前枠・後枠(水曜どうでしょう)

登録日:2010/06/03 Thu 02:33:09
更新日:2024/01/06 Sat 15:07:20
所要時間:約 4 分で読めます




こんばんは~!!
水曜どうでしょうで~~す!!
大泉記者「すいません、よろしいですか?」
たっくんでーす!!
大泉記者「…鈴井さんですよね?」
…はい
大泉記者「こちらの項目は水曜どうでしょうの前枠・後枠に関して説明している、よろしいですね?」
はい…
大泉記者「では、本文をご覧になる前に閲覧者の皆様に一言お願いします」


…いきます!

たっくん…スクリュ~~~~~!!



大泉記者「…それでは、ご覧ください」


前枠・後枠とは、水曜どうでしょうの番組本編の前後に入る、企画の説明やあらすじ、次回予告等を大泉や鈴井が行うコーナー…













のはずがいつの間にかコントコーナーになっていた。
まあ放送第1回目の前枠が「ペンギンさんとオオカミさんが動物園でトーク」なんてものだった時点でその片鱗は見えていたが。

【概要】

初期はモノクロに一部カラーの背景、真ん中に「How do you like Wednesday?」の文字を載せ、大泉と鈴井が前述の通り企画の説明やあらすじ、次回予告等を行っていたが、
モノクロに一部カラーの背景に編集するのが面倒になったため、放送開始から1年経った「ヨーロッパ21ヶ国完全制覇」辺りから画面はフルカラーになり、
大泉と鈴井が、馬鹿なスタイリスト小松の用意した様々な扮s…衣装で登場し、1人が本編の概要を説明する一方で、もう1人が奇行を働くのが基本スタイルとなった。
そしてその衣装は大体本編とは全く関係ない。

本編の前に入るから「前枠」、本編の後に入るから「後枠」である。

番組中期頃までは旅の終盤になると視聴者におみやげプレゼントの紹介をしたりもした。
前枠・後枠のロケ地は長らく殆どがHTB局(南平岸の旧社屋)の敷地内、局の裏にある「平岸高台公園」*1、稀にそれ以外の何処かであった。2019年以降の新作は、2018年にHTB社屋が南平岸から大通に移転したことにより高台公園での撮影は行われず、後述のイベント会場での撮影や「北海道で家、建てます」で作ったどうでしょうハウスでの撮影となっている(コントもほぼ行わない)。
『激闘!西表島』の第5・6夜では何と『ハナタレナックス』沖縄ロケの合間に撮影されたりもした*2
近年の新作は、先行上映を行ったイベント会場で観覧に来た藩士とともに収録する例もある。

雪が積もるとソリを出して、急斜面を滑り降りる画がよく見られる。
ミスターが毎回体を張って派手に滑り降りる姿は必見。ソリに装飾を施したり変なコスチュームに身を包んだりと前枠、後枠によって様々な姿に変わる。

企画の放送のメドが立ってから前後枠を撮る為、頻繁に本編との季節のズレが見られる。
中でも顕著なのが2007年放送の「ヨーロッパ20ヵ国完全制覇」で、ロケが前年の夏だったのだがディレクターが編集をサボった為、前後枠では雪が積もっているのに本編では真夏のヨーロッパを走っていた。
また背景に散歩する犬や子供が映ることもたまにある。

完全ノープランの本編と違い、台本が用意されていて時間もしっかり計り、セリフを噛む等をすればNGになるという、どうでしょうにしてはテレビらしいことをしている。
レギュラー放送をしていた頃には、年に1度くらいにNG集を放送していた。

鈴井が解説担当の時は普通の格好で真面目そうに(大泉の扮装・寸劇をスルーしながら)内容を解説し、大泉が解説担当の時は鈴井の姿に合わせた扮装で現れ鈴井にツッコミを入れたり一緒に寸劇をしている。

なお再放送版『どうでしょうリターンズ』前半の前枠・後枠は番組販売を考慮して「DNA(どうでしょうナビゲートあんちゃん)」こと安田顕による企画解説に、
『水曜どうでしょうClassic』版での初期企画放送時は現行の番組フォーマットに沿って映像を再編集したため、再放送時点での鈴井・大泉による新作前枠に差し替えられていた。


