トニオ・トラサルディー

登録日:2010/08/12 Thu 00:10:31
更新日:2024/04/09 Tue 10:49:11
所要時間:約 5 分で読めます




「さ、料理を続けましょうか」



名字はイタリアのファッションハウスから。
CV:松原大典(ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル) 、川島得愛(テレビアニメ版)



【概要】

杜王町の霊園近くに一風変わったイタリア料理店『トラサルディー』を構えるイタリア人で、その正体はスタンド使い。
至高の料理を求めて世界中を旅してきた料理人で、旅の途中スタンドを発現した。

故郷イタリアでは新人の自分が店を出す余地がないため、遠路遥々日本の杜王町へ新たな可能性を求めてやって来て仗助億泰と出会う。
彼の作る料理は作者の画力やグルメ漫画も裸足で逃げ出す億泰の解説も相まって実に美味しそうである。
ちなみに料理の味についてはスタンド能力とは関係なく、純粋に彼の腕前によるもの。

しかしスタンド能力の効果が発揮されると、食べた者の体に一時的に、明らかに自然現象では有り得ない異常をきたすため、
仗助は『レッド・ホット・チリ・ペッパー』の刺客の一人で、スタンド攻撃で億泰を殺そうとしていると誤解していた。

スタンドとは関係なく、客の両手を見るだけでその人の抱える肉体の不調・異常を全て見抜く特技を持っており、その情報を元に、客の身体が健康になるような料理を作る。
そのため、彼の店に献立表は無い。

「そんなもの、ウチにはないよ…」

客の好き嫌いなどは聞かずに料理を作るため、本編では辛いモノが苦手な億泰に唐辛子が入った辛めのパスタを出してしまっているが、
億泰は無理無理と言いつつもパスタに手を付け、結局は夢中になってほとんど食べているため*1、多少の好き嫌いは気にならなくなるほど彼の料理は美味しい様子。
一応「辛いのはダメ」という億泰の言を聞いて「パスタの代金はいただきません」と答えており、嫌いなものを出してしまった時にはその料理の代金は貰わないという対応をとるようだ。
また、完全に健康体の客が来店した場合は、その客のリクエスト料理や、いわゆる「本日のおすすめ料理」みたいなのを振る舞ってくれる模様。
ちなみにコースの値段は内容に関係なく一律で決まっているようであるが、仗助は彼の店で「一番高いメニュー」を食べるのが夢との事なので、代金に応じて質なり量なりを調節しているのかもしれない。

恐らく従業員を雇う余裕がまだ無いのに加えて、特殊な注文システムのせいか、トニオが一人でコックとウエイターを兼ねているため、
自身のキャパシティーを考慮してか、店は小さく、テーブルも二つしかない。
また、日本語に慣れていないのか「いらっしゃいマセ」といったように台詞の端々が片仮名になることがある。


そんなトニオだが、いつも柔和な笑顔を絶やさない穏和な人柄の持ち主で、
客に自分が作った良い料理を食べさせ、快適になって貰うことが最高の喜びで最大の幸せと語る料理人の鑑。
その一方で自分なりの料理道を究めるという意志は凄まじく固く、そこには一切の妥協が無い。
若くして世界各国を冒険して、自身の料理の「味」のみならず「健康面」も追及しており、
東洋の漢方医学やアマゾンのメディシィンマンの薬学を修めている等、美味と健康、幸福の調和を目指して日夜研鑽を重ねている。
また、「故国では自分のような若造が店を持つことは許されない(=だから若造でも店が持てる日本に来た)」
「自分は一部の気取った食通が食べるような料理は出さない」など、
言葉の端々からジョジョの登場人物の例に漏れない特有の「ロックなトゲ」を感じさせることが偶にあり、表面には決して出さないが内面には激しい闘争心を秘めているのがわかる。

スピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」では大切な人の病気を癒すために決然と違法行為に踏み切る「覚悟」も見せており、
出番こそ少ないが単に「良い人」なだけで片づけられない深みのある人物である。

己のプロフェッショナリズムの結晶としてスタンド能力が発現した第4部ならではの背景を持ったキャラクターであり、
これまで殺し合いの道具か呪いのようなネガティブな形でしか描写されなかったスタンドに「プロ根性の象徴」というポジティブな側面を持たせた草分け的な存在。
作中始まって以来の
「怪しい雰囲気ではあったが結局敵意は一切なく、むしろこちらにとって良いことづくめでしかなかった」
という形で終息する彼の登場エピソードは、シリーズを通しても個性とクオリティが両立したマスターピースとして読者から大いに評価されている。
なお、同エピソードの「料理を食べると体調が劇的に回復する」というくだりの元ネタは筒井康孝の短編小説「薬菜飯店」と言われている。

