とらドラ!

登録日 :2009/09/06(日) 10:13:39
更新日 : 2016/10/01 Sat 07:13:41
所要時間 :約 9 分で読めます





この世界の誰一人、
見たことがないものがある。


レーベル:電撃文庫
著者:竹宮ゆゆこ
イラスト:ヤス

全10巻+スピンオフ全3巻


実はスピンオフ作品である「幸福の手乗りタイガー伝説」が初出。
本編に先駆ける形で『電撃hp』に掲載され、その後本編である『とらドラ!』が電撃文庫から刊行された。
本編は10巻で完結したが、10巻あとがきにて短編の予定がある事が語られ、スピンオフ3巻で『最後のとらドラ!』として発売されている。

漫画化、インターネットラジオ化、テレビアニメ化、ドラマCD、ゲームなど多くのメディア展開がなされ、発行部数はシリーズ累計で300万部となっている。
また、このライトノベルがすごい!の「作品部門ランキング」において、2007年度版で6位、2008年度版で4位、 2009年度版で2位にランクインしたほか、
2007年にはライトノベルアワードでラブコメ部門賞を受賞している。



【あらすじ】
その目つきの鋭さ故、不良に見られてしまうことを気にしている高須竜児は、高校2年に進級し、
以前から好意を寄せていた櫛枝実乃梨や親友である北村祐作と同じクラスになることができた。
一方で、新しいクラスメイトの間にはびこる「高須は不良」と言う誤解をまた最初から解かねばならないことが憂鬱であったが、
実乃梨の親友で「手乗りタイガー」こと逢坂大河との邂逅により意外に早くその誤解は解かれることとなる。
ある日の放課後、大河は想い人の北村にラブレターを出そうとするが、それを間違って竜児のカバンに入れてしまう。
ラブレターを送ったことを知られたと思った大河は、竜児を闇討ちすべく高須家に忍び込む。
その夜のやりとりがきっかけで、大河と竜児はお互いの恋を応援する共同戦線を張ることになる…


後半では駆け落ち紛いの事をしようとし、それを友人が後押しするという、一昔前のドラマのような展開を見せたが、
それを『今後人生の為になった!』という視聴者が少なからずいたようだ。
そこまでしたくなるほどの恋に出会えることを祈るばかりである。


【主な登場人物】

高須竜児
CV:間島淳司
主人公。血液型はA型。
父親ゆずりの三白眼で目つきが悪く、不良やヤンキーと勘違いされがちで、コンプレックスとなっているが、実際は温厚で面倒見が良く、几帳面で真面目な性格。
驚いたりした時の口癖は「おぅ」。
家事は万能で、家での食事はほとんど竜児が作っており、裁縫・掃除なども得意。
特に掃除に関しては、遊ぶのをそっちのけで掃除に没頭するほど好きで、またささいな汚れを見逃さないきれい好き。買い物なども竜児が担っており、まさに主夫。
実乃梨に好意を抱いている。
ひょんな事から大河の恋愛事情を知り、互いの恋愛成就に向けて協力し合うという名目で、大河の生活やドジの後始末など一切の面倒を見るようになる。

逢坂大河
CV:釘宮理恵
小柄な体格(身長・公称145cm、実測143.6cm)とふんわりとした長い髪で「人形のよう」とも評され、一時は多くの男子生徒から告白されるほどのルックスだが、
実際は大変に凶暴な性格で恐れられている。
その性格と一風変わった名前、小柄な体格から「手乗りタイガー」のあだ名を持つが、本人は変わった名前と体格(特に貧乳)に劣等感を抱いている。
本来の性格は泣き虫で、かなりのドジっ娘。
高須家の隣にある高級マンションの2階の一室で一人暮らしをしているが、生活能力はほとんどなく、親から振り込まれるお金を駆使して生活していた。
竜児と知り合ってからは高須家で過ごす時間が多くなる。
その性格から友人は少ないが、実乃梨とは一年生の頃から非常に仲がいい。
竜児と親交の深い北村祐作に好意を持っているが、本人を前にすると極度に緊張し、言動・挙動がおかしくなるうえドジが災いして上手くいかない。
自分のドジをきっかけとして竜児の恋愛事情を知り、お互いの恋愛成就のために協力し合う事になる。

