プレデターズ

登録日 : 2010/07/13(火) 06:49:50
更新日 : 2017/05/09 Tue 14:36:54
所要時間 :約 6 分で読めます








『殺す』 という本能。




『生きる』 という本能。





プレデターズ( PRED∴TORS )とは2010年に公開された映画である。
プレデター」シリーズの第3作目。
上映時間は107分。

全米公開は7月9日、日本公開は7月10日。


公開前情報ではシリーズ1作目のリメイクとされていたが、作中で続編だということが判明する。
随所に1作目のオマージュシーンがある。

一癖も二癖もある登場人物が死亡フラグを立ててはプレデターに狩られていく展開が見物。

プレデターも、今まで登場した個体の使う装備や戦法とは全く異なるものを使う者が登場する。
また、今作では初のプレデター同士の対決がある。

監督は『スパイキッズ』シリーズや『デスペラード』、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』などを手掛けたロバート・ロドリゲス。


あらすじ
傭兵であるロイスは気が付くと空から地上へと落下している最中であった。地上間近で何とかパラシュートが開き、着陸することに成功するがそこは鬱蒼と生い茂るジャングルの中だった。
直後に同じように落下してきた他の人間たちと合流しジャングル一帯を見渡せる場所まで行くとそこは見たこともない星々が空に見え、自分たちは地球とは違う惑星にいることに知る。
エドウィンを除く他の人間たちの共通点が合法非合法関わらず「殺人のプロ= 捕食者たち(プレデターズ)だということに気付いたロイスは自分たちは何者かに拉致され、狩りの対象にされていることに感づくが…



登場人物
ロイス(エイドリアン・ブロディ)
CV:井上和彦
元軍人の傭兵。
群れるのを嫌い、独自に行動しようとするが、最も冷静沈着でサバイバル経験も知識も豊富なため、他の人間たちも付いてきて実質的に彼がリーダーになる。
怪我をして動けない者を何の躊躇いもなく切り捨てる非情さを持ち、一人だけでも地球へ帰ろうとするが…
映画を見ただけでは最後の最後まで名前がわからないという異色の主人公。


イザベル(アリシー・ブラガ)
CV:皆川純子
イスラエル軍所属のスナイパー。
仲間を大事にする性格であり、極限状況でも襲われていたり動けなくなった仲間を見捨てようとしない。今回集められた中では人間的に最もまともな人物。
1987年に バル・ベルデ とグアテマラの国境付近のジャングルで起きたプレデター(第1作目)の事件を知っており、終始冷静な態度をとる。


エドウィン(トファー・グレイス)
CV:置鮎龍太郎
医師。
他のメンバーの素性を僅かな材料だけで完全に言い当てたロイスが唯一素性を推測できず、プレデターに拉致された人間たちに共通する「殺人のプロ」に該当しないようなごく普通の一般人のようだが…。
仕事場に行く際に拉致されたらしく他のメンバーと比べて非常にラフな姿をしている。持ち物も仕事道具のメスだけ。
実は次々患者を殺していたシリアルキラー。彼もまた「殺しのプロ」だったのである。
「自分は地球では異常者だがここでは普通」という理由で地球に帰らずロイス達を殺そうとするが、ロイスに返り討ちにされ手榴弾を山ほど付けたブービートラップにされた。


クチロ(ダニー・トレホ)
CV:廣田行生
ロドリゲス作品ではお馴染みのダニー・トレホが演じるメキシコの暗殺集団ロス・セタスに属するメキシカンマフィア。
ロイスが一番最初に出会った人物。
独特な顔をしている。
因みにこの人はロバート・ロドリゲス監督の手掛けた別映画セガール を倒した。
しかしこの映画では猟犬に襲われ真っ先に死亡。死体はプレデターの声真似と合わせて生存者を誘き寄せるためのブービートラップにされた。


ニコライ(オレッグ・タクタロフ)
CV:谷昌樹
ロシアの特殊部隊スペツナズに所属する兵士。
チェチェン紛争の戦場の真っ直中から拉致されたため、当初は有無を言わずにいきなりミニガンを発砲してきた。
家族思いで常に息子たちの写真を持ち歩いている。 イザベルと並んで比較的まともな情緒の持ち主。
ノーランドのアジトでの戦いではぐれたエドウィンを助けに行くが逆に窮地に陥りエドウィンに見捨てられ、ドッグ・ハンドラーに致命傷を負わされるが持っていた爆弾で自爆、道連れにした。


ハンゾー(ルイ・オザワ)
CV:中西としはる
ジャパニーズマフィアことヤクザの日本人。
常に寡黙で独特な雰囲気を持つ。全身に刺青がある。
コミック設定で公式かは不明だが、「生まれるのが遅かったサムライ」と言われるほど人を殺しすぎたため、代償として指を詰めさせられたという過去を持つ。
ノーランドの隠れ家に置いてあった刀を見て「これは素晴らしい」と感動しプレデターの襲撃のどさくさに紛れて持ち出す。
別に松本人志ではない
ちなみに普通のプレデターより遥かに強いスーパー・プレデターと接近戦で互角に戦える。
余談だが、アメリカ映画では先入観で日本刀を持ってカンフーやマーシャルアーツを行う作品が多いにも関わらず、演じたオザワ氏が日系で剣道を習っていたため、日本刀できちんと剣道をする数少ないアメリカ映画になった(それでも微妙におかしいところはあるが)。
仲間を逃がすために追撃してきたファルコナーと一騎打ちを行い、壮絶な戦いを繰り広げる。腹への一閃で見事討ち倒すが、自身も致命傷を負っており相討ちで息絶えた。


