マクロスVF-X2

登録日:2011/01/26(水) 08:06:50
更新日:2018/10/01 Mon 18:10:55
所要時間:約 6 分で読めます




西暦2050年、銀河系に広く移民を続けた結果、人類は安定期を迎えようとしていた。
しかしその一方で、政治的、軍事的緊張から暴動、反乱、テロ行為、シンジケート犯罪が頻発化。
これらの事態に、新統合政府は精神的に強靭で、かつ卓越した操縦技術を持つ、AVFパイロットを集めた特務部隊を設立した。
その名を、第727独立部隊VF-Xレイヴンズ……。



1999年9月2日にバンダイビジュアルから発売されたプレイステーション用3Dシューティングゲーム。
「歌」と「三角関係」が定番であるマクロスの世界観において本作品ではこれらが希薄で、主人公のエイジス・フォッカーの苦悩、葛藤、青春を題材にしたシナリオになっている。

ステージ名=作戦コードはミュージカルナンバーから取られており、劇中ではそのミュージカル原作に乗っ取った掛け合いが随所に、かつ巧妙に盛り込まれている。



【主なゲームシステム】
前作、マクロスVF-Xでは不評だったシステムを改新し、ミサイルの雨を再現する板野サーカスを見事表現。プレイヤーの視点をターゲット、ミサイルの両点から選択可能で戦況に応じて視点を切り換え、有利に戦闘を運ぶ事が可能になった。
一応マクロスシリーズ内の時間軸では7以降Fの前の時代なので選べる機体は主にプラスから7の頃の機体となっている。

また、バトロイドのガンポッド射撃によるミサイルの迎撃も可能になり、よりマクロスの世界を楽しむ事が出来るように。

  • ファイター形態
お馴染みの飛行形態。
常に前進し、機動力に優れているが小回りが効き難い。この形態のみ巡航時のスピード調整が可能で最小25%、最大100%まで四段階の調整可能。
スピードを調整する際は機体の両翼が速度に応じて可動するという芸の細かさが嬉しい。

  • ガウォーク形態
中間形態。ガンポッドはやや照準し難いが、ミサイルはファイター並に扱い易い。しかし挙動に癖があり使いこなすには熟練の腕が必要とされる。

  • バトロイド形態
ガンポッドで戦うのであればこの形態。アーマードパック装備仕様は例外だが、ミサイルが撃てないという難点も。ミサイルの迎撃もこの形態ならではの用途。


【主な登場人物】(カッコ内はCV)

○エイジス・フォッカー(松本保典)
2024年10月12日生まれ。
26歳。
本作品の主人公。階級は大尉。趣味はバイク。
自由奔放な熱血漢。撃墜数100を超え、エンジェルエースと呼ばれた若き天才パイロット。
しかし仲間からは「エンジェルエースは敵より先に女を落とす」と言われるよう、女好き。
同姓のロイ・フォッカーとの関係は不明。
マクロスF(小説版)でもVF-X総司令として登場。後輩のオズマ・リーを卵野郎呼ばわりしていた。

○ギリアム・アングレート(石塚運昇)
2013年1月15日生まれ。35歳。
禿げた頭に大きな傷が目立つレイヴンズの隊長兼、教導官。階級は少佐。
その口の悪さ、厳格すぎる態度から「鬼教官」と呼ばれているが、それは仲間を戦場で散らせないためであり、実は熱く、誰より仲間を想う「漢」。
「萌える」ではなく「燃える」ツンデレ。
ミュージカル鑑賞が趣味で、作戦コードにミュージカルナンバーを用いる。これはレイヴンズの不動の伝統となった。
好きな映画は「愛・おぼえていますか」

○ウィルバー・ガーランド(石井康嗣)
2015年11月10日生まれ。35歳。階級は大佐。
レイヴンズの司令官。
過去、ギリアムと共に戦場を駆け巡っていた経歴を持つ。

