ラフトクランズ

登録日 :2011/10/16 (日) 18:14:24
更新日 : 2017/07/20 Thu 02:02:53
所要時間 :約 4 分で読めます






駆けよ、アウルン!汝と我と、命の炎燃え尽きるまで戦い抜くのみ!

この剣は覚悟の証!止められるものではなくてよ!

鋭爪の餌食となるがいい!


騎士機ラフトクランズ

スーパーロボット大戦Jに登場するオリジナルロボット

デザインは柳瀬敬之。


□搭乗者
《フューリー製》
《地球製》


□概要


全長・重量:不明

スーパーロボット大戦Jのオリジナル敵勢力「フューリー」が有する「フューリア騎士団」の中でも幹部クラス「騎士」になって搭乗が許される機体。
特殊なシステム「オルゴン・クラウド」「ラースエイレム」を搭載している。

《オルゴン・クラウド》
スーパーロボット大戦Jをプレイしてない方に分かりやすく言えばユニットにバリア・分身・ワープ移動がセットになった特殊能力である。
また、必殺技を使う際のフルドライブの為にも展開する。
のちのスーパーロボット大戦KではJとのダブルスロットで現れる隠し強化パーツとして登場。更にEN回復Mまで付けていた為にチートパーツと名高い。

因みにJ作中の設定では木原マサキはコレを参考に次元連結システムを作ったらしい。

《ラースエイレム》
ゲーム的なユニット性能とは無関係だがストーリーでは重要な能力を持っている。

その内容はなんと 「対象範囲内の時間を停止する」 。つまり「時止め」「ザ・ワールド」である。
作中ではこれで地球連合軍やグラドス軍を少数でフルボッコにしていた。
状況を理解させぬまま、後方への報告もさせないまま止まっている機体を撃墜していく様は騎士というよりもむしろ…。

プレイヤー側は主人公機にラースエイレムキャンセラーが搭載されているため大丈夫だが、それ故に重要な立場にある。
敵勢力としてラフトクランズが出るステージではまず主人公は強制出撃かつ撃墜されればゲームオーバー。
Jのイデオンである。


《スパロボJのみの設定》

Jではフューリーの母船ガウ・ラ=フューリアの制御に重要な役割を持ち 「鍵」 と呼ばれることもある。
なお、Jにおけるジュア=ムの真紅の機体は、ズィー=ガディンに乗り換える前の総代騎士グ=ランドン・ゴーツの機体だったようだ。

全ての主人公機を使用後に選択できる隠し機体のヴォルレントを使用すると、その後継機として地球側で製造したレプリカが使用できる。地球で製造されているためか、騎士機は冠さない。また、本編中では入手経路について詳しく語られない。


《OGシリーズのみの設定》

『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』において登場。
アル=ヴァン機は 「ラフトクランズ・アウルン」 という固有の名称へ、フー=ルー機はデザインを大幅にアレンジした 「ラフトクランズ・ファウネア」 へと変更されている。
その他、新キャラであるカロ=ラン用のカスタム機 「ラフトクランズ・カロクアラ」 や昇格した騎士に与えられる固有名称のないスタンダードモデルも登場する。
ラフトクランズ・アウルンとダイゼンガーとの斬艦刀対決は一度は見てみよう。
グ=ランドンの機体はズィー=ガディンの開発の為に解体され、パーツとして組み込まれている。

なお、カロクアラは諜士団に配備されている機体であるため、「騎士機」とは呼ばれない。
また、本作では騎士以外に各々の組織の『士長』も搭乗の許可が下りる(カロクアラはその一つ)。


□武装

特徴として 剣と盾しか持っていない。
流石は騎士と言ったところか。
しかしメインウェポンのオルゴン・ソード・ライフルは剣と銃の機能を備え、クローシールドは爪に変形する為、攻撃範囲には隙が無い。

また、搭乗者によって武器のモーションや最強武装が異なる。
味方時のFモードは特定のサブパイロットと20回以上出撃していると使用可能になる。
『ムーン・デュエラーズ』において、『スパロボJ』のオリジナル機体で特徴的な要素であった、
水晶のような鉱物を生成して武装化する技術は 『オルゴン・マテリアライゼーション』 と命名されることになった。


  • オルゴン・ソード
オルゴン・ソード・ライフルのソードモード。
銃身の上下からオルゴン結晶の刃が生成される。
Jの頃は頭身の関係で剣というよりはバカでかい斧のようなずんぐりした異様な外観だったが、ムーンデュエラーズ参戦に際して頭身が上がった影響で全体的に長くなり大剣らしい形状へと変化した。
アル=ヴァン搭乗時、若しくは主人公搭乗時にモーション変化。
Jでの汎用モーションは突進からの突き→横斬り→縦斬りのコンボというもの。専用モーションではこの流れが逆になり、飛び込みからの縦斬り→横斬りで弾き飛ばす→弾き飛ばした敵機を突進からの突きで追撃という流れになる。

