民族衣装(萌え属性)

登録日:2012/07/22(日) 11:50:39
更新日:2023/07/15 Sat 05:36:31
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民族衣装とは、その国、地域特有の衣料品である。

【概要】

世界には、一年を通して暑い地域、寒い地域、湿気の多い地域、
乾燥した地域、四季がはっきり分かれた地域など様々な気候の地域が多数存在する。
民族衣装はこれらの気候に対応するためにその地域で生み出され、発展してきた衣料である。
洋服が普及した現代先進国でも正装及び盛装や観光資源など特別な場面で残っている。勿論普段着として根強く残っている地域もある。

――と、お堅い概要はこんなもんでいいだろうか。

二次元における民族衣装は、特定の地域の記号として用いられることがほとんどである。
国別代表ものや旅・冒険をテーマにした作品には実在するデザインやそれをアレンジしたもの、架空の民族のオリジナル衣装などさまざまな民族衣装が登場する。
そして、それらを纏うのは可愛い女の子―。


Let's異文化交流!!

【主な民族衣装】

●東・東南・南アジア

我らが国、日本の心。
足がチラリと見える様は実にドキッとする。詳細はリンク先参照。
男性のはこちら。女性のはこちらを参照。

  • アミプ
アイヌ民族の民族衣装。
アイヌ文様と呼ばれる幾何学的文様が特徴。魔除けの意味が込められており、アップリケや刺繍で縫い付ける。

  • チャイナドレス
中国四千年の神秘……ではなく、女真族(満州族)の民族衣装が清王朝時代に漢民族に伝わりメジャー化した。
ヲタはもちろんオヤジ達のウケもいい。詳細はリンク先へ。

  • チマチョゴリ
朝鮮半島の民族衣装。
日本の女袴に似た下衣『チマ』と上位『チョゴリ』の組み合わせ。

  • アオザイ
ベトナムの民族衣装。
チャイナドレスと似ているが露出がより少なく、淑やかな雰囲気を漂わせる。女子の学生服としても白いアオザイが採用されている。
腰のサイドがちょっとだけ露出するのがポイント。間違ってもつついてはいけない。

  • サリー
インドの民族衣装。一枚の布を全身に巻きつけるスタイル。
着付けができないと後で大変なことになる。あと額飾りをホクロって言うな。

  • チュッタイ(Chut Thai, ชุดไทย)
タイの民族衣装。チュットタイとも。
チュッタイ(チュットタイ)はシンプルに「タイの衣装」を意味する。
長方形の布を胸に巻いて着る女性用のサバイ(สไบ)、一枚の布でできた男女兼用の腰布パーヌン(ผ้านุ่ง)、一枚の布をズボンのように穿く男女兼用のジョングラベーン(โจงกระเบน)、近隣諸国でも広く着用されているスカートのような男性用の腰巻サローン(โสร่ง)、男性用の礼服ラーチャパテーン(ราชปะแตน)、北部で着用される衣装だと漢服に似た女性用の上衣スアパット(เสื้อปัด)や女性用の腰巻シン(ซิ่น)などがある。
ゾウ柄ズボンのガーンゲーンチャーン(กางเกงช้าง)は主に旅行者の外国人がタイで穿いているものであり、タイ人で穿いている人は少ないらしい。

  • スットラーオ(Xout Lao, ຊຸດລາວ)
ラオスの民族衣装。
スットラーオはシンプルに「ラオスの衣装」を意味する。
男性は白い絹でできた立襟の背広服にパーハーン(ຜ້າຫາງ)という下衣と白い膝丈靴下を着用し、女性は腰巻シン(ສິ້ນ)に肩掛け布パービアン(ຜ້າບ່ຽງ)を着用する。女性用の衣装でスアパット(ເສື້ອປັດ)という漢服に似た長袖の上衣もある。

  • ロンジー(လုံချည်)
ミャンマーの民族衣装である下衣。
スカートのようなものだが男女兼用で、ロンジーの中でも女性用のものはタメイン(ထဘီ)、男性用のものはパソー(ပုဆိုး)という。
女性はこれを腰に巻き、エインジー(အင်္ကျီ)という女性用の上衣を着て、タナカ(သနပ်ခါး)という樹木から作られたクリームでフェイスペイントを施したりする。

●中東

  • チャドル
イスラム教圏における民族衣装。
目だけだしてるけど別に怪しい人じゃないよ。
イスラム教徒の女性は夫と子供以外の男性に肌を露出させてはいけないという宗教上の理由。
おかげで女子サッカーイラン代表のユニフォームは常に長袖、パンツの下にはロングスパッツ、頭はニット帽の重装備に。
露出度はてんでないが、目元しか見えないため実数値以上に美人に見える。
黒とかがポピュラーだが最近はかなりオシャレなチャドルも増えている。
だが着用者の皆さん曰く「猛烈に暑いんでできれば脱ぎたい」とのこと。
チャドルは大きめの布ですっぽり全身を覆っているため、手で布を掴みながら歩く。なんだか舞妓さんを思い起こされる。
布の下には砂漠の強烈な日差しに見合わぬ白磁の肌が……。
なお肌の露出を禁じているのはあくまで“夫と子供以外の男性の前だけ”なので女性だけの場や夫婦の時間では肌と髪を露にした開放的な姿となる。
全てのムスリム女性がチャドルを着用している訳ではなく、全身を覆い目の部分が網目状になっているブルカを纏う人、髪と首だけ隠すヒジャブに黒いガウンのアバヤを合わせる人や洋服を合わせる人などさまざまな女性がいる。

●アフリカ

  • ガラビア
エジプトの民族衣装。
素材としては麻・木綿・モスリンなどが多く用いられる。
襟ぐりは丸く、裾は足首まで届くほど長いワンピースの如き形状だが、男女兼用。
袖口や裾が広がっている、帯を用いないなど風通しを良くする工夫も随所にみられる。
男性用は無地や縞模様のものが、女性用は袖口や前首に幾何学的な模様の刺繍が施されているものが一般的だとか。

●北米

  • アノラック
登山用の防寒着を指すこともあるが、元々は毛皮でできた北極圏先住民の民族衣装である。白熊の毛皮でできたものは最上級品だとか。
もふもふを味わいたいのなら雪のブロックを積んだ家屋「イグルー」のなかでやりましょう。外じゃ死ねます。

●南米

  • ポンチョ
アンデス地方の民族衣装。
頭からすっぽりと被る、マントの様な形状の衣装。
アンデス地方の独特の雰囲気も相まってなかなかに可愛らしい。
着脱が容易で作業性もよいので軍隊などでも採用される。
最近では日本でも見かけるようになった。

●欧州

  • ディアンドル
ドイツ、オーストリア辺りの民族衣装。
オクトーバーフェストをはじめとするビール祭りの際に着られていることで有名。
たわわな胸を強調するデザインが特徴で、多くのおっぱい星人どもを魅了した。とても人気があり似たような衣装が日本のウェイトレスの制服などに取り入れられている。
正確にはバイエルン~チロル地域の伝統衣装で、ドイツ人はこれを「ドイツ(全体)の民族衣装」と呼ばれると複雑な気持ちになるらしい。

  • キルト
スコットランドの民族衣装。
タータンチェックのスカート、ハイソックス、バグパイプは三種の神器。
じつはこれ、本来男性用の衣装、それも戦装束である。
しかもノーパン。もちろん路上での転倒は厳禁である。



追記・修正は民族衣装を着たこと、もしくは脱がせたことのある人がお願いします。

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最終更新:2023年07月15日 05:36