なお、当然ながら衛生には人一倍気を遣っており、仗助が手も洗わずに無断で厨房に入り込んできた時は、
彼に悪鬼の如き形相で振り返り問答無用で包丁を投げつけるという過激なリアクションを取ったことがある。
その際投げた包丁が柱に半分ほど突き刺さっていた。料理人の体力は超人的である。
しかし一方で、厨房の脇にある殺風景な小部屋(倉庫?)に自身の料理の実験台を兼ねて子犬を一匹飼っており、「厨房のすぐ隣の部屋で雑菌だらけの犬を飼うのは良いのか」という点は読者によくつっこまれる。

彼の登場エピソード『イタリア料理を食べに行こう』は4話に渡り億泰はトニオの料理を食べ続け、仗助は勝手に疑って空回りするだけでスタンドバトルは一切無い。
その上、自分も注文したモッツァレラチーズとトマトのサラダは最後まで持ってきてもらえず(カプチーノはよく見ると億泰の1品目の際に確認できる)、
挙げ句(自業自得とはいえ)台所掃除までさせられるというなんとも仗助トホホな展開である。
実にジョジョらしい奇妙なエピソードだと言える。

なお、仗助の方を擁護しておくと、この時の仗助は、敵スタンド使いとの戦いの連続で「自分達以外のスタンド使いはみんな敵」とかつての『ジョースター・エジプトツアー御一行様』の時の承太郎みたいに疑心暗鬼に陥っていた。一歩間違ったら石鹸に気づく前にトニオさんを半殺しにしてた可能性も…
トニオさんとの出会いは、その誤解を解く上でも重要なエピソードであると言えるだろう。
なお、アニメに於いては仗助の注文した分と思われる「モッツァレラチーズとトマトのサラダ」を作っている場面がちゃんと写っており、仗助は掃除後、バイト代代わりに夕食をごちそうしてもらったようである。
それからは仗助もトニオさんの料理にハマったようで、いつか彼の店で一番高い料理を食べるのが夢な様子。

その後もちょい役で何度か登場しており、仗助たちも彼の店の常連になっているようだ。
更にアニメ版での最終回では、億泰が父親(と猫草)と一緒に食べに来たり、噴上裕也も取り巻きの3人娘と一緒に来るようになったりとお店は以前にも増して賑やかになったようだ。

ちなみにとある二次創作ゲームでの役回りからファンからは『恐怖の店長』の通り名で知られている。
本wikiでは語れないので詳しくは他サイトで。


◆とある日のメニュー

客は億泰。
仗助はその時まだお腹が空いてなかったので注文せず。
同じ水を飲んでも規則正しく生活していて健康体だったので効果は無かった。
億泰は親父があの状態なのでやっぱり世話とかで苦労しているのだろうか、睡眠不足・肩こり・虫歯・下痢・水虫と、全身あちこちに体調不良を来していた。


  • ミネラルウォーター



なんつーか 気品に満ちた水っつーか
たとえるとアルプスのハープを弾くお姫様が飲むような味っつーか
スゲーさわやかなんだよ…
3日間砂漠をうろついて、初めて飲む水っつーかよぉーっ

〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜

プハァ-ッ ン ま あ ~ ~ ~ い ! !

アフリカ・キリマンジャロの5万年前の雪どけ水。
とても美味しいらしく、仗助も億泰ほど大袈裟ではないが「こりゃ確かにウマいぜ」と感心していた。
飲むと感動のあまり眼球が萎むほどの涙が出る
効能:睡眠不足の解消

  • 前菜『モッツァレッラチーズとトマトのサラダ』


ゥ ン ま あ あ あ ~ ~ ~ い ! !

こっこれはああ~っこの味わあぁ~っ

サッパリとしたチーズにトマトのジューシー部分がからみつくうまさだ!!
チーズがトマトを!トマトがチーズをひき立てるッ!