スタンズ(ウォルトン・ゴギンズ)
CV:高木渉
連続暴行・殺人罪でグァンタナモ刑務所に収監されていた死刑囚。
死刑囚ということもあり、場を乱す存在かと思われたが自らの身を挺して仲間を助けるなど良いところもある。
ナイフしか武器を持っていなかったため、他のメンバーに銃をねだっていた。
ミスター・ブラックに背中を撃たれて死亡した…と思われたが、背中に鉄板を仕込んでいたため無事だった。その後仲間を逃す時間稼ぎのためミスター・ブラックに不意打ちでナイフを突き刺し傷を負わせるが、頭と脊髄を引き抜かれ死亡した(恐らくナイフだけで勇敢に立ち向かってきたことを気に入り、トロフィーにしようとしたと思われる)。


モンバサ(マハーシャラルハズバズ・アリ)
CV:江川央生
アフリカ西部のシエラレオネ共和国出身でRUF(革命統一戦線)の一員。
登場時すでに何らかの理由でスタンズと殴り合いをしていた。
一番最初にジャングルの奥に潜むプレデターの存在に気付く。
プレデターの仕掛けたトラップに串刺しにされ死亡、死体もその直後の戦いで滅多撃ちされるという散々な目に遭った。


ノーランド(ローレンス・フィッシュバーン)
CV:玄田哲章
ロイスたちよりも10年も早く拉致されてプレデターたちから隠れていた。
10年の間にプレデターを2人倒したらしく、倒したプレデターから奪ったのかプレデターの擬態能力付きのマスクと武器を装備している。
廃棄された巨大な掘削機の中に隠れ家を持ち、ロイスたちを招き入れるが…。
特技は七輪炊き。
精神に異常をきたしており、度々脳内の相棒と会話する。
ロイス達を匿ったのは持ち物を奪うためであり、煙で燻製にしようとするが抵抗に遭いプレデターに発見までされてしまい、あっさり殺された。




登場プレデター
ミスター・ブラック・プレデター
今作に登場するプレデターの中で首領格のプレデター。
クラシックを除いて今作に登場するプレデターは『スーパー・プレデター』と呼ばれ、これまでの作品に登場したプレデターとは異なる種族らしく顔はより醜く、体格も一回り大きい。
今までのプレデターの特徴でもあった網タイツを着用していない。
強者に対しては敬意をはらっていた以前のプレデターとは違い狡猾で残虐な性格。
ヘルメットの顎部分には肉食獣らしき生物の骨格が付いている。
一部商品では「バーサーカー・プレデター」とも呼ばれている。
ロイスの火を使った撹乱にも、センサーを熱探知から心音探知に切り替えて対応して追い詰める戦巧者ぶりを見せる。
しかしイザベラに胸を狙撃され、ロイスに首を斬り落とされて倒された。
ちなみに、フィギュア化された際に明かされた設定によると、成人の儀式におけるエイリアン狩りを最年少で制覇した経歴の持ち主であるらしい。


ファルコナー・プレデター
『ファルコナー=鷹匠』の意味を持つ。
鳥類型の小型偵察機を使用し、遠くの獲物の動きを知る。
偵察機は自動でプレデターの元へ帰還し肩に装備として装着される。
今作に登場するプレデターの中では唯一、ショルダー・プラズマ・キャノンを装備していない。
ハンゾーの一騎討ちを受け、壮絶な戦いを繰り広げた後相討ちになった。認めた強者には敬意を払い、光学迷彩を解いてリストブレイドのみによる一騎討ちを行うという従来のプレデターに最も近いキャラクター。

ドッグ・ハンドラー・プレデター
『ドッグ・ハンドラー=犬の訓練士』の意味を持つ。
猪のような牙が特徴のマスクを装着している。
猟犬を犬笛で指揮し、獲物を追い立てる。
ある出来事からノーランドの隠れ家を発見し、ロイスたちを襲撃する。
一部商品では「トラッカー・プレデター」とも呼ばれている。
ノーランドを殺害した後ニコライにも致命傷を負わせるが、即死させずいたぶるようにしたために自爆され、自身も爆死した。


クラシック・プレデター
第1作目に登場したプレデターと同じデザインである。
ミスター・ブラック・プレデターたちの種族とは対立しており、作中では既に他の仲間は殺されたうえに自身は捕まっており、裸にされて柱に縛り付けられて人間たちをおびき寄せる囮にされていた。
後にロイスと取引をし、縄を解くかわりに自身の宇宙船で地球に帰すことを約束する。
ミスター・ブラックたちにやられたのか、ヘルメットの左半分が破損している。
ミスター・ブラックと戦うもののかなわず、首を斬り落とされ死亡した。





余談
ツイッターにてプレデターさんがつぶやいているが、何故か日本文化や映画に詳しい。
ユキノサーン
みんなもフォローして、リツイートしてみよう。 してもらえるよ。



公開から4ヶ月で早くもBDが11月17日、DVDが12月23日に発売。
パッケージでは何故かファルコナーが主役のような扱いになっている。(海外版も同様)



フィギュアでは香港トイメーカー、ホットトイズから1/6サイズのミスター・ブラック、ファルコナー、ドッグ・ハンドラー(猟犬付き)、ロイスが発売している。(ミスター・ブラック&ファルコナーは各24000円、ドッグ・ハンドラーは29000円、ロイスは19800円。)
ミスター・ブラックはマスクを外すことが出来、マスクの下の素顔が見れる。





『追記する』 という本能。      『修正する』 という本能。





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