ロックマンX(ゲーム)

登録日 :2011/02/16 (水) 16:47:54
更新日 : 2017/08/14 Mon 13:22:18
所要時間 :約 6 分で読めます




1993年にスーパーファミコン用ソフトとしてカプコンから発売された横スクロールアクションゲームで、『ロックマンX』シリーズの第一作。


パソコン、携帯アプリ、iPhoneアプリにも移植され、2005年にはPSPでリメイク版の『イレギュラーハンターX』が登場した。
更に2011年4月5日からWiiバーチャルコンソールで配信中(要800P)。


初代『ロックマン』シリーズ同様に8体のボスを倒して特殊武器を入手し、最後にラスボスステージへ進む仕様。
ストーリーは初代よりもシリアスになっている。

新システムとして、壁を蹴って上へと登る『壁蹴りアクション』が追加されたほか、パワーアップパーツを装着することによって『ダッシュ』と全特殊武器のチャージショットが可能になった。
さらにライフアップでライフゲージの上限UP、サブタンクで余ったエネルギーを貯めておいて好きな時に回復が可能になった。
そのため本家シリーズより行動範囲やスピード感が増し、初心者にも優しく難易度は低め。

ちなみに最初期生産ROMには

オープニングステージクリア

エンディング
という致命的なバグがあった。


あらすじ

AD21XX年。初代ロックマンの世界から100年後…。
人間に限りなく近い自我を持つロボット『レプリロイド』と人間が手を取り合って暮らす世界。
そんな人間とレプリロイドが平和に暮らす世界で、暴走したり犯罪を犯したレプリロイドは『イレギュラー』と呼ばれた。
人間では太刀打ちできないイレギュラーへの対策組織として『イレギュラーハンター』が結成され、エックスもその一員としてイレギュラーと戦っていた。
だがある日、最強のハンターであるシグマを始めとする多くのハンター達までもがイレギュラー化し、人間社会に反乱を起こした。
それに反対し、戦いを挑んだハンター達も、圧倒的な戦力を持つシグマ達に次々と倒されてしまう。
残されたハンターはエックスとゼロの二人のみ。(*1)
エックスはシグマに従うイレギュラーを鎮圧しながら、首謀者シグマの影を追う。


主要キャラクター

主人公。イレギュラーハンター第17精鋭部隊所属のB級ハンター。
腕のエックスバスターと、他のレプリロイドから獲得した特殊武器を使って戦う。
戦いを好まない性格故に、当初は自身の性能を活かし切れずにいたが、シグマに従うレプリロイド達との戦いの中で成長して行く。
ステージ中に隠されたカプセルによって、ヘッド・ボディ・アーム・フットの4パーツを強化できる。


第17部隊に所属するエックスの同僚にして、一万人に一人の特A級ハンター。
エックスの二段チャージショットでも破壊できないライドアーマーの腕を一段チャージで撃ち落とす実力を持つ。
後に彼の象徴となるビームサーベルはまだ装備してない。この頃から死亡フラグ。


パワーアップカプセルにパーツとメッセージデータを残した博士。エックスにパワーアップパーツを授ける。
カプセルによっては胴着を着たコスプレ姿で現れる。


狂気のイレギュラーハンター。
元々電子頭脳に異常があり、ハンター時代から破壊行為を楽しんでいた問題児。
ライドアーマーで一方的にいじめてくる。


ご存知ケツ顎のハゲ。
史上最強のハンターと呼び声高かった第17部隊の元隊長であり、エックス達の元上司。
一度ボディが破壊されても…
クリア後、スタッフロールのあとには彼からのメッセージが聞ける。


◇8大ボス
各地で反乱を起こした8体の特A級レプリロイド。
それぞれ、倒すと特殊武器(カッコ内)を獲得できる。

  • 雪原ステージ
アイシー・ペンギーゴ(ショットガンアイス)

  • 発電所ステージ
スパーク・マンドリラー(エレクトリックスパーク)

  • 鉱山ステージ
アーマー・アルマージ(ローリングシールド)

  • 海中ステージ
ランチャー・オクトパルド(ホーミングトーピード)

  • 塔のステージ
ブーメル・クワンガー(ローリングカッター)

  • 森林ステージ
スティング・カメリーオ(カメレオンスティング)

