ヴァニラ・アイス(ジョジョの奇妙な冒険)

登録日 :2012/01/25(水) 19:24:38
更新日 : 2017/09/26 Tue 02:11:07
所要時間 :約 7 分で読めます




こ の ド 畜 生 が ァ ーー ッ !




ヴァニラ・アイスとは、ジョジョの奇妙な冒険 第3部『スターダストクルセイダース』に登場する敵スタンド使いである。

ケニーGを倒し、ティナー・サックスの迷宮の幻影が晴れた直後、アヴドゥルは壁につけた自分の手の平付近にある落書きに気付く。










このラクガキを 見て うしろをふり向いた時









おまえらは




















死ぬ









足元のイギーの様子を伺い、敵の気配が匂っていないのを確認し振り返った時、
そこには何もない空間から現れていたスタンドの姿が……。
咄嗟にポルナレフを庇い突き飛ばすも、アブドゥルはその突き出した両腕だけを残し ガオン! (※)されてしまった。

※彼のスタンドの攻撃により亜空間にぶちこまれる際の効果音。以降ザ・ハンドなど亜空間系の攻撃の効果音として定着した。




ヴァニラ・アイス


DIOの館の住人の一人でDIOに忠誠を誓った男だが、その 誓いぶりがヤバい。


DIO「血が欲しい」

壺を抱えて喜んで自分の首をハネる

DIOは彼の忠誠心の高さを見て死ぬのを惜しみ、血を分け与えることにより吸血鬼(※)として蘇生させた。

※蘇った方法を見てもらえばわかると思うが吸血鬼の血を与えられて蘇った存在であり、
石仮面は関わって無いので吸血鬼では無く、正しくは屍生人(原作では一貫して吸血鬼表記のため、ここでも準拠させて頂く)。


……もっと他のやり方はなかったのだろうか。ある意味これが遠因でやられてしまったし。
尤も吸血鬼化していなければ脳幹を貫かれた辺りで死んでいたかもしれないが…
(ちなみにこのやり取りは格ゲーの未来への遺産でヴァニラ・アイス登場時に再現される)。

そして彼の冒頭以外での一番ヤバいシーンが、クリームを出し抜くべくイギーが砂で作り出した偽
DIOの攻撃に対しての反応で破壊『してしまった』時だろう。

ヴァニラ「よりにもよってこの私にDIO様の姿を破壊させたな~~~ッ」

今までの冷徹冷静な態度が一変、 物凄い勢い で激怒。


どれくらい物凄いかというと顔中に血管が浮き上がり、激しく顔面が崩壊して、
イギーの骨が砕け内臓等に突き刺さるほど、苛烈に凄まじい蹴りの連打を食らわした。
……ぶっちゃけ病気である。
彼の登場まで、負傷や瀕死等という幾多のピンチにおいてもジョースター一行に死者は無かった。

しかし、彼はたった一人で不意打ちとは言え一瞬の内にアブドゥルを葬り、
そしてイギーの命まで奪い去るというその異常な忠誠心、故の圧倒的な強さを見せつけた。
(イギーに関しては厳密には瀕死の状態でポルナレフのサポートをしたための戦死であるが)

そんな彼だったが、終始ポルナレフを圧倒し絶望さえさせたが 自分が吸血鬼化していた事に気付かず




ヴァニラ「キサマなああんぞにィィィィィィーッ…」

ポルナレフ「地獄でやってろ」




最期は窓からの日光に入ったポルナレフに手が出せず、
シルバーチャリオッツに突き飛ばされた事により浄化され、死亡した。




【スタンド『クリーム』】
破壊力………… B
スピード……… B
射程距離……… D
持続力………… C
精密動作性…… C
成長性………… D


大きな口に入ったものを亜空間に消し去るスタンドである。
そして本体のヴァニラは大丈夫なので、口の中に隠れたり、スーツの様に着ることも出来る。ってかその使い方がメインである。
また、クリームが自らの足から体を全て口の中に入れることで、完全に姿を消して攻撃を仕掛けることができる。

そうして自分自身が亜空間に隠れているときはその場所が透明な亜空間の球になっており、それに触れたものもガオン!である。

その状態では見えない上に攻撃が一切効かない、ほぼ無敵の状態で、
実際に砂を巻き上げその砂がガオン!されていくために位置を把握出来たポルナレフが、
チャリオッツの剣を繰り出すも剣までもガオン!されてしまった。
しかし、自分も周りが見えなくなる欠点もあり、作中では外の様子を覗いた隙に攻撃された。
逆を言えば、周りを気にしないで闇雲に攻撃すれば完全に無敵と化す。

