北海道日本ハムファイターズ

登録日:2012/02/13(月) 19:18:40
更新日:2024/02/18 Sun 22:18:09
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北海道日本ハムファイターズとは、北海道に本拠地を置くプロ野球チームである。
かつては巨人軍と同じ東京の後楽園球場→東京ドームに本拠地を置いていたが、2004年から札幌ドームに移転。更に2023年からは札幌のベッドタウンである北広島市にあるエスコンフィールド北海道に移転した。

略称は日本ハム、日ハム等。

【来歴】

セネターズ(1946)

東急フライヤーズ(1947・1949~1953)

急映フライヤーズ(1948)

東映フライヤーズ(1954~1972)

日拓ホームフライヤーズ(1973)

日本ハムファイターズ(1974~2003)

北海道日本ハムファイターズ(2004~)

東京時代はチームも低迷しさらに巨人とヤクルトなどの存在もありかなりの不人気球団だったが、北海道に移転後は新庄効果や地元密着、女性ファン開拓などでプロ野球屈指の人気球団になり、近年では「北海道の象徴」として扱われることも多い。

中日ドラゴンズと共に2006年、2007年と二年連続リーグ優勝&日本シリーズ進出の展開はファンを唸らせた。

余談だが、野球ゲーム「実況パワフルプロ野球10超決定版2003メモリアル」のペナントモードでは、
2004年以降になると札幌ドームでの試合が東京ドームの試合より多くなるという移転に忠実な仕様があったりする。

但し、札幌ドーム運営会社とは経営方針から行き違いが生じ、本拠地を北広島市へ移転し、自前で球場を新設することが決定。
新球場名は「エスコンフィールド北海道」で、周囲には宿泊施設や温泉などを設け、北海道ボールパークFビレッジの中核施設を担う。
2023年シーズンから使用を開始し、これに伴いパリーグは全球団が自前もしくは折衷型*1の球場となった。
最寄り駅は千歳線の北広島駅だが徒歩で20分の距離にあり、シャトルバスも運行されている。今後はアクセス改善のため2028年に千歳線に新駅が開業する予定となっている。

【主な選手・関係者】

★監督BIGBOSS

  • 新庄剛志
抜群の身体能力と野球センス、エンターテインメント性を持つ暗黒阪神を支えた外野手にして元メジャーリーガー。
『新庄劇場』と言われるほど様々なパフォーマンスで日ハムを一躍人気球団へとのし上げた立役者でもある。
人によってはEBBAAと言えば、これだけで新庄のことだと分かる。
要するに身体能力だけがBランク~Aランクと馬鹿高い、ゲーム上の能力値である。
しかし実際は天賦の才にかまけておらず、野球に対する姿勢も真摯で筋が通った理論に基づいていてプレーしていた。
派手なパフォーマンスもちゃんと根回しをしたうえでやっていたため、チームメイトや関係者からはむしろ高評価だった。
2006年4月18日、日本ハム入団時に掲げた目標である「札幌ドームを満員にする」をこの年の開幕戦で達成したことを機に引退を表明、そしてもう一つの目標「チームの日本一」の達成を見届け、東京時代からの選手やヒルマン監督を差し置き真っ先に胴上げされる有終の美を飾った。
引退後はバリ島で生活しつつ時折テレビに出るという生活をしていたが、2020年オフになり突如として現役復帰してトライアウトに参戦。その翌年、満を持して監督に就任。
自らを「BIGBOSS」と呼ぶようにし、ユニフォームにも「BIGBOSS」と描かれたのを着用した。
もちろん恐らく狐の名前を持つ部隊を率いるBIGBOSSの方とは無関係だろう。
就任直後もキャンプ先でユーモアを交えつつ理にかなった助言、率先して裏方仕事をしてメディアに取り上げられるなど早くも新庄劇場の開幕である。
しかし結果はリーグ最下位に終わり、ファンからの罵声も応えたのか、本拠地が新ドーム球場に移転に伴うセレモニーにおいて宣言通り1年限りでBIG BOSSのユニフォーム脱ぎ球界を去った…

