ギャラドス

登録日 :2011/02/07(月) 22:21:03
更新日 : 2017/08/20 Sun 11:52:22
所要時間 :約 14 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに初代から登場するポケモン


図鑑No.130
分類:きょうあくポケモン
英語名: Gyarados
高さ:6.5m
重さ:235.0kg
タマゴグループ:水中2/ドラゴン

タイプ:みず/ひこう
特性:いかく(戦闘に繰り出した際に相手の攻撃力を1段階下げる。先頭にすると自分よりレベルが5以上低いポケモンの出現率が半分になる)
隠れ特性:じしんかじょう(相手を倒すと攻撃が1段階上がる)

特性(メガシンカ):かたやぶり(相手の特性を無視して技を出せる)


HP:95
攻撃:125
防御:79
特攻:60(初代のみ100)
特防:100
素早:81

  • 種族値(メガシンカ)
HP:95
攻撃:155
防御:109
特攻:70
特防:130
素早:81


コイキングがレベル20で進化
あのみすぼらしいコイキングの姿が嘘みたいな超進化。


青い鱗に覆われた長大な体と、大きく口を開いた凶悪な顔つきが特徴的な、東洋の龍のような姿をしたポケモン。
体形の割には「まきつく」とか「しめつける」は覚えない。

進化する事で身体中の細胞が完全に組み換えられ、異常な戦闘力と攻撃性を習得。
「きょうあくポケモン」の名に恥じず非常に凶暴で、一度怒らせるとどんなに激しい嵐が吹きすさんでいようと、
口から吐く炎と光線で辺り一面を全て焼き尽くすまで暴れ回るという。

また、人々が争いを始めるとそこに現れて暴れ回るとも言われており、
中にはギャラドスの手により 「街一つが軽く壊滅した」 という記録まであるという超危険なポケモン。

モチーフは恐らく「鯉の滝登り伝説」かと思われる。
説明や姿からドラゴンタイプのようだが、みず・ひこうタイプ。



・ゲームでのギャラドス


進化前のコイキングは最弱のポケモンとして有名で能力値が異常に低く、技も無意味技の「はねる」と「たいあたり」のみ。
更に「ボロのつりざお」を使えばシリーズを通してほぼ全ての水辺で捕獲可能でレア度も最低クラスな雑魚の代名詞。
ただしブラック・ホワイトには野生で登場しない。ボロのつりざおは無になったのだ…

初代ではこんなコイキングをいかにも強そうな煽り文句とともに500円で販売している胡散臭いオヤジが「おつきみやま」のポケモンセンター内に登場する。
これに騙されリアルに「金かえせ!」と叫んだ人も多いのでは?
まさに「ここはつりのめいしょ

BWにもコイキングを500円で売ってくる親父がいるが、今作ではここでしか入手出来ない。
因みにSV固定である。

しかしこのコイキングを頑張ってレベル20まで育てるとギャラドスに進化し、攻撃力を筆頭に能力値が大幅アップ、技バリエーションも増加。
コイキングの時が嘘のような高スペックを誇り以後は頼もしい仲間になってくれるまさに大器晩成型。
レベル20まで育てるのは大変だがそれだけの価値はある。
ただしタイプのおかげで四倍のダメージを受けるでんきタイプに異常に弱い点に注意。


また釣り人を筆頭に相手トレーナーでも使用者が多く、
主要のトレーナーでは、ジムリーダーイブキ(HGSS)、ナギ(BW2、PWT)、マキシマム仮面)をはじめ、四天王ズミ)、チャンピオン(初代ライバル(金銀グリーン)、ワタルミクリ(エメラルド))、フロンティアブレーン(アザミ)、果ては悪の組織の人間(アカギフラダリ)までも使用してくる。老若男女人気のポケモンなのかもしれない。
特にフラダリのギャラドスは最終決戦でメガシンカさせてくるため、高威力の弱点技で倒さないと大変なことになる。

その強さは仲間にすると頼もしいが敵に回すと恐ろしく度々プレーヤーの壁として立ちはだかる。
電気技は必ず用意したい。

ちなみにコイキング程ではないが「すごいつりざお」を使えばギャラドスも意外と色んな場所で釣れる。

金銀では「いかりのみずうみ」で色違い赤いギャラドス が登場。大抵の場合初めて目撃する事になる色違いポケモンなため印象に残っている人は多いだろう。
ちなみにこのギャラドスはロケット団の手により無理矢理進化させられたものである。
この期間のみラジオで聴ける「かいでんぱ(Team Rocket Radio Transmission)」は 非常にキチガイ染みている。


余談だがギャラドスの取得経験値はかなり多く、これを利用した稼ぎ技、通称「ギャラボム」という物がある。


なんと、ポケモンXYメガシンカすることが発覚。
タイプはみず・あくになっており、特性が「かたやぶり」に変更されている。


・対戦でのギャラドス


高い攻撃力を持ち、それ以外の能力も特攻以外は高水準にまとまっている水タイプの優秀な物理アタッカー。

初代の頃は特攻と特防が特殊というステータスで一まとめにされていたため特攻も高く、タイプ一致の水技や「はかいこうせん」等で大暴れ…。
と言いたいところだったが、当時は技(と言うより「ふぶき」)が凶悪性能であり、習得可能なみずタイプの需要がかなり高く
それに合わせた形ででんき技「10まんボルト」の需要も異様に高かった為、哀れギャラドスは一撃粉砕待ったなしの状態だった。
そうでなくてもコイツは氷等倍であり、 たったそれだけで 更に評価を下げる羽目になっていた。