ぶっちぎりのチートスタンドで、下手すりゃDIO様よりも、否、カーズ様にも勝てるかもしれない能力であり、
尚且つハンサム顔変態と違い、本体も吸血鬼というチートスペックなので、日光や波紋以外は本当に向かうところ敵なしである。
よくポルナレフ勝てたよな……

とはいえ万能というほどではなく、逃げまわる敵を追いかけて倒すのが苦手。
攻撃中視界が無くなる上に速度もそんなに速くはないので、察知されて完全に逃げに回られると打てる手段が少ない。
吸血鬼状態になってからは陽光の下に出られなくなっているのも痛手で、広い空間で相手とやりあうには向かないスタンド。

ただし全く動かない相手を破壊するとか、本編のように向こうから近づいてくる・逃げられない相手に不意打ちする、
どうしても先に進まなくてはいけない相手を狭い空間で待ち伏せするような状況ではスタンドの破壊力と防御力・本体の耐久力で無類の強さを発揮する。

そんな彼の強みがいかんなく発揮されたポルナレフとの戦いは、アブドゥルへの弔い戦として、またイギーの命懸けの援護もあり、作中でもかなりの熱さを誇る。

+余談
なお、砂粒から石壁までなんでも削り取りこなみじんにするクリームだが、空気を飲みこんでいる描写はない。
空気を飲みこんでいるなら、クリームを中心に気流の流れが発生するはずである。
また透明化しているので「光」を飲みこむこともできない様子。出来ていればブラックホールのように真っ黒になっているだろう。
「飲みこむものをある程度選択できる」のか、「一定の密度・質量を持たないものは飲みこめない」のだろうか?
いずれにせよ、破壊力と隠密性を両立させた厄介な特性であることには違いない。

【メディアミックス】
AC用格ゲー『ジョジョの奇妙な冒険』ではCPU専用キャラクターとして登場するが、その「ガオン」効果は健在。
距離が空いていると、「クリーム」でガード不能の攻撃を繰り出してくるが、近距離だと何故か普通の攻撃をしてくる。
バージョンアップ作品『ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産』およびPS版初代では、プレイヤーも使用が可能となった。
CVは岸祐二、未来への遺産・PS版では速水奨が担当した(ただし一部の技は岸の声を流用している)。
因みに速水氏は三部TVアニメでもヴァニラを演じている。


OVA版でもDIOの腹心として登場し、ヌケサクの代役となったアヴドゥルを「ガオン」した後、DIOにより処刑→復活する。
階下へ逃げ込んだポルナレフを追跡し、重傷を負わせることに成功するが、イギーの「ザ・フール」による大量の砂攻撃で吹き飛ばされる。
倒されたかと思われたが致命傷にはならず、油断したイギーの下半身を飲み込み(このシーンがかなりエグい)蹴り飛ばすが、
その光景を見て激昂したポルナレフの猛攻を受け、頭部を真っ二つにされて死亡した。
CVは青野武。


PS3用格ゲー「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」にも追加キャラクターとして出演。
スタンドON時の攻撃手段が一つしかなく、専用のスタンドゲージの消費と行動後の隙を引き換えに凄まじい瞬間火力(ガード不能)を叩き出すキャラとして調整された。けけけけりをつけてやる!
CVは吉野裕行。





【名言】
  • ひとりひとり 順番に順番に このヴァニラ・アイスの暗黒空間にバラまいてやる
  • 確実に追いつめて倒す・・・確実に・・・わたしのスタンドは圧倒的にやつより勝っているのだ・・・
  • 本物のDIO様はこのわたしを信頼されて「まかせる」とおっしゃったのだ!!だから!なにがあろうとこの2階へ降りてこられるはずがないッ!
    よくも!このクソ犬がッ!わたしにDIO様の「姿」を破壊させたなァああっーッ!
  • 蹴り殺してやるッ!このド畜生がァーッ
  • ハァァァーッけりをつけてやる!ポルナレフ!
  • おれは死なん・・・苦痛を意に介しているヒマもない・・・
    必ずきさまを仕留めるッ!必ずイギーを飲み込みジョースターどもを殺すッ!わたしが死ぬのはその後でいいッ!

【余談】
元ネタの方は現地時間で2015年02月18日窃盗の容疑で逮捕された
事件が起きたのはフロリダ州ランタナで、時期は2014年12月から2月にかけての期間とのこと。
警察によると、ヴァニラ・アイスが改装していた家の付近には差し押さえになった家が1軒あり、
そこから家具、複数台の自転車、などを含む物品が盗まれ、これにヴァニラ・アイスが関与した疑いがあるそうだ。
ヴァニラ・アイス逮捕の字面で反応したジョジョファンも多くいたとか



「冥殿……様 あなたの期待は満たされるでしょう………」


「必ずや追記修正して…………ごらんに…………いれます」

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