「ハーモニー」っつーんですかあ~「味の調和」っつーんですかあ~っ
たとえるならサイモンとガーファンクルのデュエット!
ウッチャンに対するナンチャン!
高森朝雄の原作に対するちばてつやの「あしたのジョー」
……つうーっ感じっスよお~っ

イタリアで最も代表的な前菜の一つ。「カプレーゼ」という名前でも知られる。
単体ではごく普通の味わいのチーズとトマトを一緒に食べることで素晴らしいハーモニーが生まれる。
食べるとチーズのカルシウムとトマトのビタミンの効果で喉にある甲状腺が活発化、新陳代謝がよくなり、ソフトボール大の垢が出る
ファミリーレストラン「サイゼリヤ」では、「モッツァレラトマト」という名前で供されており、気軽に食べることができる。
このエピソードのおかげで、同メニューが人気メニューになってるとかいないとか…
2019年に同メニューのトマトが刻まれたものになった際には、多数のジョジョファンが悲しみの声を上げた。
効能:肩凝りの解消

  • 第一の皿『娼婦風スパゲティー』

そ…そうなんだよな… 食えるはずがねえーんだよなこんなカライの! でも思わず食っちまった…
クセになるっつーかいったん味わうとひきずり込まれるカラさっつーか…
たとえると『豆まきの節分』の時に年齢の数だけ豆を食おうとして大して好きでもねぇ豆をフト気づいてみたら一袋食ってたっつーカンジかよぉ~っ!
うわああああはっ腹が空いていくよお~っ!食えば食うほどもっと食いたくなるぞッ!
こりゃあよおーッ!!!

ン ま あ ~ ~ ~ い ! !

味に目覚めたァーッ

イタリア料理史上最も古くからあるパスタの一つ。「プッタネスカ」とも。
「娼婦風」の由来については劇中で紹介された「食事もロクにできない程の忙しい娼婦が在り合わせの食材で作った」の他にも、
「娼婦が客に振舞ったもの」「娼婦の様に刺激的な味わい」「娼婦と同じでたまになら美味しく頂けるが毎日だと飽きる」など諸説ある。
唐辛子が入っているが、辛いものが駄目な人でも大丈夫。にんにくを使ったパスタには通常チーズをかけないが、これは例外でかけて食べる。
食べている途中で『クレイジー・ダイヤモンド』により調理前に巻き戻されたため完食できず。
食べると虫歯が勢いよく抜け飛び、その跡に正常な歯が新たに猛スピードで生えてくる。
効能:虫歯の治療

  • メインディッシュ『子羊背肉のリンゴソースかけ』

ガマンできねぇッ ハラがイテーけど食わずにはいられねーっ
リンゴソースの甘ズッパさと子羊の肉汁がのどを通るタビに幸せを感じるッ!
こんな味がこの世にあったとはァーーーッ 幸せだァーーーッ
幸せの繰り返しだよぉぉぉーーー!

ン ま あ ~ ~ ~ い ! !

トニオ秘密の味つけが際立つ一品。
果実をソースにするという技法はイタリアンではなくフレンチのものであり、彼の国境を問わない料理修行や研究の成果を感じられる逸品。
付け合せにはアスパラガス。
食べると腹が裂けてハラワタをぶちまけた後、噴水の如く血ヘドを噴き上げて下痢気味の腹が治る。
試食として同じくお腹の調子が優れなかったペットの子犬に食べさせていたがこちらも問題なく、内臓が飛び出し吐血した後に元気いっぱいに回復していた。かわいい。

効能:胃腸の調子を調える

  • デザート『プリン』

デザートはプリン~?
ケッ! オレは不良だよ…!
『プリン』なんて女子供の食うものなんてチャンチャラおかしくて…

ン ま あ ~ ~ ~ い ! !

また来るよ!何回でも通うもんねー

正式名称はイタリアンプリン。
女子供の食う物だと笑うなかれ。トニオさんこだわりの厳選素材の逸品。
ちなみにここでは喰わず嫌いしていた(もしくはヤンキーっぽくカッコつけてただけか?)が、元来億泰は甘党で乳製品やアイスクリームが好き。
食べた瞬間即落ち2コマの如く熱烈な掌返ししていた。
そして常連客宣言してのけた

効能:水虫が治る


チックショー 億泰のヤツゥ…
アイツ結局いい目にしか遭わなかったのかぁ…
料理食った訳でもねーのに付き合わされてこんな事(掃除)してるオレの立場は?
ん? あなた、手が止まってマスよ?
クッ、クゥ〜… 情けねぇ…


