ガンドフ(DQⅤ)

登録日:2010/09/11(土) 14:44:58
更新日:2023/12/12 Tue 04:39:27
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DQⅤにおける仲間モンスター。

神の塔などで出現するビックアイを仲間にするとこの名前となる。
一つ目ではあるものの、モコモコしてそうな毛皮に体育座りというポーズにキュンとしたプレイヤーもいるのではなかろうか。

装備品はそこそこ豊富であり、冷たい息とベホイミ、タフさで序盤は活躍してくれる。力もまずまず伸びるため序盤の攻撃役としても悪くはない。
ただし序盤のモンスターの割に若干仲間になりにくく、またこいつを狙って仲間にしようとするプレイヤーもあまり多くないのではないだろうか。
神の塔でホイミスライムを仲間にしようとしていたらいつの間にか馬車にいた、なんてことも。
そしてレベル上限が20と低く、HPと力以外の能力も微妙なため、せいぜい結婚あたりまでが限界か。
耐性も目を見張るものはなく、残念ながら中盤以降は戦力としては厳しすぎる。

とはいえ青年期序盤は猫の手も借りたいくらい人員不足であり、ベホイミを使えるこいつは馬車番としても頼りになる。
まあ、力も成長性も上のメッキーが仲間になればお役御免なのだが…

戦闘画面では体育座りだが、フィールドではきちんと直立で二足歩行する。
が、リメイク版では体育座りのまま移動するというどこぞの不動明王ロボのような芸当を身に着けた。
誰が呼んだかホバー移動。そんなに立って歩きたくないのかガンドフ。

小説版では人懐っこい性格と純真さでパーティの癒し役となっていた。
カボチ村の騒動の時は罵倒する村人に対しても落したと思った金(実際は投げるようにして押し付けられた)を渡すなど、皮肉な対比となっている。
子供好きで、カボチ村でも子供と遊んでいたため大人たちからは恐れられていた。

しかし、ビアンカ誘拐の際には生まれたばかりの双子を守るため、なんと自らの臓物を引っ張り出し、その巨体と毛皮で双子を体の中に隠して魔物から守り抜いて絶命するという凄まじい最期を遂げた。
自分の身を犠牲にしてでもご主人様の子供達を守り通すその姿に、涙腺が緩んだ読者もいるのではなかろうか。
こんな話を読んでしまうとコイツを最後まで使ってやりたくなってしまうではないか。


力が100弱で止まってしまい、攻撃系の特技はつめたいいき止まりという貧弱さだが、愛を持って使ってやってほしいモンスターである。
余談だが、ビッアイではなく、ビッアイである。


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最終更新:2023年12月12日 04:39