pixiv

登録日:2011/08/16(火) 11:10:20
更新日:2024/04/20 Sat 14:34:20
所要時間:約 5 分で読めます




pixiv(ピクシブ)とは、ピクシブ株式会社が運営する会員制イラスト投稿コミュニティサイトである。

概要


2007年9月10日に公開。
2014年2月には会員数1000万人を突破、2022年9月現在8400万人もの会員数を誇り、mixiと並んで日本で最大のSNSといえる。
そのため、今やpixivへの投稿数がその作品の認知度・評価の基準にもなるほどである。
現在はイラストだけでなく漫画、小説も扱っている。

イラストを通じてのコミュニケーションがテーマであるため、SNSとしての標準的な機能は実装されているが、
「mixi」とは違い、日記・足跡(閲覧履歴)・一般的なコミュニティ等の機能はない。
R-18に関しても寛容で、修正が際どいものや、グロ分野も大体は投稿できる。

登録に招待は必要なく、プレミアム会員にならなければ無料である。
ROM専、つまり絵を描くつもりがなく閲覧だけの目的でも登録は可能(7割弱はROM専とも)。ちなみに、Poser等の3DCGや小説も投稿できる。
また、携帯からも登録が出来る。スマホで登録するなら公式のアプリをダウンロードしよう。

主に投稿される絵


投稿内容は「コミック系のイラスト」が多い。
対してデッサン等リアル傾向のイラストは少ない。
当然ではあるが新規投稿は流行りものが多く、一部のコンテンツ以外は基本的にブームが過ぎると投稿数が下がる。
また、ジャンルに関わらず、基本的に絵が描けそれなりにうまくないと見向きもされない。
しかし、絵は少し下手でも、ネタに走れば結構ランキングに載ることもある。旬のネタなら尚更。

ネタイラストはもちろん、萌え・エロ・グロ、ガチイラスト等々豊富。
自作のCG動画や、水墨画という変わり種も。
ネタ絵はネット上で見たことがあるような物は、大抵ここに投稿されたもの。
エロは、みんな御用達。毎日の日課にR-18ランキングを見るのはもはやテンプレ。
しかし、腐向けも混ざってるのでノーマルな人は注意が必要。

大抵はタイトルで【腐向け】と書いていて教えてくれるが、中にはタイトルにもタグにも書いて無い場合があり、
ホイホイと見てしまうとそれまで高鳴っていた物がげんなりしてしまう。・・・新しい世界に目覚める者もいるが。

かつては腐向けの投稿の多さが問題視されていたが、最近は作品名をタグに入れずCPのみを入れる、作品名はそのままではなく腐向けもしくは
百合などを加えてそちら専用のタグを作成するといった方法で棲み分けを行う投稿が増えた為、検索しても以前と比べて出づらくなった。
しかし棲み分けがちゃんとされていない投稿やCP名とグループ名(一般向けではあるが殆どが公式ではなくファンによる物)を混合した投稿も多く、
この点の根本的な改善は難しいと言える。


ガチイラストは、もはや芸術と言えるような物が沢山ある。


会員


絵のレベルはアマチュアからプロ顔負けのものまで非常に幅広い、中には実際にプロの人も。
さらには、ここからプロになったり、仕事が舞い込んできたりする。
会員数と住みやすい環境のおかげで非常に素敵なセンス・フェチ(グロ注意)を持つ方、あるいはある方面に非常に定評のある方等がおり非常にカオス。


そんなことよりオナニーだ


二次傾倒の雰囲気、R-18(G)投稿可能、そして圧倒的会員数。
とくれば、エロ画像の投稿数の凄まじさは容易に想像できるだろう。

メジャージャンル・シチュはもとよりマニアックなものも必ずと言っていいほどある。
ピクシブで日夜股間のアンテナ頼りに至高の逸品を探し求めるのは俺だけではないだろう。

しかし、最近は「タグ付けときゃいいだろ」「サムネやタイトルでアナウンスしとけば問題ないでしょ」というゆるゆる思想から、性的要素を含む作品でも全年齢で投稿する者も少なくない。
厳しいことを言うかもしれないが、ルールとマナーが破綻したサイトに待っているのは破滅の道だ。
自分達の未来(とオカズ)のためにも、そういうユーザーを見かけたら角が立たない程度に指摘するか黙って通報(もしくはミュート)しよう。
追記者との約束だ!


