ウルトラマンコスモス

登録日:2009/12/14(月) 23:18:20
更新日:2023/12/02 Sat 08:48:46
所要時間:約 6 分で読めます






これからは君と、仲間達で守るのだ。全ての命を。

コスモス……僕はもう一度あなたと……一緒に飛びたい。子供の頃のように。

画像出展:ウルトラマンコスモス(2001年7月7日~2002年9月28日)
第65話「真の勇者」より
@円谷プロ


ムサシ……君はもう、一人で飛べる。



【概要】

円谷プロの特撮作品『ウルトラマンコスモス』に登場した光の巨人。
間違っても変な所でぎなた読みをしたりする等の悪戯はしてはいけない。

キャッチコピーは「強さ優しさを兼ね揃えたウルトラマン」

2018年の『ウルトラマンR/B』のウルトラマンブルが登場するまで外伝ではなく、本筋で主役を張った唯一の青いウルトラマンであった。
なお、ブルが登場する『R/B』は兄・ウルトラマンロッソとの2人体制(主人公的にもカツミより)でもある為、
(続くウルトラマンフーマも3人体制のため)一人のウルトラ戦士としてだけなら次々回作の『ウルトラマンZ』のウルトラマンゼット(『コスモス』放送から19年後)まで待つこととなる。


作品によって(掛け声の)声優が違う、平成ウルトラマンにしては珍しいパターン。
特に劇場版2・3での稲田氏のドスの効きまくったコスモスの声は強さ全開で必聴もの(FE3等の影響かゲーム作品でもこちらが使用されることが多かった)。
一応、ムサシではなくコスモス自身が「言葉を話す時の声」としては佐藤佑暉氏に統一されている。

  • 佐藤佑暉(TV本編、劇場版3(コスモスの声として)、サーガ)
  • 稲田徹(劇場版2・3)
  • 小谷津央典(劇場版1)

カラータイマーの効果音はティガのもの(ゼアスのアレンジ)と同じものだが、『THE BLUE PLANET』ではなぜかダイナのものに近い音になっていた。


コスモーーーーーーース!!!

画像出展:ウルトラマンサーガ(2012年)より
@円谷プロ、「ウルトラマンサーガ」製作委員会




【プロフィール】

身長:47メートル
体重:4万2千トン
出身:宇宙(コスモスペース)
人間体:春野ムサシ(演:杉浦太陽)

CV:佐藤佑暉、稲田徹、小谷津央典

【人物】

平和を愛する心優しき巨人。
地球ではウルトラマンはサンタクロースの様な架空の存在と思われていたが、バルタン星人を追って地球に飛来し姿を現した。
その際に少年・春野ムサシと出会う。

後に、生物や物質に憑依する発光生命体・カオスヘッダーを追って再び地球を訪れ、青年へと成長したムサシと一体化。
コスモプラックと呼ばれるアイテムで変身する。

少年時代のムサシに助けられて以来、ムサシとコスモスの絆は深く、TVの話が終わった後も、度々ムサシの危機を救っている。
劇場版3作目ではムサシや地球を守る為に宇宙正義とも対立した。

カオスヘッダーに取り憑かれた良き怪獣は傷付けずに浄化し、
どうしようもない外道や命を持たない(心を持っていた場合は最小限の助力をする)ロボットは容赦なく撃破する。

目的によってモードを変え、ウルトラマンティガと並んでシリーズ2位タイ*1の7つの形態を持つ。


【各形態】


ルナモード


月の優しき光のごとき、慈しみの青い巨人

慈愛を体現するコスモスの青い基本形態。
その拳は握られておらず、相手の攻撃を受け流す戦い方をする。

だが流石に我慢の限界があるのか、ザランガ戦では珍しく拳を握って殴りかかろうとしていた他、
「サーガ」客演時はどう見てもこの姿のままハイパーゼットンを倒す気で戦っていた。

コロナモードである程度弱らせ、弱ったところでルナモードにチェンジして鎮めるという使い方もある。

相手の打撃を受け流すのは勿論、光線技で相手の光線を相殺したり、超高速で移動して攻撃を避けたり打ち砕いたりと防御力は高い。
破壊された街を修復する力もある。

・フルムーンレクト
両手を上げて優しい光を周囲に放った後、右掌をゆっくりと前にだして放つ。
相手を沈静化する浄化の光線。沈静化する力を応用して、怪獣を眠らせる事も出来る。
一部からは洗脳だ等と非難される事もあるが、あくまで興奮状態を鎮めるだけで大人しくなるかどうか結局は相手の意思次第であり、
悪意を持って自分の意志で暴れている者や心を持たない者には無意味である。
ちなみに超全集等では「劇場版にてタイトル前にバルタン星人のドライクロー光線を相殺していた光線がフルムーンレクトである」とされている。え、マジで!?