●櫛枝実乃梨
CV:堀江由衣
大河の親友。大河からの愛称は「みのりん」。女子ソフトボール部キャプテンを務める笑顔が眩しい明朗快活な少女だが、超がつくほどのマイペースな性格。
会話の端々にさまざまなネタを混ぜ込む癖がある。
アニメでは序盤こそ数々の名言やリアクションを残し視聴者からの評価は高かったが、
後半は原作では挿絵が入るほどであった彼女の心情描写がほとんどカットされ、一番不遇な扱いを受けたキャラであった。
ちなみにかつてアニヲタの集いTOPでバケツ一杯の精(ryを食していたのは彼女である。

●北村祐作
CV:野島裕史
クラス委員長で生徒会副会長。男子ソフトボール部部長。
眼鏡を掛けた容姿にきわめて真面目な性格、清々しいながらもちょっとズレた言動をし、クラスの女子から「まるお」とあだ名されて親しまれている。
運動神経は高く、性格はやや楽観的。作中、人前で裸になる描写が度々あり、裸族扱いされている。
竜児とは一年生の頃からの親友で、外見から恐れられている竜児の数少ない理解者。
24話で初めてカッコいいと思わされた人も多いだろう。

●川嶋亜美
CV:喜多村英梨
1学期途中から2年C組に転校してきた美少女。身長165cm、体重45kg。モデルをしており母親は女優と、一般的にも知名度がある。
誰にでも優しく驕らない性格を装っているが、本当の顔は自分の全てを鼻に掛ける高慢さと強烈な毒舌の持ち主。
抜群の美貌とスタイルを維持するため、食事制限、ジムやエステ通いを怠らない。
転校してくる以前から仲の良い友人に恵まれなかったが、大橋高校では麻耶や奈々子と交友を深める。
クラスにもよく溶け込み、リーダーシップを発揮する事もある。
北村とは幼馴染み。大河とは犬猿の仲で、誰にでも尻尾を振るチワワに例えて「ばかちー」(バカチワワの略)と呼ばれている。

◇能登久光
CV:興津和幸
竜児のクラスメイト。一年生の時から竜児と同じクラスで仲が良く、北村とともに竜児の数少ない友人。春田と一緒に行動する事が多い。

◇春田浩次
CV:吉野裕行
竜児のクラスメイト。軽薄そうなロン毛が特徴。長身で顔立ちは意外と良い。周囲からは「アホ」「アホロン毛」などと呼ばれている。
THE裏口入学(そう思わせる程アホ)。arl.
年上の綺麗な彼女持ち。詳細は春田が主役の外伝参照。とらドラ自体の終盤もそうだが、春田が主役なのに重いエピソード。

◇木原麻耶
CV:野中藍
竜児のクラスメイト。見た目や言動はギャル系でルックスも良いが、男女交際の経験は無いらしい。
亜美とは親友になり、一緒に行動する事が多い。駆け落ち後~大河帰還位の時期に能登とちょっと良いカンジになる。

◇香椎奈々子
CV:石川桃子
竜児のクラスメイト。亜美や麻耶とは対照的に温厚な性格。
麻耶とともに、亜美の親友になる。おっぱい力はクラス一。

◇狩野すみれ
CV:甲斐田裕子
常に成績トップをキープしている女生徒会長。
大和撫子然とした容姿にも関わらず、あまりにも男勝りで親分肌な言動から、生徒たちからは「兄貴」と呼ばれる。
1年生に妹がおり、「狩野姉妹の兄のほう」などとも呼ばれる。実家は地元密着型のスーパー「かのう屋」。

◇高須泰子
CV:大原さやか
竜児の母。33歳(自称「永遠の23歳」)。
「魅羅乃」と言う名で、街唯一のスナック「毘沙門天国」の雇われママとして、高須家の家計を一手に支えるが、家事はほとんど竜児に任せている。
大河が高須家に入り浸るようになってからは、大河を3人目の家族扱いしている。

◇インコちゃん
CV:後藤沙緒里
竜児の飼っているブサイクなインコ。
ぶっちゃけいらな(ry

◇恋ヶ窪ゆり
CV:田中理恵
2年C組の担任。登場時は29歳の 独身 で、作中で 30歳 になる。
微妙に空気が読めず気も弱いが、教師としての仕事はきっちりこなし、生徒たちにも一定の信頼を得ている。
巻が進むごとに 独身 である事や年齢がことさら強調されるようになり、生徒から「 独神 」や「 三十路 」などとからかわれたり、
本文の名前が 独身 (30) などと表記されるようになった。
ちなみに中の人もアニメ本放送途中で三十路を迎えている。


追記・修正お願いします。
今日はまだ、この世界の誰も。

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