アストラル・リーフ

登録日 :2009/09/08(火) 00:52:18
更新日 : 2017/03/05 Sun 00:11:41
所要時間 :約 3 分で読めます




解るかい?
圧倒的なまでの知性の差というものを






概要


知識とは、自らを極限まで高めた者が手にする、決して裏切る事の無い力なり!!

アストラル・リーフとはデュエル・マスターズのカードの一枚。
第4弾「闇騎士団の逆襲」に収録された。
また、「レジェンド・クロニクル ライバル編」や「デュエル・マスターズ超ベスト」、「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」などで再録されている。
栄えある最初の5枚の殿堂入りカードのうちの1枚であると同時に、数あるデュエル・マスターズのカードの中でも最も悪名高いといわれるカードのうちの1枚でもある。

スペック


アストラル・リーフ  VR 水文明 (2)
進化クリーチャー:サイバー・ウイルス 4000
進化―サイバー・ウイルス1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを3枚引いてもよい。


デュエル・マスターズのクリーチャーの中で最強は誰かという議論が起きると無双竜機ボルバルザークボルメテウス・サファイア・ドラゴンと共に真っ先に候補にあがるカードである。

このカードが出た直後は同じ弾の他の文明の進化獣は全てパワーが6000越えかつWブレイカー持ちであったため、
「水文明だけWブレイカー持ってないww流石水文明ww」
等と発売直後は言われる事が多々あった。
しかし、実際に使用してみた人々はその恐るべき性能に愕然とした。

2マナと場にある1枚のサイバー・ウイルスというコストに対し、 手札に3枚追加+実質スピードアタッカー持ち(DMでは、「召喚酔い」と言って「スピードアタッカー」持ち又は進化クリーチャー等に該当しないクリーチャーは、登場したターン中はアタックできない)のパワー4000のクリーチャー というのは明らかなオーバースペックであった。

その上、同じ弾に1マナの進化元の《 マリン・フラワー 》がいたため実質2ターン目から火文明顔負けのパワーのスピードアタッカーが手札3枚おまけについて突撃してくるという役割破壊もその強さに拍車をかけた。
と言うか4弾時点では、相手の最速リーフに対抗するには こっちも最速リーフをしなければ どんどんシールドを削られてしまっていた。
(《ブラッディ・イヤリング》で潰そうにも、返しの《スパイラル・ゲート》で処理される悲劇があり得るため信用しきれない)


そのため、このカードが殿堂入りする迄はこのカードとマリン・フラワーがほとんどのデッキで4枚積みにされた。
6弾の《エグゼズ・ワイバーン》が当時のコントロールデッキで流行したのは、ほぼリーフを狩るためと言っても過言ではないだろう。
また第7弾にてメビウス・チャージャーが出たため、2ターン目に召喚したこのクリーチャーに3ターン目にメビウス・チャージャーを打ち、その後にフェアリー・ライフを2発打ち込む事で4ターン目開始時に、8マナあるという驚愕の状況を作る事さえ可能になっていた。
さすがに3ターン目で8マナ達成は都合がよすぎるが、上記の流れでメビウス・チャージャーが決まった時点で手札4枚残しながら6マナを達成しているため4ターン目に《ロスト・ソウル》や《地獄万力》をたたき込み場か手札を全滅させる恐怖の動きはごく普通に起こりえた。


その余りの強さから、最初の殿堂入りにめでたく入る事になった。

因みに、無双竜機ボルバルザークなどとは違い、今でもこのカードは禁止になっていないが、このカードは複数デッキに入る事で恐るべき強さを誇るためだからである。
このカードの最大の強みは、次のリーフとその進化元を持ってくることができることとその軽さを生かして途切れない波状攻撃を仕掛けられることであるため、
1枚しか入れられなくなると2体目以降のリーフを出すどころか安定して2ターン目に進化させることすら厳しいので、その強みが全く意味をなさなくなるのだ。


殿堂入りしてからは日の目を見る事は少なくなったが、神化編にてサイバー進化が登場した。
サイバー・ロードの充実によって優秀な進化元である《 パラダイス・アロマ 》の使い勝手も増し、登場すれば殿堂入りに恥じぬ活躍を見せた。
究極進化?何の事だ?
しかし、またもや青単が暴れてしまったことで重要な仲間であったパラダイス・アロマやスパイラル・ゲートまでもが殿堂入りし、再び日陰者となる事に。

