フレイ・アルスター

登録日 :2011/02/26(土) 16:02:53
更新日 : 2017/04/19 Wed 18:54:50
所要時間 :約 5 分で読めます




守るから、私の本当の想いがあなたを守るから、だからあなたはもう泣かないで、キラ…


フレイ・アルスターは「機動戦士ガンダムSEED」の登場人物。
CV:桑島法子

番組開始時点では、ラクス・クライン、カガリ・ユラ・アスハと共にヒロインの一人と報じられていた。

箱入り娘として育てられたために世間知らずでワガママな面もある、ある意味典型的なお嬢様タイプ。
最大の関心事はオシャレやショッピングで、自分の美貌を自覚しており、それに磨きをかける事に余念がない。
母を早くに失った為か、ファザコン気味でもある。
ヘリオポリス工科カレッジのマドンナ的存在で、友人のサイの許婚と知りながら、キラ・ヤマトも密かに想いを寄せていた。

ヘリオポリス崩壊後、アークエンジェルに救助され、キラ達と合流。
戦争という非日常に箱入り娘であったフレイが耐えられるはずもなく、精神的に疲弊していった。
もともとコーディネイターに偏見をもっていたことも手伝い、キラに対してもコーディネイターと知った後は少し距離を置いていた。

そして、大好きだった父親が目の前でザフト軍に殺されてしまったことでコーディネイターに対する偏見は強い憎悪へと変化し、
「父親を守る」という約束を果たせなかったキラにも 「自分もコーディネイターだからって本気で戦ってないんでしょ!」 ときつい言葉をぶつけた。

後にキラにはその時のことを謝り、地球連合に正式に志願兵として加わってからは婚約者であったサイよりもキラに接近していくが、
その真意は「コーディネイターであるキラにザフト軍をできるだけ多く殺させた上で死なせる」ことであった。

コーディネイターへの憎悪が強くなりすぎたフレイはなりふり構わず、サイを突き放すのみならず、自分の身体まで利用してキラを戦いに縛り付けようとし、土曜6時台にベッドシーンをも披露。
昼ドラも真っ青なドロドロ展開も含め、視聴者からの非難が殺到する。

さらにSEEDリマスターでは 夕ご飯の時間にセッ○スシーンまでも披露 。幾多のお茶の間が凍りついた事は想像にかたくない。てか 何故放映した
(ちなみに同じくリマスター版で後にラウ・ル・クルーゼに攫われた際にもベッドに裸で横たわるシーンを披露しており、一部視聴者からラウとの性的な関係が疑われた)

ただ、突き放したとはいえサイへの想いは消えておらず、キラへの劣等感からストライクを動かそうとするも果たせず、彼が悔し涙を流した時には、そんな彼を涙ながらに見つめていた。
またベッドシーンの後でキラが戦場に向かい、フレイ1人が部屋に残された時、フレイは自己嫌悪のためか、笑い声を上げつつも涙を流していた。

だが、一緒にいるうちにキラへの感情に変化が訪れ、キラと親しくするカガリ・ユラ・アスハに対抗心を剥き出しにするなど、キラが戸惑うほどに彼への独占欲を見せ始める。
しかし自らがキラに本気で惹かれ始めていることを認められないフレイは、オーブに入国した際にキラが自分を気遣って(彼自身の事情もあったが)艦に残ったことに激昂したことで決定的にすれ違ってしまう。
距離が空いてしまった二人だったが、戦いに疲弊し、追い詰められていくキラを心配したフレイは関係をやり直すことを決め、出撃するキラと「帰ってからゆっくり話す」約束を取り付ける。
だが、その戦闘でキラはMIAとなり、フレイはキラに謝ることも、関係をやり直すこともできなくなってしまった。
キラの戦死に心を痛めるも、自分がその死にショックを受けていることから必死に目を逸らし、フレイはサイと寄りを戻そうとするが、その本心を見抜いていたサイはフレイを拒絶する。

小説版ではこの一連の流れに対するフレイの心情が細かく描写されており、キラに対しての自分の行いを反省し、帰ってきた彼に全て謝って、許してもらえたらやり直していくことを決意していたり、
サイに拒絶されたことで自分の行いを客観的に見直して「彼の拒絶は当然のこと」と自覚し、サイ・キラ両名への罪の意識に押しつぶされそうになっている彼女の姿が描かれている。

その後、アークエンジェルがアラスカ基地に寄港した際にフレイは転属を命じられ、同じく転属を命じられたムウやナタルたちと共に連絡船に向かうも、不安から船に乗らず、基地内に戻ってしまう。
しかし既に出撃していたアークエンジェルに戻ることは出来ず、サイクロプスで死んでしまうところだったが、偶然鉢合わせたラウに拉致され、ザフト軍に連れて行かれてしまった。

