母なる系呪文(DM)

登録日 :2011/11/25(金) 22:36:20
更新日 : 2016/01/31 Sun 16:44:48
所要時間 :約 6 分で読めます




母なる系呪文とは、デュエルマスターズに登場する「母なる〇〇(〇〇には2文字の漢字が入る)」と名の付いたカードのことを指す。
サイクルとは少し違うが、
  • 3マナの自然の呪文
  • マナと場のクリーチャーを入れ替える
という共通の特徴を持つ



以下に母なる系呪文の説明
【母なる大地】
R 自然文明 (3)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。そうした場合、そのマナゾーンにあるカードの枚数とコストが同じかそれ以下の、進化クリーチャーではないクリーチャーを1体、そのマナゾーンから選ぶ。そのプレイヤーはそのクリーチャーをバトルゾーンに出す。

初代「母なる系呪文」にして全ての元凶
効果が少し分かりにくいが、要するに場とマナのクリーチャーを入れ替える。
単純に考えるとアドバンテージが取れず、微妙に感じるかも知れないが DM史上屈指の汎用性を誇り、現在はプレミアム殿堂に指定されている超強力カード である

何故このカードが強力かというと、まずDMでは要らないカードをマナに置きマナを発生させる必要がある。そこで、大体の場合は序盤マナが大きくて使えないカードをマナに置く。
このマナに置いた強力カードを、後半に僅か3マナ(出したいカードをタップして使えば 実質2マナ )でマナから出せるのである。
高マナのカードは単体で強く、アドが稼ぎやすいカードが多いので、このカードでアドが取れなくてもそれを補って余りあるアドを得ることも容易い。

しかも、マナからクリーチャーを出す時には、そのクリーチャーのマナコストの数のカードがマナに無ければならないが、場のカードをマナに置いてからマナを数えるため、実際には1マナ軽くなる( =1ターン早く出せる )のも見逃せない。

さらに、場のクリーチャーをマナに置き、そのあとマナからクリーチャーを出すため、場のクリーチャーのCIP能力を使い回すことも可能。

そして更に、なんとシールドトリガーも付いていて相手のカードも対象に取れるため、疑似除去になり対ビートダウンでも腐らない。
勿論、対コントロールで相手のシステムクリーチャーを除去しても強い。



この様に、3マナと軽いにも関わらず、超多様な使い方が可能であるのがこのカードの強い所である。


【母なる紋章】
R 自然文明 (3)
呪文
文明をひとつ選ぶ。バトルゾーンにある自分の、選んだ文明のクリーチャーを1体、マナゾーンに置いてもよい。そうした場合、その文明と、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャー1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。


調整版の母なる。
色を指定しなければならず、相手に使えないことにより汎用性はかなり下がった。しかし、進化クリーチャーを出せるようになる。これは後のエンペラー・キリコデッキで非常に重要になる。

また、根本的なマナとクリーチャーの入れ替えギミックや、CIP使い回しが可能な点は変わっていないため、自然が入るとほぼ間違いなく入っていた大地ほどではないが、これもよく使われていた。後述するギャラクシーとのシナジーが強力だったこともあり、調整版のこのカードも 殿堂入り(後にプレミアム殿堂入り) になった。


【母なる星域】
R 自然文明 (3)
呪文
バトルゾーンにある自分の、進化ではないクリーチャーを1体、マナゾーンに置く。そうした場合、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ進化クリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。


進化クリーチャー限定になった母なる。
今までと比べて、出せるクリーチャーの幅がかなり狭くなり、汎用性は著しく下がったと言える。しかし、やはりマナとクリーチャーの入れ替えギミックが強力であることに変わりはなく、それまで微妙な性能だったエンペラー・キリコデッキを一気にトップメタに押し上げた。




以下、母なる系呪文と相性の良いカード

【母なる大地】は低マナでフィニッシャーを出せるので追撃がかけやすく、追加ターンにマナからSAを引っ張ってくることも出来たため相性はかなり良かった。

また、相手のボルバルを大地で引っ張り出すと強力なメタになったため、ボルバルと大地は切っても切り離せない存在であった(自分のターンにボルバルを出すと、自分のターン→ボルバルの追加ターン、という順番となり、相手の強制敗北を誘えるため)

  • ボルメテウス・サファイア・ドラゴン
前述のボルバルがプレミアム殿堂入りしてから登場。
シールド焼却・高いパワー・Tブレイカー・そしてスピードアタッカーとフィニッシャーとしてはあまりにも強力なため母なるでコストを踏み倒すと手が付けられない強さだった。

  • 龍仙 ロマネ スク
やはり、母なると言えばこのカードであろう。龍仙ロマネスクはマナを一気に増やせるため、そのマナを効率よく使用する手段として、母なるは最高のカードだった。ロマネスクを出したあとの4マナで唱えられ、さらにロマネスクを場から離しデメリットも防ぐことができる。最悪の場合、4ターン目に9マナになり、2ランデスが飛んでくる。
この組み合わせが余りにも強力だったために、ロマネスクと母なる大地、母なる紋章を同じデッキに入れることが出来ない プレミアム殿堂コンビ という新しいルールが作られた。
なお、現在は母なる大地のプレミアム殿堂入りと、母なる紋章の殿堂入りで解除されている。

  • 不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー
場から離れないため、場のギャラクシーを指定することで場アドを得ることが出来た。増殖していく不滅の精霊は正に鉄壁と言える。このカードの全盛期には既に大地は殿堂入りしていたが、紋章は4枚投入できた。
なお、このカードを中心としたネクラ・ギャラクシーは、公式大会ギャラクシーマスターで全国大会優勝に輝いた。それが原因か、その後母なる大地はプレミアム殿堂に、母なる紋章は殿堂入りになっている。


  • 蒼狼の始祖アマテラス
3マナなので母なるを唱えることができる。また、オリジンでもあるので、このカードで場の他のカードに母なる星域を唱えることにより、マナからエンペラー・キリコを出すことができる。これにより、エンペラー・キリコは一気に場に出しやすくなった。
キリコ全盛期を支え、キリコをあそこまで凶悪化させた原因である。


また、派生カードとして
【獰猛なる大地】や【父なる大地】等もある。
それらは母なる大地の調整版であるが、それぞれ強力なカードである。





追記・修正はマナと場のクリーチャーを入れ換えながらお願いします。

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