・ルナエキストラクト
怪獣に取り憑いたカオスヘッダーを分離する光線。
発射ポーズは違うのだがこちらも相手をおとなしくさせる光線のためフルムーンレクトと混同している人多数。
こちらは胸の前で並べた両掌の上に光を収束させ、ゆっくりと右手を押し出すようにして放つ。
ゲームでは仕様の都合もあってか実際に効果が混同されている事もある。まあ鎮静化光線で2つ枠取るのもねえ。

カオスヘッダーが強力化した中盤から使われなくなった他、ゴミにカオスヘッダーがとりついて暴れるカオスバグには効果がなかった。
ヒウラキャップが「無機物には効かないのか?」と語っているが、相手の意思や抵抗力に働きかけてカオスヘッダーからの分離を促すものなのだろうか。

・ルナストラック
ルナモードの数少ない破壊光線の一つ。
威力は低いが連射が可能。またビームとして放つ事も出来る。

・ムーンライトスマッシュ
大人の事情もあって後に登場したルナモードの必殺光線
本編では使用されず『ウルトラマンサーガ』で初使用されたが、流石に相手が悪かった。




コロナモード


太陽の燃ゆる炎の如き、戦いの赤き巨人

強さを体現する邪悪な敵と戦う為の赤い戦闘形態。
ウルトラマンでは珍しい左右非対称の姿で、基本色は赤く、少し青いラインが入っている。

序盤こそ優遇されたが、エクリプス登場後微妙な立場に。
サナギマン扱い、最終登場では街を破壊したりして散々な状態で退場した。

劇場版2、3では登場すらせず、その不遇さはファンの涙を誘った。
劇場版3作目公開から12年後、「ウルトラ10勇士」序盤のエタルガーとの戦いで再登場。
エタルガーの圧倒的な力に敗北してしまうものの、最後に見せ場が披露された。

・ネイバスター光線
両腕をL字型に組んで発射する必殺光線。

・ブレージングウェーブ
かめはめ波の如く両手を前に押し出して放つ炎の圧殺波動。

・コロナエキストラクト
上記のルナエキストラクトの強化版。このモードでも浄化技は使用可能である。
しかし、浄化作用が強力な分怪獣に掛かる負担も大きくなっており、エリガルに放った際はカオスヘッダーからの分離に成功したものの命を落としてしまった…。


エクリプスモード


太陽が重なる「金環日食」の溢れるフレアーのごとき、神秘の巨人

勇気を体現するコロナの強さとルナの優しさを備えた強化形態。
基本的にムサシと合体していないとエクリプスにはなれないらしい。
エネルギーの消耗が激しく、1分しか変身出来ない。

・コズミューム光線
エクリプスの必殺光線。
邪悪な敵だけに通用し、カオスヘッダーに取り憑かれた怪獣からカオスヘッダーだけを攻撃できる。発射ポーズがかなり独特。
それ以外にも破壊光線、呪縛解放、毒物やバイオチップへピンポイント攻撃、体に埋め込まれた機械除去等、非常に幅広い用途で使われる万能光線である。

・エクリプスブレード
ウルトラシリーズおなじみの切断技。
なのだが、普通の光線に近い扱いであり、切断描写は殆ど無い。



ミラクルナモード

真の勇者となったムサシと再び一心同体になったコスモスが、金色の光と共に現れた奇跡の輝くルナモード。

・ルナファイナル
まさかのラスボス浄化をやってのけた技。
カオスヘッダーの集合体・カオスダークネスを、カオスヘッダー0へと変化させた。



スペースコロナモード

劇場版2作目で初登場。
コスモスが宇宙で活動する時の形態。コロナモードとは違って左右対称でカラーリングは銀色と青紫。
コスモスの持つ超能力が使いやすい形態らしいが、劇中ではキックで敵を倒したりと格闘戦が目立った。

・オーバーループ光線
スペースコロナモードの必殺技。

・テンダーキック
超高速の飛び蹴り。相手のカギ爪をへし折ったり、雑魚敵を一撃で破壊したりとなかなかの活躍をしている。


スケルトンコロナモード

劇場版2作目のみ登場。
サイパンにてムサシが見た全身透明の幻影のコスモス。
ムサシの願望・想像のものと言われても仕方がない。
そのため、正直モードの種類に含めてよいのかどうか微妙なもの。



フューチャーモード


未来を信じる、希望の巨人

劇場版3作目で登場した希望を体現するコスモス単体での最終形態。
ウルトラマンジャスティスに敗れ、光量子空間に閉じ込められていたムサシが仲間達の「未来への可能性、夢を信じる心」で復活し、
コスモスに新たな力「フューチャーエナジー」を注いで進化した姿。
優しさ、強さ、勇気、そして未来への希望を備え、全てのモードを超越した力を持っている……筈だったのだが、対戦相手が悪すぎた為にピンチの連続

