ロボット研究所(ギャグマンガ日和)

登録日 :2011/06/20(月) 01:54:58
更新日 : 2016/03/10 Thu 18:01:00
所要時間 :約 8 分で読めます




「今空いてるロボットは 傾いたやつうす汚れたやつ見た目普通のやつ の3台ですが」





ギャグマンガ日和』のシリーズ物の一つ。西暦20XX年の世界を舞台に、研究所が様々なロボットを派遣したために起こった騒動の数々を描く。


【特徴】
毎回、様々な人物・職場が研究所にロボットの派遣を依頼する(間違い電話もあったが)ところから始まるのだが、なぜか大抵の場合は派遣可能なロボットは3台だけなうえに、そのうち2台は 傾いていたり 壊れてたり 汚れて丸出しだったり しており、3台の中で比較的マシな(結局マトモではないのだが)ロボットが派遣されることになる。

研究所の初登場回である第8幕では出動の際にロボットを大砲で発射していたが、それ以降は発射の描写がなくなっている。ロボット発射の際の爆音が原因で、周囲の住民に公害訴訟を起こされている(研究所側の敗訴が濃厚)設定なので、発射を中止しているのかもしれない。

なお、登場するロボは、男なら○○郎君、女なら○○江という名前なのがお約束。




【主な登場人物(ロボット)】
◆所長
「どこに行ったんだ美智江!」
ロボット研究所に居るおそらく唯一の人間。グラタンが好き。
妻の美智江に昨年逃げられ、未だに帰ってこない妻の行方が気になって整備がおろそか気味らしい。


◆穴郎君
「クソが!!」
第8幕にて登場、背中に違和感を感じつつも強制的に派遣された。魚座のB型で好きな食べ物は朝ご飯と晩ご飯。ラッキーアイテムはタオル。

背中にスイッチがあり、カムかカマないか調整できるが、まだテスト段階で、すぐキレて、2度に渡り生放送を滅茶苦茶にした。ちなみにヅラである。

第45幕で派遣待ちロボットの一人として再登場するが「すぐキレるやつ」と言われる以外に大した出番は無かった。おまけに第8幕で浴びた返り血が付いたまま。所長直してやれよ…。


◆マン郎君
「Wモリモリ!」
第27幕に登場したベレー帽がトレードマークのロボット漫画家。カレーもモリモリ食べるBモリモリ。雑誌「月刊ガスコイン」にサッカー選手の内田内夫を題材にした漫画を描くという仕事を得たが、担当の伊藤が飼っていたハムスターのえみ子を人質にしてやりたい放題に漫画を描くという暴挙に出た。
しかし、ろくに世話をしなかったためにえみ子が死んでしまい、結局は伊藤に無難な漫画を描かされ、完成した漫画は内田に酷評された。
最初に描いたやりたい放題な内田の絵(マン郎曰く「ウチダ公爵」)は一見の価値あり。


◆ラヴ江
「なにパイオツ触ってんだ!」
第36幕に登場した女性ロボットで、恋に悩む若者・寺田の恋人探しを手伝う。
バケツみたいな形をしているが本人はセクシーボディを自称している。明らかに手みたいな所がパイオツだったり、パイオツと離れた所にビーチクがあったりする。
頭の通信用スピーカー(糸電話)・胸のカセットテープ・MDプレーヤー(右目が録音用ボタン)などの装備があるが、どれもマトモに使えない。
メガネをとった寺田が美形と知り、最後は彼に惚れた。


◆つけ郎君
「身につけて初めてわかる、本物の気品と重み」
尾行が得意なロボット。第45幕に登場。
見た目は真面目そうだが性格は悪く、タバコや暴言は朝飯前。
依頼人夫婦の娘のかなえちゃんのはじめてのおつかいを見守るはずが、かなえちゃんを殴ったり、かなえちゃんの父親のクレジットカードで真珠のネックレスを無断購入したりする。
挙句の果てにはタバコをポイ捨てして、依頼人の家をこんがりと燃やした。
この一件でクレジットカードの便利さにハマったらしく、以降もかなえちゃんのお父さんを自主的に尾行しては、クレジットカードが落ちてないか探している。


◆サツ郎君
「カツ丼…食べろ…」
第94幕に登場した警官っぽい姿のロボット。やる気があるが方向性が間違っていて、派遣先の交番に勤める谷村巡査やひったくりの被害者の君子を「すごいやる気トリオ」に勝手に加える。
警官の意地をかけて谷村巡査と奇っ怪な勝負をたびたび繰り広げるが、谷村巡査に押し倒されて落ち込む辺り、人間のことはなめている様子。勝負の際、最初は龍と虎を象ったオーラが現れていたが、気が付いたら乳を揉み合う二人のオッサンを象ったオーラになっていた。
君子の勘違いもあったとはいえ、終いには無関係な人物を殴り倒してしまう。