『ムーンデュエラーズ』ではアル=ヴァン機のみ専用モーションに変化する。
汎用モーションの場合オルゴンクラウドによる転移で間合いを詰めて三連斬り→弾き飛ばした敵機を突進からの斬撃で追撃という流れ。専用モーションは三連斬りのところまでは同じだが、弾き飛ばした後オルゴナイトミラージュによる分身で追撃。
敵機に激突した分身をオルゴン結晶に変化させて固め、拘束した敵機を切り裂くという、後述のオルゴンクローFモードを意識したかのような演出になっている。


  • オルゴン・ライフル
オルゴン・ソード・ライフルのライフルモード。
グリップの部分が90°折れ曲がって変形する。
フー=ルー搭乗時および主人公機のみ専用演出に変化。
汎用モーションでは突進しながらビーム弾を3発撃つだけ。(というかビームライフルの汎用モーションを流用しただけ。
一応〆の射撃前にガンスピンを挟むなどアレンジされてはいる)専用モーションだとエネルギーをチャージして大出力のレーザーを放った後すぐさまオルゴンクラウドで敵機の背後に転移、もう一撃レーザーを放って前後から挟み撃ちにする。

『ムーンデュエラーズ』ではフー=ルー機にのみ専用モーションあり。
汎用モーションでは上空に飛翔した後ビーム弾を三連射するが、フー=ルー機のみその場でライフルを構え、高出力の単射による長距離狙撃で攻撃する。
モーションこそ地味だが、さらっと銃を構えて長距離狙撃を行い命中させるなど、フー=ルーの力量が伺える。

  • オルゴン・クロー
クローシールドが変形するクロー。
ジュア=ム搭乗時、若しくは主人公機のみ専用モーション。
Jでの汎用モーションは敵機を掴みあげて握りつぶすというシンプルなもの。
専用モーションでは突進の勢いでクローに敵機を引っ掛けて引きずり回した後上空に放り投げ、ブースターで敵の背後に回りこんだ後クローで抉りながら地面に叩きつけるという残虐ファイトを繰り広げる。

『ムーンデュエラーズ』の汎用モーションはJ時代の専用モーションを元にしている。
ぶっちゃけ威力も射程距離も中途半端、おまけにジュア=ムがクストウェル・ブラキウムに乗り換える関係で汎用モーションと専用モーションを分ける必要がなくなり専用モーションが汎用モーションに格下げ、元汎用モーションは削除と演出面でも不遇。
やはり騎士というイメージ的にはクローは似合わないのだろうか。
なお後述のカロクアラのみ墜落した敵機に歩み寄って追い打ちを掛ける演出が追加される。あと、同じ演出の箇所も実は微妙に違う。


  • シールド・ペネトレイター
『ムーンデュエラーズ』での新機体「ラフトクランズ・カロクアラ」の搭載兵器。
カロクアラは両腕にクローシールドを装備したクロー特化型のカスタム機。
シールドを敵に突き刺して貫通させた後敵機内部で展開させて引き裂く。


  • オルゴンキャノン
MAP兵器。両肩部と腹部の砲口からレーザーを撃つ。
カロクアラのみ両肩部の砲口からの射撃が独立した武装として存在している。


【必殺技】


バスカー・モード、起動!

ラフトクランズに搭載されている奥の手とも言うべきリミッター解除機構。
『J』でFモードと呼ばれていたが、『ムーンデュエラーズ』では 「バスカー・モード」 に言い換えられている。ちなみに「バスカー」とは「大道芸人」のこと。


  • オルゴンライフルFモード/オルゴンライフル・バスカーモード

その目に焼き付けなさい!
あなたに敗北をもたらす者の姿を!

フー=ルー機、もしくはカティアサブ時に使用可能。
『J』ではまず極太のレーザーで敵機をオルゴン結晶の中に封じ込めた後ライフルを上空に放り投げて大きくジャンプ、変形させたライフルをガイドレーザーを照射して胸部のオルゴンキャノン発射口に接続。最大出力の一撃を敵に向けて放つ。
『ムーンデュエラーズ』では連続転移と無数の分身による波状攻撃で敵の足を止めつつ回りこんだ後高出力の射撃でオルゴナイトの結晶内に閉じ込め、その後Jと同様胸部のオルゴンキャノン発射口に変形させたライフルを接続して最大出力の一撃を叩き込み結晶諸共敵機を消し飛ばす。


  • オルゴンクローFモード/オルゴン・クロー・バスカー・モード

抉り!削ぎ!剥ぎ取り!細断してくれるわ!
貴様はまもなく落ちる!ヴォーダの深淵にな!

