DDガールズ(セーラームーン)

登録日 :2011/10/18 (火) 06:31:25
更新日 : 2017/07/10 Mon 17:25:02
所要時間 :約 4 分で読めます




「DDガールズ」とは、『美少女戦士セーラームーン』(アニメ版)に登場する敵キャラクターで、ダーク・キングダムの女王クイン・ベリル直属の妖魔部隊である。
放映当時(90年代前半)に活躍していたアイドルグループ「C.C.ガールズ」が名前のモチーフと思われる。
なお、テレビアニメオリジナルキャラクターのため、原作には登場しない。



………さて、このDDガールズ。テレビアニメ無印版45話に登場する敵キャラクターだが、なんと



セーラー戦士を SATSUGAI する



という事をやってのけている。

今までギャグ要素が強く、ピンチになりながらセーラームーンが処刑用BGMと共に妖魔達を倒していた本作だが、
敵妖魔にセーラー戦士が一人ずつ殺されていく様でちびっ子や大きいお友達を唖然とさせた。
どこかのアナウンサーが娘が泣くのを見てテレビ局に抗議の電話を入れた逸話もある。


そのため、ファンの中では最強妖魔の位置付けとされる。

★メンバー☆

◇青の将(リーダー)◇
青いボディにスタイル抜群のプロポーション、他のメンバーがビキニの中で唯一ワンピースっぽい服装、幻覚を使えると
タイマンでセーラー戦士を倒す(後述)等………スタッフに愛されているだろうDDガールズのリーダー。
デフォルト装備の電撃に、目が追い付かないほどのスピードでセーラー戦士を翻弄した。
四戦士たちを始末してセーラームーンにとどめを刺そうとするが、最後の力を振り絞ったマーズに焼き殺される。
なお、マーズを始末した(と思っていた)後には優しく下ろすという一面も。


◇緑の将◇
DDガールズ最速の速さを持ち合わせるが、スタッフ大好きリーダーを越せない可哀想なキャラ。
全員が居合わせた立ち絵では一人エロいポーズをとっていた。
最後まで生き残り、ムーンを始末しようとした所をマーズに焼き尽くされた。


◇赤の将◇
桃色の肌をしたショートカットの女性。
童顔で愛くるしい顔立ちだが、セーラーヴィーナスに倒される寸前に怪物めいた醜悪な顔芸を晒した。


◇紫の将◇◇橙の将◇
セーラージュピターの自爆攻撃で真っ先に死亡。ぶっちゃけ空気。


◇活躍◇

☆ジュピター戦☆
リーダーが出した幻覚にホイホイ騙されるうさぎ。
うんざりしたジュピターが立ち止まって攻撃しようとすると………


「っ、モトキさんっ!!」


ジュピターの好きな古幡元基に幻覚をシフトチェンジ。
そして動きが止まった瞬間を見逃さず、5人がかりで電撃攻撃をしたものの、電撃野郎のジュピター相手には効果はいまひとつのようで、
逆にそれを利用され、二人を道連れにジュピターが死亡。この時点でテレビの前はポカーン(;゚д゚)である。


◇マーキュリー戦◇
世にも珍しいマーキュリーのビンタを披露したあと「先に行って。追いかけるから」的なフラグを立てたマーキュリー。
愛する浦和良が出てきても冷静に対処し、マグマが出ても沈着な態度をとっていた。天才流石。

幻覚の正体まで突き止め、正体の石をぶっ壊すために敵の懐に潜り込んだが、DDガールズの触手がマーキュリーをがっしりキャッチする。
なすすべなくやられていくマーキュリー。が、持ってたポケコンでとりあえず石はぶっ壊した、天才はやられても勝利への足跡は残したのだ。


☆ヴィーナス戦☆
ニュータイプに目覚めたうさぎが、マーキュリーの死を知りへこたれた時、下に忍び寄る影………
ヴィーナスが「危ないっ!!」と突き飛ばした瞬間、捕まえられもがくヴィーナス。
なすすべなく、DDガールズの情け容赦ない攻撃に晒されるが、最後の力を振り絞り、敵の額にクレッセントビームをぶち込んで果てた………


☆マーズ戦☆
人数がタイになり、チート集団に互角以上に渡り合うDDガールズ。

マーズを岩に閉じ込めてムーンに攻撃しようとした瞬間、緑の将はファイヤーソウルで消滅した。
マーズはリーダーの逆鱗に触れて攻撃されるが、


■総評■
本編でセーラー戦士を全員倒したのはDDガールズと敵ボスのギャラクシアくらいで、単発のゲスト敵では恐らく最強の存在。(ただしセーラー戦士を追い詰めた単発敵は後シリーズにも沢山存在するため、一概には言い切れないが)

…そんな事よりももっと重要な事は、彼女達の所為で女の子向け作品…とりわけこのような「美少女戦隊」シリーズともいえる形式の作品において、こんにちに至るまでなお続く、いわば『呪縛(または制約、限界)』を創ってしまった…という事である。
先に一部述べられているようにこれ以降、製作側がユーザー(女の子)からのクレームを極端に恐れるようになり、結果、この分野において「革新」「冒険」が出来なくなってしまったのである。

具体的な例を挙げるなら、「プリキュア」シリーズ「ふたりはプリキュア」から最新作までの流れと、「平成ライダー」シリーズ「仮面ライダークウガ」から最新作までの流れを比べてみればこの事が、より理解出来るのではないだろうか。

「平成~」シリーズが「クウガ」で「仮面ライダー=改造人間」という「仮面ライダー」の根幹的な部分にメスを入れた事を取っ掛かりとし、以降、(必ずしも成功するとは言えずとも)大胆かつ斬新な試みを毎年毎年行い続けているのに対し、「~プリキュア」はと言うと、「ふたりは~」で当時としてはステゴロバトルをはじめ、女の子向け「らしからぬ」大胆な試みを多数導入し、結果前番組「明日のナージャ」の商業的な失敗を盛り返して余りある程の成果を挙げたのにも拘らず、前述の「平成ライダー」とは逆に、続編(次回作)が出る度に、むしろ「お約束」「テンプレ」へと逆行していく有様である(ちなみに「~プリキュア」でも、映画で作品ごとのプリキュア達が闘うシーンに対し、女の子がトラウマになりクレームがつけられてしまった)。

…そういう点ではDDガールズとは、こんにちの「女の子向け作品」のクオリティ向上・発展・変革を妨げる呪詛であり、また、ひいては少女漫画(アニメ)の“二極化”現象-極端に子供向けか、極端に大人向けの両極端しかなくその「中間」が存在しない―――を引き起こしてしまった、戦犯とも言える存在であると言えよう。



追記修正は、DDガールズ全員に勝ってからお願いします。


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