ランルーくん

登録日 :2011/12/21 (水) 16:46:25
更新日 : 2017/04/27 Thu 21:32:16
所要時間 :約 8 分で読めます




Fate/EXTRA』の登場人物。
道化師の衣装を纏った異様な女性。聖杯戦争において、ランサー(EXTRA)のマスターとなる。

CV:小林ゆう
身長:185cm
体重:44kg
血液型:O型
誕生日:11月16日
イメージカラー:ブラウン
特技:とくになし
好きなもの:(既に失われている)
嫌いなもの:食欲
天敵:殺生院キアラ


第四回戦の対戦相手。
主人公の三回戦終了後、遠坂凛かラニ=Ⅷのどちらを救うかによって対戦相手が変わる。

彼女と戦うには『凛を救う』を選択すること。
ラニルートでは参加したのか敗れたのかは不明。


◆臥藤門司との共通事項
それまでの対戦相手が積極的に学校内でも主人公に接触して来たのに対し、
彼らは言峰が仕掛けた追加の試練である『狩猟数勝負(ハンティング)』の舞台のアリーナが主な相対する場である。

マスター、サーヴァント共にかなりアレな感じなのも共通。


人物
赤い巻き毛に戯けた表情の仮面、腕がダボダボな道化師の衣装を纏った長身痩躯の女性。
この格好は『レンレンバーガー』のマスコットキャラクターであり、項目名の『ランルーくん』という名も本名ではなく、そのマスコットキャラのもの。

あ? 名前の響きがどっかで聞いたことある? 気ノセイジャナイノカナ

衣装は戯けた道化のものだが、その双眸は蛇のようにぬらぬらと暗く光り、まるでぽっかりと開いた穴の奥から覗かれるようで、陽気とはほど遠い。
見るからに狂人であり、まともな会話は成立しない。そして「美味しいものを食べること」に執着を見せる。
食人嗜好を連想させる描写が数多くされている。Carnival(←ここ) Phanta…いえ、忘れて下さい


ランサー曰く『愛したものしか口にすることが出来ない』らしい。

実際、彼女は『愛した』ペットの小鳥、両親や子供までも口にしてきたと言った。
ただ、これについては婉曲な表現が多く、明言されている事実は少なくペットははっきりと『食べた』と述べているが、
両親や子供に関しては『大好き』『欲しくなった』『居なくなった』『無くなった』と婉曲的にしか述べてないので、はっきりと食べたかどうかは分からない。

また、主人公勝利時のランサーの台詞によれば「食べる食べると望みながら、その実、倒した相手を一口もしなかった」と、
正気を失いながらも人間としては堕ちきっていないらしいことが述べられている。
しかし、決着が着くとセラフが障壁を貼るので食べられないのは当たり前なのだが。
ファンブックによると拒食症らしく実際の所、食べる事が出来ないらしい。
アリーナ探索中の戦闘で主人公がランサーに敗北した場合、苦悶に苛まれつつも主人公を食べようとする。
主人公の意識が途切れてしまう為、決定的な描写は行われない。
決戦日に主人公が敗北した場合は先述の通り障壁に阻まれてしまうので、次の『好キナモノ』を求め立ち去る。

聖杯戦争に参加した目的は「世界中の全てを大好きになり、美味しいもので満たされること」。

狂人となった理由はランサーの「そなたの満たされぬ胎内(はら)に、ようやく肉が戻るのだ!」等の発言から子供を亡くした事が原因でないかと推測できる。

子供は死産・乳児期に亡くなったか、彼女を危険だと判断した周囲に取り上げられた、と推測は様々だが作中では判断出来ない。

一応、子供を手にしたことがあるような旨を語ってはいるが狂人の言うことなので真意は不明。

設定では「メイクを落とした姿は絶世の美女」であるらしい。

なんとベタな……だがそれがいい。
しかしキャラデザのワダアルコ氏はその設定を知らなかったとのこと。……ちょっと見たいな

…と言う訳で上記の設定の詳細がエクストラマテで色々明かされた。
子供を失ったのは死産が原因であり、そのせいで正気を失ってしまったらしい、
つまり子供が生まれるまでは普通の人間の感性だったらしく、これなら上記の台詞とも合わせて納得は行く。
彼女が主人公に異様な執着を見せたのも、存在自体が純粋である主人公にまだ見ぬ無垢な赤子を想起したのだろうか。