【スタンド】

スタンド名:『パール・ジャム』
破壊力-E
スピード-C
射程距離-B
持続力-A
精密動作性-E
成長性-C

体長数ミリ〜1cm程の、顔のついた果実のような本体から腕が生えたデザインの群体型スタンド。
一応自我があるようで、「メッシャァーッ!」と鳴く。
数は無数にあり、空中に浮かんで移動するほか、トニオの作った料理の中にもこっそり紛れ込んでいる。*2
スタンドなので一般人には見えないし、食材ごと食べられても特にダメージや本体へのフィードバックは存在しない。
スタンド名はアメリカの同名バンドから。名前は単行本で明かされた。


◆能力

「医食同源」という言葉の通り、料理に混入して食べた生物を健康にするという仗助の『クレイジー・ダイヤモンド』とは異なるベクトルで『なおす』スタンド。
健康な人には同じ料理を食べても治癒効果は現れない。*3


ちなみに、食べて少しすれば体調が劇的に改善されるとはいえ、食べた直後は味に感動する当人同様、治癒する部位も凄まじいオーバーリアクションを取るのだが、
  • 肩からソフトボール大の垢が出る
  • 凄まじい勢いで歯が生え変わる
  • 胃腸が腹を突き破って飛び出る
等の死んでもおかしくない反応をしながらも、
億泰は全く疑問に思っていなかった(最後に関しては流石に気絶していたが)辺り、スタンドが対象に痛みを含む一時的な異常を気にさせない能力を持っているのかもしれない。
料理の美味しさに感激しすぎて気にならなかった可能性もあるが、垢については家族旅行で行った温泉で同じような経験があったらしいので、
能力を抜きにしても億泰は素で気にしていなかっただろう。その温泉の垢すりの人、まさかスタンド使いだったんじゃ…

難点はあくまで治癒できる症状は食材の本来持つ薬効が大きく左右される事
『パール・ジャム』をただ適当に料理の中に入れてればいい訳ではなく、本体の薬膳の知識・腕前はもちろん、
客の症状毎にその人物に合った料理を作る必要がある。


余談だが、「料理を食べた生物を健康にする」という能力から、虹村父を人間に戻せそうなスタンド候補としてファンの話題に時折上っており、
それを受けてか、第4部アニメの最終話ではトニオの店に億泰が父を連れて来店し、料理を食べさせるシーンがあったのだが、
食後に虹村父は猛烈な痒さに襲われて身体を掻き毟り始め、億泰が期待の目で見つめる中、化け物の姿のまま肌ツヤが良くなるという結果に終わった。
『パール・ジャム』はあくまでも対象を健康にする能力なので、「健康な化け物にする」効果しかなかったと思われる。
そんなこんなで当初の目論見は外れたものの、健康になって嬉しそうな父の様子に「まあいっか」とこぼす億泰の姿はなんとも微笑ましい。

なお、作中での彼の発言から4部の中では数少ない、スタンドが発現した理由がで射られたことではないスタンド使いであることが分かっている。

仗助に治せない対象・状態があるように、トニオの料理にも健康にさせられない症状があるのかについては作中では語られていないが、
「岸辺露伴は動かない」にて、大病を患っているトニオの彼女は、症状が重篤過ぎてトニオのスタンド能力だけでは治せず、
「通常では手に入らない最高級の食材を用いれば治せるのではないか」と考え、藁にも縋る思いでその食材がある杜王町を訪れたと語られており、
スタンド能力だけで治せる症状には限界があるが、料理の食材如何では通常治せない症状も治せる可能性があると思われる。


【本編以外での活躍】

蓮見琢馬と双葉千帆が来訪。
サラダを食べると、大量の鼻水が出て鼻づまりがスッキリし、
パスタを食べると、咳き込んだ末に肩こりが治るという、本編に比べると幾分マイルドなリアクションだった。
恐らく文章だけの小説では本編のようなリアクションを表現するのが難しかったのだろう。
また、琢馬が耳にした噂話では、治る見込みのなかったガン患者がここの料理を食べたことで快癒したという。


本人の登場はないが、元貴族出身という事実が判明。
本名は「アントニーオ・ヴォルペ」で、トニオという名前は愛称(トニーとかアントンとかそんな感じ)。
ヴォルペ家の跡継ぎだったが、元々ヴォルペ家は破産寸前で父親の性格も最悪だった為、家に愛想を尽かし料理人になることを決意。
父にその意思を理解されず勘当され、母方のトラサルディー姓を名乗っている。

