ゲーマルク(MS)

登録日:2012/03/14(水) 21:28:06
更新日:2023/07/19 Wed 01:29:31
所要時間:約 5 分で読めます





私を誰だと思ってるんだ!?
私は、キャラ・スーンだぞ!


機動戦士ガンダムΖΖ』に登場するMS。

◆スペック

型式番号:AMX-015
頭頂高:22.0m
本体重量:46.3t
全備重量:78.7t
出力:8,320kw
推力:92,400kg
センサー有効半径:11,700m
装甲材質:ガンダリウム・コンポジット

武装:
ビームライフル×2
3連装メガ粒子砲×2
ビームサーベル×2
2連装ビームランチャー×2
ハイパーメガ粒子砲
2連装メガ粒子砲×2
メガ粒子砲
3連装グレネードランチャー×2
メガビームカノン×2
マザーファンネル×2
チルドファンネル×28

パイロット:キャラ・スーン


◆概要

ネオ・ジオン軍が開発したニュータイプ専用MSの試作機

メガ粒子砲を始めとした多数の武装を全身にハリネズミのごとく装備しており、
サイコミュ兵器によるオールレンジ攻撃も併せれば死角がほぼ無い高密度の火線を広げられる。
その凄まじい火力はハイメガキャノンを持つΖΖガンダムをも上回り、一説には巨大なコロニーさえ単機で破壊できるとも言われる。

反面、同時期に造られた他のMSと比べると機動性は平均的なレベルに過ぎない。



○武装

ビームライフル/3連装メガ粒子砲

マニピュレーターと一体化しており、ビームライフルが親指、メガ粒子砲がそれ以外の指の役割を持つ。
このため本機の手はミトンの様になっている。
当然ながらビームサーベルを握っている時は使えない。
旧ジオン公国グフの左手と同様、やはりマニピュレーターとしては扱いにくかった様子。


ビームサーベル

両膝にマウントされている。
独特な形の手で持つことを想定しているので、サーベル側もグリップの形状が四角い枠の様になっておりかなり独特。
ビーム刃を伸ばした様はどことなく手芸用のノコギリに似ている。


2連装ビームランチャー

両肩に内蔵されている。


ハイパーメガ粒子砲

2連装メガ粒子砲

どちらも胸部に内蔵されている。
出力では前者の方が高く、この機体の武装の中でも最強の威力を持つ。


メガ粒子砲

股間部に内蔵されている。しかし、なぜ股間…?


3連装グレネードランチャー

両腕に装備
唯一の実弾武器。


メガビームカノン

両脚に装備。
使わない時は折り畳まれている。


マザーファンネル/チルドファンネル

背中に搭載されているサイコミュ兵器。この機体の特徴の一つと言える。

まず、親機となる二つのマザーファンネルがゲーマルク本体から撃ち出され、さらにマザーファンネルの内部から子機のチルドファンネルが展開する。チルドは従来のファンネルと同様の機能を持ち、マザーもビーム砲による攻撃が可能。

マザー(親機)を介してチルド(子機)を操作する形式を採ったことによって、従来のビットやファンネルよりも遥かに広い範囲を攻撃できるようになった。

技術開発が進んだため、システム自体もキュベレイよりは扱いやすくなっているという。



○劇中の活躍

資源衛星キケロでの戦闘で初登場。
強化人間になったキャラが乗りこみ、ジュドーΖΖガンダムと戦うが、ジュドーの説得にキャラが混乱したため撤退する。

グレミー・トトが反乱を起こした後はハマーン軍の所属機となり、グレミー軍のドーベン・ウルフクィン・マンサなどと交戦した。

その後、ハマーンジュドーの最後の戦いを誰にも邪魔させないために出撃。
グレミー軍の生き残りであるニュータイプ部隊と戦い、彼女達が乗る量産型キュベレイほぼ全機を道連れに壮絶な最期を遂げた。



ゲームでの性能


スーパーロボット大戦シリーズ

『ΖΖ』が参戦している作品における終盤の敵として現れることが多い。量産され、キャラ以外のニュータイプや強化人間が乗っていることも珍しくない。
親子ファンネルが長射程&高命中率なうえ、出現時のパイロットも強いことが多く、登場作品によってはMAP兵器を持っていることもあるため、倒す際は何かしらの対策が必要となる。

だが、この機体が最も猛威を振るったのは意外にも初代
ステージ5のボスとして高威力な長距離攻撃を放ってくるのだが、あろうことか最終ステージではラスボスの取り巻きとして大量に現れる。
しかも能力はボスだった頃のままなので、うかつに近づこうものならファンネルの雨あられで蜂の巣にされてしまう。
ぶっちゃけ、ラスボス本体よりもゲーマルク軍団の方が厄介だったりする。

第3次スーパーロボット大戦や第3次スーパーロボット大戦αスーパーロボット大戦64では自軍入りも可能。
自軍入りすると味方MSで最強格である場合が多い。


Gジェネ

設定通りの高火力だが、装備はビーム兵器メインなので、Iフィールドなどでビーム対策をしている相手は少し苦手。
ファンネルで対処するという手もあるのだが、このシリーズのサイコミュ兵器は使用する度にMPを消費するので、むやみやたらと連発するとパイロットのテンションが下がって戦いにくくなるので注意。
『GENESIS』ではグレネードランチャーが追加されてビーム耐性持ちに対応し易くなった。

ギレンの野望

アクシズの脅威無印&Vで使用可能。開発可能勢力のうち、ハマーンのアクシズのみキャラ・スーンを強化人間にせねばならない。

とにかく射撃武器の種類や威力が半端なく、しかもハイパーメガ粒子砲とファンネルは射程3まで届く。ちなみにサイコミュ系武器で射程3を持つのはゲーマルクのみ。

他方で、”移動力がなくグリプス戦役以降の他の非可変機体と違ってサブフライトシステムにすら乗れない”、”サイコミュはついているとはいえ運動もそこまで高くなく盾もない”、”ビームサーベルはこのクラスとしては威力が低い”と癖が強い。ジェガンクラスに挑まれると意外と被弾するなど受けに回ると意外と脆いため、支援攻撃要員として使いたいなら原作のようにガズエルガズアルとの連携が必須。

ガンダムバトルシリーズ

高威力の射撃武装に加えてファンネルまで持ち、撃ち合いでは化け物じみた火力を発揮する。さらにマザー&チルドファンネルの総数がクィン・マンサと同等なので、クィン・マンサのファンネルが展開しているだけでになってくれるところまで同じ。

反面、原作通りに白兵戦は苦手で、機動性も並程度。

SPAは凄まじいまでの威力を誇り、かつパイロットのキャラ・スーンは錯乱持ち(瀕死になったらSPアタック発動)なので容赦なくぶっ放してくる。


■その他

ガンダムビルドファイターズでは第10話に登場。
メガ粒子砲、チルドファンネル、さらにマザーファンネルからもビームを発射する(しかも相手を追尾する)など、大火力による砲撃戦を行ったが、
残念ながらこの回で初登場したスタービルドストライクガンダムを傷つけることはできずに撃墜された。


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最終更新:2023年07月19日 01:29