ジュア=ム機、メメメをサブ時に使用可能。
クローを展開後、高速機動しながら連続で斬り付けた後敵機をホールドして握り潰し上空へと放り投げ、さらにオルゴン結晶で4体の分身を生み出す。
敵機に激突した分身は結晶化して拘束し、そこにオルゴン結晶で覆われて巨大化したクローを装備したラフトクランズが突っ込んでアッパーで両断する。
先述の通りアル=ヴァン専用機のオルゴンソードのモーションがこれを意識したものになっている。

『ムーンデュエラーズ』では新キャラ「カロ=ラン」が搭乗する専用カスタム機「ラフトクランズ・カロクアラ」が使用。
Jとは大幅に演出が変わっており、まず間合いを詰めてシールドで殴った後、背部のオルゴンキャノンで連続射撃。
吹き飛ばされた相手に急速に接近して両腕のクローでメッタ斬りにした後、敵機を掴んで地面に叩きつけオルゴンでクローをコート。
コートしたクローから斬撃を飛ばすことでさらに斬りつける。
トドメにオルゴン・マテリアライゼーションで形成したオルゴナイトの結晶で右腕のクローを覆って巨大化させ、敵機に突っ込んで大地諸共引き裂き両断する。
クストウェル・ブラキウムの最強武装であるオルゴン・ブラキウム・ブローもこれを意識した演出になっている。


  • オルゴンソードFモード/オルゴナイト・バスカー・ソード

エクストラクター、マキシマム!
この大剣!捌くことなど出来ぬ!

アル=ヴァン機とテニアサブ時に使用可能。
ソードライフルの銃身が上下に開くように展開、エネルギーの放射とともに まるで斬艦刀のごとき超巨大な刀身が形成される。
敵機を突進からの斬撃で打ち上げた後自らも大きく跳躍、画面奥から手前に迫ってくるような構図で敵を一刀両断するシンプルながらも豪快で迫力のある演出となっている。
尚周回を重ねて改造段階を増やしていくと、テニアの補正効果も合わせて最終的にJ主人公機中で最大火力の武装となる。

『ムーンデュエラーズ』ではまず通常モードでの牽制攻撃で敵を弾き飛ばす。
その後バスカーモードを起動しオルゴナイト製の巨大な刃を出力してオルゴンクラウドで跳躍。
背後から斬り付けると同時にオルゴン結晶の結界を形成。動きの止まった相手をソードで一刀両断する。
この技のみトドメ演出が用意されており、誘爆するオルゴン結晶の放つ光をバックにオルゴンソードの刀身が砕け散ってゆく。
演出の一部が竜巻斬艦刀をイメージさせたり、機体の数倍あるような巨大な剣など斬艦刀を意識したような描写や騎士道vs武士道といったネタのため長年OG参戦によるゼンガーとの直接対決が待ち望まれていたが、 ムーンデュエラーズ参戦によってついに実現する運びとなった。
対峙すると 専用セリフも用意されている。


□その他

一見リアル系に見えるスマートな体型だがどちらかと言えばスーパー系の機体。

装甲は流石にマジンガー系には及ばないが高く、HPはこちらの方が高い。
更にオルゴン・クラウドのバリア性能が次元連結システムより上なうえ消費エネルギーは半分(次元連結システム:1000消費EN10、オルゴン・クラウド:1200消費EN5)。ついでに運動性はフリーダムに迫るレベル。何、このチート性能。
しかもサイズLなのがマイナスポイントどころか敵のターゲットになりやすい為に無双に拍車をかける始末である。ワープ移動で敵陣ど真ん中に移動した時なんて次のターンには敵は半壊してるか最悪ボスクラス以外全滅なんてことも…まぁグレートゼオライマーの方が殲滅性能高いけどな

主人公の精神コマンドもスーパー系になる。サイズもL。
弾数制のオルゴンライフル以外の武装は射程が短いが、オルゴンライフルFモードを選ぶとその弱点すらなくなる。


ストーリーではほんの数機しか存在しないがラストで一部の雑魚やラスボスに攻撃要員として召喚されたりする。

そのデザインからJ主人公機の中では屈指の人気を誇る。


『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』においてアル=ヴァン機、フー=ルー機、ジュア=ム機に加え、新キャラの専用機と新米騎士用のスタンダードモデルが登場。
アル=ヴァン機は「アウルン」、フー=ルー機は「ファウネア」、新キャラの「カロ=ラン」機は「カロクアラ」がそれぞれ機体名の最後に付き、またフー=ルー機は機体カラーがライトグレーからライトグリーンに変わり、頭部の形状も変更されている。
どうやら騎士団内でも特に高い実力をもった一部の幹部のみ専用のカスタマイズ機と称号が与えられるようだ。騎士団以外では組織の長にしか渡らない為、配備数は必然的に騎士団が上になる。
ジュア=ム機はJではズィー=ガディンを受領したグ=ランドンから下げ渡されたものという設定だったがムーンデュエラーズでは設定が変更され、カラーリングこそ赤いが新米騎士用のスタンダードモデルという扱いになっている。また、アル=ヴァン機は過去の大戦で多数の同型機が失われた中で唯一現存する機体となっている。


追記修正はフューリア聖騎士団に入団してからお願いします。


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