一発の火力を引き換えに手数の少なさを補ったΖⅡ
どちらの機体も上記にあたる欠点が現環境に於ける足かせとなっていたため、そこを補った本機はより環境へアジャストしやすくなったと言える。
ただし(頻度は少ないとは言え)得意な状況での爆発力は及ばない為、パンチに欠けていると言う点は否めない。
特にバイオセンサーを失った点と脚部緩衝材を持たないまま動きを読まれやすいホバー移動になった点を嘆く声は多い。
初心者が扱うには変形等がなくて武装構成もシンプルな百式改の方がよく、熟練者が扱うなら武装火力が高く蓄積よろけも取りやすいリ・ガズィ・カスタムの方が好まれるため、正直な所そこに割り込めるほどの個性を獲得しているとは言い難いが、600コスト汎用としての仕事は一応可能な性能。
器用貧乏と言う意味では原作再現した立ち位置なのかもしれない。

C型ディフェンサーbユニット装備タイプも別機体として追加。650コストの支援機で、初期カラーリングはOVAで2カット*3だけ登場するゼネラル・レビル艦載機バージョン。
主兵装が使い回されるため支援機には珍しい2種格闘機となるが例によって判定が弱なので自衛以外で積極的に振るものではない。
射撃武装はもともと豊富な武装に加えて、追加された2連装メガビームランチャーが味方を邪魔しにくい蓄積よろけ型貫通ビームかつこの手の照射武装にしては取り回しが良い。
火力も手数も優秀で、更に変形時を中心に最近の機体らしくスキルが盛られていて立ち回りの幅も広いため、原型機と異なり上々な評価となっている。
余談だがゲーム中の機体名が「リゼルC型[DbU装備]」のため「リデブ」だの「リゼルデブ」だのあんまりな蔑称が付けられてしまった。性能は優秀なのに…。


新ギレンの野望にて登場。
耐久力は通常機も指揮官機もジェガン並みだが運動性や限界性能が量産型の癖にΖクラスはあり、量産型のぶつかり合いでは楯を持ってることも相まってほとんど圧倒できる。リ・ガズィと違い自由に変形できるのも強み。

更にこの作品には他の時代の機体を導入する歴史介入があるのだが、一年戦争のシナリオではνやリ・ガズィよりも介入ポイントが少なく済むのでまとまった数を配備しやすく、パイロットを乗せれば敵量産型の攻撃がほぼ当たらなくなるMS部隊が出来上がる。





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最終更新:2024年02月04日 11:44

*1 小説版では数十秒

*2 ウィングユニット仕様だが、隊長機には無かったビームライフルが付属する。

*3 5巻発艦シーン、6巻一斉射撃シーン。フレーバーテキストは「目標、接近する敵MS!!」と勇ましいものだが、この敵MSとはフル・フロンタル駆るシナンジュであり、艦隊・MS部隊の攻撃はかすりもしなかった…