主な機能


  • 評価
イラストに対しての採点。及びその累積結果。
元々は10点満点から閲覧者が選んだ点数を入力する方式だったが、17年4月10日からは点数制が廃止され、Twitterなどでみられる「いいね」の有無だけになった。
嫌がらせで1点を入れる不届き者がいたり、10点を入れようとして点数誤爆したりと色々問題が多かったためと思われる。

  • ブックマーク
気に入った絵のサムネを自分のページに貼り付けて、そこから元絵にジャンプ出来る機能。
フォロー同様、他のユーザに見せない非公開ブクマも可能なので、秘密にしておきたい性癖を隠すこともできる便利な代物。

  • キャプション
作品の説明。
わりかしまともなことが書かれる場合が多いが、たまに溢れんばかりの感情が溢れ出す。
結構な長文に対応しているので、シチュの説明やセリフを入れることでイラストの威力が二乗になることも。
「キャプション芸」で検索するとわかりやすい。

  • コメント
各作品を見たユーザーが感想などを残せる。作者本人も書き込めるので返信をそこで行う人も。
海外ユーザーが増えたこともあり、普通に文字を打つだけでなく専用のスタンプも存在する。

  • ミュート
指定したタグやユーザーの作品が表示されなくなる。
ユーザーそのものもミュートできるため、波風を立てず地雷を避けるのに役立つ。
ミュートできるタグ・ユーザーの数は通常会員はたった1だが、プレミアム会員は500に増える。

  • ランキング
ブックマークと評価を元に順位を決める。絵のうまさ≠順位、ある意味社会の縮図。
人気版権タグにはマイナス補正がかかるものもある。
ランクインすると運営が詳しく通知してくれる。

  • アンケート
作者が聞きたい事を閲覧者達に聞く事ができる。
真面目なものやネタ全開のカオスなもの等、使い方は人それぞれ。

  • ピクシブ百科事典
pixivの関連タグに関しての辞書みたいなもの。簡単にいえばサブカルチャー専門のウィキペディアみたいな感じ。(ただし内容はニコニコ大百科に近い。)基本的に何でも登録できるが、大百科がニコニココンテンツに特化してるように、pixivのコンテンツ解説が非常に豊富。

ピクシブ百科事典のリンクにあれば項目も作成可能と、手軽さはアニヲタwikiに劣らない。
が、それ故に死に体の項目や重複項目も多く、リダイレクト機能が無いため収拾も付けにくい。
間違って作成した項目名の修正や項目自体の削除等はめったに行わないため、記事の数は雪だるま式に増えていく状況にある。
基本的にイラスト投稿コミュニティサイト故か芸能人やテレビ番組系の項目は数年単位で更新されないのがほとんどである。

ただし、逝去や不祥事が発生するとここぞとばかりに更新される事もしばしばあり、中には逝去後にいきなり項目が立てられる事も珍しくない。
また、この職種の如く特定の人物に対してこれまでの行いについてやたら過剰に加筆する困った層までいる。
他にも(アニヲタWikiを含め百科事典系のwikiサイトではしばしば起こることだが)ほとんどこじつけレベルの個人考察を延々と載せたり、少数の共通項があるだけの無関係なキャラ・作品へのリンクを「関連項目」と称して多数並べたりといった行為が頻発しており、その点に関しては内外を問わず苦言を呈されがち。
中には自己作品愛が暴走してオリキャラの項目を作る年若い世代もたまーに居るが、その辺は容赦なく即殺される傾向にある。

ちなみに、このアニヲタWiki(仮)の項目も存在する。



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最終更新:2024年04月20日 14:34