  • 空港ステージ
ストーム・イーグリード(ストームトルネード)

  • 工場ステージ
バーニン・ナウマンダー(ファイヤーウェーブ)



パワーアップパーツ
8ボスのステージ中に全4つのカプセルがあり、それに入ることで入手できる。

ヘッドパーツ
天井から降ってくる岩石を防御できるようになる。
一部ブロックを頭突きで破壊可能になり、一部特殊武器の性能も上がる。

ボディパーツ
被ダメージ量が少なくなりノックバックも小さくなる。

アームパーツ
エックスバスターのチャージショットが二段階から三段階になり、特殊武器もチャージできるようになる。
チャージショットの三段階目は連続ヒットするようになったが、無敵時間のあるボスには連続ヒット部分のダメージが入らなかったので不評だった。
このパーツのみ、カプセルに入らなくてもストーリーの進行上必ず手に入る。

フットパーツ
緊急加速移動のダッシュが可能になる。
それだけかよ、とか思うなかれ。これだけで爽快感がかなり増し、ダッシュジャンプによってより遠くへも跳べるようになる。
このカプセルだけ隠れてない上にスルーもできない。ただしパスワードを細工すれば、持っていない状態でペンギーゴを倒した状態にはできる。
イレハン版では配置が変わっているので、原作に馴染んだプレイヤーは面食らうかも知れない。


波動拳
条件を満たすと第5のカプセルが登場。そこでライト博士がハロゲンショット…ならぬ波動拳を伝授してくれる。
この技を出す時のみエックスが喋る。ハロゲン!(*2)
アプリ版はパスワードがなくオートセーブされるため、再開してもいつでも放つことができる。


ライドアーマー
特定のステージ中に登場する、乗り込んで操縦する人型メカ。
詳しくはライドマシンを参照。


続編

現在、ナンバリングタイトルはシリーズ8作目まで制作されている。

  • SFC
ロックマンX2
 カウンターハンター事件

ロックマンX3(PS、SS版あり)
 ドップラー事件

  • PS
ロックマンX4(SS版あり)
 レプリフォース大戦

ロックマンX5
 コロニー落下事件

ロックマンX6
 ナイトメア事件

  • PS2
ロックマンX7
 レッドアラート事件

ロックマンX8(PC版あり)
 新世代型レプリロイドの反乱

メガマンXコレクション(北米版のみ。X1~X6収録)


  • 外伝
サイバーミッション(GB、GBC対応)
 マザーコンピュータハッキング事件

ソウルイレイザー(GBC)
 イレイズ事件

コマンドミッション(PS2、GC)
 ギガンティス派遣

メガミッション1~3(カードダス)


バーチャルコンソールに限らずゲームアーカイブスでも今後のXシリーズの配信が期待される。
X4以降(PS版X3含む)は中古でも在庫があまり無い為、今では手に入りづらい。在庫があっても高値。
中古価格が高価なPSゲーム(X7、コマンドミッション除く)の通り、配信を熱望しているユーザーはかなり多い。

一時期カプコンのツイッターでアーカイブズのリクエストを受け付けてたのでアーカイブズ化の望みはあると思う。(初代ロックマンは徐々にシリーズを追って配信されてるので)


※余談
あるユーザーが「もしロックマンX9を作るならSFCテイストで作るのですか」とスタッフに聞いたところ(ロックマン9、10がFC風なので)

「ナイスアイデア。間違い無くチャレンジしてみたい」との事


漫画

岩本佳浩によって、本作からX4までコミカライズされている。
1994年~1998年にかけて、コミックボンボンにて連載された。





エックス「く、くそう!オレのちからでは やつらをたおすことは できないのか…」
ゼロ「エックス、いまのおまえのちからでは やつら、シグマをたおすことは できないだろう。
  しかし おまえには ついきしゅうせいによって こうもくをたかめる ちからがある!
  そのちからで おまえは もっとつよくなれるはずだ!
  いまのオレよりずっと…オレはそれにかけるぜ!」

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(*1)この時シグマの反乱に加わっておらず、かつシグマの粛清に合わないほど強いハンターも少数ながら存在する事が、X2以降のボスとしての登場で明らかになっている。
(*2)『PROJECT X ZONE』で客演しているエックスは、波動拳の強化技である真空波動拳を放つ事ができる。ライト博士直伝だろうか…。