…と思った?
BIGBOSS改め新庄監督は新たに「SHINJO」のユニフォームを着用して再登場。
セレモニー前に球団社長から続投を懇願され返答を保留していたが、大舞台でファンからの続投を望む歓声が上がる中監督続投を宣言するというまさに新庄らしい演出で返答した。
チームは最下位であったがファンクラブ会員は大幅な増加をしており、更に乱闘騒ぎになる直前にBIGBOSS
自らが相手選手へ謝罪に赴くなど真摯さも見せたこと。
選手も移籍した主力がいないチームがどれだけ戦えるのかを他球団ですらも心配するレベルだったが、前年と打って変わって復活の兆しを見せたり、結果を残す選手も現れたことも好材料であった。
そのためチーム・ファン両方で新庄氏への悪感情は成績の割にはあまりなかったことも続投に反対の声が少なくなかったとされている。

★コーチ・スタッフ

  • 金子誠
低くて厚い壁。飯山だけでなく二岡も返り討ちにされ、賢介や陽岱鋼はコンバートを余儀なくされた。
本人も「指名打者ならぬ指名守備で出たい」と語るほどの名手で、東京時代から15年近くセカンド→ショートのレギュラーを死守し続けた。
長い現役生活の中で打率3割は2009年に1度だけ記録しているが、その2009年は一時期9番なのに5割打っていた。要するに意外性の打撃の持ち主。
…が、2013年に大引と中島卓の登場でついにレギュラー陥落、翌年に引退した。
現在は内野守備走塁コーチ。
ハムだけでなく稲葉ジャパンでもコーチに就く。

元メジャーリーガー。
ノーヒットノーラン未遂を経験している。
超スローボールと粘り強い投球と汚い独特のフォームが売り。
ハム退団後はBCリーグの石川ミリオンスターズでコーチ兼任投手として在籍。NPB復帰を目指してマウンドに立つ傍ら後進の指導に励んでいたが2017年を最後に引退。
その後日本ハムにスカウトとして復帰したのち、2022年よりコーチ二軍投手コーチ就任。
若手を見る目がある人物なので、まさに適材適所と言える。
TDN?あのさぁ…
詳しく知りたい人は真夏の夜の淫夢まで。
※行った先で何があっても責任は一切負いません。

  • 飯山裕志
賢介、武田右と共に東京時代からプレーしてきた内野手。
守備にかなり定評があり、金子誠の離脱時や守備固めとして重宝された。
一方で打撃はお察しだったがサヨナラを呼び込む一打になったプロ初(さらに現役唯一の)ホームラン、日本シリーズで西村からサヨナラを打ったりと本当に肝心な時に打っている。
2017年引退し2軍内野守備コーチとなる。

  • 木田優夫
日米で多数の球団を渡り歩いた速球派投手にしてさんまファミリーの一員である画伯。
現役時代はホテル暮らしを続け、未だ独身。
2019年から投手コーチ。

  • 荒木大輔
昭和のハンカチ王子。甲子園に5回連続出場し鳴り物入りでヤクルトに入団。
あまりの人気に神宮球場に選手寮までの地下通路も作られたが、現役時代の成績は微妙の一言に尽きる。
コーチとしての評価も低いが、何故か二軍監督兼投手コーチ。

★投手

  • 伊藤大海
2021年東京五輪日本代表・2023年WBC日本代表にも選ばれた実力派。
ルーキーイヤーの2021年~2023年から規定投球回に到達するなど、完全に先発ローテーションの軸となりエース格となった。

  • 上沢直之
読みは「うわさわ」。
入団当初は「松戸のダルビッシュ」とも呼ばれたイケメン。
脱力投法から繰り出されるストレートや各種変化球が特徴。

  • 宮西尚生
左のサイドスロー使い。
地味だが中継ぎの要。
パリーグ初の200ホールドポイント、パリーグ記録の12試合連続ホールドポイント獲得など何気に凄い記録を持っている。

  • 山崎福也
オリックスからFA移籍してきたサウスポー。
前年パ・リーグ優勝に貢献して2桁勝利を達成しFA宣言し、日本ハムへ移籍した。
FA移籍の際のFAランクが金銭補償や人的補償が不要なCランクであった為、獲得の際はなんと6球団からのオファーがあり争奪戦になる引っ張りだこぶりだった。

  • 田中正義
2022年オフにFAでソフトバンクに移籍した近藤健介の人的補償としてソフトバンクから獲得した投手。
ソフトバンク時代は高い素質を持ちながらも、中々殻を破れずにいたが、人的補償での移籍をきっかけに首脳陣から抑えに抜擢される程の信頼を得る。
2023年は防御率こそ抑えとしては高い3,50であったが、25セーブを記録するなど飛躍の一年となった。