その後、「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」において、このカードとの関わりが深い黄昏ミミのパックにおいてリメイクカードでもある新規共々再録。
同年に展開されている革命編において、サイバー・ウイルスの派生種族であるサイバー・ウイルス海がプッシュされている事も含めて悪くない知らせだといえるだろう。

その次のシリーズとなる革命ファイナルでは、攻撃したクリーチャーを手札に戻して場に出る革命チェンジが登場。そのためハマれば
「1ターン目フラワー→2ターン目リーフで3枚ドローし、攻撃時革命チェンジ→3ターン目フラワー+リーフで3枚ドロー、攻撃時革命チェンジ→4タ(ry」
と、かつてのリーフ連打を彷彿とさせる鬼のような動きが可能となった。


このカードを意識しているのかサイバー・ウイルスの進化クリーチャーは(サイバーウイルス である 大船長 オクトパスカル 》を除いて)全てドロー能力を持っており、またそれ以外の点でもこのカードを意識したかのような点が多いことからもこのカードの影響がうかがえる。

実はデュエル・マスターズの最初の殿堂入りは全て水文明、それも(《 エメラル 》を除いて)ドローカードばかりである。
そのどれもが今でも十分に活躍できるほどの性能のものばかりであり、その中でもクリーチャーを残しながら大量のドローをすることができるこいつは別格ともいえる。
さらに優秀な進化元が増えたこともあり、今後制限が解除されることはないだろうがカードの性質上プレミアム殿堂に入ることもないと思われるため、今後もサイバー・ウイルスの種族デッキにおいて、「うまく出せれば強力」というポジションを続けていくことになるだろう。
初期の環境を圧倒的なまでの手札の差で荒らし回ったこのカードは、初期のドローカードの調整の甘さとただただパワーで押し切るだけが強さではない事を教えてくれたともいえるだろう。


関連カード


アストラル・ネビューラ  P(VR) 水文明 (6)
進化クリーチャー:サイバー・ウイルス 5000
進化-自分のサイバー・ウイルス1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを3枚まで引く。

知識の渦が、世界を飲み込む!

調整版《 アストラル・リーフ 》。
しかし、調整されすぎて6マナ5000で3枚ドローと大人しめな効果となってしまった。
大人しめってレベルじゃない。
つトリプル・ブレイン

出た当時(聖拳編)の状況を考えても4コストも増えているのにパワーが1000増えているだけというのは厳しい。
しかもこれでゲームの付属カード。 変に高性能にされて高騰するよりはマシかもしれないが。

更にインフレが進むにつれてこのカードよりも軽いコストで3枚のドローを行う進化クリーチャーが次々登場。
それらとはギリギリ種族の違いで差別化(差別化といえるのか怪しいが)を図れたが、クロニクル・パックにおいて、ついに同コストでパワーでも能力でも上回る《 アストラル・スーパーリーフ 》が登場。
最初の殿堂カードのリメイクカードは皮肉にもその殿堂カードの正統リメイクによって止めを刺されることになった。

アドラスアクア・マスターなどと同じように彼もまたリーフを筆頭とした水文明の台頭に伴う闘魂編、聖拳編中期までの水冷遇の犠牲者であるともいえる。

アストラル・メデューサ  SR 水文明 (5)
進化クリーチャー:サイバー・ウイルス 3000
進化-自分のサイバー・ウイルス1体の上に置く。
このクリーチャーがバトルゾーンにある間、自分のターンのはじめにカードを1枚引くとき、もう1枚余分に引いてもよい。

海面に瞳まばたく時、宇宙は巨大な海原となり嵐が世界を支配する。

リーフに続く2体目の進化サイバー・ウイルス。
能力そのものは強力だが、手間と重さに余りにも見合わない上にやたら貧弱。
出した返しに除去されて全くアドバンテージを得られない可能性も考えると、ある意味ネビューラよりひどい。
彼もまたリ(ry

アストラル・テンペスト  SR 水文明 (9)
進化クリーチャー:サイバー・ウイルス 6000
進化-自分のサイバー・ウイルス1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにあるカードの数と同じ枚数のカードを引く。

全ての海が、味方した。生死が交錯する、最終魔道具との激突が始まった。

転生版リーフであり、要するに普通に出せばほぼ確実に9枚引ける。
これだけなら強そうに聞こえるが、これだけのマナをためているとなるとさらにドローするよりももっと強力なカードを出したいのが現状。
当時はあのボルサファがちょうど登場したころだったのも向かい風。

