殿堂入り(デュエル・マスターズ)

登録日:2010/11/11 Thu 20:57:12
更新日:2024/03/11 Mon 18:18:26
所要時間:約 20 分で読めます






その強さ故に「デュエル・マスターズ」に大きな影響を与えた「切り札」の事。

殿堂入りカードに認定されると、デッキに1枚しか入れる事ができないぞ!



殿堂入りとは、TCGデュエル・マスターズ」における制限カードの総称である。


概要

デュエマにおけるあまりに強力で、一枚しかデッキに入れてはならないカード
つまり他TCGで言うところの制限カードである。
更に悪名高くなると プレミアム殿堂(禁止) になる。

ただし、メインターゲットである子供達に配慮したのか、プレ殿共々「特別な切り札に与えられる称号」とあくまでポジティブなものとして扱われている。
また、キクチ師範代が後にツイッターで語るところによれば、
「そのカードを産みだすまでの過程で、様々な人たちが関わっており、そういう人たちの努力を無下にするような呼称を導入したくなかった」
ということもあるらしい。
確かにイラストを描いたカードが公式から「クソゲーを産むカードだ」みたいな扱いされたら嫌だろう。

ちなみにデュエマでは殿堂入りからプレミアム殿堂になる事はあっても、殿堂入り(プレ殿)から解除された事はなかった…のだが、近年になって《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》がプレミアム殿堂から殿堂入りに格下げ。
その後2016年に入り新たに6種(+プレミアム殿堂から2種)の殿堂解除が発表され、これからの殿堂システムに新たな可能性が見出されている。

また、アプリ版の『デュエル・マスターズ プレイス』では環境を揺るがしたカードについては総じて弱体化(ナーフ)措置が取られる様になっている。
しかし、《無双竜機ボルバルザーク》や《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》の様に人気と知名度を兼ね備えたが故、安易な弱体化を導入出来ないカードについては DP殿堂 となっている。
また《ストリーミング・ビジョン》の様な効果の弱体化やコストの増加を行うと既存のカードの下位互換になってしまうという、ナーフによる調整が非常に困難なものも指定されることがある。
1枚だけだとしてもサーチなどで手札に加える事は可能だが、盾落ちしてしまう他にもサーチカードでもデュエプレ独自のシステム「探索」によりサーチが安定しにくくなる事があるなど主軸に添えたデッキを使い難くなるのは紙と変わらない。
ナーフされたカードは一部を除いて使われないレベルまでに落ちぶれる事も多く、DP殿堂はパワーを保っており使われる可能性を残すためまだ温情のある措置と言えるのかもしれない。

尚、プレミアム殿堂が「温泉送り」と表現されることからその前段階とも言える殿堂入りを「足湯送り」と言われることがある。


殿堂入り一覧

※単独項目があるカードの詳しい解説はリンク先で参照のこと。

光文明:6種類】



水文明:17種類】



闇文明:16種類】



火文明:14種類】



自然文明:15種類】


【緑単ループ】四人衆

下記のカード4種はデュエルマスターズでも珍しく、特定のデッキを対策する為に、異例の同時殿堂入りに指定されたカードである。
個々のカードだけでは強さの説明がし辛いので、ここにピックアップして紹介する。


ゼロ文明:1種類】



多色:14種類】




殿堂入りまでの期間について

短い方のランキング
カード名 発売から殿堂までの日数
1位 《禁断 ~封印されしX~》/《伝説の禁断 ドキンダムX》 -3日
2位 《FORBIDDEN STAR~世界最後の日~》/《終焉の禁断 ドルマゲドンX》 0日
2位 《滅亡の起源 零無》/《零龍》 0日
4位 《絶望神サガ》 174日
5位 《暴龍警報》 268日
6位 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 275日

長い方のランキング
カード名 発売から殿堂までの日数
1位 《腐敗勇騎ドルマークス》 5891日
2位 《怨念怪人ギャスカ》 5485日
3位 《セイレーン・コンチェルト》 5483日
4位 《黒神龍ブライゼナーガ》 5361日
5位 《大勇者 「鎖風車」》 4746日
6位 《デビル・ドレーン》 4237日



追記、修正は殿堂入りしてからお願いします。

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最終更新:2024年03月11日 18:18

*1 実際に規制の半年前までは殿堂入りを望む声が多かったぐらいには環境で見ない日はないレベルのカードだった。

*2 効果が適用されるのが離れる時のみなため、このクリーチャーがいる状態で自分のドラゴンのパワーが0以下になると「パワーが0以下のクリーチャーは破壊されるというルールにより破壊される」→「《インフィニティ・ドラゴン》の置換効果により山札を犠牲に留まる」→「しかしパワー0以下のため再び破壊処理が行われる」……のループが発生し最終的にハズレを採用していなければ山札が無くなり敗北が確定する。

*3 この点に関しては、登場から日が浅く十分に使う機会を得ていないカードはなるべく規制しない方針であることが語られている

*4 進化クリーチャーにカード指定除去を撃ち、再構築で進化元となっていたクリーチャーをバトルゾーンに残すテクニック。王来篇より前のルールでは退化で進化クリーチャーを残したい場合正しい進化元を含んでいないと再構築が終わった段階で墓地へ送られる裁定だったがルール変更で進化元を含んでいなくても残せるようになった。