★野手

  • 万波中正
コンゴ人の父と日本人の母を持つハーフで、身体能力抜群の外野手。
2023年はベストナイン&ゴールデングラブ受賞と完全にレギュラーに定着した。
2023年の成績は打率265・25本・74打点・OPS788だった。

  • 中島卓也
2015年に盗塁王を獲得したスピードスター。
クサイ球をカットしまくるカット職人。
実は2017年までの人生で1度もホームランを打ったことが無かった。

  • 清宮幸太郎
小学生の頃から注目され、特に高校時代には高校通算本塁打記録を更新し名を馳せたスラッガー。
ルーキーイヤーの2018年は主に後半に出場機会を得、打率2割ジャスト、7本塁打を記録した。
守備が基本一塁専なことがネックで、二軍では外野や三塁に挑戦している。

  • 今川優馬
北海道生まれ北海道の高校・大学卒で選手でありながら日本ハムのファンクラブ会員という生粋の道産子。
高い身体能力を生かした長打力が持ち味で、まだまだ粗さもあるが2022年には出場機会を増やし二桁ホームランを放った。記念すべき第10号が満員の札幌ドームで復刻ユニフォーム着用試合だったのはファンクラブ会員としても本望だろう。

  • 松本剛
遅咲きの外野手。
2011年ドラフト2位で入団し、2017年に規定打席に到達するまではあまり一軍での実績は目立ってなかったが、2022年に大ブレーク。
途中怪我での離脱があったものの、パリーグの右打者としては内川以来の首位打者を獲得した。

  • アリエル・マルティネス
中日から移籍してきたキューバ出身の助っ人野手。中日時代は中途半端な起用法が目立ったが、日ハムではレギュラーの証である規定打席に到達するなど、主軸として活躍。
2023年の成績は打率246・15本・66打点・OPS763とキャリアハイの成績を残した。

【元選手・OB】

  • トレイ・ヒルマン
東京最終年~2007年までの監督。
リーグ優勝にて彼が放った「シンジラレナーイ!」は流行語であまりにも有名。

みちのくのダルビッシュ。高卒でMLB入りを希望していたが、栗山が強行指名し口説き落とした。
2年目にして11勝を挙げ、打者としては10本塁打を記録した。これは野球界では「野球の神様」ベーブ・ルース以来の快挙である。
NPB史上最速165km/hの速球(2016年CSで記録)に加え左打者でありながら札幌ドームの左翼席にも軽々放り込む打撃技術とパワーを併せ持つ若者の人間離れを地で行く化け物。
2015年には投手三冠とさらに飛躍。プレミア12では韓国戦2試合に登板し相手の強力打線に全く仕事をさせずほぼ完璧に封じ込めた。
2016年は肉体改造に着手しさらに進化。
二桁勝利(10勝)、防御率1.86(規定イニングにはわずかに3イニング届かず、ちなみに仮にあと3イニングを0点に抑えていれば2位に0.3以上差をつけぶっちぎりの最優秀防御率)、打率.322、104安打、22本塁打(規定打席には届かず)、OPS1.004、パ・リーグMVP、史上初の投手と指名打者の2部門でベストナイン選出という漫画キャラですら盛りすぎの異次元の結果を残した。
シーズン終了後の侍ジャパン強化試合では東京ドームの天井の隙間に打球を打ち込む(松井秀喜以来2人目、ツーベース扱い)など海外の選手相手にも大暴れした。
キックボクサー大谷?何のことですか?
2017年は活躍は少なかったが「4番・投手」という漫画みたいな起用もあった。
そしてそのオフでMLB挑戦が明確になり、最終的にロサンゼルス・エンゼルスに移籍し、2024年からはロサンゼルス・ドジャースに移籍することとなった。

野球選手では数少ないアスリート*2ということもあり全国区のCM起用が多く、好きなスポーツ選手ランキングでも上位常連になるなど今や野球選手の中でも有数の知名度を誇る。

