心意システム(アクセル・ワールド)

登録日 :2012/05/23(水) 07:29:30
更新日 : 2017/02/28 Tue 17:28:51
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《光線…剣》!!



ネタバレ注意
この項目には『アクセル・ワールド』についての盛大なネタバレが記載されています。未読の方はご注意ください。

心意(インカーネイト)システムとは、川原礫著のライトノベル『アクセル・ワールド』及び『ソードアート・オンライン』に登場する、プレイヤーが条件次第で使用できるシステムのことである。


◆概要
初出は3巻。ダスク・テイカーにより《飛行アビリティ》を奪われたシルバー・クロウがスカイ・レイカーに教わった。

心意とは加速世界で設定されている事象を自分の感情や心の力、イメージ等で制御し《事象の上書き(オーバーライド)》をすることである。

しかしスカーレット・レイン曰く、究極的には自分との戦い であり、心意の乱用は自らの心の闇に飲み込まれる危険性もある。
その為、心意による攻撃は、心意による攻撃を相手が使った時にしか使ってはならないという誓いが存在する。


◆基本技術
心意システムには大きく4つの基本技術があり
  • 《射程距離拡張》
  • 《移動能力拡張》
  • 《攻撃威力拡張》
  • 《装甲強度拡張》
に分類される。
これにより後述の心意技を使うことが出来る。

◆心意技
この心意システムを利用した必殺技は心意技と呼ばれ、以下の共通点がある。

  • 必殺技ゲージが減らない
  • 光る

必殺技ゲージに関しては、心意システムはイメージを利用しているので必殺技とは別の技であるためである。
光ることに関しては、本人の意識とデュエルアバターはイメージ制御系によって接続されるが、その回路に強烈なイマジネーションが通るとその強さによって《過剰光(オーバーレイ)》して光る。

心意で攻撃された時は、アビリティ等で防ぐことは出来ず、心意でしか防ぐことは出来ない。防御も同様で、例えばライム・ベルの《シトロン・コール》のような通常のアビリティでは心意による抵抗を突破することができない。


◆心意技の一例

  • 《光線剣(レーザーソード)》/《光線槍(レーザーランス)》
使用者:シルバー・クロウ
射程距離拡張の心意により生成した剣。光線槍はその派生。
詳細はシルバー・クロウの項目を参照。

  • 《奪命撃(ヴォーパルストライク)》
使用者:ブラック・ロータス
射程・威力拡張の心意によって放つ光線。
詳細は項目参照。

他多数

◆欠点
前述しているが、自らの心の闇に飲み込まれる危険性があることと、本人の劣等感から生み出されたデュエルアバターによって相性があることである。
一例として、スカーレット・レインは「世界を遠ざけたい」という願望から生み出されたため強力な強化外装を持つものの、中の本人はひ弱なことを自覚しているため、《攻撃威力拡張》と《装甲強度拡張》は使用できない。スカーレット・レイン曰く「絶対的な限界」。
そして、心意は上位エネミーには有効ではないことがあげられる。
また、エネミーは心意に敏感に反応するとされる。

◆正と負
心意は感情によっても、区別され、勇気や希望などに根ざす正の心意と怒りや憎しみに根ざす負の心意がある。
その際過剰光も変化し、正の心意の場合は銀や赤など鮮やかな色に、負の心意だと黒や灰色など暗い色になる。

負の心意の場合心の闇に飲み込まれる危険性も高いが、心意攻撃を行うだけなら攻撃的な負の心意の方が扱いやすいらしい。
心意が向けられる広さと、その正負をXY軸と見ることで、心意技を四つに分類することができる。
第一象限と第四象限はそれぞれ《希望》と《憎悪》の心意と言われている。

  • 第一象限【範囲を対象とする正の心意】
例:スカイ・レイカー 庇護風陣(ウインド・ヴェール)》
空色の旋風が発生し効果範囲内(半径三メートル)を防御する。

  • 第二象限【個人を対象とする正の心意】
例:シルバー・クロウ《光線剣(レーザー・ソード)》
上部参照。シルバー・クロウの希望が基になる技。

  • 第三象限【個人を対象とする負の心意】
例:ISSキット使用者《ダーク・ブロウ》
前述の通り、ただ心意技を出すだけなら、扱いやすい。

  • 第四象限【範囲を対象とする負の心意】
例:ラスト・ジグソー《錆びる秩序(ラスト・オーダー)》
憎悪の心意の究極型である《空間浸蝕》の心意技。周囲のものを全て《劣化》させ、《崩壊》させる。

◆第二段階
前述の4つの基本技術を組み合わせる、もしくは全く新しいイメージを具現化させることでオーバーライドの規模を高めたもの。

◆疑問点
練度が高ければ、ゲームバランスを崩しかねないシステムであるが、パッチを当てるなど対処がされていないため、ある意味加速技術より謎が多く、最初からブレイン・バーストに用意された、ある種の罠だという、危険視する人物もいる。 


◆心意由来の現象一覧

  • 《零化現象(ゼロフィル)》
負の心意によりアバターへ出力される信号が全て「0」になり、行動不能に陥る。バーストリンカーが無力感や絶望感に苛まれると起こる現象。

  • 《逆流現象(オーバーフロー)》
零化現象の上位版。怒りや憎しみ等より攻撃的な負の心意が溢れ、制御不能になること。
基本的には加速世界でアバターが起こす現象だが、稀に負の心意を身につけたバーストリンカーが現実世界でも起こす場合がある。

  • 《オーバードライブ》
零化現象とは逆に闘志を高めることで若干だが能力を高めるコマンド。所謂軽い自己暗示である。
現在使用を確認しているのは黒雪姫のみ。どちらかというと心意というより《黒》というカラーの特徴に近いらしい。
「あらゆる色を内包し、光を取り込むから黒く見える」という黒色の特性に関係があるかもしれない。

通称《災禍の鎧》。《七星外装》の一つ《ザ・ディスティニー》と《スター・キャスター》が負の心意によって同化・変質したもの。
詳細は項目参照。

  • 《ISSキット(インカーネイションシステム・スタディキット)》
加速研究会が加速世界にばら蒔いた不正プログラム。
いわば《量産型災禍の鎧》であり、装備すると負の心意由来の強力な心意技を使うことが出来るが、負の感情を食い物にして技を発動しているため使用者の精神に非常に負担をかけ、また場合によっては性格さえ豹変させてしまう。
さらに一定以上負の感情を溜め込むと分裂し拡散するといった非常にやっかいな性質を持つ。使用技は基本的に《ダーク・ブロウ》《ダーク・ショット》のみ。
例外としてシアン・パイルはライトニング・ダーク・スパイクを使ったが、直後にライトニング・シアン・スパイクを使ったので、ダークはシアンをオーバーライドしたものだと思われる。
シアン・パイルの項目でも解説されているが、シルバー・クロウがダーク・スパイクの早さに反応できなかった。

  • 《デュエルアバター》
生成の段階で心にアクセスしているのは勿論、そのままの形を保っているのも心意によるもの。


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