世界中を旅してるときに『パール・ジャム』を何時の間にか身に付けたとは本人の弁だが、
実際は弟マッシモ・ヴォルペがスタンド『マニック・デプレッション』を発現した際に、兄弟故か発現した能力。
ただしトニオさん本人がこの事実に気付いてるかは不明(マッシモは兄がスタンド使いになったことを確信している)。

ちなみにマッシモの『マニック・デプレッション』は『パール・ジャム』と同質にして対極のスタンドで、過剰に使えば対象が死ぬ。
あちらは「物質を麻薬に変える」スタンドであり、「主に食材(あちらは塩)に対して使用することで」「摂取した者の身体能力を活性化させる」点が共通。
マッシモは「(同じ身体能力の活性化でも)あの兄のことだから、"健康的な料理を作る"といった、夢のある能力になったんだろう」と、別れてから一度も再会していないにもかかわらず的確に推測していた。
トニオさんも別れ際にマッシモに対して忠告をしていることも含め、兄弟仲は良かった模様。


露伴も常連である事が判明。料理に感動しておきながら、杜王町で店を開いている事だけが不満とか失礼なことを言い放っていたが
『パール・ジャム』でも治せないほど重い脳腫瘍を患っていて、車椅子から立つこともできない恋人ヴェルジーナのために、
文献を調べて探し当てた杜王町のヒョウガラ列岩で取れる極秘の最高級クロアワビを密漁するために露伴に手伝いを頼んだ。
その後、なんとか手に入れたアワビで作った料理で(ちなみにトニオさんはほとんどの間、昏睡してたのは内緒)ヴェルジーナは立って歩けるほどに回復した模様。
(恐らく完治したか、医療で解決できるレベルに病状が良くなったと考えられる)
なお、協力した露伴はそのアワビで作った料理を自分も食べる事ができると期待していたようだが、
出てきたのは後述のタコ料理だったため文句を言おうとしたが、回復したヴェルジーナと共にいるトニオの姿に追及をやめてタコ料理に舌鼓を打つのであった。


◆登場したメニュー


  • 『鮑のリゾット』
薄く切られた半生のアワビと細かく刻まれた冬瓜と摩り下ろしたとろろいもが具材のリゾット。和の食材を伊の調理技術で作った二文化の調和が光る逸品。
前述のミネラルウォーターと同じく、目が溶けるほどの涙を流す。
クールな露伴がキャラを忘れて派手にリアクションを取るほどにおいしい。
効能:疲れ目がスッキリする

  • 『タコのトマトソース煮』
実は殺人生物だったクロアワビを撃退するために利用したタコ君の成れの果て。命の恩人でも食材は食材
露伴や仗助、億泰、康一に振舞われた。
効能:食べたところで漫画が終わったため不明。

◆余談


東京・府中に居を構える、その名も「イタリア料理を食べに行こう」というレストランがある。
言わずもがな店主は本作の大ファンであり、億泰が食べていた「あのコース」を再現したメニューも取り扱っている。


「さっ! 編集を続けましょうか………」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ジョジョ
  • ジョジョの奇妙な冒険
  • 4部
  • 杜王町
  • イタリア
  • スタンド使い
  • パール・ジャム
  • 料理人
  • トニオさん
  • お客様満足度No.1
  • ちょっと怖いけどいい人
  • 某味っ子もびっくり
  • 実際にあったら食べてみたいマンガの料理アンケート1位
  • 貴族
  • マッシモ・ヴォルペ
  • トニオ
  • 松原大典
  • 川島得愛
  • シェフ
  • ウェイター
  • トニオ・トラサルディー
  • 群体型スタンド
  • 筒井康隆
  • 薬菜飯店
  • イタリア料理
  • トマト
  • 飯テロ
  • 恥知らずのパープルヘイズ
  • サイゼリヤ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月09日 10:49

*1 後述のとおり、仗助のクレイジー・ダイヤモンドで残りを調理前に戻されてしまったため、完食できなかった。

*2 作中登場したメニューの原材料にはすべて「その他」という表記があり、スタンドが入っているという伏線になっていた。

*3 なお、劇中で億泰と同じくお腹の調子が悪かったペットの犬に料理を食べさせて元気にしているので、症状やその生物の体質にあった食材・調理法を知っているのならば、人間同様に料理を食べさせることで治癒できると思われる。