東北高校時代から、抜群の容姿と高い実力で名を馳せるも、パチンコ屋での未成年喫煙騒動で騒がれ、「ワルビッシュ」などとも呼ばれた。
だが当時の勇翔寮の寮長の努力などもあり改心。その後2006年途中に覚醒すると、日本最強右腕に成長し2011年オフメジャーリーグに挑戦するためテキサスの地へと旅立っていった。
デルビッシュ!
でも女癖はワルビッシュ!
2017年途中にはドジャースに移籍、ワールドシリーズでは世界一決定敗戦投手となってしまったもののシーズンを通し好投した。
なお、Twitter芸人faridyuさんとは別人。

元投手だが大成せず、外野手にコンバートされて才能が開花した。
身体能力、バットコントロール共に優秀。
そして…球界屈指のアホの子
2012年オフにメジャー挑戦をめぐって揉めた末プロ野球史上屈指の電撃トレードで無惨にもオリックスに放り投げられてしまい、更にFAして阪神タイガースでプレーし、2022年に引退。

  • 森本稀哲
ピッコロ。しかしその理由は病気に苦しんだ過去から来ている。
また在日韓国人で、日暮里駅前歩いて5分の一等地にある焼肉屋「絵理花」が実家(現在は閉店、また本人も日本に帰化済み)。
新庄イズムを受け継ぐ日ハムのムードメーカー…だったのだが、星になってしまった。
2015年、埼玉西武ライオンズで野球人生を終える。在籍した3球団すべてで生え抜き扱いされるという稀有な選手となった。

  • 二岡智宏
遊撃手。
ケガや不倫騒動等のいざこざ後、読売ジャイアンツからトレード。
逆方向へ大きく打ち分ける広角打法が売りで、勝負強い。
現在は古巣・巨人のコーチ。
モナ岡と呼ばれる後9800円と五反田に反応する。

  • 稲葉篤紀
ヤクルトからやってきた球団史上初のFA戦士。
メジャー挑戦失敗を経て入団したものの、その人柄のよさからすっかり日ハムの顔に。
札幌ドームを震源地とする局地的な地震とも形容される稲葉ジャンプでおなじみ。
2014をもって現役引退(したもののCSなどでの逆転の狼煙をあげる一打など解説に「やめなくていいんじゃないでしょうか」と言われる)。
夢をありがとう 大好き稲葉さん
「おばさんファンは裏切らない」
侍ジャパンの監督を経て現在は球団GM。

  • 小笠原道大
通称ガッツ。凄まじい打力で日ハム・巨人で活躍し続けたアベレージヒッター。
ネットでおもちゃにされている人は別人。
2019年まで中日で二軍監督をしていたが、2020年からいきなりヘッドに抜擢されて日ハムに復帰した。
2022年からは巨人の2軍打撃コーチに。

  • 陽岱鋼
「ようだいかん」と読む。
センターの守備がうまく、SHINJO2世とも。
粗さはあるが打撃力も高く、トリプルスリーを狙う。
2016年終了後涙のFA宣言、巨人へ移籍。

先発の方の武田。武田(左)。
ダルビッシュ離脱後の次期エース。
曲がらない肘を逆に利用した変則フォームと制球力が武器。
藩士でもある。2016シーズンを最後に引退。

  • 岩本勉
浪速育ちの明るいキャラで親しまれた、東京時代の消去法暗黒エース。
ヒーローインタビューの「まいど!」でお馴染みだったが、北海道に来てからは年には勝てなかったのかかなり成績が落ち込んで引退。
交流戦でのパ投手初ホームランを放った人でもある。
そのタレント性から解説としてもうるささをいかんなく発揮しているほか、広瀬哲朗から引き継いだ彼の明るさはひちょりや稲田を経て杉谷に引き継がれている…のかもしれない。

  • 田中幸雄
野手と投手と2人いる。
野手の方はショートでGG賞5回、打点王などを獲得。また全打順本塁打、2000安打も達成した「ミスターファイターズ」。二軍監督も務めた。腕がとにかく太い。
投手はノーノーを一度達成したもののそれ以降は伸び悩んで退団。なお、投手の方が年上かつ先輩である。

  • 金村暁
東京時代末期から活躍した真のエース。
スペ体質のガラスのエースから覚醒し四年連続2桁勝利を記録。
しかし2006年、舌禍騒動を起こして翌年阪神へトレード。

  • 武田久
リリーフの方の武田。武田(右)。寿司。
2009日シリ?あったねそんなこと…
衰えには勝てず2017年に退団、社会人時代プレーしていた日本通運に戻ることに。

