各回の小説大賞受賞作品を決める重要な要素。第二回から採用された。
ここでは大賞の投票ポイントについて記す。
投票権を持つ参加者（参加表明したが一身上の都合等で投稿を辞退した参加者も対象となる）に
各5ポイントが持ち点として与えられ、
「作品AとBに2点ずつ、Dに1点」または「作品Cに5点」あるいは「A～Eに一点ずつ」など、
投稿された各作品に任意で割り振って投票する（持ち点は全て使い切る必要がある）。
なお、自身の作品への投票は無効となる。
投票の傾向としては「2-2-1」「2-1-1-1」型が最も多く、第三回小説大賞終了時点では個人から4点以上を
獲得した作品は皆無。
現時点で個人からの最高得点は3点であり、過去にカラッカラ、真生みゅう、村崎のヴ（50音順）の三名が獲得している。
ちなみに、総合獲得点数の最高は第二回の大賞受賞作品「東風吹かば（投稿者：カラッカラ）」の13点。
参加者数による総投票点数の変動はあるものの、総合獲得点数が二桁に達したのは現時点で同作のみである。
関連項目：『ねこると小説大賞』 『特別賞』
小説大賞開催時に、大賞・銀賞とは別に設定される表彰対象。
「作中に出てきた最も美味しそうな料理」「作中の人物が発した最もクサい台詞」など、
作中において特別賞の要件を満たした投稿作品の中から投票者の推薦によって選定される。
特別賞の要件を投稿作品から見つけ出すことは、結果的に他者の作品をよく読むことになるとの考えから、
実は小説大賞の各賞の中でも管理人が最も重視している項目。
選定は投票者一人につき一票であるため、必然的に「誰が、何で、どれだけ他者にインパクトを与えたか」がわかる仕組みになっている。参加者の中には、この特別賞を受賞することを最大の喜びとしている人も居るほどであり、金賞・銀賞と並ぶ名誉の一つである。
なお、この特別賞はお題とは違うため、必ずしも作中に挿入しなければならない訳ではない。そのため、狙いすぎると、話の本筋の方との整合性が取れなくなりかねないという面もある。だからこその特別賞とも言えるが。
関連項目：『ねこると小説大賞』
