ジョナサン・ギスターブ

登録日:2012/09/22(土) 03:49:35
更新日:2024/01/09 Tue 20:03:55
所要時間:約 3 分で読めます






俺だって…隊長の仇だ!

機動戦士ガンダムAGE』の登場人物。

声優:小野友樹
年齢:25歳
階級:少尉

■搭乗機
クランシェ

【概要】
地球連邦軍に所属するパイロットでセリック・アビス率いるアビス隊の一員。
アビス隊最年少の真面目な性格をした青年。
過去に家族をヴェイガンの攻撃で失っており、ヴェイガンを激しく憎んでいる。

扱いの難しいクランシェを使いこなし、数多くの戦いを生き抜いている点から腕は悪くはないのだろうが、アビス隊の中では他のメンバーより劣っているのか、セリックやオブライトなどの仲間に助けてもらうシーンが多い。
フリット編に於けるラーガンアセム編に於けるマックスのようなポジションといえば分かりやすいだろうか。

前述の通り、セリックには幾度となく助けられており、彼とは深い絆で結ばれていた。
それ故、彼の戦死にはを流して悲しんでいた。

【本編での活躍】
キオ編第一話から登場。アビス隊の一員として、同じアビス隊のオーデックやデビッドを失いながらもディーヴァと共にオリバーノーツ、ロストロウラン、ルナベースと各地を転戦する。

宇宙要塞ラ・グラミスでのヴェイガンとの最終決戦では、ガンダム三機とフラム・ナラフォーンファルシアレイル・ライトのギラーガ改の戦いにオブライトと共に救援として駆けつける。

戦いの中、レイルがオブライトに撃墜され、フラムの注意が彼に向いた隙を突きフォーンファルシアに肉薄。先に戦死したセリックの弔いをせんと零距離からドッズライフルを突き付けたが、発射直前にビームリボンで機体を真っ二つに切り裂かれ敗北、戦死した。



ぐぁっ!くっ、クソォォォッ!!


彼の最後の叫びは自らのへの悔しさだったのか、それとも仲間たちの仇を取れなかった事への悔しさだったのか…


【余談】
さて、彼を語る上でかかせないのが


とにかく不遇

であるという点だろう。

どれくらい不遇か例を挙げていくと、まずキオ編第一話から登場しているにもかかわらず、ほとんど台詞がない。
というか台詞がないならまだ良い方で、酷いときには画面に全く映らないという事もザラ。
たまに映った時は大抵苦戦を強いられているときかセリックやオブライトに助けられているシーンである。

他のアビス隊のメンバーと比べても
  • アビス隊隊長という立場に恥じない出番の多さを持ち、47話で戦死するまでディーヴァを支え、活躍し続けたセリック
  • 登場期間は短いながら、後のキオの考えに大きな影響を与えたシャナルア
  • アセム編からの続投で、いぶし銀とも呼べる渋さとセリックにも劣らない腕を備えたオブライト
  • 上三人より出番は劣るが、ジョナサンよりはるかに台詞と出番の多く地味に艦隊壊滅を防いだデレク
と、彼の影の薄さがよく分かる。

せっかくの「ヴェイガンに強い敵対心を持っている」 という設定もそれよりも遥かに強い敵対心を抱く復讐鬼がキオのすぐそばにいたため活かされる事はなかった。

この手の空気キャラお馴染みの空気ネタにもされない辺りに彼のリアルな空気さを感じずにはいられない。

その為か視聴者からも存在を忘れられたり、例え覚えていても名前で覚えられるより「アビス隊の出番のない人」と覚えられている事も…。


ちなみにゲーム版では艦内チャットのおかげか大幅な補完がされており、ヴェイガンを憎んでいた事以外に当初はアスノ家の事を嫌悪している事が発覚、キオとは時間が進むにつれて打ち解けており、キオの境遇に対して心配し気遣う描写もあり、良き兄貴分になっていた。
最後はフリットに戦争の決着を託した後、ディーヴァクルーを守るためにオブライトと共に殿を務め散っている。


追記・修正は隊長の仇を取ってからお願いします。

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最終更新:2024年01月09日 20:03