・コスモストライク
フューチャーモード単体での必殺光線。コズミューム光線がフューチャーエナジーで強化されたもの。
数あるコスモスの光線技の中でも最強の技であるが、グローカービショップの腕を破壊した程度で、ギガエンドラには全く歯が立たなかった。
なおゲームの『ウルトラマンFighting Evolution3』ではコズミューム光線よりも威力が低く設定されてしまっている
おそらく変身制限1分が再現されハンデが付けられたエクリプスモードとの差別化のためであろうが、ひょっとすると劇中のパッとしない活躍も反映したのかもしれない。

・クロスパーフェクション
ジャスティス(クラッシャーモード)と共に放った合体光線。
2人がかりで苦戦したビショップを如何にか倒せたが、ギガエンドラには全く歯が立たなかった。
ゲーム『ウルトラマンFighting Evolution3』でも使用可能。ただしタッグモード専用技*2

ウルトラマンレジェンド

コスモスとジャスティスの熱き勇姿が最高潮に達した時、眩い光と共に現れる不死鳥の如き、黄金の光に満ちた伝説の戦士。

詳細は項目にて。


【活躍】

◆『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT

「お前誰だ?」と言わんばかり(特にコロナ)の無双振りを見せつけた。
具体的には、敵の攻撃がまるで効かない(まともに喰らったのは一度だけ)。
コロナモードはルナやエクリプスもびっくりの高速移動、投げられた後の荒ぶる鷹のポーズ、まさかの対抗影分身等。


◆『ウルトラマンサーガ

2012年公開の『ウルトラマンサーガ』において9年ぶりの復活。
侵略者バット星人に制圧された地球と、利用された怪獣を救う為に奮闘。

序盤では、方や行方不明、方やチビトラマンと、他の登場ウルトラマン達がまともに戦えない中、
コスモスのみが普通に戦える状態だったため、ムサシと共に一人で奮闘していた。
が、侵略者に利用された怪獣を救うためという理由はあるが、ハイパーゼットン戦などの相手を倒すしかない戦闘シーンでも終始ルナモードで戦っており、
TV版本編を知る視聴者からは「倒すために戦うのであればコロナモード*3になるべきではないか」という声も上がったが、
これは元々『カオスヘッダー0がハイパーゼットンに吸収されており、コスモスはそれを救うために奮闘する』というプロットが存在したがカットされ、
ハイパーゼットンにルナモードで挑むコスモスという図式のみが残ったため。
加えて、過去のウルトラマンであるコスモスの事をよく知らない子供達も話に入れる様にという配慮もあった。*4

最終決戦では、ゼロ・ダイナと合体した「ウルトラマンサーガ」となり、激しい戦いの末にハイパーゼットンを撃破して地球を救った。

そしてサーガ合体時にダイナとともにゼロに新たな力を授ける。
コスモスの与えた力はゼロに対して新たな方向性を示していた。


◆『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!

2015年三月公開の映画「劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!」でも本人が登場。
なんと劇場版第3作以来、12年ぶりにモードチェンジを使用する。さらにコロナモードはTV最終回から13年ぶりの登場である。

遊星ジュランにて、全ウルトラマンを封印するため時空を巡っている時空の戦士エタルガーと戦うが、
鏡の力によって封印されてしまい、ムサシを助けるために封印直前に彼と分離した。

その後はムサシとUPGの活躍で他の戦士たちとともに復活し、エタルガーとの最終決戦ではウルトラマンギンガビクトリーとタッグで戦い、アレーナをコズミューム光線で洗脳から解くなどして活躍。

◆『ウルトラマンオーブTHE ORIGIN SAGA

(コスモスペースは割と平和な代わりに)バット星人にエタルガーとマルチバース単位での危機が続出したからか、
すでにムサシと一体化しており、アスカからの協力要請を受けて王立惑星カノンに向かう。

劇中では主にムサシとしての出番が中心で、コスモスの活躍は少なめ。
戦闘場面では浄化などのサポート面で活躍していた。


◆『ウルトラマンジード

ウルトラカプセルがアクロスマッシャーの変身アイテムとして使用されているほか、最終回にて本人も登場。
遊星ジュランにてジードの戦いを見守っていた。どうやら一体化しているかはともかく、いまでもムサシの元にいる模様。
因みにウルトラカプセルでのイメージの新世代ヒーローズを除けば、M78ワールド以外のウルトラマンで唯一の登場となっている。