○スージー・ニュートレット(林原めぐみ)
2026年4月29日生まれ。24歳。階級は大尉。
美しい容姿を持つが、それを鼻に掛ける事の無い女軍人。階級は大尉。
自分にとって納得のいかない事にはたとえ上官であろうと曲げない性情の持ち主ゆえにトラブルも絶えず、じゃじゃ馬ニュートレットの異名を持つ。
趣味はカラオケ。

○トーマ・シュン「冬馬瞬」(石田彰)
2035年7月23日生まれ。15歳。階級は少尉。
腕は確かだが協調性に欠く若き少年パイロット。
倒す敵がいなくなると勝手に帰還してしまうという自分本位な面も。「強さ」というものに固執している。

○エイミ・クロックス(長澤美紀)
レイヴンズのオペレーター。落ち着いた雰囲気を持つ、緑色のロングヘアーの女性。身持ちが固いのか劇中で唯一デートイベントが無い。

○ブリジット・スパーク(渕崎ゆり子)
お色気たっぷりなレイヴンズの女性オペレーター。とあるミッションでデートイベントフラグを立てないと彼女とデートできるが……

○クララ・キャレット(飯塚雅弓)
元気いっぱいなレイヴンズの女性オペレーター。
ギリアムには色々と世話になったらしい。
スピード狂の疑いアリ。

○マリア・フォキナ・バンローズ(沙ゆり)
ミリア・ファリーナ・ジーナスとクロレに並ぶ最強のメルトランの一人。詳しくは項目参照。

○ティモシー・ダルダントン(龍田直樹)
反政府組織ブラックレインボーのリーダーでマイクローン化したゼントラーディ。専用のフェイオス・バルキリーを駆る。
情け容赦ないその戦い方から「オール・キル・ウィザード」、「皆殺しの魔法使い」と呼ばれる男。
禍々しい異名を持つだけあり、その実力でエイジスを苦しめる。
本人曰く、オール・キル・ウィザードと言う異名は
「聞いたことがない」との事。
戦闘中ではヘルメット姿しか確認できないが、アイキャッチで弁髪姿の素顔が拝める。
元ネタはおそらく俳優のティモシー・ダルトン


○マンフレート・ブランド(森川智之)
2029年4月16日生まれ。21歳。
多惑星間企業クリティカルパスコーポレーションの社長。父の死後、若干16歳にして代表取締役に就任し、自社を破竹の勢いで急成長させ今に至る。
利益の為なら人心人命を問わぬ経営方針を貫く。
趣味は指揮とクルージング。真紅のVF-17 ナイトメア(S型)(ジャミングサウンドシステム搭載機)を駆る。
小説版マクロスFにも登場。幼いランカ・リーに尋問したことでオズマにぶん殴られていた。後にギャラクシー船団の電子生命として再登場。
ISCを搭載した魔改造VF-22 シュトゥルムフォーゲルIIを駆り、最終決戦に参戦する。


【本作品の特筆すべき機体】

○VB-6 ケーニッヒモンスター
「モンスター様のお通りだぜ!」
とあるミッションで使用可能。
動きはかなり鈍く、旋回もままならないが、火力においては本作品で右に出るものは無い。溜めて発射するレールキャノンは遮蔽物さえものともせず、敵にかすめただけでも目が点になる高威力。

○VA-3M インベーダー
ダイナマイト7で民間払い下げカスタム仕様が搭乗していたVA-3の軍制式バージョンがこちら。
機動性こそVF-11と同程度だがなんとこの機体、水上から水中まで完全運用可能であり普通のVF機同様宇宙・空中・地上での運用も可能な為真の意味での全領域機となっている。

○VF-11 サンダーボルト(B型) フルアーマード
ただでさえ使いやすいガンポッドがより高威力となり、さらには連射式のミサイルと、火力の大型百貨店。
反応弾を装備しているが、使いどころを誤ると爆風に巻き込まれて氏んでしまうので、扱いには細心の注意が必要。
ガンポッドの音が大き過ぎて困る、という人も多いかも知れないが、そこは愛で我慢しよう。







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