  • 増井浩俊
先発中継ぎ抑えなんでもこなす投手陣には欠かせなくなった男。
特技は荒れ球とフォーク。
劇場型なので抑えの時はファンの胃を痛くする存在。
抑え願望を強く持っていたが、守護神平野が抜けたオリックスへと2017年オフFA移籍。

  • 大野奨太
正捕手候補でキャプテン。外人投手や大谷との相性は抜群。
パワーはあるが打率は伸びないという評価が大きいが最近ではそうでもない。2017年オフFAで中日に移籍。

  • 市川友也
現在の正捕手候補その2。元読売ジャイアンツ。
スローイングと強肩は他の追随を許さない。(なお打撃)
2018年捕手が次々故障して痛手となったソフトバンクへトレードされた。

  • ブランドン・レアード
寿司(武田じゃないよ)が大好きな助っ人。
4番にはいないもののホームランを量産する。
だが打率と高い年俸が問題視されたか2018年に遂に放出、ロッテで相変わらずの成績を残している。

  • 高梨裕稔
鎌ヶ谷が生んだ悲劇の奪三振マシーン。
直球か変化球か読みづらい腕の振りと球の出どころが見えにくいフォームが特徴。
で、いいんですか?「そうですね」

  • 中村勝
マグヌス中村。
加速するストレート(笑)…ではなくカーブが武器。
2014年以外いまいち一軍に定着できない。
そのまま2019年オフ戦力外となったが、メキシコを経て2022年にオリックスで育成選手としてNPBに戻ってくる(7月に支配下選手登録)など波乱万丈な野球人生を送る。

  • 吉川光夫
ノーコンの速球派左腕。与四川
太田らとのトレードで巨人に出されたが、再度のトレードで返品されてきた。
2020年オフに西武に移籍するが、そこでも活躍できずに1年で戦力外に。

  • 有原航平
新人王→バイク王→有原キングダム。
大谷ほどではないが高い身長から放たれる直球と、カットファストボールなどの変化球を操る。
打たせて取るタイプかつ四球少な目なので試合がすぐ終わることに定評がある。
MLBのレンジャーズに移籍したが、2023年からソフトバンクへ復帰。

  • 田中賢介
東京時代から貢献し続けてきたセカンド。
アメリカから帰ってきて、さらにベテランの域に差し掛かったが貢献度は衰えず。
2020年に現役引退。

  • 中田翔ッス
プロ3年目で大化けした怪物ッス。そして夏に強い男ッス。
レフトの神様からファーストの神様へ。無事GG賞も獲得。
チームの4番として打点を荒稼ぎしていたが、2021年シーズン途中に色々あって巨人に移籍。

  • 村田透
苦労人。
巨人の二軍で燻ったまま戦力外になったが、海外に渡ってマイナーリーグで活躍した後日本に戻って来た。
リリーフしたり谷間で先発したりの便利屋枠。

高校・大学時代のことは説明不要なご存知「持ってる男」→「背負っている男」←new!。一部のファンからは、客寄せパンダと呼ばれる。
なんやかんやで長く現役を続けていたが最後まで故障に苦しみ続けてしまった。

  • 吉岡雄二
近鉄でいてまえ打線の一員としてローズ中村の後ろを打っていたが、アキレス腱断裂に泣いた内野手。
だが打力は健在で、引退後はリアル野球BANにおける石橋JAPANの切り札に定着。中田翔ら現役選手を何度も土下座させた。
他に独立リーグのコーチ・監督などもしていたが、2017年から打撃コーチとなったが2020年をもって退団、独立リーグの指導者の身に戻る。

  • 西川遥輝
チームきってのイケメンと評される快速リードオフマン。
ただし少々うっかりやさんでアウトカウントを間違える。
盗塁王を獲得した2021年にノンテンダーと称する戦力外通告を受け、楽天に移籍。

  • 大田泰示
巨人ではゴジラ2世と謳われたものの伸び悩みトレードで日ハムへ。
巨人は安定した即戦力にならなければ即二軍に落としていた上、怖いOBが来るなどなにかとプレッシャーの強い環境下でプレイしていたため実力を発揮できなかったが、日ハムには怖いOBは殆どおらず、チームも辛抱して一軍起用したため、一軍のハイレベルな戦いに適応してその才能を開花させた。
波はあるものの巨人時代以上の活躍を見せており、一軍でシーズン2桁本塁打を打つ長距離打者として定着している。
2021年に不調に陥るとシーズンオフに西川と共にノンテンダーと称した戦力外通告を受け、DeNAに移籍。