【ダイビング女将クーデター】

前枠・後枠の歴史において重要なポイントに「絵はがきの旅・第二夜」が挙げられる

98年の前枠・後枠は王子シリーズに始まる大泉の独壇場で、鈴井は説明役に徹していた。
しかし、年末に放送された「絵はがきの旅」にてセクハラ親父役の大泉と並んでバスガイドに扮装して登場。
翌週も女将の女装で登場。妙に生き生きとしたミスターに、後枠で大泉は不穏な何かを感じた。

大「女将、あんまイタいことしないでよ」

しかし女将は突如として走り出す。そして頼まれてもいないのに見事女将は雪中ダイビングを決めたのである。


この一っ飛びで前枠・後枠の二人の立場関係が逆転。大泉がナレーションを務め、鈴井がぶっ飛んだ演技をとるのが主流となった。
なお「鈴井の女装」に関しては1998年5月放送の『桜前線捕獲大作戦』第一夜の前枠で、「大泉機長と客室乗務員鈴ぴょん」という原型があった(同企画第二夜では鈴井が説明役に戻った)。


主な作品

※()は本編の企画

■青空シンク・タンク(オーストラリア縦断)
■王子シリーズ(サイコロ4他)
■勝負師シリーズ(十勝二十番勝負)
■全日本マジック選手権(サイコロ5)
■ダイビング女将(絵はがきの旅第2夜)
■アメリカの有名人ワタシは誰でSHOW(アメリカ横断)
■プロレスシリーズ(原付東日本)
■昔話シリーズ(ヨーロッパリベンジ)
■ゲゲゲの鬼太郎(四国八十八ヶ所2)
■カブシリーズ(原付西日本)
■体操ブラザーズ(対決列島)
■バンジョー兄弟(ユーコン川下り)
■onちゃん劇場(四国八十八ヶ所3)
■腹話術シリーズ(5周年深夜バスだけの旅)
■記者会見シリーズ(ジャングルリベンジ、Classic版サイコロ1)
■トリオ・ザ・タイツ(激闘西表島)
■マグロ、ハケンの品格(ヨーロッパ20ヵ国完全制覇完結編)
■龍馬伝(原付日本列島制覇)
■ミスターの竹馬ショー(初めてのアフリカ)

……

また、大泉とミスターの手によって様々なキャラクターが生まれた

■くそ坊主(四国八十八ヶ所、前枠・後枠傑作選、絵はがきの旅2)
■たっくん(試験に出る石川県・富山県、試験に出る日本史、ジャングルリベンジ)
■ニワトリ星人(ジャングルリベンジ)
■タコ星人(釣りバカグランドチャンピオン大会、ジャングルリベンジ、ヨーロッパ20ヵ国完全制覇、水曜どうでしょう祭)
■ピロピロ星人(ジャングルリベンジ)


たまに2人以外の人間も出演したりする。

■安田顕
 プロレスシリーズ、日本昔話、トリオ・ザ・タイツの黄タイツなど
■森崎博之
 四国八十八ヶ所3、ユーコン6DAYS(『いばらのもり』のキャラ「ヌ王(ヌオウ)」としてゲスト出演)
■音尾琢真
 ユーコン6DAYS、原付ベトナム縦断1800キロ
■TEAM NACS全員
 体操ブラザーズ
■近所の子供達
 サイコロ5 十勝二十番勝負 背景(多作品)
■堂島孝平
 粗大ゴミで家を作ろう(DVD第2弾に特典映像として収録)
■猿岩石
 サイコロ2



大泉記者「次回の追記・修正は気がついた方からなさって構わない、ということで宜しいですね?」
「…はい」
大泉記者「ところで大泉さんには謝罪の言葉はあったのでしょうか?」
「………」
大泉記者「謝罪はなかった、ということで宜しいですね?」
タコ星人「……よおぉおぉおぉー」(グルグルグルグル)


大泉記者「えー、大泉洋を愛してくださっている皆様、今から10分以内にブラウザバックするように!」

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最終更新:2024年01月06日 15:07

*1 2021年にHTBから園名碑が贈呈されることになり、嬉野Dが書いた園名碑が設置された。

*2 ロケに鈴井、D陣が同行していた。