ヴィンランド・サガ

登録日 :2010/07/01(木) 19:57:38
更新日 : 2016/11/16 Wed 19:42:53
所要時間 :約 3 分で読めます




『本当の戦士には剣など要らぬ』


西暦700年代の終期から約300年の間竜頭の船をあやつる民族が北ヨーロッパに存在した

西欧諸国 ロシア 北アフリカ ギリシア トルコ 中東に到るまで彼らはあらゆる地に現れ 戦い 略奪し去っていった

フランク語(古フランス語)で「北の民(ノルマンニ)」イギリスでは「デーン人」ビザンツ帝国では「ルス」「ロス」

後の世にヴァイキングと呼ばれる者達である。


ヴィンランド・サガとは月刊アフタヌーンにて連載中ヴァイキング叙事詩である。作者は「プラネテス」の幸村誠

当初は少年マガジンにて連載されていた。
緻密な作画と比例した遅筆で有名な幸村先生が週刊誌では連載は難しかったらしく、第17話から月刊アフタヌーンに戦場を移した。

ちなみにこの移動により1巻と2巻は、先に発売された少年誌サイズと後に発売された青年誌サイズが存在する


本書の特徴としてはヴァイキング達のリアル(?)な実生活を描いていることだろう。


『我は我が力を信ず他の何ものも信ぜず』
『おい誰か口に突っ込んどけ』
『え〜〜〜噛みちぎられそうだなァ』
『まァ今年はあと2、3コ村を食って終わりだな』
『クイモノゼンブダセコロスゾ』


上記のような発言がポンポン飛ぶ。
たまに首も飛ぶ。

◆登場人物紹介◆

◆トルフィン・トールズソン:本作品の主人公。戦士として戦っていた時はカルルセヴニ(侠気)という二つ名で呼ばれていた。
小柄だが逆にそれを利用して屈強な戦士たちを翻弄する。
父親に対して深い尊敬と憧れを抱いており、父を殺したアシェラッドにも強いコンプレックスを持っている。
トゲトゲした性格でアシェラッドの団の仲間たちとも全く打ち解けていなかった。
アシェラッドの死により茫然自失となりクヌートを傷つけてしまい、身分を奴隷に落とされた。
『………イカレ野郎どもが……!!戦の何がそんなに面白ェんだ………!!』

◆アシェラッド:アシェラッド兵団の首領、知将タイプで優れた観察眼を持つ。人物評が得意で相対した人間がどんな奴かはパッと見ただけでわかる。
また戦闘力もかなり高い。
ヴァイキングではあるが、デーン人ではない。ウェールズと何らかの関係があるようだが…
実はイングランドの英雄アルトリウスの子孫
『どいつもこいつも美しさのかけらもねぇ』

◆ビョルン:キノコを食べてパワーアップする。アシェラッドの恐らく唯一の友達。

◆クヌート:デンマークの覇者スヴェン王の2人目の息子。
女性と見まがうような容姿で争いを好まない大人しい性格だったが、ある人物の死により人の世に『楽園』をもたらす為に王として覚醒する。
なお、料理が得意。

◆トルケル【二つ名:のっぽのトルケル】:とにかくデカい人で典型的なパワーファイター。パンチ一発で馬を気絶させる。
トルフィンの母親の叔父、つまり大叔父にあたる。
『いかに戦いいかに死ぬかそれが問題だ』

◆トールズ【二つ名:ヨームの戦鬼(トロル)】:トルフィンの父上。恐らく作中最強と思われる人物。本当の戦士の秘密を知る人物でもある。
作中アシェラッドに殺されるが、度々トルフィンの夢の中に現れる。
『よく聞けトルフィンお前に敵などいない誰にも敵などいないんだ傷つけてよい者などどこにもいない』

◆スヴェン王:北海のヴァイキングを束ねる王。狡猾かつ冷酷な人物で肉親を殺害し王の座を手に入れた。
『ロンドンは陥ちぬか』




追記修正は本当の戦士の方々にお願いします。

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