また必ずマナの数だけ引かなければならないため、マナをためすぎるとライブラリアウトの危険がある。

アストラル・ラッシュ  C 水文明 (4)
進化クリーチャー:サイバー・ウイルス 5000
進化-自分の「サイバー」と種族にあるクリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドが1枚もなければカードを3枚引き、1枚だけあれば2枚引き、2枚ちょうどあれば1枚引く。その後、バトルゾーンのクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。

自分のシールドの数を参照するドロー能力と、場のクリーチャーを1体バウンスする能力を持つ。
リーフと比べると重さとドローの不安定さが目立つが、進化元の広さとバウンス能力で差別化を図れる。
地味ながらリーフやその他のサイバー進化とともに神化編当時のサイバー青単を支えた1枚でもある。

アストラル・スーパーリーフ  P 水文明 (6)
進化クリーチャー:サイバー・ウイルス 7000
進化-自分のサイバー・ウイルス1体の上に置く。
W・ブレイカー
このクリーチャーまたは自分の他のサイバー・ウイルスがバトルゾーンに出た時、カードを3枚引いてもよい。

クロニクル・パックで登場した、スーパーなリーフ。
ネビューラよりパワーは上がったが、相変わらずの3枚ドローのみとやっぱり大人しめ、と思いきや、なんと すべてのサイバー・ウイルスにも同効果を付加する。

1ターン生き残らせれば《偽りの名 iFormulaX》のエクストラウィンを狙えるほどの大量ドローが可能。
また、ドローするときは必ず3枚引かなければならないが、引くかどうかは任意のため、ライブラリアウトも防ぐことができる。
メデューサの即効性のなさ、ネビューラの貧弱さ、テンペストの小回りのなさをある程度解消した形になっており、新たなサイバー・ウイルスデッキのキーカードとなりうる性能といえる。

革命船長 リーフ  UC 水文明 (2)
進化クリーチャー:サイバー・ウイルス海/革命軍 4000
バトルゾーンに自分の水のクリーチャーがあれば、このクリーチャーに「S・トリガー」を与える。
進化-自分の水のクリーチャー1体の上に置く。
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
革命2―このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドが2つ以下なら、カードを3枚引いてもよい。

DMR-20で登場した、アストラル・リーフの調整版。
多くの能力が追加されているが、自分のシールドが2枚以下でなければ3枚ドローできなくなった。


サイバー・ブレイン  UC 水文明 (4)
呪文
S・トリガー
カードを3枚まで引く。

ディープ・オペレーション  UC 水文明 (4)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーと同じ枚数のカードを引く。

ストリーミング・シェイパー  R 水文明 (3)
呪文
自分の山札のカードを、上から4枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中の水のカードをすべて自分の手札に加え、それ以外のカードを自分の墓地に置く。

初殿堂かつ水文明のドローソース仲間。
サイバーウイルスは水文明であるため、特にシェイパーとの相性は抜群。
サイバー・ブレインはリーフ以外にも様々なデッキで必須級のカードとなったため後にプレミアム殿堂するほどの実力。
え、ディープ・オペレーションはどうなのかって?当時からリーフブレインシェイパーの巻き添え殿堂だって言われてましたよ?


類似カード


エンペラー・マルコ  SR 水文明 (5)
進化クリーチャー:サイバーロード 6000
進化-自分のサイバーロード1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを3枚まで引いてもよい。
W・ブレイカー

肉体の時間を限界まで逆行させる事で、電脳の化身はあらゆる知識と強大な力を手に入れる。

5マナでパワー6000、3枚ドローとWブレイカーとなかなかのスペック。
進化元も比較的軽量なので水を支えるカードとして主に赤青緑や青緑黒の中盤の要として活躍してきた。
リーフと比べると、コストで劣るがWブレイカーゆえの安定した打撃力が魅力である。
あとキモイ。

エンペラー・セブ・マルコ X(エックス)  SR 水文明 (5)
進化クリーチャー:サイバーロード/エイリアン 6000
進化-自分のエイリアン1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを3枚まで引いてもよい。
W・ブレイカー

左の腕に刻んだXマークは最凶の証!

↑のリメイクカード。
スペックはもとになったマルコと同じだが、進化元が違うのでまた違う運用を必要とする。
あとマルコに輪をかけてキモイ。むしろグロイ。


漫画では、黄昏ミミや邪藩牛次郎が使用している。
特に前述したとおりミミとのつながりが強い。


余談であるが、デュエル・マスターズの基礎となったマジック・ザ・ギャザリングも最初の頃はドローが不当に軽視されていた。
つまり歴史は繰り返されたのである。


追記、修正お願いします。

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