「満たされぬ胎内」や「子供を食った」と言う台詞もこの事を鑑みてみると何とも哀しい表現と言わざるを得ない。
また彼女の「愛した存在しか食えない」と言う点も、彼女が長らく飢餓状態に陥ってる事から逆説的に「彼女が簡単に者を愛せない」と言う説明がなされてる。
この点はやはり最も愛する存在を喪った事にも関係する様にも思える。

彼女の愛とは自らの命と引き換えにして良いモノであり、だからこそ簡単に愛せない打算・偽りのない「真実の愛」そのものと示されている。
…彼女が食えるのは自分の命より尊いものであるという事はまさしく聖杯にでも願わなければ必ず死ぬ定めだったのだ。

狂人であるのは間違いないが型月屈指の愛の価値を知ってる人とも言えよう。

また素顔も実際に公開された、その素顔は実際にその目で確かめてみよう。
表現的には今までの型月にはあまり居なかった妙齢の女性と言った感じか。

Extraの更にパラレルな世界であるCCCにおいては、スキル「無辜の怪物」と吸血鬼という共通点から、月の裏側に引き込まれた際に自称アイドルを当てがわれた。
狂気に陥りつつも人として堕ち切らないランルー君を上手く人として留め続けた紳士と異なるDQNだったため、
ソリが合わずにさっくりやられて逝った。よくいう「音楽性の違い」である。合唱。

その際の断りの台詞は
「君の愛は美味しくない」
という、キチっぽい表のそれとはずいぶん違う整然としたポエマーなものだったそうな。
この台詞も愛に準じた彼女だからこそ言える台詞と言えよう。


◆魔術師(ウィザード)として
力量等は不明。
ワカメや凛、レオナルド等に代表される名の知れてる魔術師では無い。カスタムアバターを使用しているのでもしかしたら腕前はそこそこあるのかもしれない。

漫画版『Fate/EXTRA』ではまさかの早期登場。
本選会場から予選会場にサーヴァントと共に戻ってくる。マスター狩りが目的らしいが真意は不明。
因みにこの時のランルーくんはランサーの両肩にかかるように乗っかっている。可愛い。目がアレだけど。
そしてランサーはシンジが『化物』と叫んだことに激怒しいきなり『串刺城塞』をブッ放した。

その場面を目撃した凛がランサー(Fate)の力試しの為に激突。
描写は数コマだったが両ランサーファンには堪らない場面であった。


◆ランサー(EXTRA)
契約したサーヴァント。
真名は該当項目参照。

血塗れの槍、鎧を纏った中年の男性。
ランサーのクラスでありながら敏捷が最低でクラス別スキルである『対魔力』を持っていない風変わりな槍兵。
スキル『信仰の加護』により性格に異常をきたしている。また『怪物』と言う言葉を聞くと意気消沈してしまう。


マスターを“妻”と呼ぶ。まさに俺の嫁扱い。

マテで明かされた設定では二人きりの時は、ウラド公のちょっと切ない教訓混じりの世間話に公の膝に顔を横たえながら「ウン」とうなずいて聞いてるなど、
ゲーム中の狂乱振りとは嘘のような静かな時間を過ごしている。
また彼女はその時でも依然餓死寸前なので、静かに公は闘志を燃やすと言うちょっと切ない描写も説明されている。


アーチャー(Fate)が言うには『創作が史実を上回った例』とのこと。
かつてパラレルワールド(本編の方が適当か)で『偽物が本物に劣る道理は無い!』と高らかに謳いあげた彼にとっては何か思うところがあったのかもしれない。


  • 対戦時
ステータス通り攻撃力防御力ともに高水準、行動パターンが多い上に高い体力を持つ。コードキャストも毒付与・BREAK封印とかなり厄介な相手。
項目にも書いているが対策を怠るとキャスター(EXTRA)はここで止まる。奈須きのこもテストプレイ時苦労したらしい。

常に回復をこころがけ、不明なラウンドはスキルでごり押しするつもりで挑むといい。
1ターン目初手は必ず反逆耐性のスキルを使い、以後この効果が切れるたびに初手使用する。
その場合、2ラウンド目にコードキャストが高い確率で来るので、それで見分ける。
同様に4ラウンド目に粛清の儀が来る時は5ラウンド目にコードキャストが入ることが多い。
ただしこのパターンが敵HPがレッドゾーンになってからはそうとも限らないので注意。

宝具『串刺城塞』も防御貫通+サクリファイス(解除されるまでターン終了時ダメージでランサーのHPが回復)と非常にいやらしい。

四回戦が開幕するとき間桐桜のお弁当があるならそれに頼ろう。

余談だが、『Fate/Apocrypha』に虚淵玄設定の同名キャラが出てくる。


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