チェスター・バークライト

登録日:2010/03/09 Tue 12:23:50
更新日:2024/03/07 Thu 19:39:21
所要時間:約 5 分で読めます





CV:草尾毅(SFC)/伊藤健太郎(PS〜)
年齢:17歳
身長:175cm
体重:62kg

弓を武器とする狩人。
灰色みを帯びた青い長髪を後ろで結び、前面はオールバックに整えている。
イラスト的には切れ長の目がクールな印象だが、実際は明るい性格であり情熱家。
また、ギャグのセンスはクレス並である。


【戦闘】
弓矢で戦うが、敵が至近距離の場合は殴る蹴るの暴行を加える。
矢は武器の性能によって飛距離が異なる。

技ももちろん弓矢を用いたもの。
炎の『紅蓮』、氷の『凍牙』、雷の『轟天』、大地の『衝破』といった属性技、
対空/対地範囲攻撃の『震天』、完全対空技の『鷲羽』、レベルで数の増える連射技『疾風』など、意外と多彩。

圧巻は矢を巨大化して放つ『大牙』
一撃で4000以上のダメージを叩き出し、さらに吹き飛ばし効果があるが、発動までの隙が大きい。
それでも、ボス戦などでは全段ヒットでようやくまともなダメージになる『屠龍』よりも使い勝手がいいだろう。

ちなみにSFC版では何一つ習得しない

しかし最強装備の彼の通常攻撃は、クラースの召喚術を凌ぐ威力を誇る。
どんなトッシュさんだよ……。




【人物・来歴】
両親はおらず、妹のアミィと二人でトーティス村に暮らしている。
結構な妹煩悩で、雑貨屋ゴーリの主人から「アミィちゃんによろしく」と言われつつりんごを貰った際には、馬鹿正直に届けに帰ってしまうやさしいあにきである。


クレスとは幼なじみで、よく一緒に狩りに出かける仲。

作中冒頭でもクレスを誘って南の森へ狩りに行くが、その最中、村はユークリッド独立騎士団長であるマルスの一団に襲われ壊滅。
唯一の肉親であるアミィも失ってしまう。オノレマルスゥゥゥゥ

そのため、序盤ではモリスンの言葉に逡巡するクレスを怒鳴りつけるなど、マルス(後には黒幕のダオス)への復讐の思いはひときわ強い。


ダオスに追いつめられ、モリスンが時空転移の術を施そうとする際には、
捨て身の体当たりで時間稼ぎをし、パーティを一時離脱。
過去に飛んだクレスとミントの前にはこわれたゆみだけが残り、「必ず助ける!」という心の支えとなる。

余談だがこの時手に入る「壊れた弓」は、後にエルフの集落で「エルヴンボウ」と呼ばれる強力な武器に生まれ変わる。
機種ごとに直すためのイベントが異なるのも特徴。

その後、未来編でようやく合流するが、この時のレベルはもちろん序盤のまま。
そのためアーチェには「な〜んか弱そー」と言われてしまい憤慨。
リメイク版ではこれをきっかけに、その後宿に泊まると度々一人で特訓を重ね、他メンバー、特にクレスに追いつこうと努力する。
で、最終的に追いつく。

この経緯からアーチェとは仲が悪く、ことあるごとにからかったり茶々を入れたりして、喧嘩になることもしばしば。
しかし特訓を見に来た際にアーチェはチェスターを見直し、かつチェスターも謝っており、和解はしている。
むしろその後惹かれあっていくのだが、やっぱり喧嘩する。

ということはつまり、お互い素直になれないだけなのである。
まるで小学生のようだが、そこが二人の微笑ましいところ。



また、感情を殺して生きねばならないすずを、同年代のアミィと重ね合わせて思いやる発言をするなど、亡くしてからも妹への想いの強さが窺える。

その点はスタッフも気に入っているようで、
ドラマCDアンソロジー2巻はチェスターのモノローグ+回想で構成されており、アミィの人となりやチェスターとの仲の良さもわかるものとなっている。

それ以外にも、ドラマCD全編通して作品への愛の伝わってくる内容となっており、クレスとの友情の深さも見られる。


完全無欠にいいやつかと思えばそうでもなく、クラース先生に次ぐスケベさを誇る。
忍者の隠れ里での入浴イベントでは女湯を覗こうとして桶を投げつけられ、さらにアーチェから『スケベだいまおう』の称号までつけられる。

天国のアミィが見たら泣くぞお兄ちゃん……。

またアミィを心配するあまり彼女に迂闊く男性を睨んで牽制したりアミィに送られた手紙を破ってキレられたり、それを指摘したクレスに嫌味を言ったりかなり行き過ぎな過保護ぶりもメディア作品でも見せる。が、本人はそれを解った上で彼女を守り抜く為改めるつもりはないと断言している。
ファンダムにて描かれるトーティス村に訪れた直後の頃の話では、アミィ以外の人間に冷たく当たっており村人からの印象をかなり損ねていた。

トーティスに来る前は彼も子供の身でありながら妹を養うべく様々な仕事をして大人社会に揉まれてきた筋金入りの苦労人。
どんなに辛くても盗みなどは働かなかった。何故なら、それをしてしまえば自分のみならず妹をも汚す事を理解してきたからである。



こういった部分も親しみやすさに繋がっているのか、アーチェという人気キャラの旦那でありながら、チェスターのアンチというのはまず聞かない。
むしろ「アーチェはチェスターの嫁!」という声すらある。

というかドラマCDでは夫婦漫才まで披露する。


め、夫婦だと……?

チェスター……アーチェと仲良くな……





というかファンタジアとしては最後の作品である『魔剣忍法帳』では既にアーチェとの間に子供が出来ている
かなりイケメンかつ良い男であり、呪文も法術も弓も使え、チェスター直伝の料理も出来る完璧超人である。






余談だが、声を担当した伊藤健太郎は『イース -フェルガナの誓い-』においても『チェスター』という同名のキャラクターを演じている。
更に主人公のアドルを演じるのはSFC版でチェスターも演じていた草尾毅である。
狙ったのかファルコム?

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最終更新:2024年03月07日 19:39