ラウの傍らに侍らされ(ちなみにラウの声が父親そっくり(中の人が同じ)だったので、複雑な気持ちだったらしい)、イザークに疑惑の眼差しを向けられる居心地の悪い日々を送っていたが、
突然、「戦争を終わらせる鍵」を持たされ、戦闘の最中に放り出される。
「鍵を持っている」という自分の言葉に興味を持ったアズラエルの指示でドミニオンに回収される中、フレイは自分の声を聞いて助けに来てくれたキラとフリーダムの姿を見つける。
しかしさしものフリーダムも敵戦力であるドミニオンのMS部隊の真っ只中にいるフレイの脱出艇を奪還することは叶わず、キラとフレイはお互いの名前を叫びながらも再会することは果たせなかった。

意気消沈したままドミニオンに迎え入れられたフレイはナタルと再会。その胸で泣きじゃくり、ようやく安堵する。

落ち着いた後、フレイは何も見えていなかった自分への戒めと贖罪、キラとの再会の僅かな可能性に賭け、前線に出る事を希望。
ドミニオンのオペレーターを務める。
アークエンジェルでは全くといっていいほど仕事していなかった筈だが…やれば出来るのかもしれない。一応才女だし。

ヤキン・ドゥーエ戦では轟沈するドミニオンから、ナタルに背中を押され、脱出。

キラと窓越しに一瞬の再会を果たすが、直後、プロヴィデンスのビームに脱出艇を撃ち抜かれ、キラの眼前で炎の中に消えていく。
しかし、フレイの魂は泣きじゃくるキラの下に向かい、「私の本当の想いが、あなたを守る」と告げながら、光となってキラに吸い込まれるように消滅していった。
印象的なシーンではあるが、監督曰く、「キラには見えていないし、声も届いていない。フレイはララァではなくミハル」との事。
このシーンも、よく見ると魂となったフレイとキラは会話が成立していない。

その後のあまりに超然としたキラ様の姿を見ると、フレイに振り回されていた頃が一番、人間臭かった様にも思えるのだが…。


〈余談あれこれ〉
  • 軍に志願したのは良いものの、アークエンジェル内では働いている描写が全くなかった(強いて挙げるならゴミ拾いくらいか)。
  • ドミニオンに来てからはブリッジのCIC席に座っている。
  • 続編の種運命では3クール目のエンディングにチラリと出演。
  • 人間爆弾にされるとか、ストライクルージュに乗るとかいう案もあったらしい。ルージュのカラーリングが赤色なのはその名残との事。
  • 脚本家曰く 「本当にキラを理解していたのはフレイだけ」監督曰く 「キラはフレイもラクスも好きではない」 との事だが… まぁこの辺は考えても仕方ないので止めておこう。
  • 『機動戦士ガンダム ExtremeVS』シリーズでは、フリーダムガンダムのフル覚醒(ゲージMAX状態での覚醒)のカットインで、種割れするキラにフレイの霊魂が重なる演出がされている。
  • 『0083』のニナ・パープルトン、『Vガンダム』のカテジナ・ルースと並び、「ガンダム三大悪女」に数えられるが、前者二人がほぼ確定しているのに対し、彼女のポジションには別の人間(例えば同作のラクス・クライン)が入ることもあり、未だに確定はしていない。ただ、悪女の定義は「女性としての魅力を利用して男性を手玉に取る女」なので、それに従うなら、フレイはまごうことなき悪女であるし、カテジナはただのキチガイ、ラクスはただの電波である。





なお、 BDリマスター におけるOPでは、新規作画が加えられており、結末のネタバレがされていた。ナンテコッタイ


■IF

2部より登場。
同じ父親を亡くした者同士か数少ない登場シーンでは毎回カズマと絡む。と言うよりカズマから絡みに行く。
終盤で殺されそうになるもエターナルが盾になって救出され、キラやサイと和解することができた。
なにこのきれいなフレイ。 だが省かれているだけで原作通りきっちりヤることはヤってるのはお忘れなく
エンディング後については語られていないが、ファンの間ではサイとよりを戻した派とカズマの嫁派に分かれている。

平成ガンダムルートでは選択次第で生かすも殺すも可能。
生かすとマリュー(アークエンジェル)の、殺すとキラ(フリーダムガンダム)のIDとなり、使用すると機体性能が大幅に強化される。
純粋に戦力を考えるなら殺した方がいいが、頑丈な戦艦や後味の良さを求めるのも悪くはない。
なんでもありのライバルルートではなんとパイロットとして使用可になる。
ステータスはエースに及ばないが、敵の行動を封印する凶悪なIDを持つのでEx-Sなりセイバーなりに乗せて補正があるキラのチームに入れるといいだろう。




「あんた、自分もWiki篭もりだからって、真剣に追記・修正してないんでしょ!」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/