金銀でこの状況が改善される…かと思いきやここに来て特殊ステータスが分化し特攻が低下したうえ「はかいこうせん」も弱体化。
メインであった強力な攻撃手段を両方失い残念なポケモンに転落してしまう…
メインウェポンが鬼厳選難易度の「めざめるパワー(飛)」の時点で色々お察しであった…。


だがルビーサファイアから強力な特性の「いかく」に優秀な積み技「りゅうのまい」コンボ潰しの「ちょうはつ」等を習得し大幅に強化され止めれる相手が増加。
またこの世代から苦手な電気に対抗出来る「じしん」を習得可能になった。
しかし相変わらずメイン技の威力に悩まされており、まともに使うならめざ飛行を粘らないといけない点等から上級者向けと言わざるを得なかった。


しかしダイヤモンド・パールからはついに「たきのぼり」「アクアテール」という念願の物理水技を習得、
更に「こおりのキバ」や「ストーンエッジ」等の強力な物理サブウェポンも習得し本格的に対策が必要な強ポケの座に返り咲いた。
プラチナ以降は「げきりん」も習得するようになった。

半減が多い優秀なタイプに高い特防、物理耐久を補う特性「いかく」と何気に耐久面がかなり優秀で、
更に「ちょうはつ」も合わせると完封出来る相手はかなり多いのが利点。
その高い完封能力から「りゅうのまい」の起点を作りやすく安定した突破力を誇る。2~3回舞われたらもはや手がつけられない。

また高い耐久と地面に強い水タイプある事を活かした「でんじは」による麻痺撒きもなかなか。

技を覚えないコイキングは逆に言えば遺伝技が存在せず、タマゴの孵化歩数がかなり少ない上に必要な個体値もある程度絞れるため、タマゴ厳選の難易度が低い。
対戦でのシンプルな扱いやすさもあり厳選初心者にもオススメの一匹。

最大の欠点は前述の通り電気技に異様に弱く四倍ダメージを食らってしまう事。
しかしダイパから電気タイプ技の威力を半減する「ソクノのみ」や電気タイプキラーであるエレキブルの登場等の電気タイプ対策が充実したのは大きな追い風。
ただしソクノの実はタイプ一致だと耐えきれない事もあるため過信は禁物。

水物理技が豊富だが、威力100を超える高火力技が無いため、龍舞を積めないと意外に火力不足を感じやすいのが弱点。
また飛行技の方は水技と比較にならないほど乏しく、4倍弱点が付くだけのデメリットと認識されることも少なくない。
特にDP以降は技毎に物理・特殊が分かれたため、主流の物理型はめざ飛行のカモだったルンパッパへの有効打を失う事態に。
一応プラチナからの教え技として「とびはねる」があるが、タイムラグがある上に威力・命中共に85では正直扱いづらい。
このため、水受けや物理受けとして優秀なヌオートリトドンナットレイ等に弱いのが難点。


ブラック・ホワイトでは目立った強化や弱体化は無いものの虫や炎といった有用なタイプが強化されたため需要が更に高まった。
ただし「ワイルドボルト」等の追加により意外なポケモンから電気技が飛んでくる可能性もあるので注意したい。

特攻こそ低いが「ハイドロポンプ」「だいもんじ」「10まんボルト」「れいとうビーム」等、
何気に特殊技のバリエーションは物理技以上に豊富で特殊型も選択肢に入る。
特にナットレイエアームド等を筆頭に普通の型では止まりやすい相手を突破しやすいのが特殊型の利点。
ただし奇襲目的な感が強くネタがバレるとあまり強くない等の欠点があるため上級者向け。


XYではメガシンカにより実質ソクノの実の上位互換と言える動きが出来る様になっただけでなく、
特性かたやぶりのお陰で天敵のロトムなどに対しても打点が持てる様になった。
但しこれまで受けられた格闘タイプは効果抜群となり、
他にも新規のフェアリータイプにも弱くなり、いかくによるサイクル流しも出来なくなる。
進化前と上手く使い分けよう。
またその一方、ガブリアス、メガガルーラファイアローと言った今環境の三大物理アタッカーへの対策としてHBゴツメ型も流行っている。
実際、PGLの集計によると今の環境では「ゴツゴツメット」と「いかく」による受け型とメガシンカからの竜舞型という二種類の型に分かれている。
正に受けと攻めである。


SMでは遂に物理型・特殊型の両方でまともな飛行技が使用可能に。
物理型では「とびはねる」をZワザとして使うと威力160でタイムラグがない必中技となり、上記の問題点を全て解消できる。
特殊型では「めざめるパワー」の倍近い威力に加えて3割混乱の追加効果がある「ぼうふう」を習得し、火力が大幅に増した。

さらに攻撃が3段階アップするZ「はねる」も使用可能に。
Z「とびはねる」や素早さが上がる「りゅうのまい」との選択になるが、一撃の破壊力やロマンを求めるなら一考の余地はある。



ポケモンGOでは、コイキングから進化させるのに、何と必要なアメの数が400(他はどんなに多くても100)。
そのためゲームのシステム上、進化させるには最低でもコイキングを101匹捕まえなければならない。正に「大器晩成」を地で行くポケモンとなっている。


余談だが、ポケモンスタジアム金銀の「ジョバンニ先生のポケモン講座」では模擬戦でレベル80のギャラドスがレベル50の「でんきだま」持ちピカチュウに先制10万ボルトを受けて一撃で倒されるようになっている。
ただしこれは予め個体値や努力値が調整されており、ギャラドスにはピカチュウ抜かれ調整が施されている。
早い話がギャラドスはピカチュウのサンドバッグとして用意されている。




コイキングを500円で買った方のみ追記修正お願いします。

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