出前一丁

登録日 :2012/02/15 (水) 10:29:57
更新日 : 2017/08/08 Tue 12:17:09
所要時間 :約 4 分で読めます




出前一丁とは、1968年発売のインスタント袋麺である。


当時から、「昔ながらのラーメン」をコンセプトに開発されており、
現代まで、スタンダードな鶏ガラ醤油ベースのスープの伝統を守り、何処か懐かしい味わいである。

また、香りの良いゴマラー油を同封しているのも特徴で、熱いスープにこれをかけると、香ばしい香りが立ち上るのがまたたまらない。


■バリエーション

◆しょうゆ味
発売当初から愛されているスタンダードタイプ。
全国販売されており、前述通り醤油ベースにゴマラー油の香ばしさが堪らない一品。
近年、研究の末にカロリーカットされている。

◆ゴマ担々麺
出前一丁の辛口バージョン。
唐辛子に豆板醤、たっぷりの煎り胡麻の、辛~くて香ばしい味わい。
仕上げはもちろんゴマラー油。

◆ゴマとんこつ
九州と一部地方限定。ポークエキスと、出前一丁の代名詞・煎り胡麻が絶妙。仕上げはやはりゴマラー油。
コッテリ香ばしい、九州人好みの味わい。

◆出前家族の煮込み麺
永谷園の煮込みラーメンに触発されたらしい、家族で鍋料理感覚で食べられる生麺タイプのシリーズ。長時間煮込んでも麺のコシが長持ちするよう工夫されている。

  • 博多水炊き風
お父さんがセンターのパッケージ。あっさりした博多風の水炊き味。

  • しょうゆ
出前坊やがセンター。オイスターソースや魚介エキスの旨味たっぷり。

  • みそ
お母さんがセンター。豆板醤でピリ辛に仕立ててある。

いずれの商品も、たっぷり野菜を入れるのが前提に味付けが濃いので、
家族で鍋を囲む際に食べよう。
煮込まれた野菜はとっても美味しいぞ。


■マスコットキャラクター

パッケージに描かれる、「出前坊や」を始めとし、架空のラーメン屋家族である「出前一家」が、本製品のマスコットキャラクターである。
五食パックなどに小冊子の形で漫画が同梱されていたりする。
また、テレビCMでアニメストーリーが描かれ、その後編を製品版の小冊子で補完すると言う手法も取られた。

和田勉や谷村新司と共演した事もある。

◆出前坊や
八歳。パッケージにも描かれる実質的な主人公。
かつては岡持ちを左手に持っていたが、現在は右手に持ち変えた。
語尾を「~じょ」と言う。
父ちゃんを尊敬しているが、反抗期なのか、素直になれない事もしばしば。
苦手科目は算数で、たまにお釣りを間違えて怒られている。
年頃ゆえか、年上女性の組み換える足に生唾を飲んだりも。
また、感情が高ぶると劇画調の青年になれると言う奇妙な特技を持ち、声優も古谷徹になる。


「それが嫌なんですよ!」


◆出前パパ

一家の大黒柱。坊やと同じく幼少時から店で働いており、先代から受け継いだスープとゴマラー油を自分の命と同じくらい大切にしている。
失敗をした息子には平手打ちをかます頑固親父だが、
坊やが「店を継ぐ気は無い」と言ったり、「たかがゴマラー油だじょ」などと発言した時には本気で落ち込むなど、意外にナイーブ。
恐妻家であり、妻には頭が上がらない。
また、息子と同じく劇画調への変身能力を持つ。

「心配すんな…テストで良い点とれなくたって父ちゃんみたいになれるんだぞ?」

◆出前ママ
一家を支える母で、中年女性。
坊やがパパが落ち込んでいたらそっと慰めてくれる、出来た母親。
だが、怒ると怖く、出前パパが「昔はモテモテだった」と自慢話を始めたら、一家全員が家から待避する程の暴力をパパに加える。その際、極道っぽくなる。

◆出前ちゃん
五歳。いつもラーメンをすすっている。出番はあまり多くない。

◆出前ばあちゃん
やはり出番は多くない。
多分出前パパの母だと思われる。




また、この商品は香港や台湾でも人気であり、出前一家のCMが吹き替え放送されたり、日本未発売の味があったりもする(てか海外のが種類多かったり)。



「あ~らよ♪追記、修正一丁♪」

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