◆『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀

ウルトラマン80ギマイラに舌からの電撃で苦しめられてるところをスペースコロナストラックでジャスティスと共に舌を攻撃する形で参戦。
ルーゴサイトに対してもオーバーループ光線を直撃させたが、耐え切られたため、フューチャーモードにチェンジすると、
ジャスティス クラッシャーモードとのタッグでルーゴサイトに猛攻を仕掛け、コスモストライクでダメージを与えた。
しかしながら相手も『R/B』のラスボス怪獣らしく非常にしぶとく、80、ネオス、セブン21とも組んで5人がかりで何とか抑え込んだ末、
ジャスティスとのクロスパーフェクションを他のウルトラ戦士の光線と共に放ってルーゴサイトを見事に撃破した。
戦闘シーンは全て劇場版限定の形態で行っており、その両方とも『コスモスVSジャスティス』から実に17年の時を経て再び映像作品に登場する事となった。
特にスペースコロナモードの登場はこちらと同じく事前に予告されていないサプライズ要素であり、視聴者を驚かせた。


◆『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突

プロローグにて登場し、惑星ジュランを襲撃したアブソリューティアンに立ち向かう。
ルナ→コロナ→エクリプスとパワーアップを挟みつつ、必殺技を豪勢に見せてくれる。
久々の「Touch the Fire」のほか、メドレー形式でエクリプスモードのテーマとして作曲された「ECLIPSE」が、初めて使用されたことで年季の入ったファンを驚かせた。初放送から21年後の出来事であった。*5
コロナ、エクリプス両モードのスーツについては詳細は不明だが、エクリプスモードは若干目が青めの印象を受けるものとなっている。


【余談】

  • ムサシが急に番組に出られなくなった
ムサシ(演:杉浦太陽)が諸事情でTVに映れなくなった際は、コスモス本人がフォローを入れてくれた。



いつもウルトラマンコスモスを応援してくれてありがとう。

ムサシが急に番組に出られなくなった。
彼がいつまたみんなの前に姿を見せることができるようになるのか、私にもわからない。

そこで、今週から2回にわたって、私とカオスヘッダーとの最後の戦いを見てもらうことにした。
じっくり見て欲しい。


彼は優しい。


  • やる時はやる
なお、コスモスは慈愛の戦士・怪獣を決して倒そうとしないウルトラマンとして語られることが多い。
実際それで間違っている訳ではないが、必ずしもそうではない。

そもそも最初からコスモスはカオスヘッダー根絶の為にやって来ており*6
バルタンへの対応等もそうだが、拳を振るう事を躊躇するタイプでは無い。

勿論、救える限りは救おうとしているが、相手が明確な悪意を持った凶悪な存在だった場合はあまり殲滅を躊躇はしない。
何気に劇場版2では後年のウルトラマンゼロに先駆けて複数の怪獣相手に無双もしている。

上述した様にサーガでの扱いに対してルナモードで戦ったことを批判される事はあっても、
コスモスとムサシが敵を倒すために行動する事自体に批判が殆ど無いのはその為である*7

どちらかと言えば、「怪獣保護」の信念を掲げてそれを迷いながらも貫き続ける変身者のムサシに敬意を表しているという感じである。






いつもウルトラマンコスモスの項目を応援してくれてありがとう。

建て主が急にWikiにアクセスできなくなった。
彼がいつまたみんなの前に姿を見せることができるようになるのか、私にもわからない。

そこで、今から15分にわたって、君たちに私の項目を追記・修正してもらうことにした。
じっくり編集して欲しい。


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  • 終盤は鬱展開
  • 稀にギスギスシーンあり

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最終更新:2023年12月02日 08:48

*1 1位は8つを自由に使い分けられるウルトラマンオーブ

*2 同じく二人がかりの技であるウルトラダブルフラッシャーは通常対戦でも使えるのだが…

*3 エクリプスモードは(一応)対カオスヘッダーの側面が強かったため?

*4 ダイナも同様の理由でタイプチェンジを行わないが、コスモスはカラータイマー以外全てが変化する為に尚更だった様だ。エクリプスモードに関してはスーツの劣化が酷かった事も一因で、後述のウルトラ十勇士に登場した際も出番は非常に短い。

*5 厳密には、「ウルトラ情報局」や『ウルトラマン列伝』で使用された実績がある。が、『列伝』は過去の作品の再編集・再放送番組であり、”新撮映像作品におけるECLIPSEの使用”は今回が初めて。

*6 カオスヘッダーに関しては和解する気がほぼ0。作中の所業を考えれば寧ろ和解出来た事の方が奇跡に近く、物語開始時点のカオスヘッダーには心も感情も無かった為に、和解の糸口は一切無かった

*7 ムサシも相応の相手には拳を振るう事を躊躇はしない。「時に拳を」というOPの歌詞通りとも言える。