  • 秋吉亮
ヤクルトのリリーフエースだった右のサイドスロー。
壊れかけの状態で高梨とのトレードでやってきたが、見事復活を遂げている。
2021年に西川達と共にノンテンダーと称した戦力外通告を受けるが、ノンテンダー組では唯一NPBに留まることが出来なかった。
…が、2022年シーズン途中にソフトバンクが獲得して復帰を果たしたが、同シーズンで結局戦力外に。

  • 鶴岡慎也
地味にこの人も東京ハム戦士。
加速するストレートを生み出す、露骨なミットずらしなどで有名。
膝がボロボロの高橋信二に代わって正捕手に定着するも2013年にFAでソフトバンクへ。
しかし、2017年に再びFAして日本ハムへ復帰。史上初のFA移籍からFAで出戻った選手となった。
2019年から中嶋聡のやっていたコーチ兼任での一軍帯同を受け継いでいる。2021年に引退。

  • 栗山英樹
ガッツリフェラ。独身。
ヤクルトでGG獲得など外野の名手として活躍するもメニエール病で若くして引退しスポーツキャスターに。
就任時は病気や長年現場から離れていたことを不安視されたが初年度優勝でその評価を覆した。
その後もAクラス(2016年には日本一)入りは多く監督としての手腕は十分だが、大谷への発言や吉川(現ジャイアンツ)へのツンデレっぽい態度が気持ち悪いという評価も。
とにかくくじ運が悪く、「命がけで引きます」と宣言したものの2013年のドラフト会議では有力選手3人を立て続けに外した。
北海道の栗山町とは無関係だが縁を感じ栗山町在住。
異例の長期政権を敷き、足掛け10年監督を務めた後退任。その後は稲葉からサムライジャパン監督を引き継いだ。

  • 吉井理人
元メジャーリーガーでファイターズの元投手コーチ。近鉄・ヤクルトでは3度の優勝に貢献した。
とある野球ゲームで彼の名前が由来になったキャラクターがいる。
容姿ゆえ一部の人からは、うま味紳士と呼ばれる。
あと競馬が大好き。
2012年オフに栗山監督と意見が合わず解任…されたが、ソフトバンクでのコーチを経て球団と和解し、2016年から投手コーチに復帰…したが千葉ロッテ・井口監督にスカウトされロッテの投手コーチを経て現在はロッテの監督を務めている。

  • 金子弌尋→金子千尋
オリックスのスペランカーエース金子千尋。
揉めに揉めて自由契約になって日ハムへ。2021年に名前が戻ったが、その理由が「とても違和感があった」とのことで何で改名したんだよと言われた。
全体的にオリックス時代から続いていた衰えは隠しきれず、2022年をもって自由契約になって退団。

  • 杉谷拳士
スイッチヒッターで内外野守れて足も速い野球の上手い芸人ユーティリティプレイヤー。
とにかく明るい性格のムードメーカーであり一つ上の先輩である中田翔のオモチャ。
2015年からは帝京高校出身ということもありリアル野球BANに石橋チームの一員として参戦。
先輩の中田だけでなく他チームの先輩にまで噛み付くなど芸人顔負けのパフォーマンスを見せている。
本人はレギュラー奪取に燃えているが、上記の場面を選ばない使い勝手のよさがかえってベンチに置いておくと心強いというジレンマに。
BIGBOSSからTV出演を禁じられて背水の陣で挑んだ2022年シーズンをもって引退に。

  • 佐藤龍世
西武から2対2トレードでやってきた打撃のパンチ力が自慢らしい内野手。
かつて西武時代にチームメイトの先輩の相内誠と凄いやらかしをしてしまったことが有名な選手で、トレードの際には北に島流しにされたと皮肉られたことも。
そして2022年オフには西武の山田遥楓との1対1トレードで西武に復帰することに。