◆グラ郎君
「いっそのこと人間を皆殺しにしてやろうか」
第8幕から登場していたのに、第137幕まで仕事が来なかったロボット。料理機能がついており、頭に付いている2本の角のような物は肉切り包丁である。
他の機能として股間部分に録音装置がついている。
登場する度に徐々に上半身が傾いていき、137幕の時点で時計の7〜8時くらいの角度になっていた。
ナマコのような人工知能がお腹にあり、上半身が傾いてなければ礼儀正しいが、傾くと人工知能も曲がってしまって乱暴な性格になり、暴言を吐く。
料理番組に出演した際は粗暴さを目一杯発揮して料理の達人・達川の心を完全に砕き、さらには番組のヤラセをバラした。

◇グラ郎暴言集

「人間なんて地球のフケだ!」
「そこのフケメガネ、オレ様の上体を起こせや」
「5秒あればお前なんか殺せる」
「お前のヒゲをひきちぎってドブ川に落ちてる自転車のカゴに投げこんでやろうか」
「お前の包丁さばき水槽で揺れてる死んだ金魚みたいだな」
「お前は家でラブソング聴きながら乾燥しいたけでもなめてろ」
「達川のクソアンポンタン」

ちなみに第137幕では、第27幕で登場した内田内夫が日本代表入りを逃して地団駄踏んで両足を負傷したニュースが流れたり、料理番組の実況が第8幕に登場した島アナウンサーだったりと、過去のキャラが再登場している。


◆スタ江
「くれてやるわよ…右腕なんて…!」
第175幕に登場した女の子型ロボット。
胴体は異常に頑丈(本人の言葉通りなら、ダンプに轢かれたり解体工事用のハンマーが直撃したりしても平気)だが、なぜか関節だけは豆腐のように脆く、胴体には歯が立たなかったミニチュアシュナウザーでも右腕は壊せた。
通常の腕のほかに4本の隠し腕(スタ江曰く「奥の手」)と乳房付きパネルが胴体に収納されている。

映画『スケバン探偵』のスタントマンの仕事に出動するがろくなアクションをせず、監督は『スケバン探偵』のイメージが崩壊し、正月に母親に浴びせられた嫌な言葉を思い出してしまった。
さらにスタ江は自分が『スケバン探偵』の主演女優だと勘違いし、本来の主演女優と主役の座を奪い合った。

しかし、スタ江の居る居ないにかかわらず監督は母親に嫌な言葉をかけられるのだった。


◆政治郎
第8幕で穴郎が読み上げていたニュースに出ていたロボット。
日本初のロボット議員となったが、市議選には無所属で出馬していたうえ、特殊な超音波で有権者を操って自分に投票させていたことがバレて当選は無効となった。
しかし政治郎本人は「すでにダルマに目を入れたので法律上当選無効にはできない」と屁理屈をこねて食い下がった。



☆その他のロボット
運悪く(むしろ運良く?)選ばれなかったロボット達。用途は不明。


◆うす汚れたロボット
全身がうす汚れている上、服もボロボロになってる。穴郎の出演したニュース番組を所長と共に見ていた。


◆何か出ているロボット
首のところから黒い何かが出ているロボット。何が出ていたのかはわからない。


◆少しこわれたロボット
所長は少しといったがかなり壊れてるロボット。腕が外れかけ、右目が飛び出し、全身から黒煙があがっている。


◆丸出しのロボット
その名の通りに丸出しなロボット。何が丸出しかというと耳毛が丸出しなのである。


◆燃えてるロボット
首のところがショートして頭が燃えているロボット。室内なのに大丈夫なんだろうか。


◆アホみたいなロボット
読んで字のごとくアホみたいなロボット。AHOと書かれた服を着て、足を交差させたヘンなポーズをとり、頭の横からチューリップが生えているなど、アホの要素満載のステキなロボット。


◆うんこを踏んできたロボット
外でうんこを踏んでしまったらしいロボット。右足の太股までうんこがついていてロボットの表情もとても切ない。


◆イカみたいなロボット
見た目が巨大なイカのようなロボット。ロボットなのに花粉症らしく、目が充血して鼻からは鼻水代わりに臭いオイルが漏れている。スタ江の胴体くらい頑丈らしい。


◆造って後悔してるロボット
たぶん所長が造った後に後悔した唯一のロボット。JAPANと書かれた4つ足の台座からトーテムポールのような頭と両手が生え、右手で金槌を持ち、左手でピースをしている。
どこにどんな需要があるのかさっぱり分からない。本当に何故こんなロボットを造ってしまったんだろう…





「今空いてるロボットは傾いたやつと追記するやつと修正するやつの3台ですが」

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