  • 近藤健介
2015年には4年目にして打率.326を残すなど期待の若手捕手。
そのはずだったが送球イップス気味でサードやDHでの出場が増えている。
17年はヘルニアで離脱するも離脱まで4割を維持した。
一時期はFA権を取得も残留していたが、2022年オフにFA宣言の末に5球団を巻きこんだ争奪戦の結果、ソフトバンクに移籍。

  • 王柏融(ワンポーロン)
台湾で4割30本を記録し大王と呼ばれている凄い助っ人で、2018年オフにポスティングされ日ハムと3年契約を結んだ。ていうか日ハムしか入札に応じなかった。あれ?
日本で蓋を開けてみると.255で3本と見る影もない小玉、あまりの変わりように台湾からは小玉を含めたあまりにも多くの蔑称がついてしまう始末。
一年目のシーズン後半に弱点がバレてしまっているが、これから大丈夫だろうか。二軍なら大王になれるくらいの力はあるのだが…
結局在籍期間は期待に応えきれなかったので2022年限りで戦力外と思いきや、2023年は当初は育成選手として契約を結びシーズン途中で、支配下選手に昇格するが、ここでも結果を残せず、ついに引導を渡され2024年からは台湾プロ野球に移籍となった。

  • 吉田輝星
公立高校で甲子園出場するという快挙を成し遂げた甲子園のスター。
直球で押すタイプだが、果たして輝く日が来るだろうか。
2023年オフにトレードでオリックスに移籍。




【チームの特徴】

元々はビッグバン打線に代表されるような打撃を売りにチームであった。
新人時代の松坂大輔の映像などで見たことがある人も多いだろう。

ヒルマン氏も当初は打線を売りにしてチーム作りをしていたが転機があった。

  • 2004年
球界再編問題で揺れ、リーグ戦はダイエーが牛耳っていたなか、なんとか3位に滑り込んだチームはプレーオフで2位西武と激突。
最終戦までもつれ込み九回を抑えれば勝つ状況でサヨナラ負けをしてしまう。

これを機にヒルマン氏は守りを中心とした手堅い野球をするチーム作りをしていく。
ドラフトでは後のエースであるダルビッシュ有を獲得。

  • 2005年
元監督であったインテリヤクz…高田繁がゼネラルマネージャーに就任したものの、交流戦で力を発揮できず5位に終わった。

  • 2006年
4月、SHINJOが同年限りでの引退を発表。
プレーオフでソフトバンクホークスを倒し25年ぶりのリーグ優勝。さらに日本シリーズでは中日ドラゴンズを倒し44年ぶりの日本一に。
この時期に鷹のエースと北のサムライが行方不明になる。

  • 2007年
球団史上初となる14連勝を記録し、交流戦で優勝。さらにパリーグ2連覇を果たす。
日本シリーズでは中日相手に惜しくも1勝4敗、しかも最終戦に山井・岩瀬の完全継投を喰らって日本一を逃してしまう。
オフにヒルマン監督と高田GMが辞任。ドラフトでは中田翔を獲得。

  • 2008年
梨田昌孝が新監督となったが、開幕から故障者が続出しチーム打率・得点数はリーグワーストに。
それでも投手陣が踏ん張り3位に。

  • 2009年
ヘッドコーチと選手が新型インフルエンザに感染で登録抹消者が相次いだ。
ダルビッシュや武田勝の成長、野手に転向した糸井などの活躍もありリーグ優勝。
クライマックスシリーズでは勝利したものの、日本シリーズでは巨人に敗れる。

  • 2010年
開幕から調子が悪く借金を14としていたが、交流戦から調子を上げていき勝率を5割にした。
最終戦までCS争いをしたものの、5年ぶりのBクラスに。
ドラフトでは斎藤佑樹を獲得。

  • 2011年
シーズン終盤ホークスと優勝争いをするものの、16敗をしてしまい2位へ転落。
クライマックスシリーズでは2連敗で敗退。
梨田監督が解任(成績不振によるものではない)。
オフにダルビッシュがメージャーリーグのテキサス・レンジャーズへ移籍。

  • 2012年
栗山英樹が監督に就任。
前半戦からAクラスで首位争いをし8月後半にマジックナンバーを点灯させ、3年ぶりのリーグ優勝。
クライマックスシリーズも制覇したが、またも日本シリーズで巨人に敗れる。
多田野が日本シリーズ史上初の危険球退場となる。
オフに糸井、八木がオリックスの木佐貫、赤田、大引との2対3の大型トレードで移籍。球界に衝撃が走った。
ドラフトでは大谷翔平を獲得。本人はメジャー志望だったが栗山監督らの熱い誘いもあり入団が決まった。

  • 2013年
7月以外は勝率五割を割り続ける(7月中にはすでに調子が崩れ戻してしまった)など年間を通して不調が続いた。
先発陣は安定せず最終的には防御率リーグ5位。守備陣の失策に至ってはリーグワーストを記録してしまった。
結局リーグ最下位で終了。
新外国人のアブレイユのホームラン王と陽の盗塁王が救いか・・・

  • 2014年
年初には二岡が引退。
大谷、武田勝ら若手の投手陣の活躍が広がり、優勝争いこそ絡まなかったがシーズン3位まで持ち直した。
CSでは2位オリックスを2勝1敗で破り、1位SBとも熾烈な争いで最終戦までもつれるも敗退した。
オフには稲葉、金子誠が引退を表明、また多田野も退団し独立リーグに移籍した。
また田中賢介がアメリカから復帰した。

  • 2015年
新外国人としてレアードなどを獲得。
大谷が投手三冠獲得など(なお打撃)おおむね好調なシーズンだったが、SBに対しては徹底して相性が悪くシーズン2位に終わった。
CSでは3位ロッテ相手に1勝2敗の逆転を喫した。
オフには木佐貫、中嶋聡が引退。吉井が投手コーチに復帰。

  • 2016年
序盤こそSBの独走を許し11.5ゲーム差となるも7月の15連勝などを経て逆転優勝。
CSでもSBを撃破し、広島東洋カープとの日本シリーズに臨む。
2連敗の後の4連勝により10年ぶりの日本一達成となった。

  • 2017年
開幕前から故障を抱えていた大谷が開幕後に故障再発で2ヶ月離脱など怪我人が続発。更に中田、レアードが深刻な不振に陥り貧打投壊状態に。
そんな中でも近藤が4割を維持し続け、巨人時代は活躍できずに終わった大田泰の覚醒など明るい要素もあったが、「シーズン4割」の可能性が見えてきた矢先の近藤が大谷と入れ替わるかのようにして離脱。
チームも6月・7月に連敗を重ねそれ以降は横尾覚醒などで復調傾向にあったものの5位に終わった。
オフには大谷がポスティングでメジャー挑戦。また増井、大野がFAで他球団に移籍した。

  • 2018年
投打二刀流でチームを支えてきた大谷、先発抑え両方で計算できる増井という投手陣の柱が揃って抜けたことから苦戦が予想され、開幕カードはホーム球場で3タテを食らう、4月18日には7点差をわずか2イニングで逆転されサヨナラ負けなど西武に良いようにされた。
その一方で前年不調の中田、故障離脱した近藤が通年で活躍、前述の4.18以降は西武とのカードを落とすことなく7月に入るころには0ゲーム差となる等優勝争いに絡んでいった
しかし、オールスター前に大田が骨折で離脱した前後からチームも少しずつ失速、SBとの直接対決に敗れ3位に落ち着いた。
CSはソフトバンクとの1stで敗退。

  • 2019年
ショートスターターなどを取り入れ開幕から2位をキープし大きく離されることなく7月末には首位SBと0ゲーム差になった・・・のだがそこから超が付くほどの大失速。
パ5球団のうち3連戦のなかった楽天以外から3タテを食らう等一転、8月は5勝20敗を喫し一時は最下位に落ち込むなど散々な結果が重なり5位で終わった。

  • 2020年
開幕から中田が本塁打と打点のダービーを競うもののチームは4位で推移し上位を虎視眈々と狙っていたが6連戦が終わる8月末からに徐々に失速。
前年までカモにされていた西武に14勝10敗と勝ち越したが順位は追い抜かれ前年と同じ5位でシーズンを終えた。






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最終更新:2024年02月18日 22:18

*1 自治体などが球場を建設・所有し、球団は使用料を支払い管理・運営・営業が可能な球場のことで、パリーグでは東北楽天ゴールデンイーグルス千葉ロッテマリーンズがこれに該当する。

*2 本来は運動選手全般を意味するが、プロ野球選手は肥満体型の選手や喫煙者が多いことからアスリートと見なされないことが多い。

*3 ((;゚Д゚